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Yamareco

記録ID: 497302
全員に公開
沢登り
大山・蒜山

中蒜山(小三郎谷〜山頂〜中蒜山登山道:周回)

2014年08月20日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
06:23
距離
8.4km
登り
718m
下り
727m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:38
休憩
0:42
合計
6:20
7:12
4
スタート地点
7:16
7:16
56
井川大谷下降
8:12
8:12
5
本谷・小三郎谷分岐→小三郎谷へ
8:17
8:17
94
5m滝
9:51
9:51
65
最後の二俣→右俣:山頂へ取る
10:56
11:38
66
中蒜山山頂
12:44
12:44
48
塩釜冷泉
13:32
ゴール地点
合計時間: 6時間23分
合計距離: 8.38km
累積標高(上り): 604m
累積標高(下り): 611m
天候 曇り後雨 稜線上はガス
風速7~8m程度
過去天気図(気象庁) 2014年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
「蒜山倶楽部Nadja」の看板を入り直進し、
舗装路が途切れる個所に駐車(少し広くなっている)。
コース状況/
危険箇所等
´△楼貳姪仍各擦任呂△蠅泙擦鵝
要事前準備、地図、コンパス必携。
装備適宜。
沢登りの知識、技術が必要です。

^羸鄲臙へ下降〜小三郎谷出合
駐車個所からすぐに井川大谷へ下降。
堰堤があったので少し上流から入渓。
二基目の堰堤は右岸を巻く。
井川大谷はゴルジュ帯が続く。
両岸は校に切れ落ちておりエスケープは難しい。
天候の急変に巻き込まれないよう事前確認必須。

⊂三郎谷〜最後の二俣を右へ〜山頂
5m滝は倒木を使い登ったが、最後の手がかりが少なく
危ういバランスだった。
(ここはYCCの方がセッティングされたようだ。感謝。)
10m滝は左岸を高巻いたが、最初の取付きが非常に脆く、
ヤブを掴みながら慎重に登った。
足元はフリクションゼロかと思うくらい滑った。
ここを越えると難しい滝は無く、快適に歩ける。

最後の二俣を右に取ると滑り台のような滝が現れる。
水流は細く、これ以上遡行価値は無いと思い左岸の尾根へ上がったが、
背丈ほどのクマザサと灌木のミックスが延々と続く。
傾斜も強く、漕ぎ辛い。
蚊、ブト、アブなどの虫が群がってくるので堪らず防虫ネットを出した。
1,000mを越えると腰上くらいの笹に変わり、歩き易くなる。
尾根を忠実に詰めると中蒜山山頂に飛び出す。

