ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 4752382
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

白馬岳 -> 不帰ノ嶮 -> 唐松岳(猿倉↑八方↓)

2022年10月01日(土) ~ 2022年10月02日(日)
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
16:16
距離
19.8km
登り
2,718m
下り
1,985m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:43
休憩
1:40
合計
7:23
5:37
47
6:24
6:25
19
6:44
6:47
119
8:46
8:47
34
9:21
9:24
51
10:15
10:49
16
白馬岳頂上宿舎
11:05
11:10
11
11:21
11:37
14
11:51
12:28
32
2日目
山行
8:42
休憩
0:52
合計
9:34
4:46
4:48
102
6:30
6:37
21
6:58
6:59
48
7:47
22
8:09
8:11
26
8:37
8:44
34
9:18
9:19
19
9:38
9:46
44
11:23
11:29
13
11:42
11:54
34
12:28
12:29
11
12:40
37
13:17
47
14:04
0
14:04
ゴール地点
天候 10月1日(土):AM快晴、正午前頃からガス、夕方晴れ
10月2日(日):快晴
過去天気図(気象庁) 2022年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
葛西IC1時頃→首都高、関越、上信道、長野道→長野IC→八方第2P 5時頃着
下山口の八方に駐車し、登山口の猿倉へ移動

駐車場:
八方第2Pは八方バスターミナルの前(100台、無料。八方の湯は徒歩1分)
八方第2Pが満車の場合は、第5PがBTに近い(100台、無料)
https://www.happo-one.jp/access/parking/

なお、5時15分ごろに猿倉に到着したときには、猿倉山荘奥の駐車場はまだ空きがあった

猿倉への移動:
路線バスの場合:八方BT6:00発→猿倉山荘6:22着(830円、アルピコ)
https://www.alpico.co.jp/traffic/local/hakuba/sarukura/

タクシーの場合:
①アルプス第一交通白馬営業所 配車室TEL:0261722221
②白馬観光タクシー八方営業所. TEL.0261-72-2327

予定より早く第2Pに到着したので、タクシーを利用することにした
八方第2Pから猿倉山荘まで3740円
①にTELしたら、②からわずか2分でタクシーが到着し準備に焦った

トイレ:
第2P、第5Pともにあり(無料)
猿倉山荘前にあり(チップ制100円)

八方アルペンライン(下山時):
八方ゴンドラリフト「アダム」、アルペンクワッドリフト、グラートクワッドリフトの3つからなる。通し券は片道1800円。最初のグラートクワッドリフトを下りたところで切符を購入する
https://www.happo-one.jp/trekking/alpenline/

白馬岳頂上宿舎:
1泊2食で13000円
・個室は取れずドミトリータイプの部屋だったが、2段ベッドは中央が板で仕切られ、前面のカーテンを閉めると、2人用の半個室のようになった。仕切りもカーテンもないドミトリータイプもあった
・トイレは和式の汲み取り式と紹介している情報サイトが多いが、すべて簡易水洗方式の洋式で快適だった
・洗面所の水は飲料水として使え、水の補給もできた
・食事はバイキング方式で、内容は十分だった
コース状況/
危険箇所等
登山ポスト:
猿倉山荘にあり(私はコンパスでWeb申請)

猿倉山荘から白馬尻小屋:
小屋から樹林帯を登ると林道に出る。林道をしばらく進み、登山道を少し登ると白馬尻小屋に出る(小屋は今シーズンも開設されていない。トイレ棟は利用可)

白馬尻小屋から雪渓横断ポイント:
比較的普通な登り道。ここまで夏道を歩く。赤いベンガラのマークに沿って、雪渓を斜めに登って渡る(200mくらいかな)。軽アイゼンやチェーンアイゼンを装着するとしっかり歩ける。なくても横切れるが、下りは滑り止めがあった方が安心

雪渓ポイントから避難小屋:
雪渓横断後に夏道に戻る。以降はずっと夏道。次第に急登になる。ザレ気味なので、下りは滑りやすい

避難小屋から白馬岳頂上宿舎:
雪渓のある谷筋から右斜め上方向へ向けて進む。後半は木段を進む。稜線のすぐ手前に頂上宿舎がある

頂上宿舎から白馬岳:
宿舎からまっすぐ上に進んで稜線に出る方法と、宿舎から右斜めにトラバース気味に稜線に出る方法がある。白馬山荘手前で合流する。稜線に出ると、旭岳が目の前に飛び込んでくる。毛勝三山や剱岳などの眺望が開けるので、個人的にはまっすぐ進んで稜線に出るルートが好み。白馬山荘の建物の間を抜けて山頂へと向かう

