続：西日本遠征山旅 �� 大峰山 77/100 行者還トンネル西口ピストン

2022年11月09日(水) [日帰り]

• GPS: 17:32
• 距離: 10.2km
• 登り: 1,106m
• 下り: 1,108m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:19
• 休憩: 1:15
• 合計: 7:34

6:41 トンネル西口登山口
7:50 7:59 奥駈道出合
8:21 8:23 弁天ノ森
8:47 聖宝ノ宿跡
10:00 弥山小屋
10:03 10:15 弥山
10:17 弥山小屋
10:47 11:29 大峰山
11:55 国見八方睨
12:02 12:12 弥山小屋
12:48 聖宝ノ宿跡
13:12 弁天ノ森
13:34 奥駈道出合
14:15 行者還トンネル西口

天候

快晴　無風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国道169号線から分岐し国道309号線を行者還トンネルまで11.5km上りますが80の急カーブが続きます。スライドするのもやっとの個所や落石対策の工事で片側通行の個所もあり、特に夜間時の走行は慎重な運転が必要。
登山口はトンネル工事が済んで東口から西口に戻り、駐車場入り口にプレファブの管理棟があり、建物内に水洗トイレ（洋式）が4ブース。夜間は戸締りされて使えないのですが、直ぐ脇にカプセルタイプの水洗トイレ（和式）が1基設置されて24時間利用可能でした。1回100円の協力金です。
駐車料金1000円（24時間）　車中泊の場合1500円
登山バッジ3種（大峰山・弥山・八経ケ岳）各500円
管理者について
夜間は無人でしたが朝6時に管理者が来たので駐車料金とバッジを購入しました。夜間時は防犯用の赤外線監視カメラが回っています。（2基）

コース状況／危険箇所等

晴天続きで登りやすかったですが、弥山直下の急斜面は木道や階段も多く、雨天時は滑って危険だと思いました。

その他周辺情報

湯の峰温泉　つぼ湯　０７３５−４２−００７４
つぼ湯は熊野詣の湯垢離場として世界遺産に登録され日本最古の温泉といわれています。
交代で入浴するため待ち時間が１時間だったので、公衆浴場を利用（400円）

