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Yamareco

記録ID: 4792870
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
阿蘇・九重

くじゅう連山1Day17サミット(牧の戸峠 IN/OUT)

2022年10月15日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
11:48
距離
23.9km
登り
2,370m
下り
2,359m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:39
休憩
1:01
合計
11:40
距離 23.9km 登り 2,370m 下り 2,364m
2:44
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天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
牧の戸峠レストハウス前駐車場
午前2:30到着時 駐車場空き余裕あり
下山時14:30、辺りは路駐だらけです。
2022年10月15日 02:25撮影 by  iPhone 12, Apple
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2022年10月15日 13:15撮影 by  iPhone 12, Apple
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2022年10月15日 13:20撮影 by  iPhone 12, Apple
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2022年10月15日 13:26撮影 by  iPhone 12, Apple
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2022年10月15日 13:36撮影 by  iPhone 12, Apple
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2022年10月15日 13:50撮影 by  iPhone 12, Apple
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2022年10月15日 14:02撮影 by  iPhone 12, Apple
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2022年10月15日 14:13撮影 by  iPhone 12, Apple
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2022年10月15日 14:14撮影 by  iPhone 12, Apple
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2022年10月15日 14:17撮影 by  iPhone 12, Apple
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撮影機器:

感想

くじゅうとは
wiki調べです^_^。
一般的には火山群や周辺地域全体を指すときはくじゅう連山(九重連山)、その主峰となっている一山(標高1,787m)を指す場合には久住山も用いている。
旧竹田領(大分)側に九重山白水寺(法華院)、旧肥後領(熊本)側に久住山猪鹿寺の2つの寺院が開かれ、それぞれの地域、九重町では「九重山」、久住町では「久住山」の表記が用いられていたが、論争の末、旧直入郡久住町と玖珠郡九重町との合意で、黒岳、大船山、平治岳、三俣山、稲星山、久住山等の山々の総称をひらがな表記で「くじゅう連山」とすることになった。とのことです。
地質的な話としては、坊ガツルの平原を挟み東側に大船山系、西側に久住山系があり約1700m程の10数の山々が連なっています。

暗がりに光る眼
牧の戸峠から先ずはロード2km。さらに三俣山麓まではゆったりとした道(舗装路多め)なので、日が出る前にササっと距離を稼ぐ。今日は累積標高と歩行距離が長めなので、単調になりがちなロードは早めにやっつけておく^_^
時刻はAM2:40。鹿の鳴き声がすごい。悲鳴みたいな声だったり、色んな声色で泣くんだな。
そして、ヘッドライトに照らされて、あちこちに二つの眼が見える。あちこちで、ガサゴソ。前方を牝鹿の群れが横切る。なんだか見張られてるみたい。そして、シカ多すぎ^_^
この辺りはクマさんはいないとされているので、暗がりでガサガサしても安心ですけどね。

夜露でずぶ濡れ(三俣山)
三俣山麓に取り付くと、太もも丈程の笹藪。踏み跡がしっかりあるので歩くのは快適ですが、夜露がすごい、、、登りながら「レインパンツかゲイター履けばよかったな。」と思いつつ、三俣山山頂でゲイターを履いたけど、時すでに遅し。グショグショに濡れたパンツからソックスに浸透し、ブーツの中が洪水状態、、、
三俣本峰から北峰へ行く道は、暗闇すぎて断念。
三俣南峰からの下山は、引くくらいハードでした。
くじゅうは、良くも悪くも登山道整備は最小限。本州の山だとロープを常設しそうなところが、補助なし。暗闇の中下山するにはちとハードでした^_^

朝日を浴びて(平治岳)
坊ガツルに降りてくる頃には朝日が差し込むようになりました。
テン場は広々とした中に10数張。ゆったりまったり快適なテント泊ができそうです。
テン場を抜けて、平治岳を目指します。
平治岳の斜面にはツツジ類の枝葉が沢山あります。たぶんミヤマキリシマ(知らんけど)。6月には美しい花を咲かせるのでしょう。
山頂からはくじゅう連山の全景が見られます。
これからそれを全山踏破しなければいけないとは、気が遠くなります。

燃えるような紅葉(大船山/北大船山)
平治岳を下り、北大船山へとりつきます。平治岳はミヤマキリシマの枝に引っ張られてとても歩きにくかったが、ここは、低木(何の木だ?)に囲まれていてとても歩きにくい。そして、蜘蛛の巣、、、
山頂部は広々とした小さなカルデラ地形?火口?のようになっています。北大船山を越えて大船山へと登ると、景色は一変します。大船山直下の池周辺はまさに燃えるような赤が眩しい紅葉が広がっています。山頂で時を同じくした方は「来週はもっと綺麗かな。」と仰っていましたが、いやいやこれはもう最高でしょう。写真では伝わらないステキな景色でした。

絶望感すら感じる(白口岳)
大船山を下り、白口岳に向けて、新た登山道を草木をかき分けながら進むと、程なく鉾峠へ。
眼前の白口岳に、絶望。ここが最後のヤマ場です。疲れた身体に400mの登り返しがこたえます、、、
が、ただひたすらに急登を登り進め山頂へ。
山頂からは、稲星山、中岳、久住山が見えます。
白口岳山頂まで来ると、残りは100m程度のアップダウンなので、ヘッチャラ。

ヤマ場を超えて(稲星山)
ちょっと下ってちょっと登る。ここまでの道程に比べたら、楽すぎて、、、^_^

九州最高峰だ(中岳)
中岳!くじゅうに登ったという証し!
九州最高峰から眼下に阿蘇や大分を見下ろしつつ、くじゅう連山の独特の地形にあらためて感動します。
坊ガツルを囲むように高低差500m程の山々が立ち並び、それぞれが笹藪を纏ったり、ミヤマキリシマを纏ったり、山頂部に岩稜帯を抱えてたり、静かな御池を湛えていたり、、、

余勢をかって(天狗ヶ城/久住山)
高低差は100mちょっとか?登って下って、17サミッターに向けて一つ一つピークハントしていきます!

17サミットのトリ(星生山)
さあ、9座目は星生山。久住別れの避難小屋から登り詰めます。途中でルートロスがあったもののリカバリー。
山頂付近の岩稜帯ではルートが分かりにくく、岩場を慎重に3点支持で登ります。(本日最も緊張した場面^_^)
晴れて17サミッターとなれました^_^


今回の登坂は、距離も累積標高も過去の実績からすると想定許容範囲ですが、疲労度はなかなかのものでした。泥濘で滑りやすかったり、ブーツが浸水したり、枝気で簡単には歩かせてくれなかったり、ルートが不明瞭だったりと、体力を削る要素が満載でした。
結論!楽しかった!!

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くじゅう山群全山縦走
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技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

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