【展望の山を巡る旅⑤ 絶景の鉢伏山】牛伏寺砂防ダム駐車場〜鉢伏山〜鉢伏山最高所〜牛伏川周回

2022年12月27日(火) [日帰り]

• GPS: 09:29
• 距離: 15.8km
• 登り: 1,025m
• 下り: 1,047m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:39
• 休憩: 1:52
• 合計: 9:31

6:25 牛伏寺駐車場
8:36 8:41 ブナノキ権現
8:51 8:51 牛伏寺分岐
9:56 10:00 鉢伏山荘
10:25 10:31 鉢伏山
10:37 11:49 鉢伏山展望台
11:57 11:58 鉢伏山
12:24 12:24 前鉢伏分岐
12:39 12:52 前鉢伏山
13:15 13:16 前鉢伏分岐
14:02 14:04 牛伏寺分岐
14:12 14:13 ブナノキ権現
15:45 15:54 牛伏寺
16:00 16:00 牛伏寺駐車場
16:01 ゴール地点

天候

晴天、気温−5℃。山頂付近の積雪は50〜60センチほど。

アクセス

利用交通機関：

自家用車 自転車

牛伏川砂防ダム駐車場に駐車。10台ほど駐車可能。20m程先にトイレ有り、24時間利用可能。この時期、初詣客様のためかもしれないが、駐車場に仮設トイレもあり。なお、1月は初詣客のために登山者の駐車場利用は禁止との事。

コース状況／危険箇所等

牛伏寺境内からの尾根道ルートは、防獣柵によって閉鎖され通行不可(柵を越えることができない)。

トーチカから鉢伏山最高所間にはトレースなく、ワカン等必須。

行きの牛伏川ダム駐車場からの尾根ルートは、雪解け早く部分的に枯葉で滑る。

帰りの沢ルートは、雪が全行程に残る。

写真

12/27 6:36

防獣柵、扉がない場所では出入り困難。

12/27 6:50

明るくなってきた。この辺北東川はカラマツ林、南西側は自然林。

12/27 7:00

北アがモルゲンロート、でも、木々が邪魔

12/27 7:11

堂平

12/27 7:13

整地された堂宇跡

12/27 7:28

ミズナラ、クリ、シナノキ、シラカバなどの雑木林を緩やかに登る

12/27 7:33

松本盆地にもようやく日が当たり出す

12/27 7:44

ここはまだ雪が浅いので夏道トラバース道を歩く

12/27 7:47

樹間に槍と大天井が見えた

12/27 7:48

燕岳〜餓鬼岳。北アにはもう雲が出てきた

12/27 8:05

コナラ、ミズナラ、シラカバ、シナノキにブナも少々の美しい林

12/27 8:11

小鳥達が鳴いている。ゴジュウカラ

12/27 8:16

コゲラ

12/27 8:23

急坂、ロープ有り

12/27 8:37

ブナの木権現着

12/27 8:39

存在感のある一本ブナだ

12/27 8:45

ここでようやく朝日を浴びることができた。北側はカラマツ林、南側はモミ？林

12/27 8:48

林道に出る。朝日が当たると急に暖かくなる。太陽は偉大だ。

12/27 8:55

再び林道合流離脱。鹿が警戒して鳴いている。

12/27 9:01

離脱ポイント

12/27 9:04

離脱ポイント

12/27 9:08

鉢伏山の丸い頂が見えた。山荘の車が週末に入ったようだ。

12/27 9:13

富士山と南アルプスが見えた

12/27 9:17

離脱ポイント

12/27 9:20

高ボッチの奥に中央アルプス

12/27 9:22

諏訪湖の奥に昨日登った守屋山、その奥に南アルプス

12/27 9:26

槍穂高もバッチリ👍

12/27 9:54

夏場は駐車場になっている所まで来たら、雪深くなってきた。

12/27 10:01

ここからワカン装着

12/27 10:10

12/27 10:21

ビクトリーロードにはウサギの先行足跡

12/27 10:23

ウサギの足跡と蓼科山

12/27 10:25

山頂　三角点は出ている

12/27 10:26

山頂は樹氷原

12/27 10:29

鉢伏大神

12/27 10:31

松本市街の背に穂高〜槍〜大天井

12/27 10:38

少し雲がかかっている乗鞍岳

12/27 10:38

こちらも雲がかかっている御岳

12/27 10:40

高ボッチの奥に伊那谷と中央アルプス

12/27 10:40

諏訪湖、守屋山、南アルプス

12/27 10:46

富士山と南八ヶ岳、ギリギリ赤岳が見える

12/27 10:48

トーチカ展望台、扉固く中には入れない

12/27 10:53

トーチカ展望台からはバージンスノーの中、鉢伏山最高所を目指す。笹は隠れているが、浮力の弱いワカンでは踏み抜くので少々疲れる。でも、これが楽しいから雪山はやめられない。