登山口から白馬山頂までひたすら登り続ける。往路は急登部分が苦しいが、危険個所はない。下山時はザレた急勾配の登山道の下りが少々いやらしい

白馬岳頂上宿舎から天狗の大下り取り付き:
快適な稜線歩きの縦走路。杓子岳は山頂を経るコースと山腹をトラバースするコースがある。百高山を目指す方は山頂コースへ。個人的には白馬鑓ヶ岳からの眺望で十分なので、杓子岳はスルーしても良いかと。白馬鑓ヶ岳からの下りは2ルートある。すぐ先で合流するのでどちらでもよい。鑓温泉への分岐から登り返すと天狗山荘が見える。白馬岳頂上宿舎から天狗の大下りの取り付きまでは、危険箇所のない気持ちの良い稜線歩き

天狗の大下りから不帰ノ嶮Ⅰ峰:
鎖の下りが2か所ある。この部分だけは慎重に。先行者や下から登ってくる人がいたら、待機して待つこと。待機してクリアになっても、絶対に落石させないこと。長い鎖の下りは、鎖を両手でつかんで下りると振られるので危険。片手だけ鎖を持ち、岩をしっかり捉えて下ること(登りも同じ)。鎖場以外は急斜面の下りながらも難しくない。コルからⅠ峰への登り返しも特に難所はない

不帰ノ嶮Ⅰ峰からⅡ峰北峰:
コルへ下って、このコースの最難関のⅡ峰北峰に取り付く。高度感のある鎖場の連続。岩はしっかりしているので、三点支持で慎重に進む。逆コースで下りてくる人に注意。岩場に慣れていない人や高所が苦手な人は、下を見ずに上だけ見て進むのが良い

Ⅱ峰北峰からⅢ峰経由で唐松岳:
一般的な稜線の縦走路とさして変わらない。特に難所はないが、最後まで気を抜かず進むこと

唐松岳から八方池:
多くの登山者が交錯するコースなので、譲り合って上り下りすること。10〜20名などの多勢で傍若無人にやってくる団体には、遠慮なく声掛けして途中で通過させてもらうのが良い。危険個所はない

八方池からリフト山頂駅:
八方池までは観光客も上がってくるので、彼らの振る舞いにあまり目くじら立てずに、おおらかな気持ちでやり過ごすのが肝要かと・・
その他周辺情報 コンビニ:
八方へ入る手前にメジャーなコンビニあり
八方バスターミナルの斜め向かいにローソンあり。以前は24時〜6時は閉店だったが、最近24時間営業になったらしい。到着日も早朝5時に営業していた

日帰り温泉:
八方の湯:ここを利用
800円。12−20時。TEL:0261-72-5705
https://hakuba-happo-onsen.jp/happo/
登山客や観光客が多かったので、めちゃ混みかと思ったが、普段の土日の混雑具合程度だった

みみずくの湯:
露天風呂から白馬三山が見える。施設自体は大きくない。650円。12−20時。TEL:0261-72-6542。ナビでもアクセスが分かりずらいのが難点
https://hakuba-happo-onsen.jp/mimizukunoyu/

