記録ID: 474381
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無雪期ピークハント/縦走
甲信越
苗場山【赤湯温泉〜昌次新道〜赤倉山】
2014年07月06日(日) [日帰り]
体力度
6
1~2泊以上が適当
- GPS
- 08:19
- 距離
- 25.1km
- 登り
- 2,171m
- 下り
- 2,185m
コースタイム
参考タイム(山と高原地図 登り:7時間20分、下り:7時間25分)
3:48 小日橋(駐車場)
4:16 棒沢橋(林道終点)
4:35 鷹ノ巣峠
5:05 赤湯温泉山口館
5:18 赤倉山登山道分岐
5:41 6合目(桂の沢)
6:08 7合目(フクベ平)
6:34 8合目(見晴し台)
7:02 9合目(シラビソ廊下)
7:19 9合半(山頂台地)
7:36-7:48 苗場山山頂
8:07 苗場神社
8:22 龍ノ峰
9:25 赤倉山
10:22 赤倉山登山道分岐
10:28-10:52 河原(小休止)
10:55 赤湯温泉山口館
11:24 鷹ノ巣峠
11:40 棒沢橋(林道終点)
12:07 小日橋(駐車場)
合計 8時間19分
3:48 小日橋(駐車場)
4:16 棒沢橋(林道終点)
4:35 鷹ノ巣峠
5:05 赤湯温泉山口館
5:18 赤倉山登山道分岐
5:41 6合目(桂の沢)
6:08 7合目(フクベ平)
6:34 8合目(見晴し台)
7:02 9合目(シラビソ廊下)
7:19 9合半(山頂台地)
7:36-7:48 苗場山山頂
8:07 苗場神社
8:22 龍ノ峰
9:25 赤倉山
10:22 赤倉山登山道分岐
10:28-10:52 河原(小休止)
10:55 赤湯温泉山口館
11:24 鷹ノ巣峠
11:40 棒沢橋(林道終点)
12:07 小日橋(駐車場)
合計 8時間19分
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
湯沢ICから27km、40分 ※苗場プリンス先の林道は4kmがダートです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●道路 苗場プリンス周辺がわかりづらいです。 ホテルの向かって右端にある橋を渡るとそのまま右カーブして林道に入ります。 少し進むと未舗装になりますので4kmほど進むと小日橋です。 本来は小日橋から更に赤湯林道ゲートまで行けますが現在通行止めです。 林道は水たまり(窪み)が多いです。 落石は少ないですが大きめの石がゴロゴロしている場所もありパンク注意。 ●電波状況(docomo) 小日橋駐車場はLTE。 林道に入ってすぐに×、そのまま山頂まで×です。 赤倉山の下りで一瞬入った程度で行程全体でほとんど×。 ●温泉 ・赤湯温泉 山口館 http://akayunaebasan.sakura.ne.jp/ ・猿ヶ京温泉 まんてん星の湯 http://www.mantenboshinoyu.com/ ●登山ポスト 小日橋にはありません。 ●水場 昌次新道6合半水場までは困りません。 赤倉山方面は龍ノ峰を下った沢からありません。 ●虫 1800m付近〜山頂までブヨが多かったです。 無風かつ立ち止まったり急登でペースが落ちると集まってきます。 腕など軽く刺されました。 ●登山道 ※積雪は湿原の短い緩斜面のみ。 ・小日橋〜赤湯温泉 林道歩き2.5km。斜度はありません。 林道終点から赤湯温泉は200m登って160m下ります(けっこう急登&歩きづらい) 目的地が赤湯温泉だけでも軽装で行くと危険です。 ・赤湯温泉〜赤倉山分岐 赤湯温泉から先は川に沿って建物正面を通った先から河原に下ります。 河原を少し歩くと橋が見えるので渡ります(橋に上がる部分が狭いトラバースで少し危険です)。 橋を渡るとやや急登で赤倉山分岐まで100m程登ります。 ・赤倉山分岐〜フクベ平(7合目) 分岐から反対側の沢までいったん70m程下ります。 橋を渡ってここから本格的に登り始めます。 