宝剣岳・三ノ沢岳

2014年07月26日(土) [日帰り]

• GPS: 05:13
• 距離: 6.5km
• 登り: 766m
• 下り: 768m

コースタイム

千畳敷 0653-0702
乗越浄土 0737
乗越浄土上 0745-52
宝剣岳 0803
遭難碑 0826-32
三ノ沢岳 0952-1016
東のコル 1110-22
遭難碑 1149
極楽平 1157
千畳敷 1215-52

天候

晴れ。気温高い

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

菅の台BC駐車。一回500円。

コース状況／危険箇所等

特に問題なし。宝剣岳の岩場は南側のほうが北側よりやや難しい。
極楽平下に数歩分残雪あり。

写真

千畳敷から(1/2)

千畳敷から(2/2)

ショウジョウバカマ

ミヤマキンバイ

イワカガミ

北沢峠〜聖平

乗越浄土下から宝剣

キバナノコマノツメ

南アルプス荒川三山以南

乗越浄土上から御嶽

御嶽ズームアップ

伊那前岳方面

南アルプス塩見以南

乗越浄土上から宝剣岳

乗越浄土上から中岳方面

宝剣岳北面

宝剣岳から三ノ沢岳

ミヤマシオガマ。写真の出来いまいち。一か所でしか見れなかった

イワベンケイ

宝剣岳南面

空木・南駒

チングルマ

三ノ沢岳

タカネナナカマド

御嶽ガスに包まれる

主稜線西面

キバナシャクナゲ

三ノ沢岳だいぶ近づいた

ウサギギク

黄色みがかったハクサンシャクナゲ？
交雑種?。昨年以来謎

ツマトリソウ、ゴゼンタチバナ

ミヤマダイコンソウ。宝剣岳にも多かった

ミネズオウ

アオノツガザクラ。本州では最も見事かも

ハクサンイチゲとミヤマキンバイ等

ハクサンイチゲ

シナノキンバイ

ハクサンチドリ

ミヤマキンバイ

三ノ沢岳に着きました

三ノ沢岳より西方木曾谷方面

三ノ沢岳よりより主稜線

ハクサンイチゲとシナノキンバイ等

ハクサンイチゲとハクサンチドリ

ハクサンイチゲとミヤマキンバイ

ハクサンシャクナゲ

コケモモ

東側のコルで休憩。暑い

イワツメクサ

主稜線に戻って南へ。ガス多い

タカネツメクサ

千畳敷間近。混雑はどうか？

感想

kamuishiri

元々は、鳳凰三山日帰りの予定だった...。
が、各所で猛暑日が続く状況に、登山口の標高が低すぎるんじゃないかという懸念。
2週間前の越後での縦走中止もトラウマになっているし。
日帰りでこの暑さでも問題ない山行はどこかないか？
北沢峠から甲斐駒・仙丈：両方とも、前回行ったのが一昨年。かつ同じ盛夏だから
気乗りしないし、今広河原へのアプローチに問題ある状況だから混んでいそうだ。
そこで引っ張り出したのがこのプラン。宝剣岳の南側が残っていたのと、
三ノ沢岳が未踏の山の中では何番目かに標高が高かったので、タイムテーブルを
作ってあったもの。
半日の登山で高速代+バスRW代だけで一万円以上だからコストパフォーマンスは悪いが。

菅の台BCに5時前に到着するが、この時間でもさすがにバス待ちの列が長い。
千畳敷の歩き始めは結局7時になった。今回は時間を気にするわけでないからいいが。
快晴で、下界は雲海に隙間が開き始めている。
カール内、乗越浄土へ向かう道沿いの花は案外少ない。遅れているのだろうか？
ミヤマキンバイ、ショウジョウバカマ、イワカガミ、キバナノコマノツメ 、ハクサンイチゲ等。
宝剣山頂は休む場所がないので少し下で休憩を入れてから、山頂へ向かう。
北側のクサリ場は短く、子供も登っている。これに対して、南側はアップダウンが
あって少し長い。子供向きではない。
このあたりの花はミヤマキンバイ、ハクサンイチゲ、ミヤマダイコンソウ、
イワベンケイ。あと、ミヤマシオガマ、キバナシャクナゲが少し。
で、岩場を丁度下り終わったところで、至近距離で力一杯ホイッスルを鳴らされ、
死ぬほど驚いた。例えば私の妻のような小心者だと、バランスを崩して転落しないとも
限らない。抗議すると「山のマナーです」とドヤ顔。
頭はなぜかヘルメット。クライミングや沢登りで合図にホイッスルを使うことがあるが、
ここをそういった場所と勘違いしてるようだ。また、こちら服装はワークマンで
買ったものばかりで、あまりにしょぼいもんだから初心者に見られたか？(笑)
一般路での交差の合図は声をかければ済むんだよ、と言いたかったが、
山では喧嘩しちゃいけないという小林喜作の言葉を思い出し、そのまま立ち去った。

さて、三ノ沢岳へ右折すると植生が変わる。アオノツガザクラ、チングルマが出てくるし、
加えてハクサンイチゲ、この3つが素晴らしい。
その他、イワツメクサ、タカネツメクサ、タカネナナカマド、ツマトリソウ、ゴゼンタチバナ、
ウサギギク、キバナシャクナゲ、キバナとハクサンの交雑種に見えるシャクナゲ、
ミネズオウ、シナノキンバイ、ハクサンチドリ、ミヤマキンバイ、イワカガミ、コケモモ...
今年初めての高山帯のお花畑ではあることは割り引く必要があるが、なかなかのもので、
三ノ沢岳直下がとりわけいい。
ゆっくりしたかったが、帰路のRWの混雑も考え、早めに戻ることにする。
日も高くなり、暑さがこたえる。往路では三ノ沢岳まで1ピッチで来たのに戻りは届かず、
東側のコルで休憩を入れる。登り返し、だいぶガスの多くなった稜線をわずかで極楽平。
雷の懸念は少ないが、RWの混雑が頭から離れず、とっとと下って1215に千畳敷。
整理券の配布はまだ始まっておらず助かった。配布が始まると、ある意味楽だが、
1、2時間で戻る観光客が一方的に有利になって損した気分になる。待ち時間は30分強。
駐車場は車の温度計では40℃あった。

コメント

ha-chan2013

はじめまして(^^ゞ
同じ日に三ノ沢へ登りました(^^)♪陽射しの強い１日でしたね♪♪
もう少し早く行けば御嶽山も見えていたのですね...私が登った時は、チラッとしか見えませんでした。お花の名前も詳しいようですので、お勉強させてもらいます(*´∇｀*)

お疲れさまでした★★

kamuishiri

Re: はじめまして(^^ゞ
ha-chan2013さん、こんばんは。
山頂下の花がきれいなあたりですれ違ってますかね。花見に忙しくて記憶にないけど。
しかし、すごいペースで山に行かれているようですね。楽しくて仕方がないでしょうね。
これからもよろしくお願いします。