富士山(須走口・開山前日に研修下見)
- GPS
- --:--
- 距離
- 14.0km
- 登り
- 1,823m
- 下り
- 1,818m
コースタイム
6:50 新六合目長田山荘
7:40 本六合目瀬戸館
8:40 七合目大陽館
9:40 本七合目見晴館
10:30 八合目下江戸屋分岐
11:00 本八合目胸突江戸屋
12:00 九合目久須志神社
12:30 山頂鳥居
12:35 吉田・須走口山頂 13:00
14:00 剣ヶ峰
15:00 吉田・須走口下山
19:00 須走口五合目
ルートは手書きです。
下見でちんたらと歩いているのでCTはあてになりませぬ。
天候 | 快晴のち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
7月10日に静岡県側の登山道がオープンします。 以下の2つは9日時点では供用されていませんでしたが、 10日には供用開始とのこと。 ・吉田須走口山頂トイレ ・吉田須走口山頂下山道 下山時の吉田コース・須走コース分岐は改善されたようですが、 それでも外国人の方が間違っていました。何とかならないか? 砂走は岩も多く走るのは少し怖い。 |
写真
感想
静岡県側登山ルート開通前日の須走口。
7月末に会社で「新入社員富士登山研修」が行われるため、スタッフ12名で現地コースの下見にやってまいりました。(因みに某大手広告代理店ではありませぬ)自宅周辺は台風接近の影響か未明から大雨で、ほぼ中止を見込んでいましたが、五合目に来ると雨が上がり、山頂にかかった雲が見る見るうちに晴れていきます。「これは行くしかないでしょ!」とモードを切り替えて出陣。
個人的に富士山は、昨年体力不足と悪天候と道間違いと高山病により途中敗退、おまけに下山時は膝痛と散々な思いをしたお山。その敗北感が体力増強のための山行にはまり込むきっかけとなった訳で、今回は1年越しのリベンジです。
ルート状況と万一の場合の下山方法など確認しながら、ど素人の新入社員が無理なく歩けるペースを想定し、ゆるゆると登っていきます。(実際には自分が高山病になるのを回避したいのが本音。実際私もど素人ですし。)
須走コースは残雪あるもののしっかりと除雪されていて、通行は全く問題なし。作業の方々に感謝です。途中の山小屋も何軒か既に営業しており、トイレも問題ありませんでした。もっとも山頂のトイレはまだ営業しておらず、八合五尺が最後のトイレでしたが。(7月10日以降は山頂トイレも営業するようです。)
7時間ほど掛けて無事山頂に到達。ゆっくりペースですが、新人の研修にはこのくらいのペースがいいでしょう。実際の本番では一泊二日の行程なので、高山病でリタイアする者が少なければいいのですが。私自身は直前に3,000ⅿまでは練習で来ていたこともあり、少し頭が痛い感覚はあったものの問題なく登頂し、無事に初富士・初剣ヶ峰を達成。昨年のリベンジを果たすことができました。ただ、下山中の方が頭痛がひどくなり、歩いてる時よりも休憩中の方が痛くなったのはなぜでしょうか?下りは息が上がらないので意識して深呼吸しなくなったからかな?
砂礫の道は登りにくいところはあったものの、前に大倉尾根から丹沢山に行った時の方が全然きつかったです。(笑)もっとも、メンバーの中にはトレラン愛好者が2名おり、出発後は別行動でしたが、私たちが八合目あたりをうろついている頃既に下山していたそうです。恐るべし・・・。
天気は朝のうちは風が強かったのですが、七合目あたりからはほぼ無風となり、思ってもいない快晴の登山日和となりラッキーでした。剣ヶ峰で写真を撮っていただいた方は、須走コースで私たちとほぼ同じタイミングで登られていたお二人で、海抜0ⅿの沼津千本浜海岸から剣ヶ峰の3,776ⅿまで3日掛けて歩いてこられたそうです。その健脚もすごいな〜と思いましたが、最終日にこんな快晴に恵まれる強運ぶりにもっと「スゴイッ!」と感心しました。
下山道は須走口に降りる分には問題ないのですが、吉田ルートへの分岐は改善されたといっても、まだ間違いやすい状況です。下江戸屋さんの手前のブル道をそのまま下ると須走コースに行ってしまいます。この日も実際に須走コースの本七合目見晴館さんまで下ってしまい、登り返している人が多数いました。特に外人さんに多かったようです。何とかならないのでしょうかね。
須走ルートの砂走は御殿場ルートの大砂走と違い、細かく深い砂地で走れる部分はごく僅かで、あとは砂も浅く岩も多いので私たちには下り難く、皆苦労していました。砂払い五合目からの樹林帯も岩場と木の根が多く転倒などの注意が必要です。山頂から下り始める頃から雲が多くなってきたのですが、思いのほか下山に時間がかかり、砂払い五合目手前からは雨になり、最後は日没になってしまいました。とにかく下山道は長く感じました。如何に下山で転倒などの怪我や膝痛などのトラブルを防止するか。時間に余裕をもってゆっくりと休み休み降りることが重要と思いました。
研修本番も今日のような快晴に恵まれ無事登山できることを祈ります。
そういえば、富士山の登山バッジ買い忘れた。次忘れないようにしなければ・・・。
aisato21さんこんにちは
台風一過の11日に須走口から登りました。
写真19・20あたりの雪はものすごく減っていました。
台風8号による暖かい雨が溶かしたようです。
10日の夜、富士山はとんでもない暴風雨だったそうです。
下界は大したことなかったんですけどね。
MaxJ05 さん
コメントありがとうございます。
11日に行かれたんですね。二日違いでしたね〜。
MaxJ05 さんのレコも拝見しました。
富士山から見下ろす愛鷹山、いいですね。
お互い晴天に恵まれてよかったですね
aisato21さん。
須走口から山頂まで行かれたんですね。
写真がどれも素晴らしく、感動してしまいました。
須走五合目は毎年小富士までの散策などで6月頃行くんですけど、
ここから山頂までは標高差もあるので、無理かなと思っていました。
また富士山は昨年登って、あまりの混み具合に「もう行かなくていいかな」と
思っていましたが、aisatoさんの写真をみて、須走口から登ってみたい気持ちになりました。
でもやっぱり日帰りは厳しそ〜。
hanapepeさん こんばんは
天気が良かったので写真もいい写真が撮れました。
やはり富士山ならではの景色ですね。
富士山はやはり見るもの、という気もしますが、
今回は御来光と星空を見ていないので
次回はそれが楽しみです。
須走口、傾斜はそれほどでもないので、体力的には日帰りでも大丈夫だと思いますよ〜。
問題は時間ですね。今回私もぎりぎりでした。
剣ヶ峰に行くと時間が掛かってしまうので、パスするのも有りかもですね。
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