少し登ると6合目桂の沢、6合半水場で水を補給できます。 沢沿いコースなので道が湿って苔むした部分が多く、かつ下草が登山道を隠していて歩きづらいです。 6合半からしばらく登ると緩くなり、そのままフクベ平です。 ・フクベ平〜苗場山山頂 フクベ平を過ぎると急登。 その後は尾根歩き。木の根など張り出していて歩きづらい部分も多いです。 深穴岩を過ぎると見晴らしが良くなります。 9合目過ぎた所から山上台地まで急登。最後は岩場で鎖場を過ぎると間もなく湿原に出ます。 湿原は木道歩きで、ヒュッテ下に残雪がありました。 ・苗場山山頂〜赤倉山 苗場山神社の先まで一部残雪の木道歩き。 木道が終わると湿った道ですがさほど濡れません。 湿地帯の植物が登山道の真ん中に生えていますので傷つけないように歩きます。 龍ノ峰下の沢を逃すと赤湯温泉まで水場はありません。 全体的に「登山者は少ないがルートは明瞭」(山と高原地図)です。 赤倉山まで最後は150mほどの急登です。 ・赤倉山〜赤倉山分岐 直下は根曲竹を刈り払った片斜面で滑りやすいので、根曲竹を掴みながら下りました。 根曲竹が刈られて道はわかりやすいですが、刈られた竹やその下に木の根など隠れていて何度か滑りました。 草刈り機が1800m付近に置いてあり草刈が行われているようです。(酷いヤブ漕ぎを強いられたという10年ほど前の記録もありました) 1500mから下までは杉林となっており、木の根が張り出していて滑りやすいです。 その後は比較的歩きやすい道となりますが、部分的に細いトラバース道がありスリップしました。 |
写真
感想
苗場山。
台形の特徴的な山体が印象的な山です。
以前、谷川岳から見えた苗場山を見て、あの台形の上底部分を歩いたら気持ち良さそうだと思っていました。
天気予報は晴れでやる気満々。
それと、せっかく行くなら静かで少しマニアックなルートは無いものか?と調べてみたらありました。
昌次新道。
徒歩でしか行けない秘湯、赤湯温泉山口館を通るルートです。
山口館のHP情報ですが、昭和初期に赤湯温泉の館主だった山口昌次氏が開拓したルートだとか。
http://akayunaebasan.sakura.ne.jp/
あわよくば帰りは赤倉山を経由する(昌次新道が作られる前の)クラシックルートで下山という希望も叶いました。
昌次新道から山頂を通って赤倉山方面へ歩けば、念願だった台形の上底部分をかなり歩くことができそうです。
標高差だけ見ると1200m程ですが、全体を通してアップダウンのキツイコースのため累積標高はかなりのものと思われます。
林道歩き、谷間の山荘(温泉付き)、渓谷歩き、ブナの原生林、見晴らしの良い尾根、岩場の急斜面、大湿原と木道と泥濘、少しだけ雪渓、歩かれていない縦走路…などなど非常にバリエーションに富んだ面白いコースでした。
赤湯温泉か苗場山頂ヒュッテに宿泊もできますので、個人的には非常におススメです。
赤湯温泉は宿泊で是非また訪れたいです。
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コメント
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こんばんわ
よかったですね〜
わたしも以前から苗場山 登ってみたいところでした
とても興味があったのです
sekinaoさんのレコをみていてよけい行きたくなりました
池塘がだいすきです
温泉もいいですね〜
苗場の湿原 羨ましい
木道から落ちた経験は
私も尾瀬でやりました
湿原いいですね
温泉もいいですね
コメントありがとうございます
elvisさんも是非、苗場山登ってレコアップしてください(笑)。
苗場山に関しては下調べもせずに行ったのですが、山頂の湿原は想像以上でした。
尾瀬は行った事ないのですが(燧ケ岳と至仏山は登りましたが)尾瀬と比べるとどうなんでしょう?
苗場はあと3つほどルートがあるので、別ルートでまた登りたいです
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