C翩濃嚇仍各
傾斜が強く、非常に滑り易い。
転倒に注意。
駐車個所を出発
正面のヤブを突っ切り
すぐに井川大谷へ下降
2014年08月20日 07:12撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/20 7:12
駐車個所を出発
正面のヤブを突っ切り
すぐに井川大谷へ下降
比較的楽に降りられた。
堰堤があったのでその少し上流から入渓。
2014年08月20日 07:15撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/20 7:15
比較的楽に降りられた。
堰堤があったのでその少し上流から入渓。
入渓後、本日二基目の堰堤に出合う。
右岸を巻ける。
もう少し上流から入渓しても
良かった。
2014年08月20日 07:19撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/20 7:19
入渓後、本日二基目の堰堤に出合う。
右岸を巻ける。
もう少し上流から入渓しても
良かった。
二俣地点。
右俣は945m地点へ突き上げるようだ。
水流はか細い。
2014年08月20日 07:28撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/20 7:28
二俣地点。
右俣は945m地点へ突き上げるようだ。
水流はか細い。
井川大谷はゴルジュが続く。
急激に増水すれば一溜りもない。
2014年08月20日 07:40撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
8/20 7:40
井川大谷はゴルジュが続く。
急激に増水すれば一溜りもない。
水の透明度が素晴らしい。
2014年08月20日 07:46撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
8/20 7:46
水の透明度が素晴らしい。
あちこちで増水の跡が観られた。
葉の繁っている幹もあった。
おそらく今年のものだろう。
2014年08月20日 07:56撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/20 7:56
あちこちで増水の跡が観られた。
葉の繁っている幹もあった。
おそらく今年のものだろう。
左俣は井川本谷へ。
右俣、小三郎谷へ取る。
2014年08月20日 08:11撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/20 8:11
左俣は井川本谷へ。
右俣、小三郎谷へ取る。
小三郎谷出合の滝。
木が折れてしまったようだ。
2014年08月20日 08:12撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/20 8:12
小三郎谷出合の滝。
木が折れてしまったようだ。
ここから小滝が連続する。
それ程難しくはない。
2014年08月20日 08:14撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/20 8:14
ここから小滝が連続する。
それ程難しくはない。
この滝も問題なく上がれる。
2014年08月20日 08:15撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/20 8:15
この滝も問題なく上がれる。
前回上がれなかった
核心5m滝。
倒木を使い攀ずる。
上部は危ういバランスだった。
2014年08月20日 08:17撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
8/20 8:17
前回上がれなかった
核心5m滝。
倒木を使い攀ずる。
上部は危ういバランスだった。
10m滝が現れる。
左岸を高巻く。
2014年08月20日 08:24撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/20 8:24
10m滝が現れる。
左岸を高巻く。
地盤が非常に脆く、
巻きの取付きに非常に難儀した。
沢へ戻ると前回と全く
同じ個所だった。
2014年08月20日 08:39撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/20 8:39
地盤が非常に脆く、
巻きの取付きに非常に難儀した。
沢へ戻ると前回と全く
同じ個所だった。
核心部以降も小滝は連続するが、
どれも快適に上がれる。
2014年08月20日 08:59撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
8/20 8:59
核心部以降も小滝は連続するが、
どれも快適に上がれる。
上の方は風が舞っているようだ。
時折晴れ間が覗いたが、
それも一瞬だった。
2014年08月20日 09:03撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/20 9:03
上の方は風が舞っているようだ。
時折晴れ間が覗いたが、
それも一瞬だった。
二俣。
左へ取る。
2014年08月20日 09:04撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/20 9:04
二俣。
左へ取る。
水流次第に細く。
この辺りも苔が付き始めている。
2014年08月20日 09:10撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/20 9:10
水流次第に細く。
この辺りも苔が付き始めている。
この少し上でほぼ水は涸れる。
ヤブも濃くなってくる。
2014年08月20日 09:35撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/20 9:35
この少し上でほぼ水は涸れる。
ヤブも濃くなってくる。
最後の二俣。
左はユートピアへ出られる。
今回は右へ取り、
山頂に直登する。
2014年08月20日 09:46撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/20 9:46
最後の二俣。
左はユートピアへ出られる。
今回は右へ取り、
山頂に直登する。
すぐに滑り台のような滝。
ここで遡行を終え、
左岸の尾根に取り付くが、
中々歯応えのあるヤブコギとなった。
2014年08月20日 09:51撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/20 9:51
すぐに滑り台のような滝。
ここで遡行を終え、
左岸の尾根に取り付くが、
中々歯応えのあるヤブコギとなった。
背丈ほどあるササヤブと
灌木のミックスが延々と続く。
虫達も盛大に歓迎して呉れた。
2014年08月20日 10:16撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/20 10:16
背丈ほどあるササヤブと
灌木のミックスが延々と続く。
虫達も盛大に歓迎して呉れた。
標高1,000mを越えると
ようやくヤブが腰くらいまでに変わる。
風が強く、虫達もここまで。
2014年08月20日 10:39撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/20 10:39
標高1,000mを越えると
ようやくヤブが腰くらいまでに変わる。
風が強く、虫達もここまで。
振り返るとユートピア。
ガスが吹き抜けて行く。
ほんの僅か上蒜山も観えた。
2014年08月20日 10:54撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/20 10:54
振り返るとユートピア。
ガスが吹き抜けて行く。
ほんの僅か上蒜山も観えた。
「下山禁止」の看板が観えた。
もう後少し。
2014年08月20日 10:55撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/20 10:55
「下山禁止」の看板が観えた。
もう後少し。
中蒜山山頂に到着。
あまりの疲れにベンチに横になってしまった。
2014年08月20日 10:56撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/20 10:56
中蒜山山頂に到着。
あまりの疲れにベンチに横になってしまった。
下山に移る。
下蒜山が観えた。
2014年08月20日 11:39撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/20 11:39
下山に移る。
下蒜山が観えた。
九合目付近。
ようやくガスが晴れて来た。
2014年08月20日 11:43撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/20 11:43
九合目付近。
ようやくガスが晴れて来た。
一合目到着。
この辺りで雷雨に見舞われる。
2014年08月20日 12:36撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/20 12:36
一合目到着。
この辺りで雷雨に見舞われる。
塩釜冷泉駐車場横を流れる井川。
ここだけ観るとあの険しい谷は
想像出来ない。
平生は涸れているようだ。
2014年08月20日 12:48撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/20 12:48
塩釜冷泉駐車場横を流れる井川。
ここだけ観るとあの険しい谷は
想像出来ない。
平生は涸れているようだ。
延々と舗装路を歩き、
駐車個所まで戻る。
2014年08月20日 13:17撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/20 13:17
延々と舗装路を歩き、
駐車個所まで戻る。

