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Yamareco

記録ID: 507607
全員に公開
沢登り
石鎚山

石鎚山(面河本谷〜南尖峰〜裏参道)

2014年09月11日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
16:41
距離
17.1km
登り
1,976m
下り
1,985m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
14:12
休憩
2:28
合計
16:40
6:42
26
7:08
7:10
164
9:54
9:59
171
12:50
13:14
51
14:05
14:05
192
中沢出合
17:17
18:17
10
18:27
18:31
1
18:32
19:15
13
19:28
19:31
103
21:30
21:33
86
22:59
23:01
20
23:21
23:22
0
23:22
ゴール地点
合計時間: 16時間42分
合計距離: 17.09km
累積標高(上り): 1572m
累積標高(下り): 1555m
天候 晴れ 時々曇り
過去天気図(気象庁) 2014年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
渓泉亭手前の駐車場に駐車。
トイレあり。
コース状況/
危険箇所等
【tolchop】
↓きイ楼貳姪仍各擦任呂△蠅泙擦鵝
所謂バリエーションルート。
要事前準備、地図、コンパス必携。
沢登り等の知識と技術が必要です。

〕景眛察曾点:入渓個所
面河登山口(裏参道)を越え、虎ヶ淵を越えて暫く行くと
遊歩道終点の標識がある。
ここから入渓。
途中、落石注意の看板あり。

入渓〜番匠谷出合
入渓点は大岩が散乱する河原となっている。
倒木を使うなどして遡行して行く。
「ゆりあげ」を過ぎると左岸から120mナメ滝、
次に金山谷が左岸から流入してくる。
暫く行くと番匠谷出合。
ここまで小滝、ナメが次々に出てくるが、
いずれも楽しく遡行出来る。
途中、堰堤が二基。
いずれも右岸を巻く。
巻き道あり。

H崗谷出合〜御来光の滝
左岸から番匠谷が流入して来ると渓相に変化が現れる。
景勝「七釜」を過ぎると右岸から犬吠谷が流入。
すぐに魚止めの滝が現れる。
ここは左岸を高巻く。
暫く行くと左岸から南沢流入。
歩き易い個所を選べば問題無く歩ける。
石門を過ぎ、暫く行くと6m滝。
すぐ上には御来光の滝(87m)が観える。

ごき道〜中沢出合
右岸側に巻き道あり。
急傾斜であり、転滑落、落石に注意。
尾根上に出ると「中沢・北沢/御来光滝・面河本谷」の看板。
尾根を上がると愛大小屋へ至る。
踏跡を下ると中沢出合の上流。
少しだけ下降して、中沢へ取り付く。
今回少し迷った。

ッ翅堯丙鹸瀏根)〜南尖峰
中沢最初の滝(涸れ滝)は中央を登った。
以降の滝、スラブは全て左岸側の尾根を巻いた。
ササヤブ、灌木帯のヤブコギを強いられる。
傾斜が急な個所があり、転滑落に注意。
1800m付近で右手から岩場の尾根が入ってくる。
これを避けるように左手へトラバースして行くと
笹原のルンゼに出合う。
登り詰めると稜線へ到達する。

ζ鄒輅〜天狗岳〜弥山
南尖峰直下の岩場は難しく、安全の為ロープ確保して登った。
天狗岳〜弥山までは岩場の細尾根だが慎重に歩けば問題無いかと。
いずれも転滑落に要注意。

Ю伉併確∋夏察別眠魯襦璽函
愛大小屋までは緩やかにトラバースしながら高度を下げて行く。
崩落個所、沢を横切る個所にはロープ、木梯子が渡してある。
以降も急傾斜箇所があり、転滑落に注意。
夜間は難易度が非常に高いです。
時間に余裕を持った行動を(自戒)。
その他周辺情報 ■キャンプ場
●鉄砲谷キャンプ場
 利用料:無料、手続き:国民宿舎 0892-58-2211
●面河第一/第二キャンプ場
 利用料:大人400円、手続き:国民宿舎 0892-58-2211

