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Yamareco

記録ID: 4943847
全員に公開
ハイキング
京都・北摂

飛騨の池から瓢箪崩山、金毘羅山、翠黛山、寂光院へ

2022年11月22日(火) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
11.2km
登り
891m
下り
769m

コースタイム

日帰り
山行
4:50
休憩
2:00
合計
6:50
9:30
30
岩倉駅
10:00
10:10
40
飛騨池
10:50
10
11:00
11:10
10
11:20
60
12:20
12:30
50
13:20
13:30
30
14:00
14:10
30
14:40
15:50
30
16:20
0
16:20
ゴール地点
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2022年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
京橋  8:17発 京阪特急
出町柳 9:07着
    9:15発 叡山電車
岩倉  9:28着
岩倉へは四条河原町、出町柳、国際会館から岩倉村松行きの京都バスに乗り上長谷で降りるとより登山口に近いです。

大原バスターミナル 16:30頃発 京都バス京都駅行き(臨時便)
三条京阪 17:15頃着
大原からのバスは国際会館行きもあります

京阪電鉄 https://www.keihan.co.jp/
叡山電車 https://eizandensha.co.jp/
京都バス https://www.kyotobus.jp/

大都市近郊で観光地ということもあり電車とバスの本数は多く交通至便です。渋滞問題や気候変動問題、交通機関の経営難が深刻ですので、できる限り公共交通の利用をお願いいたします。
コース状況/
危険箇所等
概ねハイキングコースですが、寒谷峠から江文峠間、金毘羅山から寂光院間は時折不明瞭な箇所や道標のない分岐があります。地図とコンパスで現在地の確認を行った方がいいです。尾根筋が明瞭で地形は掴みやすいので、読図の練習にいいかもしれません。
その他周辺情報 岩倉駅から飛騨の池までの間にスーパーが2軒、コンビニが2軒、パン屋が2軒ありました(パン屋は開店前でした)。寂光院と大原バスターミナル周辺には茶店や喫茶店や漬物屋があります。
岩倉駅
2022年11月22日 09:33撮影 by  SCV48, samsung
11/22 9:33
岩倉駅
岩倉児童公園まで直進して右折
2022年11月22日 09:51撮影 by  SCV48, samsung
11/22 9:51
岩倉児童公園まで直進して右折
比叡山が見えます
2022年11月22日 09:54撮影 by  SCV48, samsung
11/22 9:54
比叡山が見えます
熊注意の看板。京都北山は近郊低山ですが奥深い丹波高地とつながっていますもんね
2022年11月22日 09:58撮影 by  SCV48, samsung
11/22 9:58
熊注意の看板。京都北山は近郊低山ですが奥深い丹波高地とつながっていますもんね
飛騨池まで来てやっと道標が現れました。
2022年11月22日 10:04撮影 by  SCV48, samsung
11/22 10:04
飛騨池まで来てやっと道標が現れました。
紅葉の飛騨池
2022年11月22日 10:05撮影 by  SCV48, samsung
11/22 10:05
紅葉の飛騨池
聖護院門跡長谷廟所
2022年11月22日 10:23撮影 by  SCV48, samsung
11/22 10:23
聖護院門跡長谷廟所
しばらく林道を行った後急な山道になります。ヒノキが多いですが太さがばらばらで他の樹種も混じります。植林と二次林の間みたいな林相です。どのように成立したのでしょうか。
2022年11月22日 10:44撮影 by  SCV48, samsung
11/22 10:44
しばらく林道を行った後急な山道になります。ヒノキが多いですが太さがばらばらで他の樹種も混じります。植林と二次林の間みたいな林相です。どのように成立したのでしょうか。
寒谷峠
2022年11月22日 10:51撮影 by  SCV48, samsung
11/22 10:51
寒谷峠
峠からちょっと岩場があります。
2022年11月22日 10:54撮影 by  SCV48, samsung
