棒ノ嶺 白沢谷から成木尾根へ

2022年12月10日(土) [日帰り]

• GPS: 08:39
• 距離: 24.2km
• 登り: 1,497m
• 下り: 1,662m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:56
• 休憩: 0:43
• 合計: 8:39

8:12 さわらびの湯バス停
8:32 8:33 白谷沢登山口
9:11 9:13 白孔雀の滝地名板
9:27 9:32 東屋跡
9:37 岩茸石
9:57 権次入峠
10:09 10:27 棒ノ嶺
10:38 権次入峠
10:55 10:56 黒山
11:05 11:06 馬乗馬場
11:28 11:30 長久保山
12:05 小沢峠
12:20 12:21 独標493m
12:31 久方峠
12:41 雲ノ峰
12:57 大峰山
13:00 細田分岐
13:06 丸尾の頂き
13:10 新所沢線43号
13:17 13:20 水口峠
13:31 黄楊峠
13:37 トヤハケ
13:59 14:00 堂所
14:01 14:02 採石地西
14:09 14:12 倒木ベンチ
14:37 14:38 採石地東
15:22 合戦坂峠
15:42 15:43 成木尾根ハイキングコース入口
16:20 上田珈琲豆焙煎堂
16:34 大河原分岐
16:44 16:45 割岩橋
16:48 16:49 奥むさし旅館
16:51 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

飯能駅北口のコインパーキングに駐車（400円／日）

飯能駅からノーラ名栗・さわらびの湯まで国際興業バスに乗車（670円）
※7:16飯能駅発の始発便に乗車したが車内は超満員、かなりの人がノーラ名栗で下車

帰りは成木尾根経由で徒歩で飯能駅へ戻りクルマを回収しました

コース状況／危険箇所等

・白沢谷コースのゴルジュ帯は沢登りチックな岩場が連続するが、足場はしっかりしていて見た目ほどの難易度ではない。沢の水量は少なく渡渉の難易度も低かった。
・白沢谷コースのうちゴルジュ帯以外は普通の登山道、整備状態良好。
・成木尾根は歩く人が少ないがお手製の標識がたくさん設置されていて目的地に誘導してくれる。採石地の迂回路を除いては基本的に歩きやすい尾根道だが、アップダウンが多いのでそれなりに体力は消耗する。
・成木尾根のうち採石地の迂回路は唯一の要注意ポイント。倒木に埋もれて踏み跡が途切れたり、谷地形を跨ぐ際にザレた急斜面が現れたりする。

写真

12/10 8:15

今日の山歩きは「ノーラ名栗・わらさびの湯」バス停からスタート🥳

12/10 8:15

ノーラ名栗

12/10 8:22

有馬ダムの堤体が見えてきました

12/10 8:22

有馬ダム

12/10 8:23

堤体を渡ります

12/10 8:26

名栗湖

12/10 8:34

ここが白谷沢コース登山口

12/10 8:40

ちょっと険しめのコースと聞いていたけど早くも岩場が登場

12/10 8:47

12/10 8:52

藤懸の滝

12/10 8:58

沢登りっぽくなってきました😊

12/10 9:03

岩場登り

12/10 9:06

おぉぉぉ！
見事なゴルジュ帯

12/10 9:06

見ているだけでワクワクする道

12/10 9:06

今更だけど自宅から1時間圏内にこんな山があったとは驚きです

12/10 9:07

いや〜本当に見事な景観😲

12/10 9:08

大迫力の岩壁に挟まれながらに先へ進みます

12/10 9:09

12/10 9:10

12/10 9:10

ゴルジュ帯を抜けると鎖場
足元は階段状に整備されているので難易度は低いです

12/10 9:11

白孔雀ノ滝

12/10 9:11

鎖場からゴルジュ帯を振り返る

12/10 9:14

鎖場の先も少し沢登りチックな道が続きます

12/10 9:29

鎖場から15〜20分で林道とクロス

12/10 9:30

林道から先はごく普通の登山道になります

12/10 9:39

岩茸石

12/10 9:39

岩茸石分岐の標識

12/10 9:48

ゴンジリ峠に向かって尾根道を行きます

12/10 9:52

だんだんと勾配がキツくなる…😇

12/10 9:54

丸太階段は崩壊中

12/10 10:00

ゴンジリ峠に到着

12/10 9:59

関東ふれあいの道

12/10 10:01

さあ棒ノ嶺の頂上へ

12/10 10:11

ゴンジリ峠から10分ほどで棒ノ嶺に登頂！

12/10 10:11

頂上の広場は霜柱だらけ

12/10 10:14

視界は超良好
遠くに日光連山が見えます！

12/10 10:15

スカイツリーやら都心のビル群も

12/10 10:26

山頂標識セレクション��
手書きver

12/10 10:26

山頂標識セレクション��
棒ノ折山表記ver

12/10 10:27

山頂標識セレクション��
メインver

12/10 10:27

山頂標識セレクション��
奥武蔵ver

12/10 10:28

山頂は広々としているけど霜柱が溶けて足元グチャグチャ…(;´・ω・)

