鹿島槍ヶ岳(種池山荘テント2泊)


- GPS
- 19:16
- 距離
- 23.4km
- 登り
- 2,347m
- 下り
- 2,350m
コースタイム
11:20扇沢出合駐車場-12:35ケルン12:45-13:05駅見岬-15:05種池山荘
<1日目=歩き3時間35分+休憩10分=3時間45分>
7月26日(土)
3:45種池山荘テン場-4:15爺ヶ岳南峰5:00-6:00赤岩尾根分岐-6:20冷池山荘-
6:35冷池山荘テン場-7:35布引岳7:45-8:25鹿島槍ヶ岳南峰9:45-10:35布引岳-
11:40冷池山荘11:45-12:50爺ヶ岳中峰13:10-14:10種池山荘テン場
<2日目=歩き8時間45分+休憩1時間40分=10時間25分>
7月27日(日)
5:55種池山荘-7:45ケルン-8:35扇沢出合駐車場
<3日目=2時間40分>
天候 | 7月25日(金)曇り 7月26日(土)快晴 7月27日(日)曇りのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
最も近い駐車場のひとつである所に、運良く停めれた。(11:30過ぎ) たまたま下山してきた車が出た所に停車、ラッキー! 扇沢向かって、登山口手前左側の駐車場は4台の空きがあった。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
★登山ポスト 柏原新道入口に有り。 ★柏原新道 2箇所雪渓横断があるが、アイゼン等不要でそれほど危険は無い 又下山時、雨が降ったので、石畳や木の階段がかなり滑り易くなり注意が必要。 登山道は、全体的に良く整備されており、道迷いの心配や危険箇所は、殆ど無く 安心して歩ける。 |
その他周辺情報 | 下山後の温泉 大町温泉の薬師の湯(http://www2.plala.or.jp/yakushino-yu/) ホームページのクーポン使用で700円が500円になった。 |
写真
感想
梅雨明けして夏本番、100名山の鹿島槍ヶ岳へ mickeysanさんとテント2泊で
登った。
7月25日(金)11:00
少し遅めに扇沢出合駐車場に着いたが、たまたま丁度下山してきた車が出たので
運良く登山口の近くに停められチョーラッキー!すぐに準備をして
11:20駐車場を出発。始めは急登で眺めの無い樹林帯をひたすら登る。
約1時間過ぎると目印のケルンに到着。ここからは、眼下に扇沢の駐車場と
針ノ木雪渓が見え、高度が上がってきたのが良く解る。ここから斜度が少し緩み
すぐに目の前にこれから向かう稜線上の種池山荘が確認できる。更に先に進み
石畳を越え、雪渓を2度渡った頃から再び急登になる。富士見坂、鉄砲坂を越え
暑さで汗だくになり、息を切らしながら進むとお花畑と稜線上の種池山荘が現れ、
15:05種池山荘着。スタートから3時間45分
柏原新道は、良く整備されており一定のスピードでリズム良く登れる。
まずは、種池山荘でテント泊の受付をした。1泊600円。番号札をもらい、
夕方回収するのでテントに掲示して下さい、又狭いので奥から順に詰めて張って、
ペグでテントを留めて下さいとの事でした。ペグが無ければ貸し出しも有り。
山荘の人達は、皆さん笑顔が素晴らしく感じが良い。鹿島槍ヶ岳のバッジ500円も
GET。テン場は、山荘から西へ歩いて1〜2分と近くて便利
フラットな土の地面で、木に囲まれているので眺望は無いが風の影響は受けにくく
快適に過ごせそう!水場とトイレは山荘を利用、水は1リットル150円。
すでに両サイドはほぼ埋まっていたので、真ん中の列の奥にテントを張った。
早速山荘に戻り、生ビールで乾杯!900円。ベンチに座り、目の前の針の木岳を
つまみに、至福の一時、こんな山の上で生があるなんて何て贅沢なんだ〜
凄い勢いで売れまくっていた。
7月26日(土)3:15起床 雲ひとつない快晴、星空が凄すぎる
3:45爺ヶ岳南峰でご来光を見る為テン場を出発。暗闇の中、標高差200m弱を
登り、4:15爺ヶ岳南峰到着。ご来光は、爺ヶ岳中峰の右側から登るので、
20名位の登山者がそちらに向かってカメラをスタンバイ。下界には雲海が広って、
雲海の中から八ヶ岳、富士山、南アルプス等名だたる山々が顔を出し、又
鹿島槍ヶ岳や立山連峰が朝日に照らされピンクに染まり、文句の無い素晴らしい
ご来光が眺めれた!大満足!