感想

今回の目標は3つ。
^柄鮎紊れなかった5m滝を攀じる。
中蒜山山頂へ直登する
フングリ乢の南面道の調査

,5m滝はホールドが少なく、前回は無茶な高巻きをした。
今回は倒木を使い、
かなり危ういバランスではあったが、何とか登りきる事ができた。
(ハーケンを打って確保するか迷った)

△鷲弦盧200mをほぼ先の観えないヤブコギとなり、
なかなか骨が折れた。
途中、右耳を「何か」に刺され、しびれと痛みが長く続いた。

「乢(たわ=峠)」と言うからには南北には
かつて道があったであろうという推測と、
昭和初期頃の地形図にはそれがはっきりと記されている事から
歩いて確かめてみたいと思った。
(後で知ったが、前回歩いた「清水谷左俣」は
その北面だったようだ。
南面の谷については山仲間「ぐれいびぃ°」さんより
「コーライ谷」の情報あり)

今回は何かの拍子で膝の痛みが出始めたので、
大事を取って通常の登山道を下山した。
当初の下山予定箇所に自転車をデポしていたので
舗装路歩きは大変しんどかった。
快晴で無かったのが救いでした。

■前回(2013年)は岩がピカピカに輝いて、
アクアステルスソールが良く効きましたが、
今回はすでに苔が繁り始めフリクションの弱い所もありました。
上部のヤブも若干濃くなり、
元の姿に戻り始めているのだと感じました。

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コメント

はじめまして
こんばんはfli-flaと申します。山行記録よく拝見させていただいてます。
蒜山にもいい沢があるんですね。こんな水のきれいな沢は岡山では貴重ですね。
八木尾谷へ行かれたそうで。
あそこは滝はおもしろいのですが、あまりきれいでなくて期待されてたらもうしわけなかったです。
もしかしたら梅雨明けとか大雨のあとなら許せる程度になるかもです。2度目に行ったときはまあまあ(!?)でした。
2014/8/25 22:12
ありがとうございます。
fli-flaさん、こんにちは。
私も山行記録と併せてブログを拝見しております。

小三郎谷はとても良い沢だと思いますが、
大雨の後にしか水量は見込めないようです。
何件かあるレポでも渇水状態でした。
もし行かれるなら今の時期が良いかと思います。
ここの水は本当に綺麗で、うっとりします。

八木尾谷情報、ありがとうございました。
そうなんです、滝は良かったのですが、
やはり上流に人家があると...。
こちらこそ、不平を並べたようなレポで済みません。
気を遣って頂いて恐縮です。
2014/8/26 15:17
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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