記録ID: 4992703
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無雪期ピークハント/縦走
御在所・鎌ヶ岳
大岩谷、元越谷中俣、猪足谷、宮指路岳、ヤケギ谷 ↑小岐須渓谷山の家駐車場↓
2022年12月10日(土) [日帰り]
体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 06:25
- 距離
- 22.1km
- 登り
- 1,592m
- 下り
- 1,577m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 6:08
- 休憩
- 0:16
- 合計
- 6:24
13:47
ゴール地点
天候 | 快晴 気温10℃前後 無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・駐車場〜水沢峠:大石橋までは林道。大石橋からイワクラ谷分岐までは基本的に沢の中を歩いたのでバリルート。標高615mあたりで沢が3本に分岐する。この辺りは実際の地形は少し複雑で一番西の沢へ間違えて入ってしまった。すぐに気づいて復帰したが、一度尾根のような場所を登ってから再び谷へ復帰した。このあたりはGPSを確認しながら進まないとかなりの確率で道迷いすると思う。その先はみんなの足跡も少なく道も良くないが、個人的には一番楽しかった区間。しかし、イワクラ谷分岐の稜線にあがる最後の10mは一気にレベルが上がる。地面が非常にもろく、1歩ごとに足元が崩れて地面ごと足場がおちていく。ここは冗談抜きにワンミスで滑落すると思う。ピッケルや12本爪アイゼンがあれば多少は効果があるかもしれないが、アイゼンの爪よりも深い場所から崩れていくので、微妙かもしれない。滑落した場合、途中で止まれば良いが、加速しだしたら大けがするかもしれない。最後まで谷を詰める今回のコースは絶対にお勧めしない。手前の適当なところから右の尾根に取りついたほうが良い。イワクラ谷分岐から水沢峠までは一般道なので危険なし。 ・水沢峠〜猪足谷:水沢峠から元越谷本谷(中俣)、右俣(仏谷)出合いまでも、今回は道ではなく谷を歩いた。完全なバリルートなので、道は良くないが、かなり楽しい。20cm以下の小型のイワナの魚影が濃い。出合いまで来ると地形図と等高線から、その先は本格的な沢登りのコースか、進むことができなくなると考え、斜面を登って登山道に復帰した。この先を進むと、時々左側に見える元越谷は少し危険な感じに見えたが、本格的な沢登の装備で技術が伴えばかなり楽しめそうな渓相だった。この林道には、鈴鹿スカイランやレストランの標識やカーブミラーがあった。かつては旧鈴鹿スカイラインがあったのかもしれない。現状からは想像すらできない。そのまま登山道を下って猪足谷へ。 ・猪足谷〜宮指路岳:稜線までは林道だった。ちなみに猪足谷へも降りて谷から稜線まで詰めようかと思ったが、地図にない砂防ダムや滝、危険な崖も多いことから遡上は不可能と判断して林道をひたすら登った。 ・宮指路岳〜大石橋駐車場:林道のような登山道が続く。 ・大石橋駐車場〜仙鶏尾根分岐:林道とちょっと登山道。渡渉箇所は見落とさないように。 ・大石橋駐車場〜駐車場:林道。ジョグルのみ。ちなみに大石橋駐車場の存在は知らなかった。 |
その他周辺情報 | 鈴鹿IC手前の「日本一タイ焼き」。1個220円。おいしい。 |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
モンベルジオラインLW長袖
ミレードライナミックシャツ
モンベルガイドパンツ長ズボン中厚手
予備コンタクト1式
温度計
115デジベルホイッスル
大門沢手ぬぐい
帽子
モンベルウィックロンジオサーマルロング
サロモンスピードクロス5
レインウェア上下
ザック(パーゴワークスのラッシュ28)
非常食(柿の種3袋)
ヘッドライト(レッドレンザーMH5を2個と予備電池2個)
GPS(ガーミンmap66sを1個と予備電池3セット)
スマホ(ドコモ)
ココヘリ
JROカード
お金クレジットカードなど
地図
ピコシェルター
お茶1.0L(0.7L消費)
エマージェンシーグッズ1式
塩飴
カメラ
ダウン上
防寒テムレス
熊鈴大小各1個
トレッキングポール
ファイントラックフローティングロープ25m
おにぎり小を2個(消費)とパン1個(消費せず)
総重量約7.0kg位
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感想
今回は、beggioさんのレコを参考にさせていただきました。ありがとうございますm(__)m。
そして、自分なりのコースを組み立て、さらにレコの少ない沢を詰めて稜線まで登るコースで行ってみました。水沢峠から元越谷も同様に沢を歩いてみましたが、なかなか楽しく勉強になることが多かったです。
以下、メモ書き。
・沢登りのコースタイムは、登山道の2〜2.5倍程度時間がかかるようだ。今後、もう少し検証が必要。
・地形図にない砂防堰堤や滝はいくらでもある。沢筋で等高線が緩い区間が合ったら、その上流端、下流端には滝があることが多いので注意しなければならない。
・粘土と岩のミックスのような谷は、足場がかなり不安定で崩れ落ちることがある。
・元越谷は沢登りで来たら、かなり楽しそう。猪足谷は砂防堰堤や滝が多く、沢登りは危険で無理だと思う。
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なんやコレ〜!
過労、睡眠不足でもただでは済まないと思ってたけど、裏側まで行って戻ってくるなんて、言葉が出ません。(^^)
周回の折り返しは林道ばかりですし、累積標高もそれほどでないので、歩いてみるとそれほどでもないですよ。
今回は大岩谷川と元越谷川が面白かったです。特に元越谷は渓相も美しく、変化に富んでいて、沢登りしてもかなり楽しいと思います。今回は途中から陸を歩いて降りましたが、その区間が特に沢登りでは難しくもあり、楽しそうです。それと、左股、右股も楽しそう。ザイル前提の沢登りは素人なので、来シーズン、一緒に行ってくれる経験者の方がいらっしゃれば嬉しいのですが、そんな方、いないでしょうね。レベルの低いコースから経験積んでソロで行くことになるのかなあ、、、と思ってます。
この他気になってるコースとしては、仙ヶ岳の西側の割谷川と、屏風岩の御幣谷も行ってみたいです。
どちらにしろ来シーズンですが、沢登り、谷コースが増えそうです。
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