記録ID: 503744
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沢登り
丹沢
世附川水系 山伏沢(沢登り講習)
2014年09月03日(水) [日帰り]
kamog
その他1人
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.6km
- 登り
- 750m
- 下り
- 742m
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■沢登り講習詳細↓(マウントファーム登山学校) http://mt-farm.info/ ■kamog丹沢の沢登り記録集 http://mt-farm.info/tanzawakiroku.html ■世附川水系 山伏沢(間違って沖ビリ沢と呼ばれていた) 丹沢の西端、世附川源頭の沢は丹沢らしからぬナメが続く癒し系です。 アプローチに少々難があるけどね。 遡行グレード:1級上(※「上」はアプローチの悪さに付与してます) 〇撹峠は駐車スペースに気を遣う。ガイド本等によると山伏峠トンネル 山中湖側の廃屋に続く右脇道に停めるとあるし、過去私もそこを何度か 使わせてもらったが、一度タイヤに駐車不可の意味のチョークを付けられて しまったことがあった。 私有地と思われるし、今回廃屋敷地内で地権者と思われる方が焚火をして いらっしゃったので、やはり置かない方がよいと思う。 トンネルの道志側登山口には広い空地があるのだが、車が入れないよう 柵とチェーンが敷設しているので×。 今回はトンネル山中湖側の約200m手前山側にある作業用スペースを 使わせてもらった。地元の方もいらしたのでお話をさせていただいた。 △泙困録絅量敲岐まで行くので、山伏トンネルを潜り右側の舗装路を進んで 御正体山や大棚ノ頭に行ける登山口から山伏峠に上がる。 トンネル上の尾根に出たら左へと進むと送電線鉄塔の下を通過する。 その先で右へ進む道が分かれるが、これは迂回路的になっているので 左の尾根上の道を行く。同じような左への迂回道が計4つやり過ごし、 5つ目の左へ分かれる道で初めて左へ進むと大棚ノ頭ピークを巻くようにして 東海自然歩道に合流する。 ここは左の菰釣山方面へ進み、コルから木の階段を登ったところが水ノ木分岐だ。 古いベンチと朽ちた標識がある。 ここから東海自然歩道を離れ南方向へ伸びる西丸への尾根の踏み跡を下る。 少しで両側からクマザサが覆いかぶさってくる藪漕ぎ道になるが、足元の 踏み跡は明瞭なので外さないよう下っていく。 この辺りはクマの生息域なので声出しや音出し、匂い出しなど対応を。 私も過去、至近距離でクマ本体を目撃したし、この藪の少し開けた箇所で 「クマ結び」と呼ばれる笹を円座状に編んだ(専門家に聞くとその理由は 未だ謎的なのだそうだ)クマの痕跡を目撃したこともある。 西丸への登り返しの手前で踏み跡は西丸へは登らず、左側の山腹を巻くように 付けられている。(テープあり) 山腹の薄いトラバース道を進み小尾根を横切り、右側が植林、左側が広葉樹の 北東方向に伸びる尾根に出たら、この尾根を下降する。 薄い作業径路に従って下りていくと、尾根が平坦になった辺りから径路は 尾根の右側山腹のトラバース道になっていく。 この踏み跡を外さず下りていくと、最後は支流の小沢を下るようになって 堰堤を右から越して少しで金山沢本流とぶつかる。 この上流部が山伏沢だが、この辺は平凡なので、一度対岸の台地状に 上がって古い林道を左の上流側に進む。 水ノ木林道の最後は右に白ザレ場、左に2m岩の広場となっており、その先も 金山沢左岸沿いに踏み跡がしばらく続いている。 踏み跡が終わったところから入渓。 I弦865m二俣は水量比5:1で左側の沖ビリ沢には4×7mナメ滝が架かって いて、いよいよ「ヤマブシ劇場?」の始まり。 この先、この真骨頂であるナメやナメ滝がどんどん続く。 4×7m滝は左手を教蕁椶抜蔽韻鳳曚┐蕕譴襦 ど弦880m二俣は水量比3:1、すぐ上流の895m二俣は同10:1。 その先で長さ50mほどのナメが続いていて心休まるところだ。 ド弦930mはよく見ると三俣になっている。 右沢にはナメ床の後、2条5×7mナメ滝、左沢には奥の方に5×8mナメ滝、 一見この2つの沢の二俣に見えるが、本流の中俣はその真ん中にあって 突き当りで右に曲がっている。 水量の多い中俣へ進み右に曲がるとナメ床となり、再び左に曲がって 2×4mナメ滝、右に岩の鎮座する2×5mナメ滝と続いている。 さらに奥に進むと大き目のナメ滝出現。10×15m滝だ。 右横をよく見ると古いトラロープが途中まであるのでこれを使って巻き上がる。 難しくはない。 その上部で水量の少しある8×12mナメ滝を持つ支流を左から合わせ 本流は5×10mナメ滝。教蕁椶曚匹罵動廚謀个譴襦 すぐ右からゴルジュ状のトイ状5m滝を持つ支流が合わさり、 この沢の大滝的存在である5段15×30mナメ滝(下からは2段しか見えない) が出てくる。1段目のみ右にトラロープが残置してあり使って登ってもよいし トラロープを使わなくとも卦蕁櫃らいで登れる。 ι弦1005mで右から2条4段15m滝を持つ支流が水量比3:1で入ると 本流は4×7m(教蕁法2段5×8m(教蕁棔砲箸れいなナメ滝が続く。 その上流には小釜を持った赤茶色のナメ床。魚影が至る所で確認された。 白砂ザレ地と2m級岩が水流左手に複数ある箇所を過ぎ、これまたきれいな 長さ30mナメを越すと、標高1080m二俣だ。 水量比は1:1で左沢に進む。 3×6m、2×4mナメ小滝を越え、標高1100mで左から入る涸れ支沢を 見送るとやや倒木帯。 これを越えていくとナメ滝でなく普通の形状をした7m滝。 流芯左壁を卦蕕曚匹離ライミングで登ると、すぐに3段8m滝。 流芯を登ると卦蕁櫃曚匹悩犬ら巻くこともできる。 2×4mは卦蕁櫃納,3mCSで水は涸れる。 本流を水ノ木分岐に向かい詰めていくが、急な砂ザレは最後が登り辛く 途中から左の尾根に逃げて直上する。 水ノ木分岐から10mほど西丸方面の尾根に出て遡行は終了。 下山は往路を戻る。 |
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