このエリアのその他の日帰り温泉については以下参照
https://yuru-to.net/list.php?oid=100360
今回の縦走ルートの全容。白馬岳から左へと縦走し、写真には写っていないが、不帰ノ嶮景の左にある唐松岳まで進む
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今回の縦走ルートの全容。白馬岳から左へと縦走し、写真には写っていないが、不帰ノ嶮景の左にある唐松岳まで進む
下山地の八方に駐車し、タクシーで猿倉山荘に移動。出発時には明るくなっていた
2022年10月01日 05:34撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/1 5:34
下山地の八方に駐車し、タクシーで猿倉山荘に移動。出発時には明るくなっていた
山肌がモルゲンロートに染まる。紅葉は例年より遅いようだ
2022年10月01日 05:46撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/1 5:46
山肌がモルゲンロートに染まる。紅葉は例年より遅いようだ
素晴らしい天気にテンションが上がる
2022年10月01日 05:50撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/1 5:50
素晴らしい天気にテンションが上がる
白馬尻小屋前で朝食休憩。小屋はなく、トイレ棟は使用可
2022年10月01日 06:33撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/1 6:33
白馬尻小屋前で朝食休憩。小屋はなく、トイレ棟は使用可
雪渓の残骸が現れた
2022年10月01日 07:12撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/1 7:12
雪渓の残骸が現れた
雪渓の横を登る(中央下に後続2名の登山者)
2022年10月01日 07:30撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/1 7:30
雪渓の横を登る(中央下に後続2名の登山者)
唯一、雪渓を横切る箇所。持参したのでチェーンアイゼン装着。滑り止めなしの人も多かった
2022年10月01日 07:39撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/1 7:39
唯一、雪渓を横切る箇所。持参したのでチェーンアイゼン装着。滑り止めなしの人も多かった
ベンガラの赤を辿る
2022年10月01日 07:48撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/1 7:48
ベンガラの赤を辿る
再び夏道になり急登が続く
2022年10月01日 08:00撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/1 8:00
再び夏道になり急登が続く
秋山シーズン最後の晴れ予報の週末。さすがに人が多い
2022年10月01日 08:37撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/1 8:37
秋山シーズン最後の晴れ予報の週末。さすがに人が多い
杓子岳方面の岩稜
2022年10月01日 09:14撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/1 9:14
杓子岳方面の岩稜
振り返れば高妻山
2022年10月01日 09:14撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/1 9:14
振り返れば高妻山
今宵の宿、頂上宿舎が見えてきた
2022年10月01日 09:29撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/1 9:29
今宵の宿、頂上宿舎が見えてきた
10時過ぎに頂上宿舎に到着。八ヶ岳の右端に富士山が見えた
2022年10月01日 10:19撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/1 10:19
10時過ぎに頂上宿舎に到着。八ヶ岳の右端に富士山が見えた
小屋前から杓子岳と白馬鑓ヶ岳
2022年10月01日 10:24撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/1 10:24
小屋前から杓子岳と白馬鑓ヶ岳
チェックインして荷物をアタックザックに移して準備。小屋を出ると雲が湧き始めていた
2022年10月01日 10:49撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/1 10:49
チェックインして荷物をアタックザックに移して準備。小屋を出ると雲が湧き始めていた
白馬山荘に到着。山頂方面にも雲。急ごう
2022年10月01日 11:07撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/1 11:07
白馬山荘に到着。山頂方面にも雲。急ごう
何ということだ。雲に遮られ眺望は限定的。さっきまで真っ青な快晴だったのに・・
2022年10月01日 11:23撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/1 11:23
何ということだ。雲に遮られ眺望は限定的。さっきまで真っ青な快晴だったのに・・
小蓮華岳方面の尾根
2022年10月01日 11:29撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/1 11:29
小蓮華岳方面の尾根
諦めて白馬山荘まで下山。スカイプラザで昼食にした
2022年10月01日 11:07撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/1 11:07
諦めて白馬山荘まで下山。スカイプラザで昼食にした
スカイプラザ内。12時だが、まだ空いている
2022年10月01日 11:56撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/1 11:56
スカイプラザ内。12時だが、まだ空いている
ボリュームたっぷりのカレーをいただく。ビールも
2022年10月01日 11:59撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/1 11:59
ボリュームたっぷりのカレーをいただく。ビールも
ときどき雲が取れて旭岳が姿を現す
2022年10月01日 12:23撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/1 12:23
ときどき雲が取れて旭岳が姿を現す
12時半頃で50張り弱。小屋に戻って談話室や外来食堂でのんびり(ビール、ワインとつまみ)
2022年10月01日 12:41撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/1 12:41
12時半頃で50張り弱。小屋に戻って談話室や外来食堂でのんびり(ビール、ワインとつまみ)
17時からの夕食(第1グループ)を済ませて外に出ると白馬がアーベントロートに染まっていた
2022年10月01日 17:27撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/1 17:27
17時からの夕食(第1グループ)を済ませて外に出ると白馬がアーベントロートに染まっていた
急いで靴に履き替え稜線にあがるとサンセットショー。右は旭岳