12/27 11:03

鉢伏山最高所(岡谷市最高地点1931.5m)からの富士山

12/27 11:06

ここまで来れば八ヶ岳連峰も全景を見渡せる

12/27 11:09

霧ヶ峰の左奥に蓼科山〜北八ヶ岳連峰

12/27 11:09

南八ヶ岳連峰

12/27 11:11

八ヶ岳と南アルプスに挟まれて富士山

12/27 11:18

絶景処で休憩タイム。おやつはオールドファッション。学生時代のバイトの味

12/27 11:37

茶臼山の右手奥に浅間山、さすがに北の山は雲に覆われている

12/27 11:43

来た自分のトレースを辿る

12/27 11:46

乗鞍岳の雲が取れている

12/27 11:49

御柱の立つ祠群

12/27 11:58

美ヶ原の右手奥に雲に隠れた浅間山

12/27 12:00

美ヶ原

12/27 12:02

雪に覆われた若山牧水の歌碑

12/27 12:04

明治時代の石仏

12/27 12:07

キラキラ輝く鉢伏山

12/27 12:09

前鉢伏山を目指して景色を楽しみながらゆっくり下る

12/27 12:16

美ヶ原〜ビーナスライン〜霧ヶ峰、八ヶ岳も阿弥陀までは見渡せるポイント

12/27 12:19

同、霧ヶ峰、蓼科山、北八ヶ岳

12/27 12:20

まだまだ快晴なので目に前の前鉢伏山で北アルプスを楽しむ

12/27 12:23

扉温泉分岐、長野県、消防防災ヘリコプター事故現場はこの近くだったんだな。

12/27 12:30

「第一種特別地域草地立入禁止」とあるが、前鉢伏山に行く事は可能。ショートカットは冬季でも禁止なのか？とりあえずわからないので帰りも巻き道で行くことにする

12/27 12:45

穂高は雲が湧いてきたが、まだ槍は見える

12/27 12:48

前鉢伏山から鉢伏山、八ヶ岳を振り返る

12/27 13:21

雲が取れてきた乗鞍岳、左手前に鉢盛山

12/27 13:25

霞がかる中央アルプス

12/27 13:28

やはり夏場ショートカット禁止、50cm以上積雪があれば、下草隠れて通行可能なのかなあ？

12/27 13:47

鳳凰三山、甲斐駒ヶ岳、北岳、間ノ岳、仙丈岳、農鳥岳、塩見岳

12/27 13:51

見納め富士山

12/27 13:57

離脱ポイント

12/27 14:11

ブナの木権現からは牛伏川コースへ

12/27 14:17

槍穂高も見納め

12/27 14:20

シナノキの巨木

12/27 14:22

祭壇のような岩を目印に北に折れる

12/27 14:28

シラカバなどの美しい森

12/27 14:44

地獄谷は階段多くやや歩きにくかった

12/27 14:53

この標記ちょっと戸惑うかも。絶対に中ノ沢ルートが歩きやすいと思う

12/27 14:56

ニセアカシヤ伐採整理中

12/27 15:01

明治からの治水工事について知ることができた。ここの森は明治以降の治水工事で作られたものだったのだ。

12/27 15:06

この辺り大変な難工事だったようだ

12/27 15:13

左右かなり埋まっているが、いまだに現役の明治19年に作られた第2号石堰堤は現役

12/27 15:23

牛伏川フランス式階段工は重要文化財指定

12/27 15:24

説明板

12/27 15:26

牛伏川いこいの広場駐車場には1台、私はデポしておいた自転車で牛伏寺へ。

12/27 15:28

自転車デポ地点からも槍の穂先見えてた😊

12/27 15:38

牛伏寺牛堂

12/27 15:52

如意輪堂

12/27 15:53

如意輪堂前の噴水、凍りかけ

終了。登山口仮設トイレも有り、気温、マイナス5度

撮影機器：

iPhone 13 Pro Max 256GB SIMフリー Apple

感想

クワッチ

山頂が広いため、西へ東へと移動しなければならないが、八ヶ岳連峰、富士山、南ア、中央ア、北ア、美ヶ原、浅間山、霧ヶ峰など、およそあらゆる信州の山が見える展望の山だ。

この山には晴天時に登りたいと思っていた。はたして晴天予報のこの日に合わせて登ることができ、まさに360度の山々を楽しむことができた。

ただ、南アルプスと八ヶ岳に挟まれた富士山の絶景を見るには、最高所地点まで足を運ぶ必要がある。ここまで足を運べば、八ヶ岳連峰を真正面に一望することができる。今回は雪山だったので、雪に埋もれた笹原をプチラッセルしてたどり着いたが、雪のない季節にはアプローチしにくいのかもしれない。

降りに利用したコースは、牛伏川砂防の歴史を知ることができ、なかなか興味深いコースだった。今は美しい広葉樹の自然林も、明治からの大工事のなせる景観だったのだ。雪山と展望と歴史を味わえたいい山だった。