八ヶ岳縦走(硫黄岳・横岳・赤岳・阿弥陀岳)
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- GPS
- 32:00
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 1,648m
- 下り
- 1,655m
コースタイム
- 山行
- 6:25
- 休憩
- 1:35
- 合計
- 8:00
- 山行
- 3:55
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 4:55
5:25美濃戸山荘ー7:25赤岳鉱泉7:50ー9:20赤岩の頭9:25ー9:55硫黄岳10:00ー10:20硫黄岳山荘11:10ー12:00奥の院12:10ー12:25三叉峰ー13:10二十三夜峰ー13:20地蔵の頭ー13:25赤岳展望荘
二日目
5:40赤岳展望荘ー6:10赤岳山頂6:30ー7:10中岳7:15ー7:50阿弥陀岳8:00ー8:50行者小屋9::15ー10:35美濃戸山荘
天候 | 晴れから曇り 翌日は晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
次いで、電車で小淵沢駅へ行き、本州迎撃隊によるピックを受け、ランチと入浴後に美濃戸山荘まで送って貰い宿泊。 本州迎撃隊は、ひとつ下の美濃戸口でPキャン。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ワイルドな個所もあったが、コース全般によく手入れされてる感じで、気持ちのよい登山ができた。 落ちたらただじゃすまないだろうといった危険個所は、沢山ありすぎて指摘は出来かねるが、三点指示を心がけていたので、予想より遥かに恐怖心が募る個所は少なかった。 ただ、横岳通過時は丁度ガスってたので、下が見えなかったのが幸いしたのかもしれないのだが。 |
その他周辺情報 | 現着後、去年も行って美味しかったんで、今年も小淵沢の「かつみ食堂」さんでジンギスカン食べてみたら、やっぱり今年あっさり美味かった。北海道人のワイが言うんだから間違いないです! |
写真
これ、いつもスニーカー替わりに履いてるんだけど、一応、バーグハウスので、多分、アプローチシューズ的な靴だと思うから、あとは気合いだ!気合いだ!気合いだ!がはは
あ〜あ、やっちまったよ〜
装備
備考 | 痛恨!登山靴に履きかえるのを忘れてしまっての山行。 |
---|
感想
去年は台風による影響を懸念して、縦走は諦めて赤岳直登のつもりで行者小屋まで
行ったがスコールのため、その行者小屋で背走したので、今年こそは八ヶ岳縦走と
、万の神様、仏様にお祈りしつつ、意気込んで乗り込んだ。
そんな願いが通じたか、バビっと晴れて、総勢10人のパーティーにて、美濃戸山荘
からクライム・オン。
北沢ルートを辿り、苔むした鬱蒼たる「もののけ姫の森」を抜け、堰堤広場で林道
は絶え本格的な登山道が始まり、赤岳鉱泉に着く頃には、寒いのなんの!
なるほど、ウッドデッキには霜が付いてたんで、零下にはなっていたのだろう。
堪らずにスキー手袋を履き、しばしの休憩を赤岳鉱泉で入れて、再出発。
「もののけ姫の森」から一転、ダケカンバが多く明るい「トトロの森」へと変わり、
そんな森の中をワイの苦手な急登が続き、時折、木々越しに垣間見える大同心や、
赤岳、阿弥陀岳が顔を見せてくれても、ワイにはなんらの癒しにもならず、ただ
ひたすら足元前方1mを睨みつつ、苦行僧になったつもりで耐えに耐えての森林限界
を超えて裸地に出たら、そこが赤岩の頭か。
その赤岩の頭でしばしの休憩を入れ、柱状節理のローソク岩上の並んだケルンを眺めつつ、硫黄岳の最後の登りを詰めて踊り出たとこは、まるで学校のグランドのよう
な平坦な岩れき地で、そこに山頂標識がなかったのなら、そこが硫黄岳とは思わな
んだろうよ。
爆裂火口、なるほど〜大した迫力だ、ちっこいお社まで設えてある、きっと名前も
あるんだろうに、と思いつつ、先に見えてる硫黄岳山荘へと歩みを進めて到着。
身体を温めようとワイはうどんを食ったけど、注文するにも、できあがるにも、
待たせた割にヌルいうどんにがっかりもし、相棒のカレーのご飯もルーもヌルい
ときたもんだ。サービスのお茶だけが、ちょっと暖かだったかな。
まあ、ここは山上、贅沢は言ってられないよね、食えるだけましってもんだ。
そんな大休止を挟み、ワイの苦手な急登、しかも長い急登を終えてたんで、心は既に
勝ったつもりになって、鋭鋒ナイフリッジが連なる横岳とはどんなもんだ?と、駒を
先に進める。
生憎か、幸いかはいざ知らず、辺りはガスにまみれ始めて、鎖場やハシゴ、網板を
手も動員してのアップダウンがワイには結構面白く、そんな中、30〜40人にも及
ぶ大パーティーには、もちょっと考えて欲しいなと辟易しつつも、楽しんでる間に
着いちゃった赤岳展望荘へ。
すっぱりと着替えを済ませて、まずはビールで乾杯!
