上高地〜岳沢〜紀美子平〜奥穂高岳【夏休み特別企画 青春18きっぷで行く日帰り登山◆
- GPS
- 10:42
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 1,699m
- 下り
- 1,683m
コースタイム
天候 | 麓晴れ→中盤ガス→頂上ガス→下山時プチ雷雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:上高地バスターミナル17:25---アルピコ交通(バス、電車)---19:13松本駅19:35---JR中央線普通列車---23:59新宿駅 ※青春18きっぷ:5日分11850円(一日当り2370円) 新宿→立川 470円(日付が変わる駅までは別料金) ムーンライト信州 指定席料金 520円 通常運賃:新宿(東京都区内)⇔松本 往復 8000円 アルピコ交通(電車、バス):松本⇔上高地 往復 4550円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
上高地バスターミナル〜岳沢小屋 気持ちのよいピクニックロードが風穴まで続きます。風穴を過ぎるとやや斜度が増しますが2足歩行が可能です。 岳沢小屋〜紀美子平 登山道は徐々に斜度を増し、鎖、ハシゴが登場します。紀美子平までにハシゴ4か所 1か所は下りで利用。途中、カモシカの立場、岳沢パノラマ、雷鳥広場のチェックポイントがあります。 紀美子平〜奥穂高岳山頂 取り付き直後は、イワイワした段差あり やがて気持ちの良い稜線歩きとなります。 前半は岳沢側をトラバースしますが、尾根脈に入ると反対側に 涸沢カールやヒュッテ、涸沢小屋を望むことが出来ます 途中、最低のコル、南陵の頭のチェックポイントがあります。 |
その他周辺情報 | 上高地バスターミナルに水洗トイレ、登山ポスト、水場、売店あり 岳沢小屋にトイレ、水場、売店あり(頂上も水場がありませんので、最終の補給地と考えてください) |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
日焼け止め
タオル
ヘルメット
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感想
今夏第二弾となりました、青春18きっぷを利用した登山は3度目の正直の奥穂高岳です!
これまでの穂高紀行ですが
1度目:途中で雨が降り登り下りの分岐のところで引き返し
2度目:前穂登頂成功するもそのまま下山
今度こそこの山塊の最高部まで行くぞとばかりに、仕事終わりに牛丼を食し、さらに牛丼弁当を購入し、ムーンライト信州に飛び乗り、ビールを一缶あおり、無事立川〜小淵沢まで無意識で過ごし、上諏訪前に朝食として牛丼弁当を食し、アルピコ交通の新島々〜中の湯までもほぼ無意識で過ごすという、栄養、休養ともに満点のコンディションとなりました。
登山届提出後、河童橋を渡り木道を散歩したのち岳沢登山口に入ります
ここの風穴などがあり見どころ豊富、岳沢小屋までは上高地からのピクニックロードとして楽しめます。
岳沢小屋での小休止のあと、いよいよ重太郎新道へ突入します。
徐々に斜度を増していき、岩場、ハシゴ、鎖と出現します
途中、カモシカの立場→カモシカおらず
雷鳥広場→ライチョウおらずでしたが、こうしたチェックポイントがいい目安となり、励みにもなります。
紀美子平には前穂と奥穂の分岐があります。
前穂にトライする人はほとんどに方が紀美子平に荷物をデポしている模様
ここから、まだ見ぬ奥穂の稜線、吊尾根へと足を踏み入れます。
取り付き当初は、岩場にそこそこの段差があって「これがずっと続くようだと大変だな」と思ってしまいますが、やがて穏やかな稜線歩きとなります。
途中、すれ違った方に「すごいですね。半袖。寒くないですか?」と訊かれ、そういえば寒いな、とようやく気付くような気持ちのよい稜線でした。
長袖に着替えて歩を進めます。
稜線の反対側に涸沢カールが見え始めると、いよいよ吊尾根の頂点を歩く行程になります。南陵の頭までくれば頂上はもうすぐそこ!
登山者の姿も視界に入ります!
そして山頂:ガスで槍方面の視界はまったく利きませんでしたが、風格のある頂上でした。記念撮影をして下さったおねえさん、ありがとうございました!
お昼ご飯もそこそこに、帰りのバスの時間も気にしつつ、来た道を戻ります。
紀美子平に14時到着
前穂行く?の誘惑あり→この直後ごろごろと雷鳴とポツポツと雨が!!
「今日はさっさと帰れ!」と言われているようでした。
雷鳴にビビりながら下山します。
7月に暴風雨の鹿島槍→キレット小屋→五竜岳をやった経験が生きているのか、濡れた岩場の下りも冷静に対応することが出来ました。
岳沢小屋にて雨装備を仕舞い、小屋の看板には「上高地1.5時間」とあります。
「ちょっと急ぎ目で下れば・・・・登りも1.5時間で登れたし・・・」と考えて下り始めましたが、最後の岳沢小屋→上高地の岳沢登山口までの長いこと!
途中でへばりそうになりながら、バス出発12分前に登山口を通過!
最後の力を振り絞ってRUNでバスターミナルに向かいます。
すべりこみセーフで到着!
本来は乗車整理券が必要ですが、改札のお兄さんハカライにより乗車券の提示のみで乗せて頂きました!
ありがとうございました!
今回の総括
慌ただしかったなあ・・・
夏休みならではの企画ですが、たとえ夜行日帰りを試みるとしても
往路:新宿→上高地を夜行バスで5:30に到着
復路:上高地18:00の最終バス→松本駅20:00のあずさ号の計画であれば、1時間半のゆとりがあるので、これから夜行日帰りを計画する方はゆとりの計画をお勧め致します。
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