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Yamareco

記録ID: 4859414
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

北岳-小太郎山(肩の小屋・テン泊)

2022年10月29日(土) ~ 2022年10月30日(日)
 - 拍手
がんちゃん その他1人
GPS
30:51
距離
16.8km
登り
2,154m
下り
2,148m

コースタイム

1日目
山行
5:55
休憩
2:00
合計
7:55
距離 7.5km 登り 1,770m 下り 282m
6:17
6:18
18
6:36
31
7:07
7:19
15
7:34
7:43
38
8:21
8:39
74
9:53
10:11
5
10:16
10:34
115
12:29
6
12:35
12:45
16
13:01
13:22
21
13:43
13:49
6
13:55
14:02
4
14:06
宿泊地
2日目
山行
4:45
休憩
0:30
合計
5:15
距離 9.2km 登り 402m 下り 1,861m
7:47
21
宿泊地
8:08
8:09
72
9:21
9:36
69
10:45
10:47
4
10:51
10:53
43
11:36
11:44
30
12:42
15
12:57
12:59
2
13:02
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
芦安までマイカー。
朝5時20分頃の芦安発の乗り合いタクシーで広河原まで1500円。(協力金混み)
バスも出ているがタクシーの方が早い。金額は変わらない。
帰りはタクシーがなかったのでバスで芦安まで戻ったが1台の小型バスに数十人がすし詰め状態で1時間立ちっぱなし。地獄の様相だった。山梨交通の既得権益ありきの殿様商売には強く改善を要求したい。
コース状況/
危険箇所等
全般的にルートは明瞭。整備も万端。
◆広河原〜白根御池小屋
・特に危険個所はない。
・白根御池小屋のトイレ、水場は利用可能。

◆白根御池小屋〜北岳肩の小屋〜北岳
・草すべり上部は一部積雪あり。人によってはチェーンスパイクを装着していた。
・肩の小屋手前の稜線(北斜面)では残雪多く踏み固められていたためチェーンスパイクを推奨。肩の小屋から北岳までの区間も場所に寄って踏み固められた残雪があった。
・肩の小屋も普通に営業中。水は1リットル200円で販売中。往復30分で水場にもいけるが好きな方で。
・トイレも様式で個室多数。
・テン場は予約不要。スペースは広いが大きいテントはそれなりに張れるスペースが限られる。

