大杉谷・大台ヶ原山(大杉BS〜大台ヶ原BS)

2022年11月04日(金) ~ 2022年11月05日(土)

• GPS: 13:02
• 距離: 31.7km
• 登り: 4,423m
• 下り: 3,151m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:49
• 休憩: 0:52
• 合計: 5:41

9:02 大杉谷自然センター
9:38 9:39 新大杉橋
9:57 9:57 県道出会(ウグイ谷高登山口)
10:41 10:44 大杉谷登山口駐車場
10:47 10:47 大杉谷登山口駐車場/バス停
10:57 10:57 大杉谷登山口
11:01 11:01 大日グラ
11:12 11:13 大日グラ吊橋
11:21 11:24 能谷吊橋
11:25 11:25 能谷川原
11:31 11:31 地獄谷吊橋
11:36 11:36 無人雨量計
11:48 11:48 京良谷
11:54 11:57 京良谷出合
12:10 12:10 日浦杉吊橋
12:17 12:20 水越谷出合
12:24 12:24 千尋滝
12:36 12:40 千尋滝前休憩所
13:23 13:54 シシ淵
14:03 14:03 ニコニコ滝正面展望
14:05 14:05 ニコニコ滝休憩所
14:12 14:13 平等グラ吊橋
14:16 14:16 平等ぐら対岸急ガレ場
14:27 14:29 加茂助吊橋
14:31 14:31 加茂助橋上休憩所
14:39 14:39 不動谷出合
14:43 桃ノ木小屋

2日目

• 山行: 6:27
• 休憩: 0:45
• 合計: 7:12

6:37 桃の木吊橋
6:42 6:43 新桃ノ木吊橋
6:49 6:51 無名のグラと大渓谷
6:55 6:56 七ツ釜下・美小滝
6:59 6:59 七ツ釜滝休憩所
7:35 7:35 庄野ヶ浜
7:37 7:39 光滝
8:17 8:18 堂倉滝
9:10 9:10 堂倉小屋
9:24 9:24 粟谷小屋
10:29 10:29 しゃくなげ平
11:15 11:46 大台ヶ原山
11:50 11:50 展望台分岐
11:56 11:57 正木嶺
12:13 12:13 正木ヶ原
12:20 12:20 尾鷲辻
12:24 12:24 本ゴヤ嶺
12:34 12:34 牛石ヶ原
12:37 12:38 大蛇��分岐
12:48 12:48 大蛇��
12:53 12:53 大蛇��分岐
13:17 13:22 シオカラ谷吊橋
13:48 13:48 大台ケ原駐車場
13:49 ゴール地点

谷でGPSがうまく機能していなかったらしく高低差がひどいことに。距離が概ね表示の通りかなと(大杉BS〜登山口9.4km、登山口〜日出ヶ岳14.1km、日出ヶ岳〜大蛇��平易な道約1時間=約4km、大蛇�堯疎臑罐姥�VC約3km＝およそ30.5km)
山行中大きく場所がずれるということはありませんでしたが、みんなの足跡が広いのはこれが原因かと思われます。

天候

両日晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

[行]20日 武蔵小杉 09:12-09:34 東京 横須賀線(上総一ノ宮行) \308
バスターミナル東京八重洲地下 10:05-17:55 東岡崎駅南口
ミュラーエクスプレス SS304便　\3300　2時間遅延
東岡崎 17:59-18:42 名鉄名古屋 名鉄名古屋本線急行(名鉄岐阜行) \680
近鉄名古屋(1) 18:50-20:18 松阪 近鉄名古屋線急行(松阪行) \1290
　Tabist たつみビジネスホテル松阪 \3400
21日 松阪 06:48-07:40 三瀬谷 紀勢本線(新宮行) \590
三瀬谷 07:45-08:45 大杉　大台町営バス \300

[帰/予定]大台ケ原VC 16:00-19:10 大和八木駅 \2700
大和八木 19:23-19:54 鶴橋 近鉄大阪線急行(大阪上本町行)\570
鶴橋 20:00-20:16 大阪 大阪環状線京橋方面 \180
[帰/実際]下市口 16:24-17:42 大阪阿倍野橋 近鉄吉野線急行￥930
天王寺 18:58-19:14 梅田 御堂筋線 ￥290
プラザモータープール(大阪梅田) 21:30-05:30 YCAT第1ロビー \4600

