トレイルラン大峯早駈2014
- GPS
- 08:38
- 距離
- 45.9km
- 登り
- 3,238m
- 下り
- 3,246m
コースタイム
- 山行
- 8:09
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 8:37
天候 | 曇時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
ランキャップ
ファイントラック上下
コンプレTシャツ
マルチポケットランパン
ランパフォーマンス
HAYASA2
指きりラングローブ
Xテープ×2
Vテープ×5
フジヤマタオル
クロスランナーズパック15
モンベルULJ
エマージェンシーシート
薬一式
GENTOS閃325
固定テープ
携帯電話
小銭
|
---|
感想
やって来ました今年も大峯早駈の暑い夏。いつもの如く前日から車中泊で現地入り。しかし一晩中雨。テンション下がりまくりだったが翌朝には何とか止んでくれた。
今年は日曜日開催のせいか総勢60名とかなり多い。中でもYさんのお友達が皆速そう。他にも速そうな人が一杯。去年8位だったけど今年は10位も危ない。
去年かかってしまい清浄大橋までトップ、その後も1位の人と洞辻茶屋まで併走してしまい、その後疲れてヘロヘロだったので今回は前半は抑える作戦。去年8時間29分だったが、今年から巻き道通るのが禁止になったので目標タイムは9時間切りとした。
スタート後、いきなり一昨年2位のSさんが独走、2位グループのSさんOさんYさんからやや遅れ追走。清浄大橋通過は16分と去年より1分遅れだが想定どおり。この時点では多分5位。
女人結界門過ぎの水場で水飲んだら2人程抜かれるが気にしない。その後も洞辻茶屋まで何人が抜かれるがマイペースを保つ。洞辻茶屋通過は1時間3分、区間ラップ46分は去年ラップより3分遅れだがこれも想定内。この時点で8〜10位だったと思う。去年早々とこの辺りで脚攣りかけたので、ここで早めのアスリートソルト数粒をぶち込む。
今年からルール変わって右の平成新道通るとプラス20分のペナルティー。いつも通ってる平成新道でなく、左の道、油こぼし、鐘掛岩(岩は登らず階段でOK)の難所を通る。長いこと通って無い道で若干不安。油こぼしか鎖場の辺りで大峯山参詣の方のの十数人の軍団をパス。岩の手前でランナー1人パス。鐘掛岩過ぎると二股で道判らず何となく右みたいなので右に行くが正解みたいだった。大峯山寺の前で迷ってた牛みたいな帽子被ってた若者に道を教えてあげる。この若者(以下勝手に「牛クン」と呼ばせて頂く)とはこの後デッドヒートを繰り広げる事となる。大峯山寺通過は1時間28分、区間ラップは25分、去年平成新道ルートで22分なので巻かずで正解。あんまり変わらない。
その後写真撮影してた人を1人パスしたような、されたような。忘れた。小笹宿到着は1時間44分、区間ラップ15分は去年より1分速かった。小笹で迷ってる先行者発見。ルートを教えてあげる。いつもと同じく水の持参は最低限にし小笹で給水する作戦。ハイドレを満タンにし、持参した空ペット500ml2本に給水、アミノダイレクトとMAGMAアスリートバーリーを混ぜる。しかしこの間にも後続ランナー続々やってくるが、皆右の有らぬ方角へ向かって行く。おーいこっちですよ。しかし皆給水もしない。大丈夫かな。次の水場涸れてると30km程水場ないのに。給水時間5分で完了。しかしリュックの締め紐を忘れロスタイム1分。去年5分なので1分遅れ。
小笹を出発して直ぐ、何と今度は自分がロスしかけて後続ランナーに教えてもらう始末。早駈ルートは10回位来てるのに。この辺ではもう人が入り乱れて何位か解らない。10〜15位か?阿弥陀ノ森分岐は2時間3分、区間11分と去年ラップより1分速い。
阿弥陀ヶ森過ぎて直ぐ、牛クンを引き連れ痛恨のロスト。右の方へ下ってしまう。牛クン御免なさい。後続ランナーに教えて貰わなかったらどんどん下っていっただろう。前半抑えたお陰で前後に人が居てラッキーだった。ロストしてる間に5〜6人に抜かれたが10m程の崖を一気に駆け上り、その5〜6人を一気に抜き去る。この時に脚使いすぎてその後フラフラになる。牛クンにもこの後抜かれた。大普賢分岐到着は2時間29分と区間26分、去年ラップより1分遅い。ロストしたにしては頑張った。