11/22 10:54
峠からちょっと岩場があります。
瓢箪崩山
2022年11月22日 11:02撮影 by  SCV48, samsung
11/22 11:02
瓢箪崩山
比叡山が正面に大きく
2022年11月22日 11:02撮影 by  SCV48, samsung
11/22 11:02
比叡山が正面に大きく
比良の蓬莱山・打見山が見えています
2022年11月22日 11:07撮影 by  SCV48, samsung
11/22 11:07
比良の蓬莱山・打見山が見えています
寒谷峠からは東の山腹を巻いていきます
2022年11月22日 11:23撮影 by  SCV48, samsung
11/22 11:23
寒谷峠からは東の山腹を巻いていきます
縦走路
2022年11月22日 11:33撮影 by  SCV48, samsung
11/22 11:33
縦走路
道標がある分岐もありますがない分岐もあります。
2022年11月22日 11:50撮影 by  SCV48, samsung
11/22 11:50
道標がある分岐もありますがない分岐もあります。
ヶを「け」と書く表記例
2022年11月22日 11:54撮影 by  SCV48, samsung
11/22 11:54
ヶを「け」と書く表記例
江文峠
2022年11月22日 12:17撮影 by  SCV48, samsung
11/22 12:17
江文峠
バス停があります
2022年11月22日 12:18撮影 by  SCV48, samsung
11/22 12:18
バス停があります
土日祝に1日4本来るようですが
2022年11月22日 12:19撮影 by  SCV48, samsung
11/22 12:19
土日祝に1日4本来るようですが
年に1回だけ来るバスがあります。免許維持路線というやつです。
2022年11月22日 12:19撮影 by  SCV48, samsung
11/22 12:19
年に1回だけ来るバスがあります。免許維持路線というやつです。
正面の鳥居から石段の道を上ります。
2022年11月22日 12:18撮影 by  SCV48, samsung
11/22 12:18
正面の鳥居から石段の道を上ります。
田と比を横に並べる字体の毘
2022年11月22日 12:20撮影 by  SCV48, samsung
11/22 12:20
田と比を横に並べる字体の毘
江文寺というお寺があったようです
2022年11月22日 12:47撮影 by  SCV48, samsung
11/22 12:47
江文寺というお寺があったようです
江文神社からの道と合流しなおも石段の道を上る
2022年11月22日 12:49撮影 by  SCV48, samsung
11/22 12:49
江文神社からの道と合流しなおも石段の道を上る
紅葉がきれいです
2022年11月22日 12:50撮影 by  SCV48, samsung
11/22 12:50
紅葉がきれいです
琴平新宮。ここから少し急な登り
2022年11月22日 12:51撮影 by  SCV48, samsung
11/22 12:51
琴平新宮。ここから少し急な登り
尾根に出ます
2022年11月22日 13:02撮影 by  SCV48, samsung
11/22 13:02
尾根に出ます
岩稜というほどではありませんが岩がちです
2022年11月22日 13:05撮影 by  SCV48, samsung
11/22 13:05
岩稜というほどではありませんが岩がちです
紅葉に囲まれた大原の里
2022年11月22日 13:06撮影 by  SCV48, samsung
11/22 13:06
紅葉に囲まれた大原の里
金毘羅山への分岐
2022年11月22日 13:09撮影 by  SCV48, samsung
11/22 13:09
金毘羅山への分岐
2022年11月22日 13:10撮影 by  SCV48, samsung
11/22 13:10
三壺神社
2022年11月22日 13:11撮影 by  SCV48, samsung
11/22 13:11
三壺神社
神様の名前が書かれた碑
2022年11月22日 13:12撮影 by  SCV48, samsung
11/22 13:12
神様の名前が書かれた碑
その先に石柱
2022年11月22日 13:13撮影 by  SCV48, samsung
11/22 13:13
その先に石柱