コース状況／危険箇所等

大杉谷　渡渉箇所なし
岩場があるくらいで概ね平易な登山道

その他周辺情報

大台ヶ原の食堂、片方は14時クローズ
桃の木山の家で大杉谷バッジ、大台ケ原物産店で大台ケ原バッジ

写真

11/4 7:40

三瀬谷駅。不安の霧と希望の朝焼けが混じった幻想的な朝。

11/4 9:26

お地蔵様の前にお茶、たまにコーラやお酒…。そしてひとつだけキャップが空いてたりして…誰だ飲んだのは！

11/4 9:39

対岸、ダム？整備用の桟橋。あんなに降りるのは怖いなぁ。

11/4 9:54

それにしてもずいぶん水位が低いな？　なんだかんだ今朝も降らなかったみたいですね。

11/4 10:32

マスクをしたトトロに見つめられて…、いや見つめているのは監視カメラか…。

11/4 10:33

しその実っぽい形なのに葉も違えばにおいもしない。

11/4 11:00

発電所を過ぎて扉をあけると早速おでむかえ。

11/4 11:01

いきなり高い！　けどそんなに怖くない！

11/4 11:04

水が流れているけども、肘折温泉ルートにくらべればこんなの、こんなの…。

11/4 11:05

でも下見るとやっぱりちょっとこわいです。

11/4 11:05

アザミまだ生きてる…。

11/4 11:07

綺麗な川が近づいてきて興奮もひとしお。

11/4 11:12

早速つり橋が登場。最初の方はやや濡れ気味で滑りそうなのがこわい。もちろんすべてのつり橋はゆれまぁす！

11/4 11:22

河原に降りたはいいものの上がり時見失い橋を見上げる図。たぶんこのままでも行けたんでしょうが…。映りこんでいるのはヒラヒラ舞い落ちる枯れ葉です。

11/4 11:24

鹿のフンですがよくもまぁこんな場所で…。

11/4 11:29

地獄谷つり橋を渡っている途中、右手奥から流れ込む支流。

11/4 11:47

石垣の上を征く。

11/4 11:48

まるで珊瑚の海のよう。

11/4 11:52

こんなに浅い（といっても足はつかなさそうな）のに、こんな色彩が出せるのが不思議です。

11/4 12:18

基本的に平易ですが、降りるのはちょっと怖かったかも。

11/4 12:23

おー段々の滝だ…と思ったら…まだ上にある…

11/4 12:26

…と思ったら、さらに上から流れてる！　そうです、これが千尋（せんびろ）の滝です。一尋150センチだそうです。

11/4 12:38

まるで山頂から水が湧きだしているかのようですね。

11/4 13:17

難しい道ではないんですが、時折岩を登り、傍から見下ろせばコレなのでキケンといえばキケン？　スレ違いはそんなに難しくないんですが…。

11/4 13:19

厳重なバツ。こっちへ行くなと〜？

11/4 13:19

先程の×の先。行けないのかな〜。　ところで奥に釣り師が写っているような気がしましたが登山者でした。

11/4 13:21

落差は少なくとも流れは激しく。

11/4 13:22

出ました濡れ濡れ洞窟。

11/4 13:23

ギャーびちょびちょ！　気持ちいい！

11/4 13:25

そしてこのあたりは絶好の休憩スポットでもあります。落ちないようには気を付けて…。

11/4 13:35

たゆとうとも透き通る碧。

11/4 13:41

谷の合間に滝と陽差しと。

11/4 13:53

川と反対の山道側にも小さな滝があり流れ込んでいました。思いっきり静の写真ですねこれ。

11/4 14:00

先程猪ヶ淵（シシ淵？）から奥に見えていた一縷の滝。こんな迫力あるのにニコニコ滝…。…レンタカー？

11/4 14:09

平等�堯�この谷の中でも相当大きなつり橋ですが、それをはるかに超える巨岩。あ、もちろん橋は揺れます。たのちー

11/4 14:40

磨きに磨かれたサルスベリ、テッカテカやでぇ。…てかこれ本当にサルスベリか？

11/4 14:41

ついに橋の向こうに見えました。思ったよりおっきぃ…。

11/4 16:07

いやん…思ったより現代風レトロ…。

11/4 16:11

早く着いて暇なんで谷底に降りてボンヤリしてました。

11/4 16:13

側がこれでたまに岩の上が濡れてるので寝転ぶにはちょっと微妙というか怖いというか。

11/4 16:18

橋の上をウロウロする人を下から目線で……。

11/4 18:09

夜の桃の木山の家。ホテルかな？

11/5 5:31

意外と皆さん朝早かった…。と思って時間見たら朝食の時間だわコレ。

11/5 5:36

夕食はカレーのおかわりと談話で必死だったので撮り忘れ、朝食。野沢菜っぽいのが地味に美味しい。ご飯も相変わらず美味しく卵も新鮮。お味噌汁はお代わりナシ…これは乾物かな。

