愛宕山〜地蔵山〜牛松山
- GPS
- 08:04
- 距離
- 23.5km
- 登り
- 1,546m
- 下り
- 1,534m
コースタイム
10:12 鉄梯子(登山口捜索終了)
10:22 登山口
11:00 米買い道出会い
11:12 荒神峠
11:39 参道出会い
11:43 水尾別れ
12:04 黒門
12:20 愛宕神社
12:41 地蔵山分岐(旧愛宕スキー場分岐跡)
13:08 反射板
13:15 地蔵山山頂〜休憩・下山道探し
13:41 出発
14:04 地蔵山分岐(旧愛宕スキー場分岐跡)
14:14 樒ヶ原・神明峠分岐
14:46 樒ヶ原登山口(府道50号出会い)
14:54 牛松山方面府道50号分岐
15:03 牛松山方面分岐 峠
15:09 大黒部幹線659鉄塔 〜ルートミス
15:21 出発
16:07 大飯幹線145鉄塔
16:28 牛松山山頂(アンテナ)
16:31 三角点
16:35 金毘羅神社
17:22 牛松山登口
17:55 JR亀岡駅
天候 | はれ …但し、霞で視界はイマイチ 最寄のアメダス観測点『京都』当日の気温 ■朝の最低気温 24.9℃ (04:57) ■日中最高気温 35.1℃ (15:07) ※愛宕神社の温度計は12時過ぎ21℃、石段下の休憩所は25℃でした。 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※9:00〜22:00 1日最大300円。 http://www.aeon.jp/aeon/kameoka/information.html#car 亀岡駅より保津峡駅までJR山陰本線利用。 ■JR亀岡駅 http://www.jr-odekake.net/eki/top.php?id=0630702 ※駅前にスーパー等有。 ■JR保津峡駅 http://www.jr-odekake.net/eki/top.php?id=0610705 ※改札外にトイレ・改札中(行き来はフリー)に自動販売機有。券売機はありますが、無人駅のようです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
愛宕山の参道、牛松山の金毘羅神社の参道、は誰もが歩けるルートですが、一部マイナールートが含まれます。途中、樒ヶ原ではバス便のエスケープも考えられますが、普段は便数が限られるようです。距離に見合った体力と、余力を持たせた計画が好ましいルートでしょうか? ■保津峡駅〜中尾根〜愛宕山神社 通称?『つつじ尾根』尾根ルートを予定していたものの登山口がわからず、地図上で水尾集落寄りの破線道、通称『中尾根』ルートを選択、こちらは概ね地形図上に示された破線道に符合します。勾配の強い区間、シダが生い茂るエリアは明確に踏み跡が現れるものの、勾配が緩む区間は少々不明瞭。登る限り、尾根筋を外し難いルートですが、下る際には注意が必要でしょう。 水尾集落と荒神峠を結ぶ米買い道ルートは、緩やかな勾配のトラバース路ですが、谷部は荒れ気味です。荒神峠より階段整備された表参道へは当初200m近い高低差を一気に登る急坂、水尾別れ手前で合流するまでは比較的なだらかな登りが続きます。表参道合流後、愛宕山山頂エリアまでの標高差は200m程度。 参道、米買い道は道標が整備されていますが、それ以外は見掛けませんでした。概ね地形図の破線道に沿ったルートを歩いていますが、枝道も多く、分岐での方向確認は慎重に行うのがお奨めです。 愛宕山神社境内にトイレ、自動販売機、公衆電話、休憩所等有。但し、水道はありません。 ■愛宕山神社〜樒ヶ原(車道) 愛宕山神社への車道として利用されているルートのようで、地形図上は破線道ですが、道幅は車の通行に支障がない程度。基本は未舗装ですが、急勾配区間は車が通行できるようにコンクリート舗装されています。日当たりの悪い木陰の一部が深い轍の泥濘状態でしたが、概ね歩くのに支障のないレベル。車が通るのは極めて稀なようですので、安心して歩けるルートのようです。 道標は散見される程度、枝道等を気にしなければ特に迷わず歩けます。一部舗装とはいえ、車道としてみれば路面状態は劣悪の部類、普通車で登るのは困難、四駆でもダートに適したタイヤ装着が必要な状況です。舗装路云々ともかく、荒れた急坂に付き、少々歩き難い区間です。 ■地蔵山ルート 他の道標に山名が表記されているものの、分岐は旧愛宕スキー場跡への分岐看板に落書きで『地蔵山』と書かれている程度。分岐後は道標の類は皆無、但し踏み跡そのものは明瞭です。 山頂より西へ下る破線道は確認できず、芦見峠へと向うとされる北へ延びる一本道はそれなりに歩けそうです。 ■府道50号〜牛松山 概ね地形図に記された尾根筋沿いに踏み跡があります。鉄塔巡視路と重複する区間は概ね明瞭ですが、それ以外は歩ける程度の山道レベル。しかし、大飯幹線145鉄塔ピーク(578ピーク)より北側は車両通航可の作業道が整備されており、無理に尾根を歩かない限り、問題なく歩けるルートでしょう。 道標は未設置ながら、鉄塔巡視路の案内に加え、この山域はテープも散見されます。慎重に地図を確認するのが好ましく、初めて歩く場合は、なるべく見通しの利く落葉期が無難でしょう。 ■金毘羅社〜牛松山登り口 比較的新しい丁石も整備されており、歩きやすいルートです。麓からの標高差は約500m近く、一部を除き階段も整備されていませんが、危険ヶ所は特にありません。 【過去の記録】 ■明智越〜愛宕山〜芦見谷 2013年05月15日(水) http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-298212.html ■清滝〜愛宕山 …嵐山 2013年05月04日(土) http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-292583.html |
写真
感想
近畿地方も梅雨明け、愛宕山の麓、京都市内は最高気温35℃越えといよいよ夏本番。
愛宕山神社の休憩所(石段下)の温度計は25℃、標高900mの緑豊かな山上は、木陰に限れば爽やかな初夏を楽しめました。約2時間を要した登りの道中は水分約1ℓを消費しましたが。。。
よく歩かれる山であること、今までに2度訪れた経験も油断を誘ったのか?
