【安中1富岡1下仁田1】松井田駅周遊 上野ヲお散歩スル ( その4 )
- GPS
- --:--
- 距離
- 17.5km
- 登り
- 1,062m
- 下り
- 1,065m
コースタイム
- 山行
- 9:43
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 9:43
(よりみち4分・一服6分)→
4:51新杉田4:55→(京浜東北線内20分睡眠)→5:58上野6:02→(高崎線内30分睡眠)→7:46高崎7:50→
7:52高崎駅東口喫煙所7:58→
8:01高崎8:06→8:30松井田8:31→
8:31松井田駅前8:37→8:45八城交差点→9:40妙義神社バス停〜かどやみやげ店9:47→9:48大鳥居→10:01妙義神社本殿10:07→10:21赤門広場10:31→10:45妙義ふるさと美術館11:07→11:12中間道入口登山口11:14→11:31左手の分岐へ入る→11:34分岐に戻る→11:43金鶏橋登山口11:46→11:56大人場12:08→12:36一本杉12:38→12:49名勝石門群登山口12:51→12:55大砲岩近道分岐→12:57第一石門→13:03「かにのよこばい」直下(ステッキ収納)13:06→13:14第二石門→13:20「つるべさがり」→13:25「片手さがり」下の分岐13:26→13:27石門群登山口分岐→13:33第三石門分岐13:34→13:36第三石門→13:38分岐に戻る→13:39石門広場13:51→13:51第四石門→13:52景勝地「日暮の景」13:58→14:02大砲岩分岐14:03→14:11天狗の評定14:14→14:19大砲岩14:20→14:23胎内めぐり14:26→14:33大砲岩分岐に戻る→15:05ホッキリ入口15:06→15:22大人場分岐15:36→15:53本読の僧15:54→16:05タルワキ沢出合16:06→16:15第二見晴16:28→16:44第一見晴16:47→16:48大の字・辻分岐→16:58妙義神社南入口登山口16:59→17:00妙義神社本殿17:03→17:12大鳥居→17:38休憩所たかちゃん17:47→18:13八城交差点→18:20松井田駅前18:28→
18:30松井田18:37→19:00高崎19:02→
19:04高崎駅西口喫煙所19:09→
19:12高崎19:17→21:46(21:38の便)横浜21:56(21:52の便)→22:12新杉田22:13→
(よりみち11分・休憩11分)→
帰宅23:24
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
※3020×2=6040円→2370円(青春18きっぷ使用) |
コース状況/ 危険箇所等 |
【 コース状況 】 松井田駅から1/25000に則り妙義神社バス停まで。 ここより、すべて道標類にしたがい妙義神社まで。 あとは往路をたどって松井田駅へと下山した。 【 危険箇所 】 皆無。 全行程一般登山道のため、道標完備、整備抜群の安全遊歩道クラス。 岩場も多いが、ちょっとでも微妙なところには鎖やロープががとりつけられているので、まったく問題ない。 ただし、「胎内くぐり」と「天狗の評定」と「大砲岩」の分岐点(長ったらしいので便宜上、空中楼閣とさせていただく)から、大砲岩までは鎖なしなので、自己責任にて。 |
その他周辺情報 | 【 トイレ 】 妙義ふるさと美術館・名勝石門群登山口・などなど。 【 休憩所 】 たかちゃん休憩所・妙義神社・赤門広場・俳句の道〜妙義ふるさと美術館・大人場・一本杉・名勝石門群登山口・石門広場・大人場分岐・などなど。 【 飲食・買い物 】 セブンイレブン横浜杉田4丁目店にて、おにぎり4個と惣菜パン1個(585円)をゲットして御山でいただく。 たかちゃん休憩所の自販機にて、カフェオレ(150円)をいただく。 マクドナルド新杉田店にて、ハンバーガーとチーズバーガー(233円)をゲットして広場でいただく。 SUZUKIYA新杉田店にて、バンホーテンココア(131円)をいただく。 【 持参したガイド・地図 】 1/25000 松井田(国土地理院) 1/25000 南軽井沢(国土地理院) 山と高原地図2013 21 西上州(昭文社) 【 失せ物 】 なし。 【 ゲットしたオタカラ 】 妙義山大砲岩山バッヂ(かどやみやげ店450円)。 妙義山登山マップ(かどやみやげ店)。 【 my初登頂ぐんま 】 32 天狗の評定 ?m 33 大砲岩 ?m 【 参考書 】 新・分県登山ガイド9 群馬県の山(山と渓谷社) ぐんま百名山まるごとガイド(上毛新聞社) 関東百山(実業之日本社) 別冊ピークス週末トレッキングガイド関東編(エイ出版社) 【 周辺の寄り道情報 】 未調査。 【 周辺のmy未登頂峰 】 白雲山(玉石・天狗岩・相馬岳・裏相馬岳)・バラ尾根ノ頭・金洞山(東岳・中之岳・西岳)・星穴岳・金鶏山・筆頭岩・轟岩・まぼろし岩・ゆるぎ岩・妙義富士・鶴峯山・軍艦岩・丁須ノ頭・赤岩・烏帽子岩・風穴尾根ノ頭・谷急山・西大星・御岳・産泰山・龍駒山・などなど。 |
写真
装備
個人装備 |
ザック(タトンカ28L)
ウェストポーチ(2)
帽子(1)
椰子帽子(1)
Tシャツ(2)
夏用ロンパン(1)
靴下(2)
トレッキングシューズ(1)
タオル(2)
ステッキ(1)
ヘッドライト(1)
予備電池(6)
百均コンパス(3)
分度器(1)
ルーペ(1)
ボールペン黒(1)
ボールペン赤(2)
ラインマーカー(1)
メモ帳(2)
雨具(1)
ファーストエイドキット(1)
予備靴紐(1)
ポケット座布団(1)
老眼鏡(3)
1/25
000地形図(2)
山と高原地図(1)
携帯電話(1)
保険証(1)
計画書(1)
熊除鈴(1)
ゴミ袋(4)
ウエットティッシュ(1)
ティッシュ(2)
煙草(20)
ライター(3)
ポケット灰皿(3)
玄米茶2L(1)
トップバリュの500mmペット(4+200ml)
岩塩(1)
惣菜パン(1)
菓子パン(1)
クリームサンドチョコビスケット(1)
羊羹(1)
サングラス(1)
デジカメ(1)
文庫本(1)
軍手(1)
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感想
【 反省 】
完全に行き当たりばったりになってしまったが、いつでもエスケープ可能なルートを選択していたので、特に問題はなし。
テンション高すぎて、撮影ペースが悪く、あっという間に弾切れになってしまったのは残念だけど、再訪確定なので、こちらも問題なし。
【 教訓 】
鳴かぬなら鳴かしてみようボケガエル。
【 感想 】
前回の谷川岳で完膚なきまでにバテバテになってしまったため、今夏のスケジュールはすべて白紙に戻し、ハイキングをしないで安静に努める選択肢も含めて考え直そうとは思ってみたものの、連日頭痛がひどく、何も考えられずに日々だけが経過した。
そんななか、とりあえず、いつでもエスケープ可能な日帰りのショートコースに、様子見にお出かけすることにしたのだが。
何処へ行けばよいのかアイデアもなく、とにかくエスケープポイント満載の「妙義山石門めぐり」に決定した。
ルートは、中之岳神社から轟岩にのぼり、石門コースを周回して、時間的に可能なら天狗の評定へ、あとは様子をみながら中間道へ入り、大人場から金鶏橋へ下山するコースなら、松井田発20:00の信越本線リミットまで1時間余裕があるため、最低でも「日暮の景」だけは拝むことにして、前夜に至ったのであるが、頭痛がひどかったためドタキャンの可能性大とみて、お弁当の用意はせずに就寝した。
はたしてアラームで目覚めると、やはり体調は思わしくなかったものの、「石門めぐり」だけなら問題ないだろ?と、家を出る。
思ったより電車内で寝られなかったのが気がかりだったが、人生初の信越本線の車窓からお出ましになった表妙義の山々に、テンション上がりまくり。
松井田駅前から黒門入口までの約50分間、ガード下の30メートルを除いてまったく日影がなく、とにかく「亀2亀2」とつぶやきながらのお散歩は、だがはたして妙義山塊の浪漫な御姿に見惚れつつ血管が切れそうなほど興奮していた。
そんなわけで、妙義神社バス停に着いたときにはすでに少々バテ気味。
予定にない妙義神社参拝を急遽組み入れたのは、おそらく弱気のなせるわざだったと想像だに易いが、正直、これほどとは思いもよらなかった荘厳さで、大いに癒されてしまう。
もうすでに予定のスケジュールは厳しいので、それではとばかり、これも予定外の「妙義ふるさと美術館」へ。
展望台から眼前にせまる妙義三山が圧倒的で超感激。
だが、しかしッ
いちばんすばらしかったのは、企画展「妙義山を描く絵画展」の、安中市の青柳博司氏の作品、「風薫る頃」で、絵の前でしばらく動けなくなってしまった。
また、歴代の受賞作品が展示されている常設展のほうは、目移りするほど傑出した作品が多く、とくに、26回大賞受賞作品である、前橋市の高橋文夫氏による「木枯しの妙義」が琴線にふれてしまう。
もう、なんだかなぁ…
山歩きもしてないのにすっかり満足してしまったわたしは、さらにローラーすべり台で振り出しに戻ろうとしたのだが
ところが、老朽化のため立入禁止では…
やはり、ハイキング続行ということで、すでに1時間ほど遅れてしまったため、轟岩はキャンセルして、名勝石門群登山口からいざ出陣と相成ったしだいで。
ともあれ、妙義山石門めぐりコースは、天然遊園地&立体名画館ということで、今回は簡潔に〆。
舗装道路を除けば、ルートのほとんどが日影なため、とても涼しく、朝から体調不良だったため決して楽ではなかったものの、バテることなくハイキングを満喫できて万々歳でありましたとさ。
よかったね。
ありがとね。
またね。
ハイキング生活3年目にして最高のいちにちに乾杯。
また行きますよォ妙義山。
※なお、妙義山は特定の山の名称ではなく、山塊の名であり、南側の表妙義と北側の裏妙義にエリア的には分けられる。
一般的には妙義三山と呼称され、「金鶏山」「金洞山」「白雲山」の総称。
中心をなす「金洞山」は三頭峰で、「西岳」「中之岳」「東岳」の三つのピークを有する。
「西岳」は、登攀スキルおよび要装備なので一般ハイカーには開放されていないが、「中之岳」以東は一般ハイカーでも立ち入ることが可能である。
なお、「金鶏山」は、観光道路開通の折に、路上への落石を危惧して登山自体が禁止されたというが、それはいくらなんでもちょっと残念な思考かもしれない。
【 2014.8.1追記 】
関東百名山の「妙義山」は、入牧橋バス停→三方境→丁須ノ頭→横川駅という、裏妙義周回コース。
関東百山の「妙義山」は、便宜上1103.8mの「相馬岳」を指定しているが、推奨ルートは
”縮義全山縦走コース
∪侈腓瓩阿蠅斑羇崙
N¬義縦走(横川駅→丁須ノ頭→三方境→入牧橋)
と、なっている。
ぐんま百名山の「妙義山」は、タイトル便宜上1104「相馬岳」をもってきているが、実は本文で紹介されているのは、石門登山口→第四石門→金洞山(中之岳〜東岳)→中之岳神社のルートで、
サブコースとして、
崑腓了〜表妙義自然探勝路」
◆嵶¬義縦走」
「鍵沢コース」
を、とりあげている。