5:00爺ヶ岳南峰を出発。行きは、爺ヶ岳中峰をスルーして先に進む。この先
展望のある稜線上の登山道が続き、立山連峰や、目的の鹿島槍ヶ岳を眺めながら
気持ち良く快適に歩ける。6:20冷池山荘を過ぎ15分位登ると冷池山荘の
テン場に着く。このテン場は、立山、剱岳の眺めが素晴らしいが、遮るものが無く
強風が怖い、又トイレ、水等、山荘を往復するのに少し面倒であると思った。
このテン場を過ぎるとお花畑が現れる。この辺は、特にシナノキンバイと
チングルマが、群生を作り、更に標高を上げるとハクサンフウロ、ハクサンチドリ
ミヤマダイコンソウ等がよく見られた。お花畑を過ぎるといよいよ最後の登りに
入る。まずは、布引山まで、その後鹿島槍ヶ岳南峰山頂まで2段階で登りが続くが
絶景の景色と爽やかな風が疲れを消してくれる。
8:25鹿島槍ヶ岳南峰山頂に到着。山頂は360度大パノラマ。快晴で雲も無く
遥か遠くまで眺めがきく。ここまで登るとやっと五竜岳より先の白馬方面の展望が
開ける。鹿島槍ヶ岳北峰は、目の前、キレットから続く五竜岳の圧倒的な存在感、
又、西には立山、剱岳がそびえ立ち、南側は、種池山荘から続く稜線上の登山道が
ハッキリ確認でき、もう最高の眺め!
9:45鹿島槍ヶ岳南峰山頂出発。帰りは、お花等を眺めながらのんびり歩く。
天気が良いので雷鳥には会えなかったが、イワヒバリに遭遇。人に慣れている感じで
逃げないのでじっくり観察できる。途中、爺ヶ岳中峰に立ち寄り、
14:10種池山荘テン場に戻って来た。本日のテン場は、土曜日なのでほぼ満員。
山荘前のテラスも人で賑わっている。早速、缶ビールで乾杯してサンセットの時間を
待つ。山荘周辺は、サンセットの眺めが良くないので少し爺ヶ岳方面に登った所で
陽が沈むのを待つ。夕方、少し雲が出たが、この時間は、雲が無くなり、剱岳に沈む
素晴らしいサンセットが見えた。又反対側の爺ヶ岳や鹿島槍ヶ岳が夕陽に反射して
赤く染まるのもとても綺麗だった。
7月27日(日)本日、下山日。4:30起床
5:55種池山荘出発。天気は、西の空がどんより曇り、勢いよく雲が流れており
イヤな予感。出発してすぐに小雨から本降りになり、慌ててレインスーツを着用。
駐車場までずっと降ったり、止んだりを繰り返したが、たまに陽が差し、その時に
扇沢の駐車場から虹が山に架かり、素晴らしいレインボーが見れてラッキーだった。
8:35扇沢出合駐車場到着。
最終日以外は天候に恵まれ、素晴らしい眺めと更にご来光、サンセットまで眺められ
最高の山行になった。これで100名山中、50座を制覇、50座目を飾るのに
ふさわしい山旅になり、感動!残り50座頑張るぞ〜
hgotobenさんと梅雨明けの夏山登山(100名山登頂)
去年(薬師岳)は、天気に恵まれず(最終日は命の危険を感じる程の大雨)
修行僧並みの山行となっていた
今年は「天気晴れてくれよ〜」と1週間前位から天気予報の動向を気にする
願いが通じたのか、夏らしい天気となった (^.^)
初日は都合上お昼近くになっての出発
「暑さは体力を奪う」事をしみじみ実感
種池山荘までの登りで一気に汗まみれとなった
まぁ そのおかげで、生ビールが旨かったぁ♡
次の日は、ご来光を爺が岳山頂で見ようと日が昇る前に出発
キラキラ満天の星空の下、早朝からハイテンション
ダウンを着て歩いていたが、あっと言う間に暑くなり、山頂ではTシャツ姿に・・・
この時期ならではの気温(^−^)早朝でも寒くな〜い
(でも、この気温は今だけね)
ご来光の後は、鹿島槍トップを目指し
360°パノラマの景色と、眼下に広がる雲海と、
足元を賑やかにしているお花を楽しみむ♪
風も気持ち良い程度に吹く位だったので、山頂でゆっくり朝食
とても気持ち良いひととき(下りたくなかったわぁ)
戻り道 お昼頃
振り返ると、鹿島槍の東側はもくもくと雲が湧き上がってきていた
この時期は特に、「行動は午前中」に限ると改めて痛感
早起きは三文の徳
2日目も同じ種池山荘のテント場泊
土曜日だったので、戻ると予想通りのにぎわいになっていた
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