【戸隠連峰最高峰】高妻山【実は通過点?】 〜戸隠牧場から周回〜
- GPS
- 08:54
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 1,442m
- 下り
- 1,446m
コースタイム
- 山行
- 7:44
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 8:51
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・戸隠キャンプ場の反対側が登山者用駐車場となっています ・50台ほど駐車可能です |
コース状況/ 危険箇所等 |
<戸隠牧場〜五地蔵山(一不動ルート)> ・鎖場が多少ありますが、(登りで使う分には)難しくありません <五地蔵山〜高妻山〜六弥勒> ・高妻山の山頂手前はかなりの急登なので、ペース配分に注意 <六弥勒〜戸隠牧場(弥勒尾根)> ・急な下りが続きますが、危険箇所はありません ※どちらのルートも増水時は通行困難になるようなので、最新情報の確認を |
その他周辺情報 | <日帰り温泉> 戸隠神告げ温泉 湯行館 650円 ・内湯のみで、泉質も余り特徴のない弱アルカリ泉ですが、登山口から近くてお手軽です |
写真
感想
※アプリがフリーズしていたようで、スタートから1時間30分くらいログが取れていませんでした。
実際の歩行距離や累積標高差は、もう少し大きい数字になると思います。
上信越の日本百名山の中でもややハードルの高さを感じていた高妻山。「標高差が大きい」「急登」「岩場が危険」などの情報により、数年間様子見をしていましたが、思いきって行ってみることにしました。
行動時間が長いので、なるべく日の長い時期に行きたいところですが、暑いと厳しそうなので、10月初旬の山行になりました。
ちなみに、高妻山は山名に「妻」が付きますが、三角形に尖った雄々しい風格のある山で、女性的な優美さなどはありません。この場合の「妻(ツマ)」は、建物の屋根における三角形の側面を指す建築用語で、高妻山の山容を言い表したもののようです。
さて、日帰りで歩き切れるのか、不安を抱えながらのスタートでしたが、「山頂手前の急登で足が止まった」というレポを幾つか見たので、焦らすゆっくり歩いて、脚力を温存することを意識しました。
結果的には、余力を残して歩き切ることができましたが、この日は一日曇りで、気温が上がらなかったことも、プラスに作用した気がします。
また、危惧していた鎖場については、少なくともこの日のコンディションで、登りで使う分には、特に難しい所はありませんでした。
崖のような写真を見た記憶がありますが、撮り方が上手い人だったのかもしれません。
なお、高妻山は、戸隠山と同じく修験者の修行の山であり、死後の世界を司るという十三仏が祀られています。
避難小屋のある「一不動」に始まり、「二釈迦」「三文殊」「四普賢」「五地蔵」「六弥勒」「七薬師」「八観音」「九勢至」ときて、「十阿弥陀」の少し先が高妻山の山頂となっています。
「一」で始まり「十」で終わっているので、特に疑問は感じませんでしたが、下山後に調べてみると、実はまだ続きがありました。
高妻山の先に乙妻山という山がありますが、その山頂までに「十一阿しゅく(阿しゅく如来)<あしゅくにょらい>」「十二大日(大日如来)」「十三虚空蔵(虚空蔵菩薩)」が祀られています。
(※阿しゅくの「しゅく」は文字化けしてしまいました)
乙妻山までは往復2時間かかるので、足を伸ばす登山者は少ないようですが、続きがあると知ると、最後まで行ってみたくなります。
もっと脚力を上げる必要はありますが、次は乙妻山まで目指したいと思います。
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