◆小太郎山分岐〜小太郎山
・アップダウンは少しあるが総じて歩きやすい。
・コースタイムで往復3時間程度なので今回のように涼しい時期で天気がよければ空身でも十分往復できる。
今日はフツーに北岳でテン泊。
芦安から広河原まで乗り合いタクシーでやってきた。
2022年10月29日 06:10撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/29 6:10
今日はフツーに北岳でテン泊。
芦安から広河原まで乗り合いタクシーでやってきた。
朝から北岳とご対面。こうやってみると近いな。
2022年10月29日 06:13撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
5
10/29 6:13
朝から北岳とご対面。こうやってみると近いな。
吊橋渡るとスイッチが入る。白山症候群。
2022年10月29日 06:15撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
10/29 6:15
吊橋渡るとスイッチが入る。白山症候群。
爽やかな秋晴れとはこういうこと
2022年10月29日 07:12撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
10/29 7:12
爽やかな秋晴れとはこういうこと
おはよう鳳凰山
2022年10月29日 07:37撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
10/29 7:37
おはよう鳳凰山
めっちゃ整備された登山道。当たり前だけど。
2022年10月29日 07:57撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
1
10/29 7:57
めっちゃ整備された登山道。当たり前だけど。
たかだか1泊だが85リットルザックできた。Mさんの荷物も背負って体力づくり。
2022年10月29日 08:10撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4
10/29 8:10
たかだか1泊だが85リットルザックできた。Mさんの荷物も背負って体力づくり。
白根御池小屋到着。
2022年10月29日 08:20撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
10/29 8:20
白根御池小屋到着。
薄氷が張っていた。ストックでつつくとすぐ割れるほど。
2022年10月29日 08:39撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
2
10/29 8:39
薄氷が張っていた。ストックでつつくとすぐ割れるほど。
広いテン場。テン泊宴会だけが目的ならここでも十分。
2022年10月29日 08:40撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/29 8:40
広いテン場。テン泊宴会だけが目的ならここでも十分。
鳳凰山と御池。
2022年10月29日 08:47撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
10/29 8:47
鳳凰山と御池。
草すべりの急登が重いテン泊装備に堪える。
2022年10月29日 08:59撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
1
10/29 8:59
草すべりの急登が重いテン泊装備に堪える。
大樺沢と八本歯。久しぶりに冬の北岳も登りたい。
2022年10月29日 09:21撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
1
10/29 9:21
大樺沢と八本歯。久しぶりに冬の北岳も登りたい。
右俣分岐。もうちょっとで稜線だ。
2022年10月29日 10:04撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
10/29 10:04
右俣分岐。もうちょっとで稜線だ。
ナナカマドも実になって冬支度も万端。
2022年10月29日 10:04撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
2
10/29 10:04
ナナカマドも実になって冬支度も万端。
稜線まで登ってきた。
鳳凰をバックに。
2022年10月29日 10:21撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
3
10/29 10:21
稜線まで登ってきた。
鳳凰をバックに。
池山吊尾根と富士山。
なにやらヘリが盛んに飛んでいた。
2022年10月29日 10:23撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
3
10/29 10:23
池山吊尾根と富士山。
なにやらヘリが盛んに飛んでいた。
甲斐駒&八ヶ岳。鳳凰と合わせて自分の心の山三山。
2022年10月29日 10:24撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
2
10/29 10:24
甲斐駒&八ヶ岳。鳳凰と合わせて自分の心の山三山。
高嶺と地蔵のオベリスク。
2022年10月29日 10:26撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
3
10/29 10:26
高嶺と地蔵のオベリスク。
仙丈ヶ岳。ここから見ると大仙丈カールと小仙丈カールが正面に見えるので圧巻。
2022年10月29日 10:28撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
4
10/29 10:28
仙丈ヶ岳。ここから見ると大仙丈カールと小仙丈カールが正面に見えるので圧巻。
小太郎山は2日目に行く予定。
2022年10月29日 10:33撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/29 10:33
小太郎山は2日目に行く予定。
稜線北斜面には先週末降った積雪が残っていた。
2022年10月29日 10:33撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
1
10/29 10:33
稜線北斜面には先週末降った積雪が残っていた。
カチカチに踏み固められていたが登りはノーアイゼンで問題なし。
2022年10月29日 10:36撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
3
10/29 10:36
カチカチに踏み固められていたが登りはノーアイゼンで問題なし。
小太郎山〜甲斐駒ヶ岳
2022年10月29日 10:36撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
1
10/29 10:36
小太郎山〜甲斐駒ヶ岳
北岳にガスがかかって幻想的だった。自分が呼んだわけではない。(と思う)
2022年10月29日 10:54撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