ルール改正で大普賢岳巻くとペナルティー20分なのでここも巻かずに左へ折れる。結構険しかったが3分程であっけなくピーク到着。3年振り位かな、大普賢岳来たのは。ガスって何も見えず。山頂で休憩したランナー1人パス。大普賢岳からの下りは馬の背みたいな下り。降りてからも薩摩転び等の難所の連続なので気を抜けない区間。七曜岳到着は3時間12分、区間42分、去年大普賢岳巻いた時で区間38分だからここもあまり変わらない。ここで2回目の休憩。七曜岳もガスって何も見えない。
3分程休憩したら後続ランナーの足音聞こえ急ぎ出発。何とこのランナー休憩せず迫ってきた。9時間ペースの我々とは脚色が違う。後ろに付かれ焦って滑り右尾てい骨を強打。ランナーに先に行ってもらう。ゴール後話したが、このランナー2位グループに居たSさんだった。フル2時間50分台の実力者らしい。何でこんな所にと思ったが、Sさん何と清浄大橋で催してトイレ行ってたそうな。その後Sさんは盛り返して4位まで追い上げられたようだ。
私はその後尾てい骨打撲のせいか右殿筋がガチガチでうまく走れなくなる。まだ弥山、八経の登りとそこからの激下りがある。ここで遭難してもアカンので完走目的に切り替えることにした。何とか弥山の登りまで右殿筋を持たさなければ。下りはそんなにケツ使わないし。行者還の水場には3時間40分到着、区間25分と打撲したのに去年ラップより何故か1分早い。
水場の水流は豊富。昨日からの雨でそれは予想できたのでここまでペット2本500mlを消費。又、アミノダイレクトとMAGMAアスリートバーリーを混ぜ給水、リュックを下ろしジェル等を詰め替える。この作業で約5分。去年はここで水流無くて給水タイム無し、その代わり川合の手前で水無くなり脱水寸前だった。この時点で保有水量2.5Lなのでみたらいまでは持つだろう。
トンネル西口出会(奥駈道出会)到着は4時間34分、区間48分、去年ラップより1分落ち。区間は結構走れる区間。去年は確か前半のハイペース祟ってバテてタイム悪かった。それ思うとやはり尾てい骨打撲の影響か。次は最後の難関、弥山の登りだ。2分程休憩(去年は4分)し出発。現時点で目標より10分程速いので、弥山の登りで何とか右殿筋を誤魔化して登ることができたら9時間は切れるだろう。
聖宝の宿付近で先行ランナー1人パス。七曜過ぎで抜かれてから1人旅だったから久々の出会い。9時間切りの良いペースですねと声掛けたが、捻挫してますとの返答。大丈夫?結構普通に走られてましたけど。最後の登りと言い聞かせフラフラになりながら弥山到着は5時間26分、区間50分は去年ラップと同じ。走ってる内に何故か右殿筋痛も良くなりました。ここで大峯山以来初めて登山者と出会う。
2分休憩後出発、八経ヶ岳到着は5時間42分、区間13分、去年弥山で休憩せず区間ラップ17分だから休憩タイム込みで2分短縮したことになる。やはり休憩せなあきません。
リュックを下ろし梅丹を取り出し補給し、3分程休憩(去年休憩5分)し出発、高橋横手通過は6時間19分、区間28分と何故か去年ラップより4分落ち。リュック紐締めながら走ったのと途中で靴紐のたるみが気になって入れなおしたから?去年はこの区間2〜3人で競ってたからタイム出たのもある。
高橋横手通過後、歩いてた先行ランナーを見つける。どこか痛めましたかと声掛けたが、大丈夫ですとのことで先に行く。もう順位は解らないが10位位かなとこの時点では思った。この後またどこかの分岐で迷ってる牛クン発見。また道を教えてあげる。牛クンまた先行。しばらく行くと牛クンまた道迷ってる。ルート案内してあげる。川合までこの繰り返し。牛クン、まともに走ってたら私よりもっと速かったろうに。牛クンが良いペースメーカーになったのか、栃尾辻到着は6時間44分、区間30分と去年により何と5分の短縮。牛クンは休憩しない。私は3分程休憩(去年5分)出発。
その後、林道出会通過は7時間7分(区間19分)、林道で牛クンを抜き去り、天川川合通過は7時間29分(区間22分)とそれぞれ去年ラップより2分短縮、4分短縮と過去最速では?牛クンのお陰です。牛クン有難うございました。
川合通過が7時間29分と僅かに去年の記録8時間29分超えの可能性もあったが、後59分で走るのはかなり厳しい。おまけに川合までの激下りを調子に乗って飛ばしすぎたのか、白倉出会通過は7時間49分、区間20分と去年ラップより2分遅い、この時点で去年越えはほぼ絶望。
