秋晴れの鳳凰三山
- GPS
- 10:59
- 距離
- 20.7km
- 登り
- 2,413m
- 下り
- 2,413m
コースタイム
- 山行
- 9:18
- 休憩
- 1:41
- 合計
- 10:59
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
土曜日に山に行ける、どこに行こうか。久々に好天の週末、鳳凰三山を思いついた。南アルプスの百名山は2015年から2021年にかけて次々と登り、鳳凰三山だけが残っていた。過去に(40年程度は昔)登ったことがある筈だが、年月もルートも思い出せない。ヤマレコ記録として初登頂にしよう。
未明に車で青木鉱泉に到着。駐車場1区画目は満杯で、2区画目は2台ほどの空きで駐車できた。夜明け前から出発する人たちが多数。前後して僕も出発、案内看板を探して登山道に入る。
登山道の初めは川沿いの平坦路。踏み跡が分散して正しいルートを見つけにくい。振り返ると、ヘッドライトが右往左往していて皆迷っていると分かる。その後、山と高原地図21年度版では「工事中のう回路」となっている箇所は護岸工事が終わっている様で、コンクリートの真新しい道を歩き、堰堤に突き当たってその上に上がり、本格的な登りの山道になっていく。
登りのドンドコ沢コースは滝が多い。南精進滝は案内道標を見逃したのかスルーしてしまった。鳳凰の滝は最初の分岐で所要時間が分からずスルーしたが、その上にも分岐があり200m・徒歩5分とあったので立ち寄った。その戻りで道間違いをした。滝から分岐に戻る手前に上に向かう割としっかりした踏み跡があり、登る方向へのショートカットと思い入ったのが間違いで、しばらく登って彷徨い、下って正規道に復帰した。20分のロス。
標高2000mを超えて白糸の滝、五色の滝と進んでいく。久々の長い登りで少ししんどくなってペースを落とす。トレイルランナー、軽装ハイカーにどんどん抜かれるが、時間が心配になるほどではない。
鳳凰小屋で一服し、地蔵ヶ岳への最後の登りに挑む。白ザレ斜面は足元崩れやすく、見え続けるオベリスクに早く近づけと念じて登り、大勢が休む地蔵ヶ岳の肩へ。ここで甲斐駒・仙丈の雄姿を今日始めて眺める。荷物を置いた空身でオベリスクの基部へ攀じり、一周散歩も楽しかった。
しばらく休み、観音岳を目指す。もう大きな登りの苦しみはないかと思ったらさにあらず。赤抜沢ノ頭を越えて見えてくる下りが深い。そして最低コルから観音岳への標高差200mが辛い。観音岳に着けば360度の大展望、甲斐駒・千丈・白根三山、八ヶ岳に富士山。良い日に来たと深く思う。
三山最後の薬師岳へは下り基調で楽勝だった。山々に名残を惜しみつつ、下り道に入る。いきなり樹林帯になり、急勾配を下る。小一時間で御座石の巨石、その後は特にポイントがなく、ひたすら下る。標高1500mで小休止後、標高1300mで林道に下り立つ。
林道通しだと、青木鉱泉の対岸を通り過ぎて下流で左岸を戻って青木鉱泉に至る、この間約1km。のに気づいて後をつけると、ドンドコ沢を渡渉して青木鉱泉へショートカットしたことが分かり、僕も追随した。
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