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Yamareco

記録ID: 4933200
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

赤岳(清里駅〜小淵沢駅) 駅からロングトレッキング

2022年11月19日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
14:13
距離
30.6km
登り
2,502m
下り
2,847m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
11:39
休憩
2:39
合計
14:18
3:51
42
4:34
4:34
9
4:43
4:53
9
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0
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8
17:24
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18:11
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2
18:13
ゴール地点
天候 快晴微風
過去天気図(気象庁) 2022年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
(行き)
新宿18:00(あずさ)19:57小淵沢20:04(小海線)20:29清里
(帰り)
小淵沢19:22(あずさ)21:14新宿
コース状況/
危険箇所等
■清里駅〜赤岳
・標高2500m超より岩場が多くなり、稜線までほぼ鎖場が連続する。
■赤岳〜権現岳
・キレット大下りは標高差500m近くあり、また、ザレた砂利は滑るので転倒注意。岩場は足場もしっかりしており安定感がある。
・旭岳と権現岳の登り(北斜面)に2-3cm積雪あり。一部サラサラした雪の下は凍結バーン。
・赤岳山頂10名程度、赤岳〜権現岳は3組6名とすれ違い、権現岳山頂10名程度。
■権現岳〜小淵沢駅
・ギボシは足場がしっかりしているので問題ない。
午前4時、清里駅。
いつもの暗闇スタート。
2022年11月19日 03:51撮影 by  SO-02L, Sony
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11/19 3:51
午前4時、清里駅。
いつもの暗闇スタート。
夜が明けてきた。
富士山もくっきり。
2022年11月19日 05:52撮影 by  SO-02L, Sony
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11/19 5:52
夜が明けてきた。
富士山もくっきり。
富士山。
なんて美しいんだろう。
2022年11月19日 06:24撮影 by  SO-02L, Sony
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11/19 6:24
富士山。
なんて美しいんだろう。
朝焼けの赤岳。
まさに"赤"岳。
2022年11月19日 06:31撮影 by  SO-02L, Sony
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11/19 6:31
朝焼けの赤岳。
まさに"赤"岳。
富士山と甲府盆地方面
2022年11月19日 07:07撮影 by  SO-02L, Sony
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11/19 7:07
富士山と甲府盆地方面
八ヶ岳の深い森にも朝日が射し込む
2022年11月19日 07:28撮影 by  SO-02L, Sony
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11/19 7:28
八ヶ岳の深い森にも朝日が射し込む
標高2400m付近より樹林帯から岩稜帯へ。早々に鎖が登場する。
2022年11月19日 08:58撮影 by  SO-02L, Sony
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11/19 8:58
標高2400m付近より樹林帯から岩稜帯へ。早々に鎖が登場する。
これでもかと言わんばかりの鎖場天国が稜線直下まで続く
2022年11月19日 09:00撮影 by  SO-02L, Sony
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これでもかと言わんばかりの鎖場天国が稜線直下まで続く
権現岳(中央)と遠く南アルプスの絶景
2022年11月19日 09:18撮影 by  SO-02L, Sony
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11/19 9:18
権現岳(中央)と遠く南アルプスの絶景
迫る赤岳山頂
2022年11月19日 09:22撮影 by  SO-02L, Sony
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11/19 9:22
迫る赤岳山頂
赤岳山頂に到着。
いつも思うのだが、晴天時は逆光になるんだよな。。。
2022年11月19日 09:47撮影 by  SO-02L, Sony
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11/19 9:47
赤岳山頂に到着。
いつも思うのだが、晴天時は逆光になるんだよな。。。
山頂より富士山と南アルプス
2022年11月19日 10:02撮影 by  SO-02L, Sony
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11/19 10:02
山頂より富士山と南アルプス
権現岳とその向こうに南アルプスの主峰を一望
2022年11月19日 10:03撮影 by  SO-02L, Sony
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11/19 10:03
権現岳とその向こうに南アルプスの主峰を一望
南アルプスをズーム。
左から鳳凰三山、北岳、甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳。
2022年11月19日 10:04撮影 by  SO-02L, Sony
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南アルプスをズーム。
左から鳳凰三山、北岳、甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳。
阿弥陀岳。遠景は左から御嶽山、乗鞍岳、北アルプス。白山も見えた。
2022年11月19日 10:05撮影 by  SO-02L, Sony
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11/19 10:05
阿弥陀岳。遠景は左から御嶽山、乗鞍岳、北アルプス。白山も見えた。
北アルプスをズーム。
槍穂高連峰もくっきり。手前は霧ヶ峰。
2022年11月19日 10:06撮影 by  SO-02L, Sony
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11/19 10:06
北アルプスをズーム。
槍穂高連峰もくっきり。手前は霧ヶ峰。
北ア後立山連峰をズーム
2022年11月19日 10:06撮影 by  SO-02L, Sony
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11/19 10:06
北ア後立山連峰をズーム
八ヶ岳連峰。行者小屋もチラリ。右から横岳、硫黄岳、東西天狗岳、蓼科山。
2022年11月19日 10:07撮影 by  SO-02L, Sony
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11/19 10:07
八ヶ岳連峰。行者小屋もチラリ。右から横岳、硫黄岳、東西天狗岳、蓼科山。
金峰山(右)と甲武信ヶ岳(左)。
手前は広大な野辺山高原。
2022年11月19日 10:09撮影 by  SO-02L, Sony