ここからはみたらい渓谷の激階段。立って登れなくて四つんばいで登る。雨で観光客少なくて良かった。変態と思われたことでしょう(笑)四つんばいも殿筋使うので、手すりに体重掛けて腕の力でも登ってみる。途中にみたらいの湧水があったので頭から被り、タオルにも水付けてアイシングする。行者で満タンにした2.5Lはほぼ使い果たした。残り5kmも無いので500mlだけ給水。県道に出た観音峰登山口通過は8時間10分、区間19分とここも去年ラップより2分遅い。川合までの下り飛ばしすぎたか?走れども走れどもランナー居ないし、去年の記録更新も無理だし、モチベーションを保つのが難しくなってきていた。
それでも何とか8時間40分切りに目標切り替え、洞川温泉センター通過は8時間30分、区間ラップ19分(去年より2分落ち)、あと9分。去年8時間半切れるかどうかの瀬戸際で必死のパッチで走ってラスト区間8分だったから油断は出来ず、行者祭りの観光客の前をハアハアゼイゼイ言いながら、8時間38分51秒(区間8分)でゴール(途中でGPS捕捉せずガーミン一旦切れたからプラス数秒かも?)
終わってから主催者に順位聞くと何と6位とのこと!?もう少し先行者居たと思ったがロストされたのでしょうか?5位はYさんで25分程早くゴールされたようだ。1位は最初から最後までぶっちぎりのダントツの7時間切りでSさん、2位はoさんだったようだ。
ゴール後、5位以内の方々とお話したが、何とベスト5はこのレース中1回も休憩せんのだと!7〜8時間のトレイルで休憩無し。信じられん。人種が違うと感じました。
しかし先行者はフルマラソンサブスリーや2週前のおんたけ100km2位とかの強者ばかりでしたので納得というか大満足の6位でした。去年より2つ順位あげたし。タイムも去年より9分落ちたが去年平成新道通ったり大普賢岳巻いたこと考えると同程度かそれ以上でしょう。新調したノースフェイスのシングルトラックHAYASA兇良かったと思います。試走時川合への激下り、磨り減ったアディゼロXT4では滑ったが、雨上がりの石を踏んでも全然不安なかったのが大きい。やはり新調した靴は違うな。それと気候が良かった。山は曇で、下界は小雨と、最高のコンディション。トレイルも思ったよりほど濡れてなくズルズルでは無かった。
次回へのタイム短縮の課題は、七曜岳で休憩しないこと、小笹、行者の給水のタイム短縮位しか思いつかない。奥駈出会、弥山、八経、栃尾辻の休憩は避けられない。今回は給水箇所以外の休憩は2〜3分に抑えたがそれ以上の短縮は無理でしょう。地道に走力上げるか。付け焼刃でやった鏑木トレーニング(20%傾斜の坂道インターバル20分、54段の階段インターバル20分、15%傾斜のトレミル30分)継続してみるか。
持参食糧は糖質ジェル×8(1時間30分経過後1時間毎に1ヶずつ使用する積りだったが1ヶ余った)、アミノダイレクト×2(小笹・行者で給水した持参空ペット500ml×2本に溶かして服用)、MAGMAアスリートバーリー×2(同じく小笹・行者で給水した持参空ペット500ml×2本に溶かして服用)、アミノバイタルプロ×4、ここでジョミ×2(踏ん張り所で使用)、MAGMAアスリートバーリー×1(攣りそうな予感の時直接使用)、L−グルタミン×2、梅丹サイクルチャージ×1、スーパーヴァーム×2(1ヶ余る)、アスリートソルト10粒程(攣りそうな予感の時使用)。
水はハイドレ1.5LにOS−1を1Lだけ持参し、小笹でハイドレ満タン(約600mlか)、空ペット500mlを2本給水、行者でそのペット2本給水。みたらいで500ml×1
終了後のリカバリーとして、参加賞の柿の葉寿司、ムサシ・ニー、アミノプロテイン×2
そういえば3年目で初めて脚攣らんかった。去年はツムラ68(芍薬甘草湯)6袋持参したが脚攣りまくって全然足りなかったので、今年は8袋持参したが結局使用せず。MAGMAアスリートバーリー、L−グルタミン、アスリートソルトを適宜使用したのが良かったのか?それとも単なる追い込み不足か?新調した靴で滑りにくかったのもあるかも知れない。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する