ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 4837659
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
妙高・戸隠・雨飾

【戸隠連峰最高峰】高妻山【実は通過点?】 〜戸隠牧場から周回〜

2020年10月06日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:54
距離
12.8km
登り
1,442m
下り
1,446m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:44
休憩
1:07
合計
8:51
6:37
6:37
5
6:42
6:43
7
6:50
6:50
64
7:54
7:57
4
8:01
8:01
17
8:18
8:33
1
8:34
8:34
56
9:30
9:31
34
10:05
10:05
60
11:05
11:49
58
12:47
12:47
38
13:25
13:27
46
14:13
14:13
41
14:54
14:54
9
15:03
15:03
12
15:15
15:15
5
15:20
15:21
3
15:24
ゴール地点
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2020年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
高妻山登山口駐車場(無料)
・戸隠キャンプ場の反対側が登山者用駐車場となっています
・50台ほど駐車可能です
コース状況/
危険箇所等
<戸隠牧場〜五地蔵山(一不動ルート)>
・鎖場が多少ありますが、(登りで使う分には)難しくありません

<五地蔵山〜高妻山〜六弥勒>
・高妻山の山頂手前はかなりの急登なので、ペース配分に注意

<六弥勒〜戸隠牧場(弥勒尾根)>
・急な下りが続きますが、危険箇所はありません

※どちらのルートも増水時は通行困難になるようなので、最新情報の確認を
その他周辺情報 <日帰り温泉>
戸隠神告げ温泉 湯行館 650円
・内湯のみで、泉質も余り特徴のない弱アルカリ泉ですが、登山口から近くてお手軽です
高妻山の登山者用無料駐車場。戸隠キャンプ場の反対側です。
2020年10月06日 06:34撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
10/6 6:34
高妻山の登山者用無料駐車場。戸隠キャンプ場の反対側です。
戸隠キャンプ場と戸隠牧場を横切って登山口に向かいます。登山者は入場無料。
2020年10月06日 06:35撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
10/6 6:35
戸隠キャンプ場と戸隠牧場を横切って登山口に向かいます。登山者は入場無料。
戸隠牧場。晴れ間も見えますが、天気は概ね曇りといったところ。
2020年10月06日 06:45撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
10/6 6:45
戸隠牧場。晴れ間も見えますが、天気は概ね曇りといったところ。
朝から牛が放牧されています。
2020年10月06日 06:47撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
10/6 6:47
朝から牛が放牧されています。
登りは一不動ルートから。
2020年10月06日 06:51撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
10/6 6:51
登りは一不動ルートから。
この先は柵がありません。登山道のすぐ近くに放牧されています。
2020年10月06日 06:55撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
10/6 6:55
この先は柵がありません。登山道のすぐ近くに放牧されています。
この辺りは「足元注意」です。(危険という意味でなく…。)
2020年10月06日 06:56撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
10/6 6:56
この辺りは「足元注意」です。(危険という意味でなく…。)
じっとこちらを見つめる牛さん。登山の安全を見守ってくれているのか?
2020年10月06日 06:55撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
10/6 6:55
じっとこちらを見つめる牛さん。登山の安全を見守ってくれているのか?
滑滝(鎖場)に到着。
水量が多い時は要注意かもしれませんが、このくらいだと全く問題ありません。
2020年10月06日 07:43撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
10/6 7:43
滑滝(鎖場)に到着。
水量が多い時は要注意かもしれませんが、このくらいだと全く問題ありません。
こちらは帯岩。足を滑らせるとヤバいですが、足元はしっかりしているので、落ち着いて歩けば問題ありません。
2020年10月06日 07:56撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
10/6 7:56
こちらは帯岩。足を滑らせるとヤバいですが、足元はしっかりしているので、落ち着いて歩けば問題ありません。
一不動避難小屋に到着しました。高妻山と戸隠山をまとめて行くには便利な避難小屋ですが…。
2020年10月06日 08:19撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
10/6 8:19
一不動避難小屋に到着しました。高妻山と戸隠山をまとめて行くには便利な避難小屋ですが…。
トイレがなく(携帯トレイ使用ブースはあり)、し尿汚染が問題となっているので、気軽な利用は避けたいところ。
2020年10月06日 08:19撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
10/6 8:19
トイレがなく(携帯トレイ使用ブースはあり)、し尿汚染が問題となっているので、気軽な利用は避けたいところ。
小屋の少し先にある一不動(不動明王)の石祠。
ここからカウントアップが始まります。
2020年10月06日 08:33撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
10/6 8:33
小屋の少し先にある一不動(不動明王)の石祠。
ここからカウントアップが始まります。
二釈迦(釈迦如来)の石祠。
2020年10月06日 08:41撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
10/6 8:41
二釈迦(釈迦如来)の石祠。
余り鮮やかではないですが、この辺りは紅葉しています。
2020年10月06日 08:45撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
10/6 8:45
