鳳凰三山 青木鉱泉からドンドコ沢〜中道周回


- GPS
- 09:37
- 距離
- 18.0km
- 登り
- 2,177m
- 下り
- 2,162m
コースタイム
- 山行
- 9:15
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 9:37
天候 | 昼以降ややガスが上がってきたがほぼ快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※私は中道から下山して渡渉して、駐車場に戻らず青木鉱泉に直行しましたが、紙が無くてもナンバーを向こうが控えているので対応してもらえました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ドンドコ沢コースはコース自体は整備されているが、階段等が少なく段差が大きい脚力を使う箇所が多い印象。滝に寄り道したり見どころが多く、楽しめる道だが標高差も大きく健脚者向け。 途中の渡渉箇所が何か所も有るので、水量の多い時期は注意が必要かもしれません。 道迷い多発とのことで、いたるところに赤テープ、ペンキマークがあるのだが、それでも間違ったルートの踏み跡が何か所もそれも明瞭にあるので数回間違えました。 数m進んでテープが無いことに気づいて、周りを見渡すと違う方向にすぐテープが見つかる。) 中道は展望がほぼ無く、ひたすら樹林帯を急登するだけ。登りで使うと心が折れそう。 下りの最後にしばらく林道を歩くと渡渉して青木鉱泉にショートカットする箇所があります。林道わきの木に赤印がたくさんついているので場所はすぐに分かりますが、川岸まで降りてみないと水量は分からないので、運次第。渡渉箇所にも中州の木に印がありますが、当日はやや水量が有ったので20mほど下流の浅瀬を渡りました。 |
その他周辺情報 | 青木鉱泉は\1000で日帰り入浴可能 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
ダウンジャケット薄手
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
笛
ファーストエイドキット
エマージェンシーシート
ナイフ
保険証
携帯
モバイルバッテリー
タオル
カメラ
ヘッドライト
予備電池
|
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感想
八ヶ岳、北アルプスにも初雪が降り、各地の山小屋も小屋閉め、今年のアルプスはもう終了と思っていたら意外と天気予報は南アルプスは好天予報。
北アルプスの予報は良くないので、最悪悪天候になっても山小屋が開いている鳳凰山ならいけるかも?
直近のレポを見ても積雪は無いようなので、鳳凰三山を青木鉱泉から周回することにした。これで甲斐駒、仙丈ヶ岳、鳳凰三山の北沢峠周辺の3点セットを今年中に踏破できる。
青木鉱泉に1:30に駐車すると空は満点のプラネタリウム。翌朝の天気に期待して5時まで仮眠。
起きると駐車場は満車になっていました。日曜日とはいえ夏山はほぼ終了のこの時期にこれだけ人がくるとはさすが大人気の百名山。
朝食をとってスタートすると予報より素晴らしい晴天。中腹までは紅葉も結構残っており、変化に富んだドンドコ沢を堪能できた。
コースは登りごたえがあるが、このコース、結構高い位置に足上げが必要な段差が多く予想以上に脚力を消耗した。しかも天気が良いうえに、気温もそれほど寒くなく、防寒にヒートテックをズボンの下に履いてきたことが裏目に出て、スタート直後から汗だく。シャツ一枚で登っていてもで水をかなり消費する。高をくくってハイドレーションを持ってこずに、900mLのアクエリアスは鳳凰小屋までに2/3を消費してしまう。
鳳凰小屋でラーメン用の水は入手する予定だったが、飲料用にも補給するとは予定外だった。
このコース名物の砂地獄を登り切り疲労困憊で地蔵岳にたどり着くと、予報より風も弱く最高の天気で気分も回復。ザックをデポしてオベリスクの直下まで登り甲斐駒の雄姿を堪能するも、仙丈ヶ岳、北岳は山頂が雲にかくれていた。
この雲がこっちにも流れてくんじゃないかと警戒して次の観音岳に向かい始めるが、予想に反して南アルプス全体から雲が消えて、全域が丸見えの大展望に変化。代わりに少し風が出てきたものの、上に一枚追加すれば寒いほどではなく、最高の稜線歩きを楽しめました。
丸見えになった南アルプスを眺めながら、来年こそは白峰三山、悪沢赤石も踏破を目指す決意を固めて長い中道の下山。
今年のアルプス仕舞いは最高の山行になりました。
p.s.
中道林道から青木鉱泉へのショートカット渡渉は赤印ポイントより、少し下流の浅瀬の方が安全に渡れると思うんだが皆さんはどうなんだろうか?足跡を見ると結構渡渉ポイントは広範囲に散らばっているようだが?
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