剱岳 立山 テント泊
- GPS
- 15:22
- 距離
- 18.9km
- 登り
- 2,102m
- 下り
- 2,100m
コースタイム
- 山行
- 7:30
- 休憩
- 2:49
- 合計
- 10:19
天候 | 1日目 : 晴れ、風は穏やか 2日目 : 晴れのち曇り、時々霧・雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
扇沢駅から電気バス・ケーブルカー・ロープウェイ・トロリーバスを乗り継ぎ室堂へ。往復9470円。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
概ね良好。 剱岳は足場が狭い箇所の滑落に注意が必要。 |
その他周辺情報 | 各山小屋営業中。 大汝休憩所は昼食提供あり。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
剱岳と立山に行きました🙂
台風が列島に迫る中、北アルプスに守られた立山は影響無いと判り予定通り剱岳へ。朝5時過ぎの扇沢は沢山の登山者で溢れていた。扇沢駅前の有料駐車場と市営第一駐車場は満車状態。5時30分にチケットを発券して電気バス乗車口で待機。6時20分改札。バスに乗り込み立山黒部アルペンルートに入る。ケーブルカー・ロープウェイ・トロリーバスを乗り継ぎ、室堂に到着。快晴の中、大迫力の立山連峰がお出迎え。
雷鳥沢キャンプ場で立山を眺めながら朝食を取る。剱御前小舎へ登りコーラをガブ飲み。剣山荘との分岐は剣沢方面へ下る。剣沢キャンプ場で受付を済ませてテントを設営。2日目の午後から天気が崩れ始める予報だったので、時間はタイトだがこのまま剱岳へ登る事に決定。余計な荷物をテントに突っ込み準備を整えて出発。まずは剣山荘へ向かう。
剣山荘でヘルメットを被り、剱岳の登山道に入る。緩やかな坂を進むと1つ目の鎖場。ここで手袋を着ける。一服剱で一服した後は前剱に向けて一旦下り。その後は岩場の急登が続く。前剱をトラバースすると一本橋。渡った先には断崖絶壁の鎖トラバース。その後も平蔵の頭・平蔵のコルと気の抜けない鎖場が続く。体に余計な力が入っているせいか、いつもの登山より疲労感を感じた。カニのたてばいは見上げるほど高かった。脇に廻って杭に足を掛け登り始める。岩壁から体が離れないように慎重に進んだ。最後は垂直に近い岩壁を全身使って登った。終わった時の安堵感はとても心地良いものだった。カニのハサミを過ぎた後は緩めの岩場を進んで山頂に到着。看板持って記念撮影。あまり長居は出来ないので一服して下山を開始。
カニのよこばいは足元が見難かった。その名の通り、摺り足で横移動。よくもまぁそんな所に道を作ったもんだと感心した。その後は長い鎖の下りと梯子が続いた。平蔵のコルを下ってトラバースすると、登りと下りの鎖場欲張りセット前剱の門。前後に登山者も居なかったのでゆっくりと通過した。前剱から一服剱の下りは、一番滑落が多いポイントとの情報。確かに、ここまでの道のりで疲れていることと、難所を過ぎた気の緩みで事故が起きてしまうというのも解る気がした。一旦気合を入れ直し、集中しながら急坂を下った。一服剱で小休止してから剣山荘まで戻った。調子に乗ってアクエリアスをガブ飲みしたら体が冷えてしまった。剣沢キャンプ場まで戻ってテントにイン。良く考えれば朝食しか食べていなかったのでお腹がスカスカ。スグに夕食の準備。温かい夕飯を食べてホッとした。夜は思いの外冷え込まず、シュラフでぬくぬく寝ることが出来た。
翌朝はゆっくりと朝食を取ってテント撤収。6時半にテント場を出発。今日は立山に向かう。別山尾根に出ると強風。シェルを羽織って真砂岳へ。ガスに包まれると突然の冷たい雨。昨年も同じ時期に真砂岳周辺で寒い思いをした。地形的に風が強い場所なのだろう。富士ノ折立に取り付くとガスが抜けて晴れ間が出始める。大汝休憩所でぜんざいとカレーを頂いた。アマゾンプライムで映画を見た後だったので、同じ空間に居ることが不思議な感覚だった。同行者は雄山で御朱印を書いて貰った。雲は多かったが、今年も立山からの風景を堪能できた。
雄山から一ノ越山荘までの道は登りの登山者で溢れかえっていた。登りと下りで別ルートなのがありがたい。
一ノ越山荘を通過して、室堂へ続く石畳を下る。整備されてはいるものの、ここまで来た疲れのせいか足に効く道だった。無事室堂に到着し、今回の山行を終えた。
台風14号が迫る中で天候に不安がありましたが、二日間とも穏やかな天気に恵まれ、気持ちよく登山ができました。何よりケガ1つ無く帰れた事に感謝です🙂
昨年に引き続き、今年も立山へ😊
去年は立山を周回したけど、今年のメインは剱岳!と、雄山詣⛩です。
いやー…
すごかった。めっちゃアップダウン多くて、とにかく疲れたー💦
当初は2日目に剱岳アタックの予定だったけど、台風の影響で翌日風が強くなることがわかっていたので、1日目にアタックすることに。
1週間の疲れを担いだまま、扇沢から室堂まで乗り物乗り継ぎ、室堂から重いザックを担いで剣沢キャンプ場についた時にすでにだいぶ疲れていたから、こからCT7時間の剱岳を10時過ぎてるのに大丈夫か!?と不安がなかったら嘘になる。
けど天候は最高のコンディションだったし、もし難しいと判断したらきちんと撤退しよう。と心に秘めながら出発。
その後一服剱のあたりで頭痛を引き起こしてしまい、無事登頂、下山できるのか葛藤しながら足を進めました。
前剱を過ぎて、道が険しくなるにつれて緊張感が高まっているから?か、頭痛が引っ込んだ。笑
ので剱岳目指します。
これでもかというくらい慎重に、気を引き締めながら一歩一歩進みました。
カニのたてばいはやっぱり緊張したー💦
でも、恐怖心に捉われたら足がすくんで動けなくなりそうで、ほんとに、一歩を確実に進めることだけ考えました。
クリアできたときの安堵感といったら!
無事に登頂できた後も、下りがまー急登だし、
しかもピーク2つも登って降りるだし、
気が抜けない。
疲労も溜まりに溜まって、足を前に出すことすら困難になってしまいました。
それでも気力を振り絞って無事下山。
こんなに下山時に嬉しかった登山はないかもしれないってくらい、安堵感と達成感に包まれました。
翌日はもう一つの目的の雄山に向かい、御朱印をいただきました🙏
三大霊峰あとひとつ!待っててね、白山!!
紅葉ピークはあと1.2週間後くらいかしら?所々色づいて秋の雰囲気はあるものの、まだ始まったばかり。
来年もまたこの時期にきたいな😊
備忘録としてメモ📝
・微風なこともあり比較的暖かい。長袖で汗ばむくらい。
・天気よくて微風のため水の消費量が多い。ザックに1〜1.5は必要。
・シュラフ ミニマリズム、インナーシュラフなし、パフとダウンパンツ・ダウンシューズで快適に暖かく眠れた。
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