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11/19 10:09
金峰山(右)と甲武信ヶ岳(左)。
手前は広大な野辺山高原。
美しい裾野の富士山。幾重にも連なる山並みも素晴らしい。
2022年11月19日 10:09撮影 by  SO-02L, Sony
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11/19 10:09
美しい裾野の富士山。幾重にも連なる山並みも素晴らしい。
赤岳山頂にて。
新しいプレートを持って八ヶ岳連峰と一緒に。
2022年11月19日 10:11撮影 by  SO-02L, Sony
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11/19 10:11
赤岳山頂にて。
新しいプレートを持って八ヶ岳連峰と一緒に。
赤岳を振り返る。
南面には全く雪がない。
2022年11月19日 10:43撮影 by  SO-02L, Sony
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11/19 10:43
赤岳を振り返る。
南面には全く雪がない。
これよりキレット、権現岳へ進路を取る。まずは標高差500mのキレット大下り。
2022年11月19日 11:02撮影 by  SO-02L, Sony
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11/19 11:02
これよりキレット、権現岳へ進路を取る。まずは標高差500mのキレット大下り。
ハシゴと富士山
2022年11月19日 11:04撮影 by  SO-02L, Sony
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11/19 11:04
ハシゴと富士山
ザレた急斜面はジグザグ下るがスリップ注意。遠く中央アルプスと御嶽山。
2022年11月19日 11:14撮影 by  SO-02L, Sony
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11/19 11:14
ザレた急斜面はジグザグ下るがスリップ注意。遠く中央アルプスと御嶽山。
阿弥陀岳(左)と中岳(右)。
文三郎分岐も見える。
2022年11月19日 11:35撮影 by  SO-02L, Sony
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11/19 11:35
阿弥陀岳(左)と中岳(右)。
文三郎分岐も見える。
キレット小屋。冬期閉鎖中もテン場近くのトイレは使えた。
2022年11月19日 11:51撮影 by  SO-02L, Sony
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11/19 11:51
キレット小屋。冬期閉鎖中もテン場近くのトイレは使えた。
北斜面の積雪。部分的に雪の下がアイスバーン箇所あり。登りの選択で良かった。
2022年11月19日 12:30撮影 by  SO-02L, Sony
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11/19 12:30
北斜面の積雪。部分的に雪の下がアイスバーン箇所あり。登りの選択で良かった。
今回の反省点。ロング山行なのに持参した水はたった1リットル。途中欠乏し岩の上の新鮮な雪をかき集めてボトリング。
2022年11月19日 12:39撮影 by  SO-02L, Sony
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11/19 12:39
今回の反省点。ロング山行なのに持参した水はたった1リットル。途中欠乏し岩の上の新鮮な雪をかき集めてボトリング。
荘厳で迫力満点の赤岳(右)と阿弥陀岳(左)
2022年11月19日 12:44撮影 by  SO-02L, Sony
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11/19 12:44
荘厳で迫力満点の赤岳(右)と阿弥陀岳(左)
赤岳ズーム
2022年11月19日 12:44撮影 by  SO-02L, Sony
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11/19 12:44
赤岳ズーム
赤岳と阿弥陀岳。どちらもカッコいい。
2022年11月19日 12:52撮影 by  SO-02L, Sony
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11/19 12:52
赤岳と阿弥陀岳。どちらもカッコいい。
旭岳を目指す
2022年11月19日 12:53撮影 by  SO-02L, Sony
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11/19 12:53
旭岳を目指す
権現岳直下のながーいハシゴ。斜度は緩やか。
2022年11月19日 13:32撮影 by  SO-02L, Sony
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11/19 13:32
権現岳直下のながーいハシゴ。斜度は緩やか。
権現岳山頂に到着。
約40年越しの登頂となった。
隣の鉄剣は重くて持ち上げられず。
2022年11月19日 13:48撮影 by  SO-02L, Sony
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11/19 13:48
権現岳山頂に到着。
約40年越しの登頂となった。
隣の鉄剣は重くて持ち上げられず。
ギボシと権現小屋。ギボシ山頂はすぐそこなのに疲れ果て登頂断念。
2022年11月19日 13:56撮影 by  SO-02L, Sony
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11/19 13:56
ギボシと権現小屋。ギボシ山頂はすぐそこなのに疲れ果て登頂断念。
赤岳・阿弥陀岳はここで見納め。今日は八ヶ岳の雄姿をたっぷり堪能した。
2022年11月19日 14:00撮影 by  SO-02L, Sony
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11/19 14:00
赤岳・阿弥陀岳はここで見納め。今日は八ヶ岳の雄姿をたっぷり堪能した。
権現岳(左)と三ツ頭(右)。視界の良い稜線だ。
2022年11月19日 14:16撮影 by  SO-02L, Sony
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11/19 14:16
権現岳(左)と三ツ頭(右)。視界の良い稜線だ。
冬期閉鎖中の青年小屋。編笠山に登る予定だったがバテバテでパス。
2022年11月19日 14:59撮影 by  SO-02L, Sony
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11/19 14:59
冬期閉鎖中の青年小屋。編笠山に登る予定だったがバテバテでパス。
急げ、日の入り30分前。八ヶ岳の森を駆け下りる。
2022年11月19日 16:15撮影 by  SO-02L, Sony
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急げ、日の入り30分前。八ヶ岳の森を駆け下りる。
暗闇に始まり暗闇に終わる山行となった
2022年11月19日 17:06撮影 by  SO-02L, Sony
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暗闇に始まり暗闇に終わる山行となった
腹ペコで駅そばをかっ喰らう
2022年11月19日 18:23撮影 by  SO-02L, Sony
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腹ペコで駅そばをかっ喰らう
清里駅から小淵沢駅へ。途中バテたけど全長30kmの達成感ある山行でした。
2022年11月19日 18:41撮影 by  SO-02L, Sony
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11/19 18:41
清里駅から小淵沢駅へ。途中バテたけど全長30kmの達成感ある山行でした。

