仙丈ヶ岳 仙流荘から北沢峠へ
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- GPS
- 08:33
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 1,113m
- 下り
- 1,108m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇りのちガスあり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
夜間でしたので1時間半ほどかな? 南アルプス林道へは仙流荘から林道バスを利用。 始発が6:00でしたが利用者が多く5:40には出発しました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
安心安全ですね。 |
その他周辺情報 | 仙流荘でも入浴可能。温泉を希望するなら高遠のさくらの湯。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
装備
共同装備 |
帽子
グローブ
レインウエア
ヘッドライト
時計
カメラ
ガスバーナー
ストック
ファーストエイドキット
サポーター
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感想
先日の高妻山の前日登山口泊が結構良かったので、こんな方法もいいかな?
と、今回は仙流荘前出発の南アルプススーパー林道バスに乗車して、
北沢峠から仙丈ヶ岳を目指します。
前日夕飯をすませ、それから出発。家からは100kmほどのようです。
10:30には到着。即寝酒を飲んで車中泊です。
駐車場はバス発着場近くの場所が空いていたのでそこに止めました。
結構遅くまでライトがついていたので安心ですが、暗い方がいい方は
河川敷の方にも大きな駐車場がありました。
4:20起床。パンと自家製のトマト&キュウリで朝食を軽くすませます。
5:00頃、賑やかになってきたので出発準備をして、
乗車券売り場&バス発車場所に行きます。
乗務員の方がこの時間でこの賑わいだと・・・バスの台数は???
等といった会話をしています。また、乗車券を購入しようと思ったら、
係の人が乗り場所の列はこちらなので、
荷物を置いて順番取りをしてから乗車券を購入して下さい。???
とのこと、まぁ言われるままに荷物を置いて、列に並びます。
私は5:15頃でしたが、最初の人は4:45だったそうです。
荷物量混みで片道1340円往復2680円の切符を券売機で購入します。
ストックのゴムキャップが必携ということで、
売店で¥324を払って購入。
今回の出費は3000円というところですか?
バス乗車の列に戻り、入ってきたマイクロバスに乗ります。
2台目の補助席に座れました。私の後ろにはまだ倍以上の方がおられました。
バスが発車すると、しばらくはうつらうつらしています。
途中、仙丈ヶ岳・鋸岳・甲斐駒ヶ岳が見える場所では
運転手さんが案内をしてくれました。
わずかな時間や眺望なので写真に納めるのは難しいですね。
鹿穴らしきものが説明され、写真に撮りましたがこれがそうなのかな?といった具合です。
北沢峠まで50分ほどで到着します。
今日は降りたらその場で何やらのアンケート記入をし、
携帯トイレ?の袋を渡されました。ノンアルビールは
帰りのアンケート記入でもらえるそうで、ちょっぴり残念。
手洗いを済ませ、帰りのバス乗り場を確認し出発です。
すごく速い方がいて、ぐんぐん進んでいきますがあせらずマイペース。
一合目の標識があり、続いて二合目・三合目
・・・これがあると登りやすいですね。
私はいつも、歩数をなんとなく数えながら登る癖があり、
左右一歩進むたびに数を重ねます。300から500ほどで各合目を通過。
そのたびにリセットして、次の合目表示を目指す感じです。
三合目以上はどこも休憩をしているグループがおり、
表示撮影と水分補給をする程度でゆっくり休めません。
まぁ、心拍数はあんまり上がらない方なので、
だらだら歩き通すのは得意です。
三合目から上では振り返ると甲斐駒がちらほら見言えるようになります。
五合目の大滝頭を過ぎ、六合目が近くなると眺望が開け目の前に
南アの雄峰が見えるようになります。
ただし、今回はガスも上がってきて眺望は間もなく終了。
まぁ、そんな気配があったのでここまでノンストップで上がっています。
六合目を過ぎると、小仙丈ケ岳の頂が見えるので頑張りも増しますが、
団体さんと思われる大勢のグループが陣取っていてこれでは
楽しみにしていたライチョウは無理だろうな!とあきらめながら足を運びます。
頂に立って標識を映していたら、30名の団体さんが出発する様子。
この後ろに付いたら大変だろうなと思って、そそくさと出発します。
団体さんの前に出て、のんびり稜線で写真撮影をしながら進みますが、
今度は反対から来る10数名の団体さんが登ってくるのを待つことに・・・。
それにしても大勢の方々が登っておられます。
ここまで結構なペースできたので、山頂が近付いてもスピードは上がりません。
高山植物の撮影をしながら山頂付近を楽しみようやく登頂です。
こちらももちろん賑やかですが、団体さんがいない分三々五々山頂周辺でくつろげます。
仙丈小屋を眼下に見える場所で軽食を取ります。
足元に雲を見ながら、伊那方面の開けた眺望を楽しむ程度で
残念ながらパノラマビューとはなりませんでしたが、3000m超えの頂はいいものです。
それにしても、北沢峠から3時間とあっさり到着できたので、なんとなくあれ??
という感じもしておりました。
自家製のトマトとキュウリを食べ心地よい風の中で汗を乾かし、体を休めます。
しばらくすると、30名の団体さんが登ってこられる様子です。
20分ほどのんびりできたので、山頂を譲り、花撮影をメインに仙丈小屋へ下ります。
イワベンケイの花は終わり、赤い実のようなものができてきました。
タカネツメクサやチシマギキョウ?(イワギキョウ?)の大きな株が見事に咲いていました。
仙丈小屋に到着後、前のベンチをお借りしようと小屋主の方に、「コンロ使ってもいいですか?」
と聞くと、「今時珍しいね?ほとんどの人は尋ねることなく使っていますよ。
もちろん使ってもらって構いません。リュックはテーブルの上に置かないでください。」
といった受け答えをしてくださいました。小屋の敷地利用が少ない私にとって
取っても心地よい対応をしてくれありがたかったです。
せっかく担ぎあげた、水とコンロを利用して、ミニカップヌードル&コーヒー&パンの昼食です。
ガスが立ち込め、霧雨の中に入ってしまった感じにもなり、急いで食事をすませます。
ここでも20分ほど過ごすと団体さんの一部が下りてきたので、
下山準備をして足早に立ち去りました。
後は下り坂、振り返っても仙丈ケ岳山頂はガスの中。
まぁ、後はのんびり雨に合わないうちに降り切れればいいかな?
水場の水が枯れているといった話がありましたが、前日の雨で復活したのか
結構な水量が流れていました。
馬の背ヒュッテへ行く道中は歩きやすい下り坂。
ヒュッテ直前のお花畑はシカの食害がひどく、キンポウゲやキンバイは全く見られません。
網で囲み復活を目指すのかな?かなり厳しい現状でした。
家族連れの方とすれ違いながらヒュッテに到着すると
おいしい水がこんこんと蛇口から出ていました。
こちらでも庭先のベンチは大賑わいです。喉をうるおし、写真を撮影して更に下ります。
馬の背ヒュッテを下り、沢を渡る直前に、大平山荘と大滝頭の分岐があります。
ひとまず安易に、大滝の頭を目指します。沢の上部には雪渓が残っていました。
沢から少し上がり尾根まで向かう道をしばらく進むと薮沢小屋が突然目の前に現れます。
幕営地で水場もあるようですが・・・、詳しくはわかりません。
このあたりで、やや雨が大粒になってきたのでカッパを着用しました。
カメラも閉まってしまい、この先の雪渓が残る沢のトラバースを撮影してありません。
沢を下に降り、ロープが設置してある場所を登りきって登山道に戻りました。
その先には橋のようなものはあったり、ちょっとした岩場があったりして楽しいコースです。
岩場を登ると、雨も小ぶりになり、歩きやすい傾斜を大滝頭目指して進みました。
若い健脚の方が先行したので、ついていったら速いこと速いこと。
この調子なら13:00発のバスに間に合うくらいなつもりで下山しました。
五合目からは登ってきたコース。歩数も大体の見当が付いているので、
とっても歩きやすかったです。
予定よりもずっと早く12:30には北沢峠に到着です。
アンケートに応えると、ノンアルビールがもらえるそうなので積極的に応じます。
バス待合場所に荷物を置いて、汗をかいた服の着替えを済ませたら
何と人数が定員になってら出発するとのこと。
えっ!13:00ではないの?ということで、12:40から乗り込み
12:45には出発と相成りました。あらあら峠周辺の撮影が済んでいないのにな!!?
まぁ、この場所なら次はyumesoufさん誘ってこれそうですので、次の楽しみにとっておきます。
こちらからなら、甲斐駒ケ岳も簡単でしょうね。
以前黒戸尾根日帰り行を計画して七丈小屋上で断念したことがあり、
いつかこのコースでリベンジしたいと思っていたのですが、無理そうですので
こちらから一度登っておきたいと思ってしまうくらい簡単に歩ける感じです。
さてさて、前日車中泊の楽しさを知ってしまった私。
次はどこへ行こうかな
aonumaさん、今晩はです。
日曜日の北信は天候不順で場所によりゲリラ豪雨、雨模様?晴れ模様?よく判りませんでしたが、仙丈岳方面は良かったみたいですね。
画像で?部分
1)鹿穴です
2)アサヨ峰
判る部分は以上です。
N0.75のホシカラスだとは思いますが、飛行中の写真素晴らしく撮れています。
こんにちは、kintakunteさん
アドバイスありがとうございます。
初北沢峠。林道バスは意外に良かったです。
なにか、バスにまで乗っていくのは気が引けていたのですが、
あそこまで入れるととっても楽に3000m級に登れるものです。
ライチョウと甲斐駒ケ岳越しに八ヶ岳が見たかったのですが
見られず残念でした。
広河原方面から行けるようになったら
黒戸尾根側に車を置いて
オートバイデポで甲斐駒ケ岳に登り
黒戸尾根を下山してみたくなりました。
ホシガラス、止まっているのを見て
カメラを構え声を出したら予想した方向に飛び立ってくれました。
一瞬でしたのでどう映っているか気になっていたのですが、
どうにかいい感じに撮れました。
aonumaさん こんにちは
半日で帰って来てしまうとは早すぎでしょう
大体甲斐駒登山口も佐久から100キロ程度でしょうか?
aonumaさんと一緒なら南アルプスも行ける範囲になりそうです( ^)o(^ )
yumesoufさん、いつもありがとうございます。
このコース取りでの、甲斐駒ケ岳残してありますよ。
是非都合がついたらご一緒しましょう。
百名山の土日の山行はやっぱりにぎやかですね。
天気が今一つでしたが、一座Getしました。
次は白馬ですね。天気が悪かったら
雨飾山
(ほんとかな?)
天候と眺望&人ごみの関係で早くなてしまいましたが、
このくらいだと帰ってからアップできて好都合でしたよ。
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