2022年11月22日 13:13撮影 by  SCV48, samsung
11/22 13:13
ハングルに似た字が刻まれています。
2022年11月22日 13:14撮影 by  SCV48, samsung
11/22 13:14
ハングルに似た字が刻まれています。
おそらく神代文字というやつです。平凡社世界大百科事典の神代文字日文の表から読むとアメノミナカヌシオオカミと読めます。中世の神道家や近世の国学者が漢字以前に日本に文字があったと主張していたもので、現在では偽作とされています。それを用いて古事記の造化三神の一柱天之御中主神の名を刻んだのでしょう。コンクリ製なので近代以降のものでしょうね。
2022年11月22日 13:14撮影 by  SCV48, samsung
11/22 13:14
おそらく神代文字というやつです。平凡社世界大百科事典の神代文字日文の表から読むとアメノミナカヌシオオカミと読めます。中世の神道家や近世の国学者が漢字以前に日本に文字があったと主張していたもので、現在では偽作とされています。それを用いて古事記の造化三神の一柱天之御中主神の名を刻んだのでしょう。コンクリ製なので近代以降のものでしょうね。
石柱からの展望はいいです。石柱は比叡山の方を向いています。手前は瓢箪崩山
2022年11月22日 13:14撮影 by  SCV48, samsung
11/22 13:14
石柱からの展望はいいです。石柱は比叡山の方を向いています。手前は瓢箪崩山
洛中・西山方面
2022年11月22日 13:14撮影 by  SCV48, samsung
11/22 13:14
洛中・西山方面
金毘羅山山頂方面
2022年11月22日 13:14撮影 by  SCV48, samsung
11/22 13:14
金毘羅山山頂方面
山頂
2022年11月22日 13:19撮影 by  SCV48, samsung
11/22 13:19
山頂
2022年11月22日 13:19撮影 by  SCV48, samsung
11/22 13:19
祠と三角点があります
2022年11月22日 13:20撮影 by  SCV48, samsung
11/22 13:20
祠と三角点があります
三壺神社直下から焼杉山・天ヶ岳方面
2022年11月22日 13:28撮影 by  SCV48, samsung
11/22 13:28
三壺神社直下から焼杉山・天ヶ岳方面
金毘羅山北側の鞍部。道を間違えて主稜線上を来てしまいました。二人連れの男性の方と一緒になって、多少不安になりながらも尾根筋に道があったので何とか着きました
2022年11月22日 13:42撮影 by  SCV48, samsung
11/22 13:42
金毘羅山北側の鞍部。道を間違えて主稜線上を来てしまいました。二人連れの男性の方と一緒になって、多少不安になりながらも尾根筋に道があったので何とか着きました
翠黛山。金毘羅山から直接行く道が見つけられず、寂光院方面に一度山頂を巻いてから到達しました。この看板の真後ろがルートですがあまりはっきり見えませんので地形を見て尾根を辿るようにしてください。
2022年11月22日 14:00撮影 by  SCV48, samsung
11/22 14:00
翠黛山。金毘羅山から直接行く道が見つけられず、寂光院方面に一度山頂を巻いてから到達しました。この看板の真後ろがルートですがあまりはっきり見えませんので地形を見て尾根を辿るようにしてください。
平家物語に出てくるそうです。
2022年11月22日 14:00撮影 by  SCV48, samsung
11/22 14:00
平家物語に出てくるそうです。
寂光院近くまで下りると獣除けの柵。
2022年11月22日 14:35撮影 by  SCV48, samsung
11/22 14:35
寂光院近くまで下りると獣除けの柵。
この石塔群の後ろに出てきました。説明版などがないのでわかりにくいですが、どうも建礼門院に仕えた阿波内侍の墓のようです。
2022年11月22日 14:36撮影 by  SCV48, samsung
11/22 14:36
この石塔群の後ろに出てきました。説明版などがないのでわかりにくいですが、どうも建礼門院に仕えた阿波内侍の墓のようです。
林道に合流すると道標がありました
2022年11月22日 14:37撮影 by  SCV48, samsung
11/22 14:37
林道に合流すると道標がありました
2022年11月22日 14:40撮影 by  SCV48, samsung
11/22 14:40
