唐松岳ー五竜岳ー鹿島槍ヶ岳ー爺ヶ岳縦走

2014年08月13日(水) ~ 2014年08月14日(木)

• GPS: 00:56
• 距離: 25.0km
• 登り: 2,668m
• 下り: 3,095m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:30
• 休憩: 0:30
• 合計: 8:00

6:50 八方池山荘
7:20 八方池
8:30 唐松岳頂上山荘
8:50 9:00 唐松岳
9:10 唐松岳頂上山荘
10:40 五竜山荘
11:30 11:50 五竜岳
13:50 口ノ沢
14:50 八峰キレット小屋

2日目

• 山行: 5:30
• 休憩: 0:10
• 合計: 5:40

5:10 八峰キレット小屋
6:10 鹿島槍ヶ岳北峰
6:20 吊尾根
6:30 6:40 鹿島槍ヶ岳
7:10 布引山
7:40 冷池山荘
7:50 冷乗越
8:40 爺ヶ岳中峰
8:50 爺ヶ岳南峰
9:20 種池山荘
10:10 ケルン
10:40 柏原新道 登山口
10:50 ゴール地点

天候

8/13午前は快晴、昼過ぎから曇り
8/14早朝は曇り、昼前から雨

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

八方第5駐車場（無料）までマイカー
八方池山荘までは、
・八方ゴンドラリフト「アダム」950円
・アルペンクワッドリフト300円
・グラードクワッドリフト300円
を乗り継ぎ

帰路
扇沢ー北大町（バス）1,250円
北大町ー白馬（JR）410円
白馬ー白馬八方（バス）180円
※扇沢ー白馬八方直通のバスもあり（特急バス白馬扇沢線）

コース状況／危険箇所等

全体的にルートは整備されており道に迷う心配はなし
五竜岳から鹿島槍の稜線は、切れ落ちた尾根のアップダウンが連続するので慎重に

その他周辺情報

登山後は倉下の湯に立ち寄る（八方駐車場から車で3分ほど）

写真

8/13 5:16

第2駐車場が工事中で数十台しか止められず、すでに満車
第5駐車場へ止める
トイレあり

8/13 5:20

ゴンドラ乗り場までは徒歩10分ほど

8/13 5:27

朝は静かです
ゴンドラ乗り場までの道が分かりづらい

8/13 5:31

運転1時間前に到着

8/13 5:31

まだ数人しかいません
早すぎた…

8/13 5:40

15kg以上は追加料金がかかります
今回は11kgでした

8/13 5:40

お盆時期は30分遅い6：30から

8/13 6:11

もちろん1番乗り！
五竜まで登られる方と一緒でした

8/13 6:37

リフトを乗り継ぎます

8/13 6:42

快晴！

8/13 6:42

白馬三山が見えてきました

8/13 6:45

反対は鹿島槍と五竜が見えてきました

8/13 6:45

白馬鑓ヶ岳と杓子岳

8/13 6:51

遠見尾根

8/13 7:04

第2ケルンまでの登山道コースが通行止

8/13 7:06

木道コースからの絶景

8/13 7:08

疲れてないのでスルーします

8/13 7:09

よく整備されております

8/13 7:12

白馬三山

8/13 7:13

不帰ノ嶮だ！

8/13 7:14

第2ケルン
奥に八方ケルンが見えます

8/13 7:17

八方ケルン

8/13 7:23

第3ケルン
真下に八方池があり

8/13 7:24

ここから唐松岳へは登山装備が必要

8/13 7:25

ハクサンシャジン
八方尾根ではもっともポピュラーな花のひとつ

8/13 7:26

八方池と白馬三山

8/13 7:41

カライトソウ

8/13 7:42

鹿島槍と五竜

8/13 7:42

タカネウツボグサ

8/13 7:47

ミヤマキンポウゲ

8/13 7:54

唐松岳への登山道

8/13 7:55

扇雪渓
時間が無いので寄り道せず

8/13 8:08

白馬方面

8/13 8:08

丸山ケルン

8/13 8:08

唐松岳までもう少し

8/13 8:11

ガッチリとしてビクとも動かないと言った感じの五竜岳

8/13 8:15

いつかは越えてみたい…

8/13 8:27

多少、危険な個所もあります

8/13 8:30

山腹崩壊地あり

8/13 8:32

唐松岳頂上山荘が見えてきた

8/13 8:34

稜線に出ると立山と剱岳が一望できる

8/13 8:35

唐松岳頂上山荘到着

8/13 8:35

唐松岳へ向かう

8/13 8:36

五竜と剱

8/13 8:41

唐松側から見る唐松岳頂上山荘

8/13 8:50

唐松岳山頂から見る不帰ノ嶮

8/13 8:55

唐松岳頂上

8/13 9:02

コマクサ

8/13 9:06

五竜側からの唐松岳頂上山荘

8/13 9:08

道幅狭し

8/13 9:09

牛首の入り口、いよいよです

8/13 9:09

最初の難所

8/13 9:13

転落注意！

8/13 9:13

注意して下ります

8/13 9:19

下ります

8/13 9:20

こんな所にコマクサ

8/13 9:21

と、思ったら沢山！！

8/13 9:21

鎖場

8/13 9:30

岩稜の鎖場が続く

8/13 9:32

チシマギキョウ

8/13 9:33

この先岩の下りで事故多し

8/13 9:44

少し落ち着く砂礫の道

8/13 10:07

見晴らしが良いので少し休憩

8/13 10:21

左から雲が…
五竜に着くまで晴れてて！と祈る

8/13 10:34

ガスが上がってきた

8/13 10:38

遠見尾根分岐到着

8/13 10:38

五竜山荘がようやく姿を表してくれました

8/13 10:41

五竜山荘に咲いてたクルマユリ

8/13 10:44

五竜山荘、休憩せず通過

8/13 11:10

ゆっくりした登りから始まります

8/13 11:23

ペンキ印に沿って岩場を越えます

8/13 11:25

ガスが稜線を越えてきた

8/13 11:30

山頂！と思ったら八峰キレットとの分岐でした

8/13 11:34

五竜山頂！！
賑わってました

8/13 11:36

いい感じだけどゆっくりしてられない

8/13 11:37

剱岳アップ

8/13 11:58

いよいよ最大の難所、キレット小屋へ向かいます

8/13 12:06

五竜岳からの下り
落石させないように注意して下る

8/13 12:08

ペンキを探しての繰り返し
五竜越えた途端、登山者がほとんどいない

8/13 12:09

集中してます

8/13 12:09

この標高差を一気に下りました
歩きづらかった…

8/13 12:18

いざG4へ

8/13 12:25

下ってのすぐ登り

8/13 12:31

ガスってきた

8/13 12:34

高度差のある鎖場
基本の三点確保！

8/13 12:35

下りも緊張
浮き石に注意

8/13 12:39

下ってきたルートを振り返る
右の岩溝がルート

8/13 12:40

次はG5！
気が抜けません

8/13 12:43

慎重にルートを探しながら進みます

8/13 12:43

岩のアップダウン多し

8/13 12:46

振り返る
五竜に向かう登山者と何人かすれ違った

8/13 12:51

G5の岩稜を超える

8/13 12:56

イワツメクサ

8/13 12:59

ザレ場を下る

8/13 13:07

G7への登り

8/13 13:09

自身初めての雷鳥に遭遇！

8/13 13:11

しばらく座って観察
逃げません

8/13 13:24

気を引き締めなおしてG7への登り

8/13 13:26

梯子もあります

8/13 13:32

北尾根の頭に着

8/13 13:48

一気に下って口の沢のコル
ここでしばし休憩

8/13 13:56

口の沢のコルから歩いてきた稜線を振り返る

8/13 14:05

そしてこれから歩く稜線

8/13 14:07

またまた雷鳥に遭遇！

8/13 14:09

オスの後ろをメスが追いかけてました
急斜面でしばらく休憩

8/13 14:11

今にも落ちそう…

8/13 14:23

二段のクサリ入口

8/13 14:25

これから二段のクサリを登ります

8/13 14:29

登り終えるとガレ場

8/13 14:30

そして下り
岩稜を黄色い丸の従い下ります

8/13 14:41

高低差あります

8/13 14:45

ようやく本日宿泊のキレット小屋到着です！
このアングルが好きです

8/13 15:32

自分は『4−C』です
宿泊客は20名くらいだったのでゆったりできた

8/13 16:58

夕食
ごはんとみそ汁のおかわり自由はホントありがたい

8/13 17:32

毛勝三山

8/13 17:33

キレット小屋から八峰キレット核心部への登り
いきなりの急斜面

8/13 17:35

キレット小屋出てすぐの景色
HPトップの写真と同じ場所です
〜「山のベテランが集う小屋」自分は素人だけど（笑）

8/13 17:36

8/13 17:36

キレット小屋入口
意外と寒い

8/13 17:49

寝室
空いてます

8/13 17:52

間取り図

8/13 18:16

食堂に飾ってあった昔のキレット小屋

8/14 4:33

五竜・鹿島槍登降案内図
自分はこの図を事前にプリントアウトして確認しながら通過しました

8/14 4:36

入口です
バンダナ欲しかったな〜

8/14 5:09

鹿島槍側から見たキレット小屋

8/14 5:10

2日目出発です

8/14 5:10

ヘリポートは小屋裏です

8/14 5:12

いきなりハシゴ・クサリが連続します

8/14 5:13

道幅も狭し

8/14 5:15

いよいよ八峰キレット

8/14 5:16

ここが核心部への下り

8/14 5:17

クサリあり

8/14 5:19

核心部を振り返る
意外と普通

8/14 5:19

道は細いが怖くはない

8/14 5:20

左に回り込む

8/14 5:21

しっかりと整備されているが緊張する

8/14 5:33

鹿島槍へのルート

8/14 5:35

急な岩場を登って行きます
写っている方と交互に先頭を入れ替わりました
また、偶然にも帰りの電車でもご一緒になりました

8/14 5:39

小雨が降ったり止んだり

8/14 6:00

鹿島槍南峰

8/14 6:10

まずは北峰到着

8/14 6:11

北峰からの眺め
南峰と剱岳

8/14 6:11

キレット小屋ズーム

8/14 6:12

爺ヶ岳

8/14 6:17

吊尾根でザックをデポしている人が多かった

8/14 6:24

北峰への登り

8/14 6:25

鹿島槍ヶ岳北峰

8/14 6:37

北峰山頂到着

8/14 6:38

五竜・白馬方面

8/14 6:40

冷池方面から続々と登ってくる

8/14 6:43

常に立山・剱岳が見える

8/14 7:11

布引山通過

8/14 7:33

爺ヶ岳へ向かう

8/14 7:36

冷池山荘のテント場

8/14 7:38

冷池山荘と爺ヶ岳

8/14 7:41

冷池山荘
スタッフの方が一生懸命掃除されてました

8/14 7:43

休みたかったがバスの時間を考え通過

8/14 7:52

冷乗越

8/14 8:15

小さく種池山荘が見えます

8/14 8:23

鹿島槍が見えなくなってきた

8/14 8:38

爺ヶ岳中峰着

8/14 8:52

爺ヶ岳南峰頂上
誰もいなかった

8/14 9:10

種池山荘へはなだらかな下り
足取りも軽い

8/14 9:13

種池山荘到着

8/14 9:14

種池山荘入口
沢山の人がいました

8/14 9:29

柏原新道
今回唯一の雪渓通過

8/14 10:43

一気に下って柏原新道入口到着
ここから扇沢までは15分ほど

8/14 10:53

雨の中、扇沢到着
11：30のバスに間に合った！
お土産も買えました

8/14 12:01

信濃大町まで行かず北大町で途中下車（のほうが安い）
白馬まではJR大糸線
12:08を逃すと15：12までない

8/14 12:04

無人駅、しかも一人
切符の買い方が分からず困る
（車内で乗車券を取り白馬駅改札で支払う仕組みでした）

8/14 12:11

縦走ルートをじっくり見る

8/14 12:43

白馬駅到着
ここから八方駐車場まではバスで移動
12：50分のバスに乗る

撮影機器：

DMC-XS3 Panasonic

装備

備考

水は2日間で2.5ℓで足りた

感想

432

五竜・鹿島槍縦走は1年前から考えており、初めての縦走・小屋泊まり・キレット越えとなるため念入りに計画を立ててきました。

当初、8/14・15と予定しておりましたが、お盆休みは後半に崩れるとの予報だったので急遽8/13・14に変更。14日最後の柏原新道入口から扇沢間のみ雨が降りましたが他は好天に恵まれた山行となりました。

今回のルートでもっとも集中したのが五竜ーキレット小屋間でした。
五竜を越えてから登山者がほとんどいなくなり、五竜に向かう数組とはすれ違いましたがキレット小屋へ向かうのは前後見ても自分一人。地図（五竜・鹿島槍登降案内図）と黄色い丸印を頼りに慎重に進みました。
登って下る日帰りとは異なり、アップダウンの繰り返しに加えハシゴ・クサリにガレ場・ザレ場の連続と経験が少ない自分にとっては精神的にキツイ山行となりましたがいい経験となりました。

コメント

cota

どもども
おつかれさまでした！ついに雷鳥に会えたんですね、ズルいな〜
ってか単独でこんな怖そうなルート行けるなんて凄いです。
また今度、一緒に山行く時に話聞かせて下さいね。

432

Re: どもども
ど〜もです！

初めて雷鳥に会いましたよ〜しかも２回も！
ルートは怖いなんて思ってる状況でもなく、必死に前に進むのみって感じでした
キレット小屋はベテランの方ばかりで素人の自分だけ場違いな感じもしましたが（笑）
来年以降に残りの不帰ノ嶮と大キレット挑戦してみたいです

でも、まずは剱ですね。