Wの歓喜 快晴の木曽駒ケ岳でピッケルデビューと山納め
- GPS
- 04:41
- 距離
- 3.8km
- 登り
- 423m
- 下り
- 448m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
カールの雪はふわふわ。すでにしっかりとトレースがあったので、登りやすかったです。 |
その他周辺情報 | こまくさの湯 |
写真
感想
今月半ばにとうとう新型コロナに感染してしまい…泣く泣く雪山の予定をキャンセル。
このまま、山に登らないまま年を越したく無いなぁー。山納めしたいなぁーと、行き先をあれこれ検討。
Wに谷川岳の絶景を見せたいなーとも思いましたが、天気が悪くて断念。
でも、長野は天気が良いみたい!
まだ私も行ったことがない、木曽駒ヶ岳はどうかな?と急遽計画を立てました。
木曽駒ヶ岳は標高は高いけど、ロープウェイのおかげで行動時間短めですし、Wのピッケルデビューにちょうど良いかもです。
私、1月に八ヶ岳阿弥陀北陵を予定しているので、それ用にペツルのクォークを買ったんですよね。なので、元々使っていたグリベルのピッケルはWに貸すことができました。
前日に慌ただしく、ピッケルの調整等しつつ、いざ、出発!W、早朝からの運転ありがとう!!
7時半には菅の台バスセンターに着きましたが、すでにバス停はズラッとザックが並んでました。
みなさん、何時に到着してるんでしょうか?
8時15分のバスは満車になってしまいましたが、臨時バスを出してくれるとのこと。おかげで、ゆっくり座ってしらび平に向かえました。寝不足なので、温かいバス内でうとうと。
ロープウェイもあまり待たずに、スムーズに乗れました。登山届を書いて、ゆっくり身支度。
一気に標高を上げたので、高山病対策でスタートはのんびりを心がけています。
とはいえ、カールは急登!どうしても息があがるー。
立派なトレースのおかげで歩きやすいです。
新雪ふかふかで気持ちいい。
初ピッケルのWも、すぐに使い方をマスターしました。
私のクォークは短くて使いづらい…やはり急登を登るだけなら、シャフトが長い方が使いやすいですね。
乗越浄土からは、緩やかな道になります。
カールの急登で汗をかいてしまったので、ミドルレイヤーを減らして、ベースレイヤーとカッパのみにしました。この辺りは風も弱くて歩きやすかったです。
中岳まではスムーズ。
中岳で軽くおやつ休憩を取りました。ここからの下りで、急に風が強くなりました。
それまで、バラクラいらずの陽気だったので、急な風に露出した鼻が!痛い!!
鼻がもげるーーと慌ててマスク装着。
マスク、便利。
バラクラバみたいにヘルメット外す必要ないし、装着が手軽であったかい♪
ただ、山頂直下の登りに入るところで、Wの動きが止まってしまいました。
どうも高山病の症状なのか、呼吸ができず苦しいとのこと。疲れは無いそうなので、呼吸が落ち着くまで、しばし休憩しました。
木曽駒ヶ岳は、ロープウェイで一気に標高を上げたあと、ウォーミングアップもなく、いきなりカールの急登を登るので、高山病になりやすいかもですね。
朝も早かったし、睡眠不足もあるかも。
ここで、ヤマレコが起動できて無かったことに気づき、いまさらオン…涙
(後で写真の時間を参考にレコを追加しました)
Wの呼吸復活後、最後の登りをゆっくりゆっくり進みます。
山頂で、タンクトップ登山家穂高さんを発見!実は駐車場からお見かけしていたのですが、もし山頂でお会いできたら、写真を撮ってもらいたいなーと思っていたのです。
Mt.ピッコナさんの動画でお見かけしてから「すごい人がいるな」とファンだった穂高さん。
私も寒いの強い、とか自分で言っちゃってますが、穂高さんの足元にも及びません…笑
穂高さん、山頂で上着を脱いでタンクトップ姿に、とかではなく登山中ずっとタンクトップなんですよ。私が鼻がもげるーと慌ててた、強風の最中も。いやー尊敬!
慌てていたので、写真で普通にピースしちゃった。穂高さんと同じポーズとれば良かったー涙
とても気さくで感じの良い、素敵な方でした。
ご自身でのYouTubeも始められたとのことなので、ご活躍楽しみにしています!
下山はあっという間。お腹ペコペコなので、宝剣山荘の中で休憩させてもらいました。利用料は300円。キレイなトイレも使えました。こちらは200円。身体の芯まで冷え切っていたので、ストーブがありがたい!!
持ってきたお湯が若干冷めていたので、温め直して、熱々カップラーメンで生き返りました♪
宝剣山荘では、救助隊の方たちも休憩されていました。登山口でも、気をつけて!と声かけしてくれていた頼もしい方たちです。ありがたい!
暖かい小屋内でエネルギー補給して完全復活してから下山。カールの急坂を一気に下ります。
ふわふわの雪なので危険少なく気持ちよく降りられましたが、私より体重があるWは沈みすぎてバランスを崩し、ピッケルで滑落停止訓練?実地?を行っていました笑
さすが、飲み込みが早い。
ちゃんとピッケルで止まってる笑
周りに人がいなかったので、踏み固められた箇所で尻セード下山。楽しーい♪
14時55分のロープウェイはいっぱいだったので、次の15時15分の便で下りました。
Wは山頂手前での高山病はあったものの、下山時は快調で、食欲もありホッとしました。
昨年の山納めでは、雪靴と12本アイゼンで登ると足が痛むとのことだったのですが、靴下をピッタリしたフィットからゆったり目のスマートウールにしたら痛みがほぼ無くなったとのこと。よかったーー。
靴下の圧迫で血流が悪くなってたみたいです。
オーバーグローブを変えたことも良かったみたいで、手の冷えがまったく無くなったと。
ふふ、これでWをどんどん雪山に引きずり込めるなー笑笑
下山後は、こまくさの湯であったまり、名物のソースカツ丼をいただきました。ソースが甘くて美味しい!帰りの渋滞もあまりなく、スムーズに帰宅できました。
とても楽しく思い出に残る、山納めになりました。W、穂高さん、ありがとう!!
来年も楽しく安全に、登山を楽しんでいきたいと思います。
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