馬場島から真砂沢ロッジ・池の平小屋（北方稜線）

2022年09月18日(日) [日帰り]

• GPS: 24:40
• 距離: 28.6km
• 登り: 4,336m
• 下り: 4,315m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:03
• 休憩: 1:22
• 合計: 7:25

距離 8.5km 登り 2,328m 下り 316m

16:34 馬場島荘
17:08 17:09 松尾平
18:05 早月尾根標高1600m標識
18:50 1920.9m三角点
19:33 19:46 早月小屋
20:46 標高2600m標識
21:33 21:45 標高2800m標識
22:09 22:16 カニのハサミ
22:22 22:43 剱岳
22:45 22:47 カニのハサミ
22:59 23:08 カニのヨコバイ
23:10 23:11 カニの縦バイ
23:15 23:23 平蔵の頭
23:39 23:40 前劔の門
23:50 23:57 前剱
23:59 宿泊地

日帰り

• 山行: 13:39
• 休憩: 3:01
• 合計: 16:40

距離 20.1km 登り 2,008m 下り 3,985m

0:33 0:37 一服剱
1:08 1:27 剣山荘
2:26 平蔵谷出合
2:54 長次郎谷出合
3:32 3:35 真砂沢ロッジ
3:44 3:45 三ノ沢
4:37 二股
5:13 5:14 仙人新道ベンチ
5:56 5:58 仙人峠
6:21 6:43 池の平小屋
7:08 7:15 剱岳展望台
7:30 7:36 旧鉱山道取付き
7:46 小窓氷河
8:11 8:16 小窓（乗越）
9:31 9:32 小窓ノ王
9:41 9:55 三ノ窓
10:00 10:06 池ノ谷ガリー
10:17 10:18 チンネ
10:27 10:39 池ノ谷乗越
10:58 長次郎ノ頭
11:03 11:10 長次郎のコル
11:11 11:18 劔岳
11:28 12:02 剱岳
12:09 12:12 カニのハサミ
12:34 標高2800m標識
13:12 13:13 標高2600m標識
14:06 14:20 早月小屋
15:01 15:02 1920.9m三角点
15:43 15:53 早月尾根標高1600m標識
16:40 松尾平
17:13 ゴール地点

天候

晴れ、18日は時々曇り朝のうち小雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

馬場島荘無料駐車場

17日10時過ぎ到着時には一番下の橋渡ってすぐの駐車場でも8割は埋まるほど。
仮眠後、15時頃に移動してみると馬場島荘前も3〜4割は空き。

コース状況／危険箇所等

北方稜線は池の平小屋の動画でしっかり予習！
あの動画が無ければ北方稜線に来ようとは思いませんでした。

小窓雪渓後の小窓妃跡とピッケル要る雪渓(今は無し)から発射台までの岩場は少し分かりにくかった。
後は長次郎のコルに出るところをミスってかなり怖い思いをした。

その他周辺情報

アルプスの湯大人610円
たぶん20時最終受付

写真

土曜10:50 一番下の駐車場から。台風前の快晴、今日は最高の登山日和だっただろうなー。暑すぎたかな？

16:35 18時まで寝て19時出発予定だったけど、眠れず。。予定より2時間半早いけど出発。どうせヨコバイは真っ暗な時間なんだし。初めて通る剣沢雪渓も暗い時間になるのは不安…

19:35 早月小屋、晴れてるので外で談話してる方々の邪魔にならないように休憩。ここに来るまでに20人以上は下山者がいたかな…

夕食、蒸しさつまいもと蒸しカボチャ

22:20 山頂。1週間前は赤石岳で中秋の名月を見ましたが、今日は半月、かな？山頂祠の屋根越しに。

深夜の山頂にゴミ拾い装備のおっさん…わしゃ妖怪か！？

おやつは金沢の直売所で買ったりんご。一個だけ補給。

千円…今度の台風で飛ばされませんように。

23:00 渋滞スポットも貸切状態。

足の踏み場も書いてあったりして至れり尽くせり。

1:00 剣山荘で夜食、蒸しじゃがいもと蒸しさつまいもと蒸し大豆。一服剱あたりで山頂方向に向かうナイトハイカーさん2人(別々)とすれ違う。

なんか眠いので30分ほど仮眠…出来るわけもなく、普通に休んで再出発。

2:00 これが剣沢雪渓の源頭か。

2:30 夏道誘導に従うか、雪渓を普通に降っていくか。真夜中で初見だから判断に迷う。
二つ目の出合いを超えたあたりで左側の夏道に入るらしいのは予習済み。

2:50 水道ホース沿いに雪渓渡ればいいから、真夜中でもわかりやすい！

3:25 たいして迷うほどでもなく真砂沢ロッジに到着。剣山荘で食べ残した夜食を食べて再出発！

4:20 二股に至るまでの沢沿いの道の有名なへつりポイント。北方稜線いけば腹一杯へつれるからなんのありがたみもなく通過。
いや、これがなければ通過なんて無理だからありがたみは持たねば。足場固定とかやっぱり沢に入って作業するんだろうし、ハシゴ谷の橋みたいに流されるリスクもあるんだろうし。感謝大事。