2
10/29 10:54
北岳にガスがかかって幻想的だった。自分が呼んだわけではない。(と思う)
甲斐駒ドーン
2022年10月29日 10:56撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
5
10/29 10:56
甲斐駒ドーン
呼んでない。あっちいけ。
2022年10月29日 10:58撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4
10/29 10:58
呼んでない。あっちいけ。
今日のマイホーム。
夜から風が強くなりそうなのでハイマツの風下に設営。(結果的に正解)
2022年10月29日 12:21撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
4
10/29 12:21
今日のマイホーム。
夜から風が強くなりそうなのでハイマツの風下に設営。(結果的に正解)
肩の小屋。外装が綺麗になっていた。
2022年10月29日 12:26撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
2
10/29 12:26
肩の小屋。外装が綺麗になっていた。
なぜか小屋に「北岳登頂」の標識が。
2022年10月29日 12:28撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4
10/29 12:28
なぜか小屋に「北岳登頂」の標識が。
とりあえず北岳山頂まで散歩。
常に右手には仙丈ヶ岳。
2022年10月29日 12:43撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
10/29 12:43
とりあえず北岳山頂まで散歩。
常に右手には仙丈ヶ岳。
お久しぶりの北岳
2022年10月29日 12:53撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
2
10/29 12:53
お久しぶりの北岳
登頂!意外とここは三等三角点。
2022年10月29日 13:00撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
4
10/29 13:00
登頂!意外とここは三等三角点。
綿菓子のような雲海
2022年10月29日 13:04撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
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10/29 13:04
綿菓子のような雲海
雲海の上に頭を出す富士山
2022年10月29日 13:04撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
5
10/29 13:04
雲海の上に頭を出す富士山
間ノ岳に続く日本一長い3000mの稜線
2022年10月29日 13:05撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
6
10/29 13:05
間ノ岳に続く日本一長い3000mの稜線
鳳凰の薬師〜観音に続く白砂ビーチ。お気に入り区間。
2022年10月29日 13:06撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
1
10/29 13:06
鳳凰の薬師〜観音に続く白砂ビーチ。お気に入り区間。
広河原と白根御池を見下ろす。
2022年10月29日 13:14撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
1
10/29 13:14
広河原と白根御池を見下ろす。
ピクリ。秋に登ったのは実は初めて。
2022年10月29日 13:17撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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10/29 13:17
ピクリ。秋に登ったのは実は初めて。
少し風もあったが涼しくて居心地の良い山頂だった。
2022年10月29日 13:30撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
10/29 13:30
少し風もあったが涼しくて居心地の良い山頂だった。
肩の小屋に戻ろう。紅葉のピークも過ぎたせいかテントもまばらだった。
2022年10月29日 13:35撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
2
10/29 13:35
肩の小屋に戻ろう。紅葉のピークも過ぎたせいかテントもまばらだった。
夕刻。
影北岳を眺めることができた。
2022年10月29日 16:33撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
6
10/29 16:33
夕刻。
影北岳を眺めることができた。
肩の小屋は甲斐駒が近くていい。
2022年10月29日 16:36撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
4
10/29 16:36
肩の小屋は甲斐駒が近くていい。
北アルプスの槍穂や笠ヶ岳の景色もバッチリみえた。
2022年10月29日 16:48撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
5
10/29 16:48
北アルプスの槍穂や笠ヶ岳の景色もバッチリみえた。
染まる甲斐駒ヶ岳。
2022年10月29日 16:48撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
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10/29 16:48
染まる甲斐駒ヶ岳。
八ヶ岳。
2022年10月29日 16:49撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
4
10/29 16:49
八ヶ岳。
恵那山と夕日。
2022年10月29日 16:50撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
6
10/29 16:50
恵那山と夕日。
寒々しい景色ではあるし実際寒かったが山梨らしい冬の空気が感じられた。
2022年10月29日 16:56撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
5
10/29 16:56
寒々しい景色ではあるし実際寒かったが山梨らしい冬の空気が感じられた。
夜は鍋パーティ。寒いなりの楽しみ方がある。
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夜は鍋パーティ。寒いなりの楽しみ方がある。
夜はもちろん星空撮影。
天の川もバッチリだった。
2022年10月29日 19:49撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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10/29 19:49
