ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 4750628
全員に公開
アルパインクライミング
剱・立山

剱岳八ッ峰 Cフェイスと上半

2022年10月01日(土) ~ 2022年10月02日(日)
 - 拍手
yamanekopipi その他1人
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
22:53
距離
22.2km
登り
4,012m
下り
4,200m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
8:16
休憩
0:13
合計
8:29
距離 6.8km 登り 2,048m 下り 32m
6:38
41
スタート地点
7:19
7:20
95
10:00
10:02
92
11:34
144
13:58
14:05
55
15:00
15:02
5
15:07
2日目
山行
9:49
休憩
5:25
合計
15:14
距離 15.4km 登り 1,998m 下り 4,183m
4:36
4
4:40
4:55
3
4:58
5:15
1
5:16
5:21
0
5:21
5:41
52
6:33
6:48
20
7:16
6
10:56
10:57
5
11:02
11:13
6
11:19
11:49
24
12:13
12:20
22
12:42
12:44
4
12:48
12:52
42
13:34
13:40
6
13:46
14:02
24
14:26
56
15:22
15:28
49
16:17
16:35
43
17:18
48
18:06
18:07
69
19:16
34
19:50
ゴール地点
GPSの軌道が迷走していますが、実際には熊の岩から直接Cフェイスの基部に取付いているので、5.6のコルやAフェイスには近づいていません。
天候
過去天気図(気象庁) 2022年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
馬場島P
北方稜線を眺めながら馬場島へ
2022年10月01日 05:34撮影 by  DSC-HX90V, SONY
2
10/1 5:34
北方稜線を眺めながら馬場島へ
試練と憧れ
2022年10月01日 06:41撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/1 6:41
試練と憧れ
ユキザサ
2022年10月01日 07:31撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/1 7:31
ユキザサ
ダイモンジソウ
2022年10月01日 08:19撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
10/1 8:19
ダイモンジソウ
2022年10月01日 08:55撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
10/1 8:55
まだ遠い
2022年10月01日 08:57撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/1 8:57
まだ遠い
まだまだ…
2022年10月01日 09:31撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/1 9:31
まだまだ…
見えてきました
2022年10月01日 09:53撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
10/1 9:53
見えてきました
ツルリンドウ
2022年10月01日 10:54撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
10/1 10:54
ツルリンドウ
小屋につくころガスが上がってきました
2022年10月01日 11:14撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/1 11:14
小屋につくころガスが上がってきました
シラタマ
2022年10月01日 12:23撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
10/1 12:23
シラタマ
小屋周辺のは紅葉が始まって美しい
2022年10月01日 12:25撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
10/1 12:25
小屋周辺のは紅葉が始まって美しい
次の連休は紅葉のピークになりそうです
2022年10月01日 12:37撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/1 12:37
次の連休は紅葉のピークになりそうです
2022年10月01日 12:45撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/1 12:45
ミヤマキンバイと
2022年10月01日 12:58撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
10/1 12:58
ミヤマキンバイと
ミヤマリンドウの咲き残り
2022年10月01日 13:02撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
10/1 13:02
ミヤマリンドウの咲き残り
草紅葉も一緒に見られます
2022年10月01日 13:02撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/1 13:02
草紅葉も一緒に見られます
イワツメグサも
2022年10月01日 13:32撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/1 13:32
イワツメグサも
2022年10月01日 13:41撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/1 13:41
もう少し…
2022年10月01日 14:00撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/1 14:00
もう少し…
2022年10月01日 14:10撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/1 14:10
2022年10月01日 14:21撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/1 14:21
2022年10月01日 14:59撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/1 14:59
2022年10月01日 14:59撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
10/1 14:59
やっと着きました
2022年10月01日 15:09撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
10/1 15:09
やっと着きました
アーベントロートに輝く北方稜線
2022年10月01日 17:34撮影 by  DSC-HX90V, SONY
2
10/1 17:34
アーベントロートに輝く北方稜線
草紅葉越に長次郎谷
2022年10月01日 17:35撮影 by  DSC-HX90V, SONY
2
10/1 17:35
草紅葉越に長次郎谷
本峰方面に三日月
2022年10月01日 17:35撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/1 17:35
本峰方面に三日月
美しい夕暮れでした
2022年10月01日 17:37撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
10/1 17:37
美しい夕暮れでした
凄い所に幕営してますね!
2022年10月01日 17:38撮影 by  DSC-HX90V, SONY
2
10/1 17:38
凄い所に幕営してますね!
