奥穂(滑落)
- GPS
- 58:17
- 距離
- 34.4km
- 登り
- 2,446m
- 下り
- 2,441m
コースタイム
- 山行
- 5:22
- 休憩
- 1:21
- 合計
- 6:43
- 山行
- 5:40
- 休憩
- 3:09
- 合計
- 8:49
- 山行
- 7:16
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 8:01
天候 | 2日目AM雨 それ以外は晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
涸沢〜新村橋のパノラマルートは原則通行禁止。今回はロープ装備ありなので挑戦しましたが、4カ所の雪渓はアイゼン、ピッケル、ロープ必須。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
アイゼン
ピッケル
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
ヘルメット
|
---|
感想
過去2度とも雨で断念した奥穂、幸い予報は3日とも晴れ。期待を込めてのスタート。
沢渡Pに前泊し、釜トンネル開通にあわせてタクシーで出発、6:00上高地発。昨年テン泊フル装備で涸沢に向かい途中パンクしたので、今回はのんびりスタート。徳沢名物ソフトクリームで英気を養い涸沢へ。快晴で暑く、やはり応えたが大きなトラブルなく涸沢着。テント設営した後、お約束のビールおでんで乾杯。
ところが夜は低気圧通過の為か強風。ドームテントが8割方つぶれ、寝ている顔まで天井が落ちて来る。かなーり不安の内に朝を迎える。
翌朝は案の定曇り、奥穂の稜線は雲で見えない。日中雨の予報だがこの時点では行くしかない、と5:30出発で穂高岳山荘へ。
ザイデンの途中で雨が降り出す。雨具を装着し、とりあえず穂高岳山荘へ到着し、天候の様子を見る。
9時前に雨脚が一旦弱くなったところで、山荘に向けて出発。しかし風は強くなり、雨脚もどんどん強くなる。山頂直下では横殴りの雹まじりの豪雨。苦戦しながらなんとか登頂。当然眺望は全くないが何故かオーバー3000mの高度感は十分。3年越しの念願が叶い、感激する。
感激も束の間、下山するがここで落とし穴が待っていた。ハシゴの直前、滑落止めのロープ付近で強風豪雨に気を取られバランスを崩して滑落。同行者の話では5mくらいの落下だったらしいが1回転して岩を掴んで停止。ヘルメットをしていたのが幸いし、大きなけがはなく、下山を続行できた。太もも打撲のせいでザイデン下山には思いのほか時間がかかったが、無事涸沢に下山。下りてみると涸沢は快晴。結局3日間を通して悪天候はこの奥穂登頂の小1時間のみだった。
翌朝はパノラマルートで上高地下山を選択。このルートは原則通行禁止だがあらかじめパーティでロープ一式、アイゼン、ピッケルを準備しての挑戦。問題は途中4カ所の雪渓。初めの2カ所はフィクスロープで通過。自分はピッケル実戦使用は初めてのうえ6本爪アイゼンだったためかなり手こずったが、何とが無事通過。屏風のコル下の雪渓はロープこそ出さなかったが安全通過のルートファインディングにかなり時間がかかった。結局上高地には16:00着。8時間以上の下山となってしまった。
総じて自分の技術不足もさることながら、歩荷時の脚力不足が露呈してしまった感あり。今年に入り、この山行をターゲットに日帰り山行でも歩荷的な装備で歩いてきたのだが、この年ではやはり付け刃だったようだ。「自分にあった山行」を、改めて深く考えさせられた3日間だった。
どうでもいい話ですが、山で使うと逆の意味っぽくてなんですね。
滑落しちゃってる場合じゃないですよ
ほんともー「自分にあった山行」にしてく時期ですよ
まぁ、なにより ご無事でよがっだ・・・
nyaroに1票!
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