2022年10月01日 17:29撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/1 17:29
急いで靴に履き替え稜線にあがるとサンセットショー。右は旭岳
稜線には夕日を楽しむ多くの人。左奥は剱岳
2022年10月01日 17:34撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/1 17:34
稜線には夕日を楽しむ多くの人。左奥は剱岳
丸山の山頂にも多くの観客。三日月がきれいだ
2022年10月01日 17:36撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/1 17:36
丸山の山頂にも多くの観客。三日月がきれいだ
毛勝三山が雲海に浮かぶ
2022年10月01日 17:37撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/1 17:37
毛勝三山が雲海に浮かぶ
ショーの終わり。明日は雲が湧きませんように・・
2022年10月01日 17:38撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/1 17:38
ショーの終わり。明日は雲が湧きませんように・・
白馬山荘と白馬岳頂上
2022年10月01日 17:39撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/1 17:39
白馬山荘と白馬岳頂上
ざっと数えて85張りくらい。最大100張りとなっているが、本当に張れるのかな?
2022年10月01日 17:40撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/1 17:40
ざっと数えて85張りくらい。最大100張りとなっているが、本当に張れるのかな?
杓子岳から旭岳までのパノラマ。小屋に戻ろう
2022年10月01日 17:42撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/1 17:42
杓子岳から旭岳までのパノラマ。小屋に戻ろう
翌朝、4時半に小屋を出立。白馬岳と白馬山荘
2022年10月02日 05:00撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/2 5:00
翌朝、4時半に小屋を出立。白馬岳と白馬山荘
飛行機雲がモルゲンロートに染まる
2022年10月02日 05:31撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/2 5:31
飛行機雲がモルゲンロートに染まる
白馬鑓ヶ岳がモルゲンに染まる。杓子岳はトラバースし、コルへと急ぐ
2022年10月02日 05:44撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/2 5:44
白馬鑓ヶ岳がモルゲンに染まる。杓子岳はトラバースし、コルへと急ぐ
今日も富士山が見える
2022年10月02日 05:48撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/2 5:48
今日も富士山が見える
杓子岳と鑓ヶ岳の鞍部。四阿山の左からご来光。何とか間に合った。四阿山の右は浅間山
2022年10月02日 05:50撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/2 5:50
杓子岳と鑓ヶ岳の鞍部。四阿山の左からご来光。何とか間に合った。四阿山の右は浅間山
トラバースしてきた杓子岳を振り返って
2022年10月02日 05:52撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/2 5:52
トラバースしてきた杓子岳を振り返って
白馬鑓ヶ岳山頂。山頂標の左奥は白馬岳
2022年10月02日 06:29撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/2 6:29
白馬鑓ヶ岳山頂。山頂標の左奥は白馬岳
通ってきた白馬岳からの稜線。何度歩いても素晴らしい眺めだ
2022年10月02日 06:31撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
3
10/2 6:31
通ってきた白馬岳からの稜線。何度歩いても素晴らしい眺めだ
白馬岳の右奥に頚城山塊(焼山、火打、妙高)
2022年10月02日 06:31撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/2 6:31
白馬岳の右奥に頚城山塊(焼山、火打、妙高)
浅間山と四阿山
2022年10月02日 06:33撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/2 6:33
浅間山と四阿山
これから向かう天狗の頭への稜線。左奥には不帰ノ嶮、唐松岳、五竜岳。中央奥の後立の稜線の奥に槍穂もくっきり。完璧な秋晴れ
2022年10月02日 06:26撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/2 6:26
これから向かう天狗の頭への稜線。左奥には不帰ノ嶮、唐松岳、五竜岳。中央奥の後立の稜線の奥に槍穂もくっきり。完璧な秋晴れ
右から槍ヶ岳、大キレット、北穂、奥穂、吊尾根、前穂
2022年10月02日 06:26撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/2 6:26
右から槍ヶ岳、大キレット、北穂、奥穂、吊尾根、前穂
右が剱岳、左が立山連山
2022年10月02日 06:26撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/2 6:26
右が剱岳、左が立山連山
剱岳のアップ。いつ見てもかっこいい
2022年10月02日 06:26撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/2 6:26
剱岳のアップ。いつ見てもかっこいい
天狗の左斜面の奥に、下から不帰ノ嶮喫、曲北峰、右へ曲南峰、さらに右へ景、すぐ左横に唐松岳。唐松岳のすぐ奥に五竜岳、その後ろに双耳峰の鹿島槍ヶ岳
2022年10月02日 06:32撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/2 6:32
天狗の左斜面の奥に、下から不帰ノ嶮喫、曲北峰、右へ曲南峰、さらに右へ景、すぐ左横に唐松岳。唐松岳のすぐ奥に五竜岳、その後ろに双耳峰の鹿島槍ヶ岳
天狗山荘到着。入り口前のテーブルと椅子で朝食の弁当を食す。
2022年10月02日 07:33撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/2 7:33
天狗山荘到着。入り口前のテーブルと椅子で朝食の弁当を食す。
前夜(10月1日の土曜日)が最終営業だった。てっきり9月末で終了だと思っていた
2022年10月02日 07:33撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/2 7:33
前夜(10月1日の土曜日)が最終営業だった。てっきり9月末で終了だと思っていた
天狗の大下り。最初の鎖場を振り返る
2022年10月02日 08:44撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/2 8:44
天狗の大下り。最初の鎖場を振り返る
2か所目の鎖場をクライムダウンする息子
2022年10月02日 08:57撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/2 8:57