写真

11/16 13:30

前夜から車中泊し朝5時に朝食。駐車場には水洗トイレも完備されていて水も使えました。標高差約1100mの山なのでしっかり食べて登山準備開始。

11/9 6:40

駐車場のモミジがちょうど紅葉が見ごろでした。

11/9 6:41

次々に登山者の車が上がってきていました。管理人も来ていて、駐車料金（車中泊したので1500円でした。）と登山バッジを購入して登山開始。

11/9 6:41

11/9 6:41

登山届（駐車場の管理棟に用紙有り）を提出。

11/9 6:42

直ぐに、遭難者の捜索ポスター。昨年6月から行方不明のようです。

11/9 6:46

先ずは沢を渡ります。

11/9 6:52

尾根まで約1時間、岩と根っこの急坂を登っていきます。

11/9 7:21

11/9 7:22

根っこを這いあがって行きます。

11/9 7:29

11/9 7:48

11/9 7:51

尾根を登り切りました。登山道は大峯奥駈道と言われる吉野から熊野本宮をつなぐ熊野古道で、大普賢岳方向への分岐でした。

11/9 8:02

大普賢岳でしょうか？

11/9 8:06

尾根道の大峯奥駈道を登っていきます。

11/9 8:07

11/9 8:09

11/9 8:13

石休の宿跡

11/9 8:15

11/9 8:17

まだ凍ったまま

11/9 8:21

11/9 8:22

11/9 8:23

11/9 8:24

弁天の森

11/9 8:31

11/9 8:36

11/9 8:45

11/9 8:47

11/9 8:50

大峯奥駈道の道標

11/9 8:50

聖宝の宿跡

11/9 8:52

11/9 8:53

11/9 8:55

11/9 8:56

11/9 9:04

11/9 9:06

11/9 9:08

11/9 9:16

11/9 9:18

11/9 9:24

11/9 9:25

11/9 9:28

11/9 9:34

霜柱

11/9 9:39

11/9 9:39

11/9 9:45

展望が開きました。

11/9 9:46

11/9 9:49

11/9 9:49

11/9 9:49

大台ケ原

11/9 9:49

11/9 9:49

11/9 9:50

11/9 9:55

11/9 9:56

弥山小屋直下の急登
何か所かの階段を登りきると小屋でした。

11/9 10:01

鳥居

11/9 10:01

11/9 10:02

弥山小屋

11/9 10:02

先ずは直進して弥山へ
皇太子殿下も来られた碑がありました。

11/9 10:08

二つ目の鳥居をくぐると「弥山神社」。日本随一のパワースポット「天河神社」の奥宮なのだそうです。
三角点を探しましたが不明。

11/9 10:15

隣には近畿最高峰の八経ケ岳

11/9 10:19

弥山小屋に戻り分岐を右折し、いよいよ八経ケ岳へ向かいます。

11/9 10:19

11/9 10:21

11/9 10:21

トウヒの枯れた道を下って行きました。

11/9 10:28

11/9 10:29

11/9 10:30

オオヤマレンゲ保全エリアはフェンスで囲われていてドアを開けて山頂へ。

11/9 10:39

11/9 10:39

11/9 10:45

山頂付近までコケ生していました。

11/9 10:53

八経ケ岳山頂の剣

11/9 10:54

百名山78座達成（細君は55座目）

11/9 10:58

大台ケ原ドライブウェイも確認

11/9 10:58

大阪から来られたというお二人。いろいろ情報をいただきました。どこかでの再会を語り合いました。

11/9 10:58

昼食のおにぎりを食べながら眺望を楽しみました。

11/9 10:59

11/9 10:59

11/9 10:59

明星ケ岳

11/9 10:59

11/9 11:29

弥山

11/9 11:29

遠くに市街地が見えましたが何処だろう？

11/9 11:32

下山開始

11/9 11:32

11/9 11:33

11/9 11:34

11/9 11:34

弥山小屋と左に弥山の鳥居

11/9 11:47

立ち枯れしたトウヒの森

11/9 11:55

11/9 11:59

弥山小屋付近の八剣山の石柱
八経ケ岳は八剣山とか仏経け岳とかとも言われています。八剣山と出ている地図もありました。

11/9 12:11

半分凍り付いたコケ
奇麗でした。

11/9 12:18

11/9 12:23

11/9 12:23

11/9 12:28

弥山小屋直下の木の階段
雨天時は滑りそうです。

11/9 14:00

出会を過ぎて急坂を下って行きます。

11/9 14:04

11/9 14:05

11/9 14:06

11/9 14:09

11/9 14:11

11/9 14:12

11/9 14:18

無事下山。八経ケ岳から約3時間弱かかりました。

11/9 14:20

11/16 10:28

下山して直ぐに国道309号線を国道169号まで下りて行きました。
カーブの数　80か所（看板あり）
標高差　620m
距離　11.5KM
通過時間　約20分（好天・路面状況良し）

11/14 18:02

309号線沿いの紅葉が奇麗でした。
ダッシュボードの上にアクションカメラを固定して動画撮影。

11/14 18:11

紅葉を見に来られる方も多く、狭い道路が更に狭くなっている箇所も多々ありましたが、納得です。

11/14 18:19

11/14 18:23

前日は真っ暗な時間帯にこの道を上ってたのですが、カーブが急で先が見えなくて、時間も長く感じ怖かったです。

11/14 18:32

11/16 10:11

熊野古道大峯奥駈道を走破された方の記録を見つけました。約90kmを1週間で歩かれていました（驚）
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-633503.html

11/16 10:14

熊野古道大峯奥駈道のほんの一区間だけですが今回歩けた事になり、大満足しています。

撮影機器：

KYV41 KYOCERA

E-M10 Mark III OLYMPUS CORPORATION

OPPO Reno3 A OPPO

V50X AKASO

装備

個人装備

長袖シャツ ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 靴 サブザック 昼ご飯 飲料 レジャーシート ヘッドランプ ファーストエイドキット 日焼け止め タオル ストック カメラ マスク

感想

redtalecat

前日の大台ケ原山を下山後に大峰山登山口の行者還トンネル西口に移動。真っ暗となった国道309号のカーブ道を恐る恐る走破し、誰もいない闇に包まれた駐車場に着き車中泊。吹きさらす強風に木々がこすれる音が響いて恐ろしい。ちょうど皆既月食の夜で、木の陰からオレンジ色を放す月とオリオン座が輝いていました。神妙な夜を過ごすことになりました。
「年400日雨がふる」といわれる有数の多雨地域ですが、登山当日は前日に続くピーカンの晴天。
登り始めは寒くてニット帽と手袋、マスクで顔を覆い登っていましたが、尾根の大峰奥駈道出会までの急登を過ぎると日射しも強く汗ばむような陽気。温暖で多雨な地域なので山頂付近までコケ生した風景に出会いました。
初めて大峰山系の深山に踏み入りましたが、東北の山塊とは違って深い谷と地の果てまでも続いているような広大な山塊に圧倒されました。
好天に恵まれて本当にラッキーでした。