夜はもちろん星空撮影。
天の川もバッチリだった。
八ヶ岳と甲斐駒と北杜市の夜景。
2022年10月29日 19:52撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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10/29 19:52
八ヶ岳と甲斐駒と北杜市の夜景。
夜の北岳。
2022年10月29日 19:55撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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10/29 19:55
夜の北岳。
翌朝は富士山のシルエットを眺めるところからスタート。
2022年10月30日 05:33撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
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10/30 5:33
翌朝は富士山のシルエットを眺めるところからスタート。
想像以上の朝焼け。
2022年10月30日 06:00撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
7
10/30 6:00
想像以上の朝焼け。
富士山のある景色は南アルプスの最大の特徴。
2022年10月30日 06:03撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
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10/30 6:03
富士山のある景色は南アルプスの最大の特徴。
モルゲンロート
2022年10月30日 06:05撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
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10/30 6:05
モルゲンロート
テン場も目覚める
2022年10月30日 06:05撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
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10/30 6:05
テン場も目覚める
寒い分だけ美しい。
2022年10月30日 06:10撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
3
10/30 6:10
寒い分だけ美しい。
前の日の日中はぬかるんでいた地面もカチカチに凍っていた。
2022年10月30日 06:11撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
1
10/30 6:11
前の日の日中はぬかるんでいた地面もカチカチに凍っていた。
下山開始。
下りは念のためチェーンスパイクを装着。
2022年10月30日 07:58撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
3
10/30 7:58
下山開始。
下りは念のためチェーンスパイクを装着。
安心。
2022年10月30日 08:06撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4
10/30 8:06
安心。
今回の山行も目的のひとつである小太郎山に寄り道。
2022年10月30日 08:08撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
10/30 8:08
今回の山行も目的のひとつである小太郎山に寄り道。
北岳を背に歩く。
2022年10月30日 08:36撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
1
10/30 8:36
北岳を背に歩く。
往復二時間半ほどかけて百高山の小太郎山へ。
2022年10月30日 09:17撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
1
10/30 9:17
往復二時間半ほどかけて百高山の小太郎山へ。
小太郎山から眺める北岳も圧巻。
2022年10月30日 09:18撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
5
10/30 9:18
小太郎山から眺める北岳も圧巻。
ピクリ。
北岳よりマイナーな分だけ人も少なかった。
2022年10月30日 09:21撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
4
10/30 9:21
ピクリ。
北岳よりマイナーな分だけ人も少なかった。
甲斐駒ヶ岳とアサヨ峰のコラボ。
夏の縦走の記憶がよみがえる。
2022年10月30日 09:24撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
4
10/30 9:24
甲斐駒ヶ岳とアサヨ峰のコラボ。
夏の縦走の記憶がよみがえる。
北岳を眺めながら来た道を戻ろう。
2022年10月30日 09:32撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/30 9:32
北岳を眺めながら来た道を戻ろう。
小太郎山分岐からはひたすら下山。
白根御池小屋へ。
2022年10月30日 11:35撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
10/30 11:35
小太郎山分岐からはひたすら下山。
白根御池小屋へ。
広河原周辺の紅葉が素晴らしかった。
2022年10月30日 12:48撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
10/30 12:48
広河原周辺の紅葉が素晴らしかった。
カエデは外れナシ。
2022年10月30日 12:49撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
2
10/30 12:49
カエデは外れナシ。
秋らしい落ち葉ロード歩き。
2022年10月30日 12:53撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
3
10/30 12:53
秋らしい落ち葉ロード歩き。
紅葉も今週で終了かな。
2022年10月30日 12:59撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
10/30 12:59
紅葉も今週で終了かな。
ゴール!
その後のすし詰め状態のバスは大変だったが山はよかった!
2022年10月30日 13:01撮影 by  Canon EOS Kiss X10, Canon
10/30 13:01
ゴール!
その後のすし詰め状態のバスは大変だったが山はよかった!