11/5 6:36

コーヒーは飲めませんでした。代わりに朝にはみかんが置かれてました。クソッ買い忘れた！

11/5 6:50

今朝もこんな感じの場所からスタートいたします！

11/5 6:53

少し落ちては少し落ちて。今までより沢も標高を稼ぎ始めやがりました。

11/5 6:57

目視では3〜4ぐらいしか釜が確認できませんでした。こんな前の時代にどうやって七つも確認したんだろう？

11/5 7:04

整備されてなかったらどうやって通るんだろう…。開拓される前に通っていた元知事がいたらしいけれども。

11/5 7:05

ようやくどこかの山の上も見えるように。あれでも1000mないんだもんなぁ。

11/5 7:13

またまた橋の下から、沢を渡って。

11/5 7:19

雄々しい渓流。もう少し水量あるバージョンも見たいなぁ。

11/5 7:26

ゴロ岩の上をえっちらおっちら歩いてます。ここは小歩危。

11/5 7:36

でもやっぱり河原に降りられる。ここらへんがパチャパチャ遊べる最後のゾーン。

11/5 7:39

今回一番度肝を抜かれた超迫力の光滝。とにかく勢いと水量が凄い。ところでひかりだき？てかりだき？

11/5 7:50

光の次は隠滝。でもここもなかなか風情があって好きです。

11/5 7:50

プチ入り江。こういう地形あまり見ない気がする。

11/5 7:50

隠滝の流れ落ちる場所。これが見れるのもこの滝の魅力です。

11/5 8:00

与八郎滝。面白い二俣の滝だけども何故人の名前？

11/5 8:04

名もなき小さな滝。

11/5 8:05

登山道は右ですが左の沢の近くも行けそうな気がする…！　落ちたらシャレにならないのでやめておきました。

11/5 8:12

堂倉のダムが見えればこの渓流ともお別れです。

11/5 8:14

橋を渡り終えたら上から人がおりてきてびっくり。このあたりでお仕事をされている方でした。お疲れ様です。

11/5 8:21

大杉谷のフィナーレ。滝もいいけれど、30年経った橋とは思えませんね。

11/5 8:48

森は色づき。

11/5 9:09

堂倉避難小屋もいい位置にありますね。ちょっと下がれば沢もあるし…でもこれだけ広いと夕夜には熊出そう…。

11/5 9:13

コーポ粟谷壮とかいわれてもあまり違和感なし。雰囲気のいい木造ロッジと連結されててかわいらしいです。

11/5 9:25

こういうものを見たらだいたい無意識でお祈りするんですが、今回ふと5円を入れたんですよ。…今考えたら乗せていただけたのはこのご利益かも…

11/5 9:25

それではやや道が悪いと言われたこっちの道を行きましょう！　なんか原生林の雰囲気出てて惹かれたので…

11/5 9:29

沢の近くを渡渉しながら登ります。たまにわかりにくいけれどもピンテやトラロープがあるので迷うことはないかと思います。

11/5 9:39

とか言いながらザレ斜面ヒイヒイ登ってトラロープの裏に出てしまうんですが。

11/5 9:42

この看板は直角に曲がる合図。登りだとここだけ見落としやすいかも。

11/5 9:45

合流後は杉林をくぐり、

11/5 9:59

整備された木階段をトントンのぼり、

11/5 10:06

木々のアーチを駆け抜けて、、、

11/5 10:31

、、、からのシャクナゲ平が微妙に遠かった…。確かにシャクナゲ。

11/5 10:50

そして少し行くとだだっ広いササ畑。ここまで来れば大台ケ原まであと一歩！

11/5 11:09

まぁバテバテなんですけども。人の声がしないからまだ遠いのかと不安になりました。

11/5 11:11

接ぎ木。そろそろ景色もよくなってきました。

11/5 11:14

関西人か否かでイントネーションが違う…。とりあえず曇ってなくてよかったです。

11/5 11:14

山頂広場はかなり広い。思ったより人はいませんでしたね。

11/5 11:15

大阪市街は…さすがに見えへんか〜。

11/5 11:16

大杉谷方面は熊野灘から志摩半島まで。知多・渥美はさすがに見えないかぁ〜。アルプスとか富士も見えませんでした。

11/5 11:16