5:10 夜明け前のシルエットもステキやねぇー

5:55 仙人峠到着。ここまでの登りは傾斜も見た目も早月尾根そっくり！

6:30 池の平小屋での朝食、蒸しじゃがいもと蒸しさつまいもと蒸し大豆。

6:40 ラジオ体操してるのを横に見ながら、私は出発！

7:10 いよいよ、ということでゴミ拾い装備は収納。そして…

ヘルメット装着。
「節子、それヘルメットやない、ババアが畑仕事するときにかぶるやつや。」

日本が世界に誇る大企業、ダイソーで330円で売ってたやつやから防御力だって多少は、ね？

7:25 雪渓に至る道、逆バンク。

7:30 雪渓が後退しすぎて…取りつきまで結構急な下り！

7:40 小窓雪渓と青空とお酒。
日本に3つある氷河の一つが小窓氷河だったかな

クラック(クレバス？)

初氷河だから珍しい。

8:05 間もなく源頭、どこに取り付くのが正解か…

道っぽくなっとる？と思ったけど、取りつきにくそうだったから普通に上まで行って草の多そうな箇所を選択。

8:15 道だ！と思い方向は怪しいなと思いつつ行ってみるとただ広い場所に出て行き止まり。これが北方稜線か…踏み跡は信じちゃいけないんだ！！

8:50 動画に出てくる分岐やね。真っ直ぐ行けば小窓の頭(ズッコ？)に直登。

こちらはピッケルが必要な雪渓の方。小窓の頭の方に直登したら雪渓も巻けるとか？

9:00 9/10の池の平小屋のFacebook情報で雪渓の雪は無くなったと聞いていたので安心して来ました！

9:30 小窓王(king!)
小窓妃は崩落したらしいので現在シングルか。

9:30 池の谷girly！めっちゃgirly！

カタパルトから射出されてきます。

9:40 これがチンネ、かな？

ここで後悔、というかやり残し事項。三ノ窓、めっちゃゴミ落ちとる。今回は余裕なかったから次回は余裕綽々でゴミ拾いしよう。

9:50 小腹が空いたのでおやつ。
iPhone7だからiPhone14に変えたいなーという思いでアップルにかじりつく。

小雨が降ったりして気持ちは焦り気味、なのに…

10:30 池の谷乗越から、壁の登り。もっと傾斜あるのかと思ったら、案外あっち側に傾いてる。下りも結構大丈夫そう。

10:40 八つ峰！かな？

11:05 ここ、怖かった…最後の最後でミスった。ロープあるからここなんだろうな、ってのと長次郎頭の左側は一番簡単なコース、って動画で言ってたから安全だろう…って判断。
懸垂下降装備無しでフリーで降りるのめっちゃ怖かった…。。

この岩。左の岩との間に左足が届いてよかった。

11:25 無事に山頂に戻れた…
登山で泣きそうになったのは初めてかも。普通に冷静になって泣かんかったけど。

11:35 山頂で昼食。中身は変わらず。ちょっと飽きた・・・。

調子に乗ってお酒を飲んでたら…

転んで怪我する始末。
他の登山者さんにご心配をお掛けしました。
愚かなんです、この人。

装備

個人装備

りんご2個 蒸しじゃがいもたくさん 蒸しさつまいもたくさん カボチャ小サイズ1個 粉スポーツドリンク消費1.7リットルくらい

感想

野良歩荷

インスタで冬のチンネの話を聞いてからかな、今年春頃から思いを募らせていた北方稜線。ピンクテープが増えて迷いづらくなったとか、池の平小屋の動画がとても親切に解説してくれてるとか、ここまでお膳立てしたら登れるやろ！？と誰に言われるわけでもないけど…。
懸垂下降装備がなくてもいけるのか？という懸念も六月に剱岳撤退途中にお話ししたツワモノ兄さん(池の谷を登って三の窓テン泊されたYAMAPユーザさん)いわく「長次郎頭の下りでよっぽど変なとこ行かなければなくても大丈夫」とお墨付きを頂いたのでなるべく他の登山者さんのいる山の日に…とか思ってましたが天気が悪かったり休みがとれず。
今回、久しぶりに雨の無い土日で『ピッケルと10本爪が必要な雪渓』も無くなったという情報があり、今しかない！とチャレンジに至る。

8〜9時に小雨が降ってきた時はやっぱ来るんじゃなかった…と激しく後悔しましたが。他に登山者さんもいないし。
登ってる時はもう来ないな、と思ってましたが来年にはピッケル買って「いつ北方稜線行こうか！？」とか考えてるんだろうな。。まあ近場だし土日だけで行けるし。