余り鮮やかではないですが、この辺りは紅葉しています。
方角的に黒姫山かな?
2020年10月06日 09:03撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
10/6 9:03
方角的に黒姫山かな?
四普賢(普賢菩薩)。
三文殊(文殊菩薩)は景色を見ている内に見落としました。
2020年10月06日 09:05撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
10/6 9:05
四普賢(普賢菩薩)。
三文殊(文殊菩薩)は景色を見ている内に見落としました。
五地蔵(地蔵菩薩)。
後ろに五地蔵山の山頂標識がありますが、山頂はもう少し先。
2020年10月06日 09:21撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
10/6 9:21
五地蔵(地蔵菩薩)。
後ろに五地蔵山の山頂標識がありますが、山頂はもう少し先。
こちらが五地蔵山(1998m)の山頂。
高妻山までの標高差は、後350mほどですが…。
2020年10月06日 09:29撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
10/6 9:29
こちらが五地蔵山(1998m)の山頂。
高妻山までの標高差は、後350mほどですが…。
六弥勒(弥勒菩薩)。
帰りはここの分岐から弥勒尾根を下る予定です。
2020年10月06日 09:31撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
10/6 9:31
六弥勒(弥勒菩薩)。
帰りはここの分岐から弥勒尾根を下る予定です。
六弥勒を過ぎると、ようやく高妻山が見えてきます。戸隠連峰最高峰の風格を感じさせる堂々とした山容です。
2020年10月06日 12:38撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
10/6 12:38
六弥勒を過ぎると、ようやく高妻山が見えてきます。戸隠連峰最高峰の風格を感じさせる堂々とした山容です。
七薬師(薬師如来)。
2020年10月06日 09:37撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
10/6 9:37
七薬師(薬師如来)。
八観音(観音菩薩)。
2020年10月06日 10:03撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
10/6 10:03
八観音(観音菩薩)。
九勢至(勢至菩薩)。
ここから山頂まで急登が始まります。
2020年10月06日 10:13撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
10/6 10:13
九勢至(勢至菩薩)。
ここから山頂まで急登が始まります。
十阿弥陀(阿弥陀如来)。
文久2年(1862)の銘がある御鏡が祀られています。
2020年10月06日 11:00撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
10/6 11:00
十阿弥陀(阿弥陀如来)。
文久2年(1862)の銘がある御鏡が祀られています。
十阿弥陀から5分ほどで高妻山(2353m)の山頂です。
2020年10月06日 11:07撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
10/6 11:07
十阿弥陀から5分ほどで高妻山(2353m)の山頂です。
山頂は10人以上の登山者が休憩していましたが、平らな場所が少ないので、やや窮屈な感じでした。
2020年10月06日 11:40撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
10/6 11:40
山頂は10人以上の登山者が休憩していましたが、平らな場所が少ないので、やや窮屈な感じでした。
道中は時折晴れ間も見えていましたが、山頂の天気は残念…。
2020年10月06日 11:36撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
10/6 11:36
道中は時折晴れ間も見えていましたが、山頂の天気は残念…。
余りゆっくりもしていられないので、下山開始。急坂は下りの方が歩きにくい…。
2020年10月06日 11:57撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
10/6 11:57
余りゆっくりもしていられないので、下山開始。急坂は下りの方が歩きにくい…。
遠目にも険しい戸隠山。一不動からなら行けそうですが、やはり「蟻の塔渡り」「剣の刃渡り」を越えてこそ、登頂の価値がある山かな?
2020年10月06日 12:42撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
10/6 12:42
遠目にも険しい戸隠山。一不動からなら行けそうですが、やはり「蟻の塔渡り」「剣の刃渡り」を越えてこそ、登頂の価値がある山かな?
だいたい1500mから上が紅葉していますが…。
2020年10月06日 12:51撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
10/6 12:51
だいたい1500mから上が紅葉していますが…。
「見ごろ」と言えるのは、もう少し先ですね。
2020年10月06日 13:13撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
10/6 13:13
「見ごろ」と言えるのは、もう少し先ですね。
帰りは、六弥勒の分岐から弥勒尾根の急坂をグングン下っていきます。このルートをピストンする方がコースタイムは少し短いですが、単調な感じがします。
2020年10月06日 14:40撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
10/6 14:40
帰りは、六弥勒の分岐から弥勒尾根の急坂をグングン下っていきます。このルートをピストンする方がコースタイムは少し短いですが、単調な感じがします。
弥勒尾根の登山口。戸隠牧場に戻ってきました。
2020年10月06日 14:55撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
10/6 14:55
弥勒尾根の登山口。戸隠牧場に戻ってきました。
駐車場まではまだ30分近くありますが、クールダウンのようなもの。
2020年10月06日 15:09撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
10/6 15:09
駐車場まではまだ30分近くありますが、クールダウンのようなもの。
歩き切れるか不安でしたが、明るい内に下山できて良かったです。
2020年10月06日 15:09撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
10/6 15:09
歩き切れるか不安でしたが、明るい内に下山できて良かったです。
撮影機器:

