碧岩〜立岩〜二子岩〜ククリ(栗木立)岩〜ミホガハラ 周回

2022年10月29日(土) [日帰り]

• GPS: 11:45
• 距離: 18.0km
• 登り: 1,721m
• 下り: 1,720m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:52
• 休憩: 1:51
• 合計: 11:43

距離 18.0km 登り 1,721m 下り 1,720m

4:10 三段の滝入口
5:19 5:22 三段の滝
6:47 7:02 碧岩
7:38 8:15 大岩
9:30 9:45 二子岩(東峰)
10:19 10:45 ククリ岩（栗木立）
10:54 10:57 ククリ岩分岐
12:37 大上峠
13:16 13:27 ミホガハラ
16:01 16:02 三段の滝入口
16:02 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

三段の滝登山口駐車場

コース状況／危険箇所等

・沢沿いの木橋はスリップ注意。
・碧岩の捨て縄設置箇所は二ヶ所。高さは4〜5m程度か。岩のホールドもあるので特段難易度は高くありませんが、オーバーハング気味の一枚岩を巻きながら登るので、下りは足元がよく見えません。特に安全確保しにくい単独行動時の滑落注意。
・二子岩方面は、ほとんど獣道と稜線沿いの歩行となります。
・二子岩の(立岩側)の頂上直下は急登なので、北側に巻きながら登ると良いです。残念ながら頂上には何もありません。
・ククリ岩〜大上峠までは稜線幅が広い所か多く、地図やGPSを頻繁に確認しながら歩行しないと違う尾根に迷い込みやすいので注意です。
・ミホガハラ山は、20分ほどで登れますが急登です。
・ミホガハラ山の脇の沢から下山してみました。登山地図には旧歩道の破線マークが印刷されていることからも、歩行は可能と判断。河床は一枚岩の滑床で高低差がなだらかです。途中に高巻きをしなければならない滝はありませんが、倒木が多く、台風等の災害で河川形状が変化していますのでこのコースはあまりお勧めしません。

その他周辺情報

碧岩と立岩の往復だけでなく、その奥の二子岩やククリ岩も、どんなコースか興味に駆られ、果てはコース上にあったミホガハラ山という不思議な名前に誘われて、山系と沢道を周遊してみました。

写真

10/29 4:23

今日はバリエーションルートも予定しているので日が昇る前から行動します。
まずは三段の滝コースから。

10/29 4:33

木橋は湿って一部朽ちている部分もあり滑ります。

10/29 5:06

暗くて滝の脇の鉄階段がなかなか分かりませんでした。

10/29 5:10

暗すぎて全容が見えない・・・。観光はまたの機会にします。

10/29 5:29

この看板の場所から、隣の沢に移ります。

10/29 5:43

隣の沢を登りつめて、ここから左方向の稜線へ、急登の始まりです。

10/29 6:09

稜線に出ました。この写真は西の方角を見てます。赤テープとケルンが今登ってきたコースへの降下点の目印。コース往復する方は見落とすと二子岩方面の尾根に迷い込みますので注意。

10/29 6:12

尾根道から見る碧岩の姿。

10/29 6:17

この看板が碧岩と立岩の分岐。

10/29 6:32

碧岩を右巻きに少しトラバースの寄り道。これが立岩の姿。

10/29 6:35

碧岩の一段目の岩場。捨て縄は頼り無さそうだか、しっかり付いてます。

10/29 6:39

けっこう紅葉しているの光景が朝日に照らされてキレイ。

10/29 6:40

碧岩の二段目の岩場。捨て縄は副次的に巻かれていた木の根が抜けてぶら下がり、ちょっと不安定。

10/29 6:48

碧岩の頂上

10/29 6:53

頂上からの眺望は最高です。

10/29 7:27

次は立岩に登ります。

10/29 7:44

立岩の最高点からの眺望はイマイチ。ここは最東端の少し下がった場所。自作の八木アンテナで1200MHzでCQ。本日は閑古鳥。二回呼んで不発でした。今日は山歩きがメインなので早々に諦めました。。

10/29 8:49

２つの岩山から引き返して、二子岩方面へ。尾根か獣道のコースです。

10/29 9:24

二子岩山頂。目印は何も無し。頂上直下は急勾配ですからコース取りには注意。

10/29 10:18

ククリ岩山頂。三角点と名板がありました。

10/29 10:19

「ククリ」の漢字はこんなかんじ。

10/29 10:56

大野沢峠。看板無し。道は獣道。
ここから気持ちの良いなだらかな稜線歩き。
※違う尾根に迷い込み易いので十分注意外が必要です。

10/29 11:19

ここから右方向へ進む。
真っ直ぐ行くのは今回は間違い。

10/29 11:37

所どころにリボンがありますが、あまり当てにならず。
ここも右方向へ進む。

10/29 11:51

ミホガハラ山方面を望む。犬上峠方面でもある。

10/29 11:55

ここも道迷い注意。右方向へ降下します。

10/29 12:06

本日の成果を望む。

10/29 12:16

ここまで来たら間違い!
右方向へ降下しなければ大上峠方面に行けないけど､急勾配でここからは下れないので少し戻ります。

10/29 12:20

尾根道の右側を見て写してます。尾根道の低くなった峠部分まで戻ると、赤い矢印で「↓」マークあり。西の方角を正面に見て、右側を下りますが、右斜面を正面に見て左方向に獣道をトラバースしながら降下して行きます。

10/29 12:29

ある程度降下するとなだらかな緩斜面に変わりますので、歩きやすくなります。

10/29 12:37

そして大上峠に到着。

10/29 12:39

車両道路がありますが、通行止めなのか、車が頻繁に出入りしている様子はありません。

10/29 12:44

しばらく車両道路を歩きます。
所どころに小さな落石や土砂崩れ跡がありますが、致命的損傷箇所は見当たりません。

10/29 12:48

砂防堰堤。ちょっと寂しげな顔。

10/29 13:17

ミホガハラ山の急登。短距離だがけっこう辛い。

10/29 13:21

ミホガハラ山山頂。1166m

10/29 13:30

ミホガハラから下山して、隣の沢に降下します。
この道は林業用の道。この後、寸断していますので､適当にトラバースしながら沢まで降りました。
※急降下で、危険かもしれません。ここの沢下り下山はお勧めしません。

10/29 14:04

沢に降下するとこんな感じでした。滑床なので歩行に気を遣います。

10/29 14:10

この辺から大岩が出てきて、水量も多くなってきます。

10/29 14:15

所どころにマーキングありますが、河川環境が変わってしまい当てにならない所も。

10/29 14:20

この廃屋くらいから本格的な沢の谷間の様相。

10/29 14:58

倒木や浮き石が多く、なかなかペースが上がりません。

10/29 15:12

この砂防堰堤まで来れば、後の沢歩きは良いペースで歩けます。

10/29 15:30

沢の合流部分の高台に数件の廃屋があります。合流した沢側の斜面を上がって車道に出ます。

10/29 15:31

車道に出ました。

10/29 15:51

黙々とひたすらに車道を下り、本線車道との合流まで来ました。

10/29 16:01

三段の滝登山口駐車場に無事帰還。

撮影機器：

KYV46 KYOCERA

感想

kujiranotare

低山の縦走バリエーションルートは景色の変化があり楽しいのですが、他の登山者と出逢いにくいので静かな山歩きができる半面、ケガや遭難の危険をはらんでます。

危険箇所で対応できるようザイルやハーネス、照明器具の複数保持、予備電源などの対応装備と、予備飲料と食糧、非常通信設備などそれなりの用意と重量で行っておりますって

今回のルートも絶景が見られる訳でもなく、危険箇所や道迷いの懸念があるためお勧めで来ませんが、山系コースの情報知識としてご活用いただければと思います。