ピンボケ残念な夜明けの富士
2022年10月02日 05:30撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/2 5:30
ピンボケ残念な夜明けの富士
快晴の中、長次郎谷を下る
2022年10月02日 06:07撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/2 6:07
快晴の中、長次郎谷を下る
八ッ峰が見えてきました
2022年10月02日 06:31撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
10/2 6:31
八ッ峰が見えてきました
熊の岩到着
2022年10月02日 06:31撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/2 6:31
熊の岩到着
深く切れ込んだ5.6のコルを右端に仲良く並ぶ妻のフェイス
2022年10月02日 06:35撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/2 6:35
深く切れ込んだ5.6のコルを右端に仲良く並ぶ妻のフェイス
イワヒバリが近寄ってきました
2022年10月02日 06:45撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
10/2 6:45
イワヒバリが近寄ってきました
雪渓を渡ってCフェイス基部へ
2022年10月02日 07:22撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/2 7:22
雪渓を渡ってCフェイス基部へ
Cフェイス1ピッチ目を見上げる
2022年10月02日 07:22撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/2 7:22
Cフェイス1ピッチ目を見上げる
2ピッチ目
2022年10月02日 07:56撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
10/2 7:56
2ピッチ目
3ピッチ目
2022年10月02日 08:27撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
10/2 8:27
3ピッチ目
2022年10月02日 08:27撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/2 8:27
4ピッチ目
2022年10月02日 08:59撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
10/2 8:59
4ピッチ目
5ピッチ目
2022年10月02日 09:26撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
10/2 9:26
5ピッチ目
妻の頭から長次郎谷右俣を見下ろす
2022年10月02日 10:05撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
10/2 10:05
妻の頭から長次郎谷右俣を見下ろす
2022年10月02日 10:05撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/2 10:05
下半方面
2022年10月02日 10:05撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/2 10:05
下半方面
妻の頭懸垂支点
2022年10月02日 10:21撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
10/2 10:21
妻の頭懸垂支点
ここらあたりからだんだんゆとり無くなりあまり写真が撮れません
2022年10月02日 10:37撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
10/2 10:37
ここらあたりからだんだんゆとり無くなりあまり写真が撮れません
チンネ方面、もっと写真撮りたかった…
2022年10月02日 10:52撮影 by  DSC-HX90V, SONY
2
10/2 10:52
チンネ方面、もっと写真撮りたかった…
池ノ谷乗越
2022年10月02日 11:22撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/2 11:22
池ノ谷乗越
まだまだ続く縦走路
2022年10月02日 11:25撮影 by  DSC-HX90V, SONY
2
10/2 11:25
まだまだ続く縦走路
2022年10月02日 11:25撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/2 11:25
富山平野が見渡せます
2022年10月02日 11:31撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/2 11:31
富山平野が見渡せます
憧れの北方稜線は
2022年10月02日 11:31撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
10/2 11:31
憧れの北方稜線は
試練と
2022年10月02日 11:31撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
10/2 11:31
試練と
試練に
2022年10月02日 11:31撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
10/2 11:31
試練に
なりました(^^;
2022年10月02日 11:55撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
10/2 11:55
なりました(^^;
長次郎の頭をやっと越えた
2022年10月02日 11:56撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
10/2 11:56
長次郎の頭をやっと越えた
その後長次郎のコルに下って登り返し、幕営地にヘロヘロになって戻る
2022年10月02日 13:26撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
10/2 13:26
その後長次郎のコルに下って登り返し、幕営地にヘロヘロになって戻る
やっと本峰山頂に戻って下山開始
2022年10月02日 13:37撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
10/2 13:37
やっと本峰山頂に戻って下山開始
別山と立山の穏やかな山容は剱と対照的
2022年10月02日 13:39撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/2 13:39
別山と立山の穏やかな山容は剱と対照的
北アルプス一望
2022年10月02日 13:39撮影 by  DSC-HX90V, SONY
2
10/2 13:39
北アルプス一望
北方稜線に励まされて辛い下山中
2022年10月02日 15:17撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
10/2 15:17
北方稜線に励まされて辛い下山中
早月小屋で¥600のポカリ一気飲み
2022年10月02日 16:36撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/2 16:36
早月小屋で¥600のポカリ一気飲み
オヤマリンドウと
2022年10月02日 16:36撮影 by  DSC-HX90V, SONY
10/2 16:36
オヤマリンドウと
ナナカマドを撮った後はひたすら歩きに集中して必死の下山となりました
2022年10月02日 16:36撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
10/2 16:36
ナナカマドを撮った後はひたすら歩きに集中して必死の下山となりました
撮影機器:

感想

K氏と八ッ峰へ。AYさんに誘ってもらって、早月尾根側から初めてから剱に登ったのが昨年の同じ日。間近に眺める北方稜線こそが「試練と憧れ」となり、今回はK氏が八ッ峰妻Cフェイス登攀と上半の縦走を計画してくれたおかげで、北方稜線の上にも立つことができた。
 2泊3日の行程が取れないK氏の提案は時間に制限されない早月尾根からの入山。テン泊装備とクライミング用具とアイゼン、水は一人4L…これ持ってアノ早月尾根を登るのか…削って削ってそれでも19圈5輅發砲覆觧笋鮓かねてK氏が私の水2Lを持ってくれる。ロープも持ってる彼のザックは既に20圓魃曚┐討い燭里世、そこは歩荷のKと言われる彼に甘える(笑)
 初日、翌日のアクセスも考え幕営地を決める。久しぶりに好天の週末、チンネに入るパーティも数組あり、冠雪間際の北方稜線が賑わう。翌朝は4時半から行動開始したが、ヘッデンで見渡せる範囲には限界があり、長次郎のコルから降りやすいとは言い難いルートで下降を開始(帰路、すぐ横にルートを見つけました)。上部の雪渓はほぼ無くなっていて、ザレた斜面を降りていくがこれはこれで歩行の下手な私には辛い。左俣と右俣を分ける中尾根の岩稜にへばりついて下って行った。今日はきれいな日の出が見られると期待したが、ちょうど中尾根に遮られ、熊の岩に着くころにはすっかり陽も登ってしまっていた。熊の岩で休憩後、対岸のCフェイス基部に取付くために右俣を渡るのだが、カッチカチの雪渓がガッツリ残っている。スプーンカットはあるものの、もし落ちてったら洒落にならないのでここだけのためにアイゼン装着。渡る前に美しい妻のフェイスを見ながら対岸で登攀準備をしていく。 
 Cフェイスは入門編というだけあってそれほど立っていない。1ピッチ目をリードさせてもらうが、剣稜会ルートを行くつもりが多分途中でRCCルートへ入ってしまったのだろう。40mあるはずのピッチ途中20m程の所に終了点があったのでそこで切ってしまう。その後K氏リードで2ピッチ目に進むが、私が中途半端な所で切ってしまったので終了点少し手前でまた切れる。そんな感じの繰り返しでちょっとバタバタしたものの、後はK氏に全てリードお願いしCフェイスの頭まで気持ちの良いクライミングが続いた。
 その後は八ッ峰の上半縦走。ギザギザの妻をEフェイスまで進んだら三ノ窓側へ懸垂(クライムダウンもできるらしい)。司へ登り縞とのコルへはクライムダウン。縞へまた登り返して下りは懸垂。八ッ峰の頭まで登りきって上半終了!と言いたいところだが、疲れも溜まってきていたので、ここから先の「憧れだったはずの北方稜線」で幕営地に帰還するまでが長くてつらかった。池ノ谷乗越へ降り立った辺りからヨレヨレ、長次郎の頭へ気力ふり絞って登り、コルまで下ってまた登り返し。幕営地でもう1泊したい気持ちを押し殺し下山準備。
 水と食料の分だけは軽くなったものの、疲れた身体には堪えるザックを背負って早月尾根を下山開始。左膝と右の大腿四頭筋が壊れかけてしまった私は登りにも増して牛歩の下山。K氏には先に降りててもらい、最後はヘッデンの残業仕事。K氏が登山口に車を回してくれていて感謝感謝。老体に鞭打った初めての剱バリエーション、苦しくも楽しい山行になりました。
 
 
 

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:441人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 剱・立山 [2日]
剱岳/早月尾根ルート/馬場島起点早月小屋経由
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 剱・立山 [日帰り]
馬場島〜三ノ窓〜剣岳〜早月尾根〜馬場島
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
5/5
体力レベル
5/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら