南アルプス 白峰三山 テント泊縦走二泊三日の旅（北岳・間ノ岳・農鳥岳）

2014年07月28日(月) ~ 2014年07月30日(水)

• GPS: 56:00
• 距離: 23.9km
• 登り: 2,445m
• 下り: 3,126m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:15
• 休憩: 0:20
• 合計: 5:35

8:05 広河原インフォメーションセンター
8:30 0:00 白根御池分岐
10:15 10:35 二俣
12:50 0:00 小太郎尾根分岐
13:40 北岳肩ノ小屋

2日目

• 山行: 9:25
• 休憩: 2:35
• 合計: 12:00

5:30 北岳肩ノ小屋
5:40 0:00 両俣分岐
6:00 6:15 北岳
6:30 0:00 吊尾根分岐
7:05 8:00 北岳山荘
8:35 0:00 中白根山
9:40 9:55 間ノ岳
10:55 11:10 農鳥小屋
12:05 12:10 西農鳥岳
12:50 13:30 農鳥岳
14:10 14:20 大門沢下降点
17:30 大門沢小屋

3日目

• 山行: 3:20
• 休憩: 0:10
• 合計: 3:30

6:55 大門沢小屋
9:00 0:00 吊り橋（１つ目）
9:20 0:00 吊り橋（２つ目）
10:00 10:10 奈良田ゲート
10:25 奈良田第２駐車場

もともとソロでの山行でしたが、二日目の中白根山よりあとの行程（3日目も）はどちらから誘ったわけでもないですがもうすぐ定年を迎えるオジチャンと御一緒させていただきました

下降点からもう1人定年を向かえているオジチャンも合流し3人で楽しく大門沢小屋まで下りました(^-^)

速度は普段から山歩きをされているだけあって早いのですが御話し好きみたいで、スレ違う方皆さんに声を掛けその度にお話ししていたのでその分は時間がかかってるかもしれません

携帯のGPSでログをとっていましたが、今回は全域にわたって誤差が酷かったので手動でルートを作成してます

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

奈良田から広河原へ第2駐車場より始発のバス（3台来ました）に乗る予定でしたが、定員オーバーで乗れず(;_;)

次の便は7:32発でしたが、ピストンして帰って来たバスが1台来てくれて7:10頃に出発してくれました
いつもなのか急いでいたからなのかわかりませんが、バスの車内は座っている状態でも大きく揺れを感じました

道中、車内でバスガイド？の方がいろいろ案内してくれていたようですがエンジン音がうるさくてなにを言っているのか聞き取れませんでした


確実に始発に乗りたい方はしっかり並んだ方が良さそうです(^^;

コース状況／危険箇所等

1日目
標高差はありますが踏み跡も標識もしっかりしているので体調が悪くなければ問題無いと思います
肩の小屋は北岳山荘と比べると設備は整っていませんが、辺り一面が名峰だらけなので眺めていて飽きることがありません
当初の予定では北岳山荘まで行く予定でしたが肩の小屋にして良かったと思います

2日目
肩の小屋から大門沢小屋までの距離もあり雑誌等の写真で見るよりもアップダウンが多く思ってた以上に疲れました(^^;
間ノ岳からの下りで農鳥小屋から西農鳥岳への登り返しがよく見えるんですが見るからにキツそうで農鳥小屋で幕営したい衝動にかられました（笑）
間ノ岳からの下だりは滑りやすく、西農鳥あたりから農鳥までは岩稜帯になり下降点からは段差が大きいので手袋等持っていたほうが手の保護になると思います

3日目
大きな段差はあまりないですが距離が何気にあり道が細い所がいくつかあるのでまだまだ気が抜けませんが、沢沿いを歩いたり渡渉したりで涼しげな箇所も多々あります(^-^)

その他周辺情報

下山日が水曜で女帝の湯が休みのようだったので、西山温泉の湯島の湯に入りました♨

写真

7/28 5:13

縦走して大門沢からの下山なので少し近い第2駐車場へ停めました

7/28 7:03

第2駐車場からの時刻表です
始発の便に定員オーバーで乗れず(;_;)
ピストンして帰って来たバスが7:10頃に出発してくれました

7/28 8:04

予定より1時間半遅れで広河原へ到着
左俣危険の案内はまだ出ていましたのでヘタレな私は右俣ルートを通ります

7/28 8:06

いざ、北岳へ！

7/28 8:11

NHKでも登場した苔むした登山靴！
これ密かに見たかったんです(*´ω｀*)

7/28 9:15

癒されます( ´ ▽ ` )

7/28 9:53

雪渓には岩がゴロゴロしているのが見えます

7/28 10:00

花の名前はまったくわかりません(>_<)

7/28 10:16

大樺沢二俣
トイレが三つ有り
危険箇所は避けたいヘタレな私は右俣ルートで進みます

7/28 11:10

とりあえず、素人目線でイイナと思った花を撮りました

7/28 11:26

雪の重みで木が横に生えてます

7/28 12:41

綺麗です

7/28 12:51

小太郎尾根分岐まで上がるとようやく視界がひらけて仙丈ヶ岳がお目見えです

7/28 13:44

出発1時間半遅れと北岳はガスり気味なので明日の晴天を願って肩の小屋に幕営です

7/28 13:57

しかし工事のヘリで暫くテントが張れず、暇を持て余します
ヘリの近くは風が凄かったです(゜o゜;

7/28 14:58

肩の小屋、東側のお花畑

7/29 3:10

写真では朝方の気温は4℃になっていますが確認できた限りでは3℃が最低気温（テント外）でした

写真には撮りませんでしたが星がよく見え、天の川や流れ星も肉眼で見る事が出来ました(^-^)

7/29 4:22

二日目の朝
天気が期待出来そうです(^-^)

7/29 4:49

皆さんお待ちかねのご来光

7/29 4:50

鳳凰三山の上からご来光！
写真以上にキレイでした

7/29 5:15

仙丈ヶ岳
左には中央、右側には北アルプスは見えます

7/29 5:15

甲斐駒ケ岳と八ヶ岳
選り取りみどりです

7/29 5:26

いざ北岳へ！

7/29 5:48

北岳への途中ですがよく覚えてません(^^;

7/29 5:55

北アルプスがより見えるようになりました
富士山と一緒で槍はどこから見ても槍ですね(^-^)

7/29 6:02

北岳登頂！

7/29 6:05

絶景です

7/29 6:12

二番目の高さからの日本一は格別ですね(^-^)

7/29 6:13

そして3000mの縦走路へ

7/29 7:03

北岳山荘、立派です
南アルプスの他の小屋もこれくらいになれば女性にも喜ばれるのではないでしょうか…

7/29 7:05

北岳山荘テント場
予定ではココに幕営予定だったんですが結果オーライですね

7/29 7:08

山荘入口
入口を入ると右側に蛇口があり、おいしい水がタダでいただけます。ホント助かります

7/29 7:08

山荘裏手には残雪モリモリ

7/29 8:26

中白根山へ向かう途中から北岳を振り返ってパチリ

7/29 8:37

中白根山

7/29 9:32

間ノ岳までもう少し

7/29 9:39

間ノ岳
おまけで北岳と甲斐駒ケ岳

7/29 9:39

山頂から農鳥・塩見方面

7/29 9:40

富士山とケルンのコラボレーション

7/29 10:58

間ノ岳を農鳥側からパチリ

7/29 10:59

農鳥小屋
受付横にはヘルメットを被ったオヤジさんがいます
トイレを借りたあとお礼を言うと『いってらっしゃい！』と元気な声で送り出してくれました(^-^)

7/29 12:03

西農鳥岳山頂
農鳥より西農鳥の方が標高高いんですね…

7/29 12:53

農鳥岳
白峰三山の最後です

7/29 13:56

花の名前はわかりません…

7/29 13:56

これもわかりません(^^;

7/29 14:04

少しガスって来ましたが奥に大門沢下降点の鐘が見えます

7/29 14:11

下降点の鐘
辺りは開けてるのでありがたいです

7/29 14:45

これもわかりません…

7/29 16:59

大門沢小屋へは木製の橋を2つ渡ります
下降点からは段差も大きく小屋までメチャクチャ長く感じました(>_<)

7/30 4:48

テント場からご来光は拝めませんが富士山がド真ん中に見ることが出来ます

7/30 4:48

富士山アップ

7/30 6:09

大門沢小屋を下側から
到着時に撮り忘れたので明朝に撮影

7/30 8:58

1つ目の吊り橋
けっこう揺れるので1人づつ渡った方が安全だと思います

7/30 9:02

発電所取水口
水がキレイです

7/30 9:10

2つ目の吊り橋は工事の為撤去されていて工事現場脇を通ります

7/30 9:20

3つ目の吊り橋（実質2つ目）
しっかりしているので複数人で渡っても問題無いと思います

7/30 9:24

大門沢登山道入口
ココ以降は少し荒れた舗装路を歩きます

7/30 9:59

ゲート
広河原へのバスで通過した場所です

7/30 10:19

奈良田橋
駐車場まであと少し

7/30 10:25

第2駐車場入口近くに大きな花が咲いていました

7/30 10:26

奈良田第2駐車場到着
お疲れ様でした！

撮影機器：

NEX-6 SONY

感想

__a_o_zo_ra_

途中からオジチャンに同行させてもらいとても楽しく思い出に残る山行となりました(^-^)

ただ下りは比較的得意な方ですが上りが苦手な私には思っていた以上にキツかったので荷物を選んでもう少し身軽にしなければならないと感じました(^^;


カメラのタイムラプスを使った事がなかったので試しに1時間だけ撮影してみました
大きなサイズで見ないとなんだかわからないかもしれません