常念岳-蝶ヶ岳(三股-大滝山経由でチャリ周回)
- GPS
- 13:07
- 距離
- 48.6km
- 登り
- 3,258m
- 下り
- 3,270m
コースタイム
- 山行
- 12:29
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 13:07
天候 | 快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
その後ほりでーゆー四季の郷の横にある須砂渡ゲート前で車中泊。 翌朝0時に須砂渡ゲートから三股に向けて徒歩でアプローチした。 (通常なら三股まで車で入るところだが、下山後にチャリで三股まで登る場合下りの車が多くなることを想定し交通事故リスク回避の観点で下から徒歩とした) |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆須砂渡ゲート〜三股登山口 ・アスファルトメインの林道約9km、標高差550mを徒歩でこなす。 ・夜中0時過ぎでも登ってくる車がいるので注意する。 ◆三股登山口〜常念岳 ・前常念手前のゴーロ帯までは歩きやすい登山道。迷うような場所もない。 ・ゴーロ帯は足の踏み場に気をつける。落とし穴は深いので落ちると大けがにつながる可能性がある。 ◆常念岳〜蝶ヶ岳 ・常念からの下りは少しガレ場&ザレ場なので注意が必要。 ・あとはめっちゃ歩きやすい登山道でアップダウンもそれほどでもない。 ・この区間はやはり往来する人が多い。 ◆蝶ヶ岳〜大滝山 ・こちらも迷いようのないしっかりした登山道。 ・だがこのルートはかなりマイナーなので会ったのは一人だけ。 ・大滝山山頂も無人。だが絶景なのでここはほんとおススメ。 ◆大滝山〜三郷スカイライン展望台 ・今回のルートの中でもっとも整備されていて歩きやすい区間だった。 ・しかしやはりマイナールートなので会ったのは3人のみ。 ・冷沢登山口に下りたところの分岐が少々わかりづらい。(3つルートがあるが登るルートを取れば大丈夫) ・冷沢登山口から展望台までは3kmちょいのダートの林道歩きとなる。 |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
シルバーウィーク後半の三連休も台風襲来。どうなってんの?
けど最終日の日曜日はよさそう、ということで日帰りでお手軽北アルプスに出かけることにした。
そだなー久しぶりに常念と蝶ヶ岳でも周回してみようか。普通の周回なら三股起点でグルっと、ということになるのだが、そういえば大滝山から三郷村につながるルートは未踏だったのでチャリを使って少しビッグに周回することにした。
前日のうちに下山口となる三郷スカイライン展望台にチャリデポ。
普通はその後車で三股登山口まで向かうのだが今回はかなり下の須砂渡ゲートから徒歩でスタートすることにした。
理由は下山後のチャリだ。
連休最終日でかなりの車が三股に押し寄せるに違いない、そうなると午後の下山タイムにチャリや車で登っていくと狭い林道のすれ違いがかなり面倒。
だったら時間はかかるが須砂渡ゲートから三股まで歩いてしまおうということになった。どうせ歩いても2時間もかからないはず。
ということで0時にゲートを徒歩でスタート。真夜中なのに車がどんどん登ってきて驚いた。さすが連休。そして徒歩作戦は多分成功だ。
駐車場の車はやはり多かった。上の第一駐車場は既に満杯。
第二駐車場もそれなりに車は多かった。
まだ2時前だったので車中泊している人が多そうだったがお先に常念に向けてスタート。自分が先頭かと思ったが登っていくと先行者が2名もいて驚いた。
しかし天気がいい。松本も夜景も星空もバッチリ。こんな快晴の日は自分にとっては奇跡だ。台風一過最高。贅沢を言うともうちょっと雲は欲しいけど。
前常念のゴーロ帯で写真撮影。少し寒くなってきたのでカッパを羽織って山頂を目指した。
ちょうど山頂手前で白み始めて常念と槍のシルエットがはっきり見えてきた。
振り返ると雲海とオレンジ色に染まった地平線…すんばらしい。
常念岳の山頂には既に誰か待ってるかな?と思っていたがまさかの無人、一番乗りだった。
ここから蝶ヶ岳の稜線歩きならどこからでも槍穂が眺められるので敢えて山頂で待たずに歩き始める。
そのうち雲海の上からまばゆい太陽が昇り槍と穂高連峰をオレンジ色に染め上げた。久しぶりのモルゲンロート。
いつ来てもこの稜線はいい。冬の方がもっといいけど。
蝶ヶ岳に近づくにつれてスライドする登山者も増えてきた。きっとヒュッテに前泊していた方々だろう。
蝶ヶ岳の山頂も多くの人で賑わっていた。
さてここからマイナールートに突入。大滝山へ向かう。
大滝山は以前テン泊して徳本峠に抜けたことがあったが、今回は三郷村へつながるルートへ降りてみる。
未踏ルートはワクワクドキドキ感がいい。
狙い通りめっちゃ人が少ない。大滝山も貸し切り。稜線も貸し切り。みなさんテントするならここですよ。
驚いたのは鍋冠山へ向かう登山道が芸術的な整備具合だったこと。まるでウッドチップを敷き詰めたようなフカフカな登山道で幅も広く傾斜もなだらか。
こんな歩きやすい登山道は滅多にお目にかかれない。ちょっと距離が長いのが辛いが贅沢は言っていられない。
三股から蝶ヶ岳を目指すなら三郷村から大滝山でいいのでは?と思ったほどだ。
下山後はデポしておいたチャリで須砂渡ゲートまで1時間ほど漕いで帰還。
真夏じゃなかったので登り返しもそれほど暑くなくて助かった。
コメント
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人力にこだわらずオートバイを載せられる車をお持ちの方ならそちらの方が断然便利だと思います!
スカイラインから大滝山まではほんとよく整備されてますよね
ガシガシ進めるいい道です
しかも無駄立派なトイレありますしw
大滝山荘は穴場ですね!
大滝山〜スカイラインの登山道は今回初めて歩きましたがその整備っぷりにはある種の感動を覚えました。
ただ歩かれているだけならカチカチに踏み固められたり根っこが露出したりして逆に歩きづらかったりしますがこの道は障害物もなくフカフカで膝にも優しい素晴らしい道でした。
静かで雰囲気も良いので混みそうなときはこのルートから蝶ヶ岳へ抜けるのも全然ありですね。
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