始めて歩くコースにもかかわらず準備・下調べ不足でした。以前歩いた際にも、メジャールート以外の道標の少なさは感じていましたが、登山口を見つけるのも一苦労。愛宕山への登りは保津峡駅よりの橋を渡って少し西側に位置する地形図破線道、後から調べると『つつじ尾根』と呼ばれるルートを歩くつもりが、破線道の府道合流部分は急斜面に小型の砂防ダムと取次ぐにはかなり勇気と気合が必要な雰囲気。結局数分で、突破を諦めましたが、駅よりの橋、少し東側が登山口だったようです。
今回登った『中尾根』ルートの登山口は、地形図上の破線道には符合するようですが、登山口には道標未設置。尾根まで登ればよく踏まれた山道となっているだけに、道標、あるいは目立つ程度のテープ程度はあってもいいような気もしますが。。
山に物を残さないのもマナーであり、その意味ではきれいな山ではありますが、六甲山辺りと比べれば、少々不便に感じます。まあ、しっかり下調べをしていたら、全く問題なかったといえばそれまでですが。。
結局、地形図の準備は今回登った3つの山それぞれを中心にコピーを用意、万全だと安心しておりましたが、後からヤマレコで調べればよく似たルートを歩かれた記録もあり、登山口で迷う事はなかった筈でした。
重なるときは重なるもので、万全に準備していた地形図ですが、前夜寝る前の復習で眺めていた地蔵山エリアの地図を自宅に忘れ物。結局、山頂付近にて予定していた樒ヶ原へ下るルートを探したものの、道標はおろかそれらしい踏み跡も発見できず、仕方なく地図のある愛宕山の下山路へルート変更。もっとも、予定していた下山路は、ヤマレコ数少ない記録はあるものの、道としてはかなり怪しいもののようで、すくなくとも夏場は避けて正解だったようです。
ついでにその後、牛松山への尾根筋にて、高圧鉄塔のあるピークから、地図とコンパス(腕時計の簡易計測ですが)を眺めているにも関わらず、尚且つルートミス!
原因は、ピークの西端に立つ鉄塔を、南東側と勘違いして尾根筋を見誤ったことにあるようです。ミスはミス、短時間で気付いて(それ程ルートが酷かった訳で…)道迷いには発展しませんでしたが、おそらく見通しの利く落葉期には起こらないミスでしょう。
結局、平日だった事もあってか、愛宕山神社以降の山中では牛松山の下りで人とすれ違うまで誰にも会わず。山はメジャーですがマイナールートを選ぶ際には、入念な準備と、ヤマレコのチェックは欠かせません!
コメント
この記録に関連する登山ルート
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地蔵山の西尾根ルートは廃道状態ですが、頂上の周りを囲う鹿ネット沿いに降りていくと道らしきものが現れます。最後の下降は杉林内を降りますがここも作業道らしきものを探しての下降となります。私は先日登りに使いましたが、登りのほうがわかりやすいかと思います。
北の芦見峠に向かうルートは歩かれていて明瞭ですが、現在芦見峠から集落までの間で崩落があり、巻き道、注意必要です。
mizutani824 さん情報ありがとうございます。
山頂三角点の西側にあるフェンス際、歩けそうな雰囲気は感じたものの、常用されているルートには思えず、地形図すら手元にない状況では、下る気にはなりませんでしたが
廃道状態と聞いて納得できました。杉林の作業道…磁石便りに直登するのが無難なようですね。
貴重な情報、ありがとうございます
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