また、分県登山ガイドの推奨コースは、
|須ノ頭(裏妙義)
国民宿舎裏妙義→丁須ノ頭→三方境→国民宿舎裏妙義
表妙義自然探勝路(中間道)=本日のルートの逆周りコース
と、なっている。
また、妙義山は、「榛名山」「赤城山」と合わせて「上毛三山」と呼称されている。
また、第四洞門付近の岩場からの眺望は「日暮(ひぐらし)の景」と呼ばれ、石門めぐりコースから大砲岩周辺の景観は、大分県中津市の「耶馬渓」および香川県小豆島の「寒霞渓」とともに日本三大奇勝(景)とならび称されている。
ともあれ、ちょっと弱気になったために妙義神社参拝と、妙義ふるさと美術館見学を急遽追加した関係上、中之嶽神社〜轟岩の散策をオミットしたとはいえ、血管がぶち切れそうになるほどの感動が詰まったすばらしいルートを歩けて、しあわせであった。
なお、感動度は、
上毛三山パノラマ街道 ★★★
妙義神社 ★★★★★
妙義ふるさと美術館 ★★★★★
県道196の金鶏橋まで ★★
金鶏橋から一本杉 ★★★☆
県道196の石門群入口まで ★★☆
石門めぐりコース ★★★★★★
天狗の評定 ★★★★★★
中間道 ★★☆
と、ほぼコース全般で感動できて、
くだんのローラーすべり台を除けば、145点くらいのいちにちであった。
なお、それに基づき、「わたしのお気に入りの居場所」のトップがが塗り替えられたので追記したい。
思いついたままに並べたので、かなり抜けがあると思われるが、いちおう、
1、石門めぐり〜天狗の評定(群馬県/妙義)
2、鹿嶺〜籠田山〜嵯峨山〜梨沢大塚山〜物見塚山〜トビ岩山(千葉県/房総丘陵)
3、篭岩登山口〜御岳(栃木県/宇都宮丘陵)
4、台ヶ岳〜大涌谷〜早雲山〜駒ヶ岳〜冠ヶ岳周遊(神奈川県/箱根)
5、雨崎〜大浦〜剱崎〜江奈湾〜毘沙門海岸〜盗人狩〜城ヶ島〜油壺〜小網代の森〜エビカの浜〜佃嵐〜荒崎(神奈川県/三浦丘陵)
6、黒岩〜腹摺〜鍋嵐〜物見峠(神奈川県/丹沢)
7、峰の山〜寂悄尾根〜白谷丸南西峰〜(赤ヤ権現=赤岩)〜熊沢山ノ肩〜賽ノ河原〜妙見ノ頭(山梨県/大菩薩)
8、タワ尾根(東京都/奥多摩)
9、清澄八山周遊(千葉県/房総丘陵)
10、羽黒山〜棟峰〜鍬柄山〜飯盛山(茨木県/鶏足)
11、四明岳(京都府・滋賀県/比叡)
12、中岳〜赤岳〜硫黄岳〜天狗の奥庭〜にゅう(山梨県・長野県/八ヶ岳)
13、曽爾高原〜亀山周遊(奈良県・三重県/曽爾)
14、霊仙山〜霊山(神奈川県/湘南丘陵)
15、横瀬二子山〜焼山〜大持山〜小持山〜武甲山(埼玉県/奥武蔵)
16、玄倉〜大ノ山〜橅ノ平(神奈川県/丹沢)
時間が許せば、いずれはもうちょっと考察してみたい。
神奈川以外の山はやっとこさ2年目なので、行ったことのないところがほとんどなので、まだまだ増えてくれるはず。
MVPは、完璧な位置に鎖を取り付けてくだすった登山道整備の御方へ。見た目は難所に見えるのだが、めっちゃ歩きやすかったです。超ありがとね。
兎にも角にも、妙義山塊どころか西上州の御山も初めてだったわたしには、うれしすぎるプレゼントであった。
ひと夏分に値するステキな想い出ありがとね。
飲料摂取量 4.9L
体重 +14.5kg
装備 13.0kg
【 蛇足なわたくしごと 】
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なぜに英語?という突っ込みはこのさい無視して、モーツアルトの破天荒なを生涯を劇的に描ききった手腕は見事。
もつ者ともたざる者の対比もすばらしい。
負の感情はときとして大いなる力の根源ともなりうるが、それは決して幸福へとつづく道程ではないということ。
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