感想

冬の装い間近の八ヶ岳山行。
この時期の山行は慎重になる。入山者減により積雪や凍結含めたコース情報が乏しく、仮にあっても当てにならない。冬枯れの山が一転し氷雪の山へと豹変するからだ。自分自身で入山数日前から気象状況を把握し、コース状況の予測とリスク対策を考える。全て自己責任であるがこれがまた面白い。山行は計画の時から既に始まっている。

今回の直近の天候。入山4日前の降雪はそれ程でもなく以後ずっと晴天で比較的暖かな日が続いた。北斜面以外は積雪はないと判断。また、積雪と凍結が想定される北斜面の岩場は登りで利用する方がリスクは低いと判断。赤岳〜権現岳の稜線は南行ルート利用と決断した。万一読みが外れたら地蔵尾根へ下りることを心に誓い入山した。

午前4時清里駅。今日は赤岳まで標高差1700m、小淵沢まで15時間の行程なので早出スタート。まずは11時までに赤岳を踏むことを目標とした。
美し森より真教寺尾根に入る。午前6時過ぎ塞ノ河原で日の出時刻を迎えたが、位置的に御来光は拝めなかった。残念。
樹林帯を抜けたのは標高2500m付近。深い樹林で見えなかった赤岳が眼前に現れる。ここから山頂まで岩稜歩き。これでもかと言わんばかり鎖場が稜線直下まで連続する。着実に高度を稼ぎ10時前に赤岳山頂に到着。山頂からは360度の空気の澄んだ大パノラマを存分に楽しんだ。

赤岳から権現岳・ギボシ通過までが本日の核心部。キレット大下りでは標高差500mを一気に下る。南面に雪はなく一安心。夏山感覚で下った。キレット小屋から旭岳・権現岳への登り返しは北斜面の岩場ルート。日陰には一部雪が残り凍結箇所もあったが登りだったこともあり危険は感じなかった。

権現岳山頂。この山には思い出がある。もう40年近く前の昔話。高校山岳部2年生の12月下旬、初の雪山登山で権現岳へ天女山より入山。実は自分は風邪で発熱。当時部長を務めていた変な使命感もあり無理して参加。途中前三ツ頭手前で行動不能となり幻聴症状が。チームワークの基本により部員全員がここで下山。体調不良で突っ込む登山が如何に危険であり、また、仲間にどれだけ迷惑を掛けてしまうのか。痛いほど思い知った忘れられない山行だった。

権現岳よりギボシ、編笠山の登頂はパス。権現岳より急に体の動きが失速。今回水を1Lしか持参せず体が悲鳴を上げたのかも。
だいぶ日が短くなったものだ。失速した分下山が遅れ暗闇となったが、気合いで小淵沢駅へ駆け下りた。

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