感想

※アプリがフリーズしていたようで、スタートから1時間30分くらいログが取れていませんでした。
実際の歩行距離や累積標高差は、もう少し大きい数字になると思います。

上信越の日本百名山の中でもややハードルの高さを感じていた高妻山。「標高差が大きい」「急登」「岩場が危険」などの情報により、数年間様子見をしていましたが、思いきって行ってみることにしました。
行動時間が長いので、なるべく日の長い時期に行きたいところですが、暑いと厳しそうなので、10月初旬の山行になりました。

ちなみに、高妻山は山名に「妻」が付きますが、三角形に尖った雄々しい風格のある山で、女性的な優美さなどはありません。この場合の「妻(ツマ)」は、建物の屋根における三角形の側面を指す建築用語で、高妻山の山容を言い表したもののようです。

さて、日帰りで歩き切れるのか、不安を抱えながらのスタートでしたが、「山頂手前の急登で足が止まった」というレポを幾つか見たので、焦らすゆっくり歩いて、脚力を温存することを意識しました。

結果的には、余力を残して歩き切ることができましたが、この日は一日曇りで、気温が上がらなかったことも、プラスに作用した気がします。
また、危惧していた鎖場については、少なくともこの日のコンディションで、登りで使う分には、特に難しい所はありませんでした。
崖のような写真を見た記憶がありますが、撮り方が上手い人だったのかもしれません。

なお、高妻山は、戸隠山と同じく修験者の修行の山であり、死後の世界を司るという十三仏が祀られています。
避難小屋のある「一不動」に始まり、「二釈迦」「三文殊」「四普賢」「五地蔵」「六弥勒」「七薬師」「八観音」「九勢至」ときて、「十阿弥陀」の少し先が高妻山の山頂となっています。

「一」で始まり「十」で終わっているので、特に疑問は感じませんでしたが、下山後に調べてみると、実はまだ続きがありました。
高妻山の先に乙妻山という山がありますが、その山頂までに「十一阿しゅく(阿しゅく如来)<あしゅくにょらい>」「十二大日(大日如来)」「十三虚空蔵(虚空蔵菩薩)」が祀られています。
(※阿しゅくの「しゅく」は文字化けしてしまいました)

乙妻山までは往復2時間かかるので、足を伸ばす登山者は少ないようですが、続きがあると知ると、最後まで行ってみたくなります。
もっと脚力を上げる必要はありますが、次は乙妻山まで目指したいと思います。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:11人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 妙高・戸隠・雨飾 [日帰り]
戸隠山・高妻山・乙妻山縦走
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら