六甲全山縦走 宝塚→須磨
![情報量の目安: A](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_A2.png)
- GPS
- 15:54
- 距離
- 47.0km
- 登り
- 3,013m
- 下り
- 3,041m
コースタイム
- 山行
- 0:09
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 0:09
- 山行
- 11:29
- 休憩
- 3:39
- 合計
- 15:08
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
市街地はとてもわかりにくい 舗装路や市街地歩き、階段地獄が多くの割合を占める |
写真
感想
▼概要
舗装路や市街地歩き、階段地獄、人混みなどが特徴的なルート。大都市近郊の低山がたどる運命なのだろう。
-----
東半分:
展望の少ない樹林帯。アップダウン少ない。何回か車道を横断。
最高峰周辺:
舗装路歩き。舗装路迂回箇所は小刻みなアップダウン。クルマ、バイク、ゴルフ場、ホテルに興醒め。
西半分:
大展望が随所に広がる里山。200-300mクラスのアップダウンが続く。階段地獄。露岩が多い。市街地→山→市街地→山の繰り返し。市街地は迷いやすい。周辺住民から愛されてそうな山が多い。
-----
今回、特徴に乏しい東半分を夜間に通過したが、これで正解だったかもしれない。
▼日記
加藤文太郎の影響力は凄まじいのだろう。
本を読んでいると、私も歩きたくなってしまった。
約束された快晴。
22時に仕事を終えてそのまま終電一本前でアプローチ。
上品なイメージがある阪急列車で宝塚へ。宝塚も良い雰囲気が良かった。お洒落な街灯に照らされた街中を進むが、Googleマップがないと迷子になりそう。今回は、全山縦走ルートをGoogleマイマップで保存しているので、Googleマップを開くと常に進むべき軌跡が表示される。これはとても便利で、街中はスマホ片手にチェックしながら歩いた。
最初は急な舗装/未舗装林道が続く。振り返ると大阪の大夜景が広がっている。ほぼ満月の明かりだけで歩けたが、森に入ると真っ暗。自転車用800ルーメンのライトで照らしながら進む。明るすぎる。
人とすれ違うこともなく、静かな夜歩きだった。標高を上げるにつれて涼しくなるが、長袖シャツ1枚で快適。時折、ササが繁茂していたり、樹間から阪神地域の夜景が見えたりした。
六甲山頂直下には3時前に到着。風が冷たく吹いているため、美しい公衆トイレ兼休憩所にて少しのんびりすることにした。ソフトシェルとゴアを着込み、グラノーラをボリボリ食べる。咀嚼するだけで幸せな気分になる。
山頂は誰もおらず、裏六甲のこぢんまりとした夜景を望むことができた。日中なら氷ノ山など見えるのかもしれないが、今日は昼間も霞が強そうである。
最高峰から西はひたすら舗装路と並走する。何も面白みがなく、ストレスを感じる。摩耶山まで10kmほど。長く感じた。掬星台に到着した頃は、すでに白んでおり、100万ドルの夜景は太陽の足音であっけなく崩れた。
摩耶山から西はやっと山道に戻り、ぐんぐん下っていく。いくつかの小ピークを越えてたどり着いた感じの良い谷(市ケ原)はキャンプと焚き火の煙に彩られていた。
この先、快適な尾根歩きを挟むと鍋蓋山に到着する。景色といい、山頂広場の雰囲気といい、ベンチの配置といい、今山行で最も素晴らしいピークだった。これから行く高取山や須磨アルプス、そして明石海峡大橋までしっかり見渡せた。
次のピーク、菊水山で足の不調に気づく。1年前と全く同じだ。このまま放っておくと階段昇降すら困難になる。だが今回は、六甲全山縦走。足の不調よりも完遂の方が大事と判断し、構わず先を行く。
高取山、須磨アルプス、旗振山と住宅街→急登→急降下を何度も繰り返した。特に楽しさを見出すこともできず、すぐに飽きてしまう。気温が高く暑いため、途中のコープで午後の紅茶1.5Lを補給した。
痛む足を引きずるようにして、走ることもできず目の前の列車を見送った。来週は山はお休みだな。最後は散々だが、達成感だけは一人前の六甲全山縦走だった。二度目はない。
帰路はJR を選択。
歩いてきた六甲山脈が車窓を流れていく。休憩込みで16時間かけて歩いた距離は、新快速だと30分にも満たなかった。実にあっけなかった。
▼持ち物(自分用のメモ)
▽ガジェット類
スマホ
スマホ(GPS用)
腕時計
モバイルバッテリー
充電コード(type-C, micro USB)
ヘッドライト
予備電池
自転車用ライト
▽貴重品
財布
クレカ
免許証
▽ウェア
長袖シャツ(マーモット)
タイツ
半ズボン
ソックス(ダーンタフ)
シューズ(モントレイル)
レインウェア上(ストームクルーザー)
ソフトシェル(モンベル)
帽子(モンベル)
指切りグローブ
▽食料
スポーツドリンク2L←500mLほど余る
午後の紅茶1.5L(追加購入)←900mLほど余る
塩分チャージ←1つも食べず
グラノーラ550g←100gほど余る
チョコクッキー
おにぎり3
▽その他
キジペ
ナイロン袋
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する