チリとかペルーとかあっち方面。海の近くの山ってガスりやすいイメージがあるので、この景色が見れるのはとても運のいい気がしますね。

11/5 11:17

行者ヶ岳とか弥山方面。尖ってる山ふたつあるんですけど…。

11/5 11:21

中華ちまき弁当\1000。ちまきが思ったより本格的で、しっかり味ついた餅米の上にチャーシューしぐれみたいな感じで乗っかっていてそれだけで食べれるくらいウマい…。

11/5 11:45

どっちが大蛇�瑤�なーと思って撮ったけどもどちらでもなかった図。

11/5 11:54

すごいお金かかってるなぁ…。

11/5 11:56

道が整ってるから早く進めるだけで、日出ヶ岳からもうこんなに来ちゃいました。

11/5 11:58

お幸せに。

11/5 12:00

鹿畜生食べ放題！　落雷後のように見えなくもないけど実際そうでもあるんだろうなぁ…。

11/5 12:03

再生の森。

11/5 12:32

このおじさんのことずっと日本武尊だと思ってました…。

11/5 12:40

こえがおくれてきこえるよ。と思ったらクライミング勢がいました。登り甲斐がありそうだなあ。

11/5 12:41

この地味な場所が大蛇�瑤任后�上が一応展望ゾーンで奥は行き止まりです。が、正直かなり狭いです。

11/5 12:43

展望はこんな感じ。クライマーが豆粒に見える…と思って右下見ると誰かの手とカメラも映ってる…。

11/5 13:17

やはり沢に降りればピチャピチャやりたくなりますよね。…ならない？

11/5 13:49

VCに到着しました。どピーカンです。

撮影機器：

Galaxy S21 5G SC-51B docomo サムスン

感想

Barklay

1日目　
夕方 15℃(館内温度)~暑い
消費水量 1.2L

2日目
朝方 13℃(館内温度)~少し肌寒い
風　ややあり
消費水量 1.5L

　3年前から行きたいと思い最近綿密に計画もしていたものの、急遽決行したので日出ヶ岳はガスるかどうかの賭け、高速バスも宿もとりにくく飯はほぼ閉店前の割引弁当、そして手痛い遠征費…と不安いっぱいやる気なしの門出でした。
　まぁそんな倦怠感も大杉谷と合流すればふっとぶんですけどね！　澄んだエメラルドグリーン、迫力ある個性的な滝の数々、心地よい渓流の音、気温がそこそこあるおかげで水も触れるくらいの温度で終始リラックスできて楽でした。道はすべて整備されており快適で、今回は下りもないので今までになく楽な…いや、でもシャクナゲ平周辺でちょっとバテてたかな…。途中幾度か「下の廊下に行きたいなー」と思わされました。ただここでも頭を1，2回ぶつけたので、向こうだと命とりなんだろうなぁ。
　このルートはテント場がないので山小屋では普段一緒にならないような人の話も聞けました。そういう意味ではとても価値のある小屋泊だったと思います。中には大杉谷駐車場か日出ヶ岳までピストンする猛者もいたみたいですが、それはさておき。夜はカツカレーで少し残念でしたが、それでも美味しいし何より白米が炊き具合からしてとても良いのです。朝食も、そして中華ちまきも美味しくいただけました。ちまきは特にあれ山小屋のメシじゃないってぐらいのレベルでしたね。
　ありがたいことに今回も車に乗せていただきました。大台ケ原は思ったより早く回れてしまい2時間強暇があったので、おかげさまで大阪天王寺でお風呂(\490)に入れて心地よく夜行バスに乗ることができました。イカ焼きは手に入らなかったけども…。お礼しきれなかったのが心残りですが、本当に感謝しています。それ以外でも今回は人の出会いが多くていい山行でした。松阪牛はまた今度…。

コメント

gakiina

Barklayさん
三瀬谷のバスからほぼ同行程を途中までご一緒させていただいた者です。
ほんとうに素晴らしい天気で良い径で「来て良かった」と思わせるところでしたですね！
いろいろとお話もありがとうございました。
また、どこかの山でお会いできましたら！

Barklay

gakiinaさん
お、ゲイターの方ですね？
大杉谷はもう一度行きたいと思わせてくれる場所でしたね。
今回はお世話になりました。次は鈴鹿山脈にお世話になりに行こうと思うので、
そこらへんでも、もしまたお会いできたらよろしくお願いします！

ちなみに、山頂では別の人をgakiinaさんと勘違いして話してしまってました…笑