寂光院。平家滅亡後に建礼門院徳子が隠棲した寺として有名。
2022年11月22日 14:42撮影 by  SCV48, samsung
11/22 14:42
寂光院。平家滅亡後に建礼門院徳子が隠棲した寺として有名。
門前の様子
2022年11月22日 14:41撮影 by  SCV48, samsung
11/22 14:41
門前の様子
紅葉が美しいです。
2022年11月22日 14:47撮影 by  SCV48, samsung
11/22 14:47
紅葉が美しいです。
平成12年に放火され復元された本堂。本尊の地蔵菩薩と建礼門院、阿波内侍が祀られています
2022年11月22日 14:47撮影 by  SCV48, samsung
11/22 14:47
平成12年に放火され復元された本堂。本尊の地蔵菩薩と建礼門院、阿波内侍が祀られています
建礼門院の庵跡
2022年11月22日 15:10撮影 by  SCV48, samsung
11/22 15:10
建礼門院の庵跡
資料館もあります
2022年11月22日 15:41撮影 by  SCV48, samsung
11/22 15:41
資料館もあります
建礼門院の陵
2022年11月22日 15:53撮影 by  SCV48, samsung
11/22 15:53
建礼門院の陵
しば漬けとお大原女の発祥の地。大原のしば漬けは本当においしいです
2022年11月22日 15:58撮影 by  SCV48, samsung
11/22 15:58
しば漬けとお大原女の発祥の地。大原のしば漬けは本当においしいです
朧の清水
2022年11月22日 16:07撮影 by  SCV48, samsung
11/22 16:07
朧の清水
翠黛山方面を望む
2022年11月22日 16:08撮影 by  SCV48, samsung
11/22 16:08
翠黛山方面を望む
大原の紫蘇は地域の人たちの努力で守られている貴重な遺伝資源です
2022年11月22日 16:11撮影 by  SCV48, samsung
11/22 16:11
大原の紫蘇は地域の人たちの努力で守られている貴重な遺伝資源です
屋根瓦の取っ手のようなものは何かと思って検索してみたら雪止め瓦といって雪が落ちるのを防ぐためのものとのことでした。雪のない地域にはなく多雪地では雪下ろしの邪魔になるということで、大原はちょうど中間ぐらいの雪の陵なんですね。
2022年11月22日 16:13撮影 by  SCV48, samsung
11/22 16:13
屋根瓦の取っ手のようなものは何かと思って検索してみたら雪止め瓦といって雪が落ちるのを防ぐためのものとのことでした。雪のない地域にはなく多雪地では雪下ろしの邪魔になるということで、大原はちょうど中間ぐらいの雪の陵なんですね。
大原バスターミナル
2022年11月22日 16:21撮影 by  SCV48, samsung
11/22 16:21
大原バスターミナル
三条京阪でバスを降りて新京極をちょっとぶらぶら
2022年11月22日 17:51撮影 by  SCV48, samsung
11/22 17:51
三条京阪でバスを降りて新京極をちょっとぶらぶら
大正時代からやっているという洋食屋さんのスター食堂でオムライスをいただきました
2022年11月22日 18:58撮影 by  SCV48, samsung
11/22 18:58
大正時代からやっているという洋食屋さんのスター食堂でオムライスをいただきました
撮影機器:

感想

 謎の神代文字の碑と紅葉の寂光院を見に行ってきました。神代文字はハングルそっくりでハングルが読めればほぼそのまま読めます。現在ネット上で愛国心に熱い特定の思想の人たちがことあるごとに韓国がパクッてるだのなんだの言いますが、そのナショナリズムの元祖が実は朝鮮の文化から日本の文化を偽造していたというのはなんだか面白い巡りあわせです。金毘羅山は古くからの信仰の山で地域の人たちの大切な場所だと思いますが、神代文字の碑ができてしまったことでちょっと珍スポット感が出てしまったのが何とも面白いと言いますか残念といいますか……。
 寂光院は紅葉の最盛期で、平日ということもあり混雑しすぎず建礼門院の悲話に思いを馳せるのに良い雰囲気でした。ちょっとした里山や町の風景の中に歴史的文化的に有名な話が多く伝わる京都という土地に日帰りで行けるというのはとても幸運であると実感しました。

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