レディースタイムが過ぎるのを待ちつつ、ぎゅう詰めなれど名物でもあろう五右衛
門風呂も頂き、ワインにスイッチしての宴会は続き、途中、ワイはダウンして、
昼寝を決め込む。
それから夕食。バイキングと言いつつ、チョイスするほどの品数はないから、これは
ただのセルフだと思ったけど、ここは山上、ランチで食ったうどん同様、文句は言
えない言わない、おいしく頂きましたよ、はい。
そんな食堂に刺す斜陽で、そろそろアーベント・ロートが始まる気配で、夕食終えた
あとには完全防寒で臨み戸外へと。
いい所に居場所を設えて、銀マット座布団敷きで、アーベント・ロートを楽しみつ
つも他の岳人様方が前を塞ぎ始めたんでの致し方なく、少し赤岳へ向けて登って更
に見続けましたよ、アーベント・ロートを。
そんなこんなで19時には就寝。翌朝、起床3時。まだ点灯できなかったから、ヘッ
デンを首から下げて、顔を洗って、身支度にパッキングも済ませての4:40から
朝食を頂き、五時過ぎには戸外でモルゲン・ロートを楽しみ、またぞろ出てきた
同行者と赤岳山頂を目指し、急登は急登だけど長くは無いんで、へタレのワイでも
さほど時間をかけずに赤岳山頂をゲッツ。
続いて、中岳とここの急登が一番急だった阿弥陀岳も制覇して、行者小屋へ降り、
休憩挟んで美濃戸山荘で下山完了。
うん、今回もいい山やったな!
コメント
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こんちわ
遠路はるばるご苦労様です
八ヶ岳を堪能されたようでなによりです
しかし・・大阪から遠いなんて文句言えないですね(笑
お疲れ様でした でわでわ
こんにちは uedayasuji さん
ありがとうございます!
なにせ二年越しの八ヶ岳でしたし、天気もまずまずで、非常に楽しませてもらいましたです。
山やるダチが、たまたま御殿場にいるもんで、最初は富士山から始まり、今年で三年目なんですよ。
北海道には鎖場なんて記憶になく、ほとんどがロープ場ですし、階段や梯子はありますが、
あれほどまとまって押し寄せてくるところはないんですよね。
大阪の方ですか?
ワイらの10人パーティーの中に、神戸からのダチも参加しましたんですよ!
あっ!
uedayasuji さん、ひとつ書き忘れました。
北海道の百名山を中心としたメジャーなお山には、本州からも沢山の岳人様方がいらっしゃってますよ!
北海道へ帰ったら(単身赴任解消)、北海道の山々を登ります!
現在はアルプスの山々を楽しく登ってます、
はじめまして、onsenow さん
あら〜単身赴任されてたんですのね〜
羨ましい、アルプス、ワイも行きたいですわ!
北海道のお山は、もう寒いですわ。
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