感想

季節は晩秋、山スキーシーズン開幕までの端境期をどう過ごすか悩ましい時期になった。
アルプスでは少し雪も積もって冬の訪れを先取りできそう。ということで、故郷の山である北岳に訪れることにした。
秋の北岳は行ったことがなかったし、百高山であり山梨百名山でもある小太郎山にも登ってみたかった。
チーム「最高やん」のMさんも寒い時期のテン泊を経験しておきたいということだったのでご一緒することになった。

フツーにタクシーで広河原まで向かい、フツーに肩の小屋まで行ってテン泊。フツーに北岳に登って翌日小太郎山に寄り道して下山するというオーソドックスな山行計画を立てた。歩行距離も二日合わせて17キロ程度とかなり短い。
この距離で体力づくりをするためにはそれなりに荷物を重くしないと…ということで必要以上に食材を買いあさり夜の宴会に備えつつ重い装備に慣れていないMさんの荷物も一部担ぐことで今の季節にそぐわない85リットルザックがパンパンになった。
すれ違う方からも「大きい荷物ですね」と声をかけられたが心の中では「そんなに担いでどこまでいくの?」と言いたかったに違いない笑

まだ暗い5時半に乗り合いタクシーで芦安を出発。
冬の北岳ではやたら長く感じた夜叉神から鷲ノ住山までの歩き区間もタクシーならあっという間。文明とはなんとすばらしいことか。
広河原に到着した頃にはすっかり明るくなっていた。
白山のように吊り橋を渡ったら登山スタート。
いつものように軽快に歩くことはできないのでゆっくり一歩一歩足を前に出しながら登っていく。日帰り装備の登山者が後ろから我々を追い抜いていく。登山を始めた頃の初々しい気持ちが蘇る。
夏の暑い時期にこの荷物を背負って登ることを思うとゾッとする。今の時期でよかった。
特に草すべりの急登は堪えた。

肩の小屋に到着したらすかさずテント設営。
もうだいぶ寒くなってきたのでテン場も空いているだろうと思っていたが、その通りだった。
しかし確かに寒い。日中でもテントの中でじっとしていると寒くなってくる。
とりあえず北岳まで往復してきたものの時間はタップリ。シュラフに包まって少し昼寝してから宿泊登山ならではの夕焼けタイムを楽しんだ。
夜は鍋パーティ。ある意味今回の山行のメインイベント。
息が白くなるくらい寒い中でアツアツの鍋をいただく。こんな贅沢はなかなかない。
鶏肉、豚肉、揚げ団子、野菜、ラーメン、スープなど重量無視で食べたいものを担ぎ上げてきたが余裕で完食。
テントの外を覗けば満点の星空と夜景を堪能して21時前には就寝した。

翌朝は5時過ぎに起床。ご来光を拝んだら朝ラーメンで温まる。はっきりいって温かければ何でもおいしく感じる年頃。
担ぎ上げた食材はほぼなくなって安堵。下山は軽くなりそうだ笑

二日目のメインイベントは小太郎山往復。Mさんも自分も未踏だったので楽しみにしていた。
それほどアップダウンもなく歩きやすい稜線で甲斐駒ヶ岳やアサヨ峰がぐんぐん近づいてくる。
北岳、鳳凰山、甲斐駒ヶ岳、アサヨ峰、仙丈ヶ岳といった数々の名峰にグルっと囲まれた中心に位置する小太郎山もやはり名峰に相応しいと思った。真田丸や長崎の出島のようなイメージがしっくりくる。

あとは来た道を辿って下山。13時過ぎには広河原に到着したがバスは14時発ということで1時間ほど待機。
芦安まで戻る登山者は数十人とかなり多かったが小型バス1台しかなくすし詰め状態。コロナ関係なし。
観光客も乗る中1時間も立ったままで載せられるのは苦痛だったし同じバスに乗っていた人も相当苦しそうだった。
山梨交通には是非この場を借りて強く改善を要求したいと思う。

ともあれ山行自体は大満足。
二日とも快晴に恵まれ今シーズン最後のテン泊山行を飾るのに相応しい山旅になったと思う。

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無雪期ピークハント/縦走 甲斐駒・北岳 [2日]
北岳
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
ハイキング 甲信越 [2日]
北岳
利用交通機関:
技術レベル
1/5
体力レベル
2/5

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