2か所目の鎖場をクライムダウンする息子
喫山頂。ここへの登り返しは容易
2022年10月02日 09:40撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/2 9:40
喫山頂。ここへの登り返しは容易
不帰ノ嶮の難所曲北峰への登り。鎖場の連続
2022年10月02日 09:53撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/2 9:53
不帰ノ嶮の難所曲北峰への登り。鎖場の連続
息子が登り上げたところから鎖を伝ってこちらに移動する
2022年10月02日 09:58撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/2 9:58
息子が登り上げたところから鎖を伝ってこちらに移動する
左は切れ落ちた崖
2022年10月02日 09:58撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/2 9:58
左は切れ落ちた崖
さらに鎖場が続く
2022年10月02日 10:01撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/2 10:01
さらに鎖場が続く
慎重に!
2022年10月02日 10:01撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/2 10:01
慎重に!
足下を見ちゃうと鎖を握る手に力が入る
2022年10月02日 10:02撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/2 10:02
足下を見ちゃうと鎖を握る手に力が入る
気持ちの良い岩場の登り
2022年10月02日 10:10撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/2 10:10
気持ちの良い岩場の登り
最後の一歩
2022年10月02日 10:29撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/2 10:29
最後の一歩
曲北峰の難所を登り切った。ここから唐松までは一般的な縦走路
2022年10月02日 10:28撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/2 10:28
曲北峰の難所を登り切った。ここから唐松までは一般的な縦走路
曲北峰から下ると八方池が見えた。写真の真ん中辺り
2022年10月02日 10:34撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/2 10:34
曲北峰から下ると八方池が見えた。写真の真ん中辺り
八方池アップ
2022年10月02日 10:34撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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八方池アップ
天狗の大下り(左)から喫、曲北峰。II峰南峰から通過してきた稜線を振り返る
2022年10月02日 10:46撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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天狗の大下り(左)から喫、曲北峰。II峰南峰から通過してきた稜線を振り返る
唐松岳山頂。すごい人で大混雑。山頂標の奥が剱岳
2022年10月02日 11:22撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/2 11:22
唐松岳山頂。すごい人で大混雑。山頂標の奥が剱岳
同じく山頂写真。背後は白馬鑓ヶ岳、天狗の頭、天狗の大下り、不帰ノ嶮。息子も大満足の稜線歩きだった
2022年10月02日 11:22撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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同じく山頂写真。背後は白馬鑓ヶ岳、天狗の頭、天狗の大下り、不帰ノ嶮。息子も大満足の稜線歩きだった
どっしりした五竜岳
2022年10月02日 11:26撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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どっしりした五竜岳
唐松岳頂上山荘。背後は浅間山
2022年10月02日 11:27撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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唐松岳頂上山荘。背後は浅間山
頂上山荘から唐松岳山頂を振り返る。蟻の行列のように続く登山者
2022年10月02日 11:52撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/2 11:52
頂上山荘から唐松岳山頂を振り返る。蟻の行列のように続く登山者
登山道に人だかり。さながら雷鳥撮影会の様相
2022年10月02日 12:16撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/2 12:16
登山道に人だかり。さながら雷鳥撮影会の様相
下山途中の紅葉
2022年10月02日 12:35撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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下山途中の紅葉
大会でもあったのかな?すごい数のパラグライダーが飛び交っていた
2022年10月02日 12:50撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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大会でもあったのかな?すごい数のパラグライダーが飛び交っていた
八方池が見えてきた。ここまで陸続と登ってくる登山者に何度も足止めを食らいながら、何とか下りてきた
2022年10月02日 13:11撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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八方池が見えてきた。ここまで陸続と登ってくる登山者に何度も足止めを食らいながら、何とか下りてきた
定番スポット。弱い風が水面を揺らし、右端の逆さ白馬三山を乱す。でも大満足、初めてこれを見ることができた
2022年10月02日 13:17撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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定番スポット。弱い風が水面を揺らし、右端の逆さ白馬三山を乱す。でも大満足、初めてこれを見ることができた
有名な第3ケルン。新婚ホヤホヤの息子と久々に素晴らしい登山を楽しむことができた。感謝感謝!
2022年10月02日 13:35撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/2 13:35
有名な第3ケルン。新婚ホヤホヤの息子と久々に素晴らしい登山を楽しむことができた。感謝感謝!
撮影機器:

感想

2泊3日で遠見尾根から五竜に登り、白馬まで縦走する計画を立てていたら、ちょうど今シーズンの秋山ラストチャンスとなる好天予報になった。たまたま家にやってきた長男がこの計画に乗りたいと言ったので、息子の予定に合わせるべく土日の山行とした

五竜山荘はじめ山小屋の予約が取れず、辛うじて確保できた白馬岳頂上宿舎での宿泊を前提に、白馬から唐松への逆回りで1泊2日の計画に修正した。7月以来、久々の週末の晴れ予報に加え、小屋締めも始まっているので、今シーズンのラストチャンスになりそうだと考えた人が多かったのだろう。今回の山行では、小屋の予約確保が一番の「難所」だった(笑)

私にとっては38年ぶりの不帰ノ嶮で、山歴の浅い息子にとっては初めてコース。お互いに楽しめるだろうと計画を立てて実行に移した。ドピーカンで上々のスタートだったが、頂上宿舎にチェッックインして、準備をして外に出るとまさかの事態。30分前まで雲一つなかったのに、瞬く間に雲が湧いて旭岳や杓子岳、白馬鑓ヶ岳を飲み込み始めていた

急いで白馬山頂に向かうも、山頂に到着するとほぼ四方を雲に覆われ、眺望がほとんどなくなっていた。これには二人で苦笑い。山頂で粘っても期待薄だったので、さっさとスカイプラザに下りてランチタイム(私はアルコールも)。ビールを飲んでも食事をしても状況は変わらず、頂上宿舎へもどってまったりすることに

早くチェックインしたので、夕食は一番最初の組で17時スタート。バイキングで食べたいものを好きなだけ取ってお腹を満たしていると、窓越しに雲が見る見るうちに取れていく。二人で外に出ると、白馬岳がアーベントロートに染まっていた。急いで稜線に向かうと、ちょうどサンセットショーの始まりだった。これには二人で大感激。山の神様が微笑んでくれた

翌日は下山するまで終日快晴で、白馬から唐松までの快適な稜線歩きを存分に楽しんだ。最高のコンディションで不帰キレットをエンジョイでき、本当にラッキーだった。股関節の慢性痛に苦しめられながらも、息子も久々の大満足な登山だったのではないかと思う

彼女との新生活をスタートさせたばかりなので、以前のようには一緒に山へ出掛けることも難しくなったが、また機会を見つけて誘ってみたいと思っている。息子の嫁さんに睨まれない程度に・・・

(PS 本山行は息子とのジョイント山行なので、開店休業中ながらレコにアップすることとした)


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コメント

Pinballさん、こんばんは。

毎回そうですが、カメラのアングルが絶妙ですね。すっかりバーチャル体験した気分になってます。
相性最悪のゴタテ、羨ましいです。
2022/10/3 20:02
dan_no_sukeさん、ご覧いただきありがとうございます。

同行者を入れて写真を撮ると、いつものソロの時の風景画のような素っ気ない写真ではなく、自ずと臨場感が出てくるように思います。

北海道山行「北の国からシリーズ第三弾」から好天に恵まれてます。なんだか運がついているようですが、「禍福は何とか」と言いますので・・
2022/10/3 21:19
予告どおりの後立縦走、やはり北アルプスの稜線の景色は格別ですね。
写真を見ていると、頑張って登山にいくべきだったかなとちょっぴり後悔です。。。
2022/10/3 22:17
eurekapapaさん、絶好の週末の好天を逃しましたね。北アの稜線も今週末あたりは雪になるでしょう。本当にラッキーでした。

ただ、小屋もテン場も高速道路も大混雑でした。贅沢は言えませんが。

そうそう、3月末に白馬の山頂から撮影した遠くの山並みは、eurekapapaさんのご教示の通り槍穂の稜線でした。ありがとうございました。
2022/10/4 6:15
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