12/10 10:30

関東平野の展望

12/10 10:31

彼方に浮かぶ筑波山

12/10 10:32

立派な霜柱
見事な層構造が見えます

12/10 10:41

30分ほど棒ノ嶺でのんびり過ごしゴンジリ峠へ戻ってきました

12/10 10:41

ゴンジリ峠から小沢峠方面の登山道に入ります

12/10 10:43

杉林囲まれる尾根道

12/10 10:58

黒山に到着

12/10 10:59

大岳山が良く見えました

12/10 10:59

黒山の分岐からいよいよ成木尾根へ
ある意味でここからが今日のメイン…、見ての通り落ち葉だらけで歩く人がほとんど居ないルートです😇

12/10 11:01

落ち葉と岩と…

12/10 11:09

馬乗馬場
手書きの山頂標識が木の幹に括りつけられています…

12/10 11:09

平べったくてどこが馬乗馬場のピークなのか良くわからんですね

12/10 11:28

はんのう南アルプス…？
また新しいご当地アルプス出来たの？（笑）

12/10 11:28

アルプスというより樹海だね

12/10 11:31

長久保山
ここは奥武蔵ロングトレイルの標識あり

12/10 11:31

三角点も立派

12/10 11:37

石灰岩…？
カレンフェルトのような露頭

12/10 11:53

味のある標識だけど左上の動物は何だよ😇

12/10 11:53

踏み跡は薄いけど歩きやすい尾根道が続きます

12/10 12:07

と思ったら急な下り現る

12/10 12:08

小沢峠を通過

12/10 12:21

シツコイくらい見かける「はんのう南アルプス」の手書き標識

12/10 12:21

お…、おう
頑張って解読するか🤔

12/10 12:21

12/10 12:34

久方峠を通過

12/10 12:35

「安楽寺」は成木尾根終端の地名
成木尾根を縦走する時はとにかく「安楽寺」の文字が目印だ

12/10 12:44

雲の峰

12/10 12:56

大峰山へ向かってキッツい登り返し

12/10 12:59

大峰山

12/10 13:02

落ち葉に埋もれる細田分岐点
安楽寺は右へ
ちなみに例の「はんのう南アルプス」は左へと続いているらしい

12/10 13:08

丸屋の頂き
立派な石碑の立つ頂だけど展望はゼロ
と言うか成木尾根に入ってからと言うもの一度たりとも展望が開けていません（笑）

12/10 13:09

丸屋の頂きの案内板＆丸太を集めただけのベンチ

12/10 13:09

謎の標識や絵の多い成木尾根だけど遂には謎の木工細工まで現れた…😂

12/10 13:11

新所沢線43号鉄塔を通過

12/10 13:40

トヤハケ
「東京三五〇」って何だろ🤔

12/10 13:41

相変わらず展望ゼロの尾根道が続く

12/10 13:57

堂所分岐点
立派な標識に従って安楽寺方面へ

12/10 14:05

成木尾根に入って初めて微妙に展望が開けるポイント
ここからが成木尾根の核心部と言われる採石場エリアです

12/10 14:06

この辺りは採石によって尾根の地形が原型を留めていない状態なので迂回路を進むことになります

12/10 14:07

迂回路を谷地形に沿って進みます

12/10 14:11

鬱蒼としてきましたねー

12/10 14:12

ふむふむ🤔

12/10 14:12

というわけで一旦登るらしい

12/10 14:21

採石場とぶった切られた成木尾根

12/10 14:23

再び下り
この下りが相当クセモノ
踏み跡が薄くて勾配も急

12/10 14:25

一応ケモノ道のような踏み跡はあるけどザレザレで滑りやすいことこの上ない
（下ってきた道を振り返って撮っています）

12/10 14:26

谷へ向かって一直線に下っていく
マジで滑落しそう😓

12/10 14:27

谷に下りて核心部終了

12/10 14:27

と思ったら倒木だらけで踏み跡完全消失
迂回路の続きはどこだ？？

12/10 14:40

どうにか迂回路の続きを発見して採石場の東端に出ることができました
「立入禁止」と書いてあるけどちゃんと手書きで迂回方法が書かれています😇

12/10 14:40

ここからは成木尾根の尾根道が復活
あ〜、歩きやすい（笑）

12/10 14:45

またまた謎のお絵描き

12/10 15:12

東屋で一休み…と思ったらゴルフ場の休憩舎
まるで国境のように有刺鉄線で区切られていました😇

12/10 15:19

安楽「時」？🤔

12/10 15:34

成木尾根脱出まであと10分となりました

12/10 15:40

ラストハイク

12/10 15:44

成木の街が見えてきた！
尾根が平地へ溶け込む瞬間です

12/10 15:47

車道へ

12/10 15:53

成木尾根終点から飯能駅まで約6kmの車道歩き

12/10 16:46

入間川を渡って飯能駅へ
計24kmの棒ノ嶺・成木尾根ハイキング無事に完結🥳

撮影機器：

DMC-GF6 Panasonic

SO-02L Sony

感想

kuge

我が埼玉県内でもトップ5に入るであろう人気の低山、奥武蔵の棒ノ嶺。
そんなことを言いつつ、埼玉県側から棒ノ嶺に登るのは実は今回が初めてです（川苔山〜棒ノ嶺〜岩茸石山を縦走する際に東京都側から登頂したことはあります）。

埼玉県側から登るのが初ということは、白沢谷コースを歩くのももちろん初めてで、ゴルジュ帯のド迫力な岩壁と沢登りチックな登山道にはとても驚きました。
自宅から1時間圏内でこんなに楽しい体験ができる登山道があるのか？！という感じですねぇ😇

そして下山は都県境の成木尾根から（こちらのコースも初めて）。大人気の白沢谷とは打って変わって、成木尾根は4〜5時間歩き続けても数人くらいしかすれ違わない静寂の尾根道でした。
成木尾根の登山道が面白いのは味のある手書き・お手製の標識が何故か無数に設置されている点で、展望が全く楽しめない代わりに個性的な標識たちが道中を楽しませてくれました😇

さてさて、自分は埼玉県の西半分をグルっと囲む尾根道を5年くらいかけて全て辿ってみようと計画していますが、成木尾根はその中で一番東側の区間にあたります。
埼玉県境が尾根から平地へと変わる決定的なポイントを歩いたわけです。
今回はいろんな意味で身近な埼玉県再発見の旅になりました🥳