■温泉
●湯之谷温泉近辺
メンバーを拾いながら石鎚山に向かう。オジサン三人が川の字になって寝るため、巨大なマットが車内で幅をきかせていた。大砲のようだ。
2014年09月10日 21:46撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/10 21:46
メンバーを拾いながら石鎚山に向かう。オジサン三人が川の字になって寝るため、巨大なマットが車内で幅をきかせていた。大砲のようだ。
石鎚山SAで小休憩。いろいろと充実していた。温泉もあったようだが、入らず(時間的に入れず)。
2014年09月10日 21:47撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/10 21:47
石鎚山SAで小休憩。いろいろと充実していた。温泉もあったようだが、入らず(時間的に入れず)。
個人的に核心部だったオジサン三名テント泊を無事乗り越え、出発する。睡眠時間は2時間。これがのちのち尾を引くことになる。(s)
2014年09月11日 06:48撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
9/11 6:48
個人的に核心部だったオジサン三名テント泊を無事乗り越え、出発する。睡眠時間は2時間。これがのちのち尾を引くことになる。(s)
石鎚登山口。Tさん「ここに無事に帰ってこられるのかなあ」。(s)
2014年09月11日 07:14撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/11 7:14
石鎚登山口。Tさん「ここに無事に帰ってこられるのかなあ」。(s)
道なりに進むとこの看板があり、遊歩道はここまで。入渓する。
2014年09月11日 07:42撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
9/11 7:42
道なりに進むとこの看板があり、遊歩道はここまで。入渓する。
履き方講習(n)
2014年09月11日 08:28撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
9/11 8:28
履き方講習(n)
四人全員いることを確認して集合写真。四人での山は二度目。
2014年09月11日 07:48撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
9/11 7:48
四人全員いることを確認して集合写真。四人での山は二度目。
はじめは容易な沢歩きなので、おのおのが好きなルートを辿って遡行していく。(s)
2014年09月11日 08:02撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/11 8:02
はじめは容易な沢歩きなので、おのおのが好きなルートを辿って遡行していく。(s)
ここの水は日本一綺麗だと言われているらしい。(s)
2014年09月11日 08:10撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/11 8:10
ここの水は日本一綺麗だと言われているらしい。(s)
突如として長大なナメ滝が現れる。「120メートルのナメがあるみたいだよ」と話にはきいていたが、「へー、でもたぶん実際は70、80メートルくらいなんだろうね」と期待してなかったら本当にそのくらいあって驚嘆。(s)
2014年09月11日 08:18撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/11 8:18
突如として長大なナメ滝が現れる。「120メートルのナメがあるみたいだよ」と話にはきいていたが、「へー、でもたぶん実際は70、80メートルくらいなんだろうね」と期待してなかったら本当にそのくらいあって驚嘆。(s)
アイドル山ガール撮影会その s)ネタですから・・・(n)
2014年09月11日 08:21撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/11 8:21
アイドル山ガール撮影会その s)ネタですから・・・(n)
金山谷分岐。右が金山谷。左に進む。(s)
2014年09月11日 08:27撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/11 8:27
金山谷分岐。右が金山谷。左に進む。(s)
膝に不安を抱えているらしいNさんは、しかしそんなことを感じさせず順序よく歩いていく。(s)
2014年09月11日 08:50撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/11 8:50
膝に不安を抱えているらしいNさんは、しかしそんなことを感じさせず順序よく歩いていく。(s)
アイドル山ガール撮影会その◆s)ネタですから・・・(n)
2014年09月11日 08:52撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/11 8:52
アイドル山ガール撮影会その◆s)ネタですから・・・(n)
一つ目のえん堤。遠くに南尖峰が見える。はるかかなたとはこのことだ。(s)
2014年09月11日 08:57撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/11 8:57
一つ目のえん堤。遠くに南尖峰が見える。はるかかなたとはこのことだ。(s)
このえん堤は右岸から巻いていく。(s)
2014年09月11日 09:00撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/11 9:00
このえん堤は右岸から巻いていく。(s)
深い場所もあったが、胸まで浸かるところはできるだけ巻くようにした。(s)
2014年09月11日 09:28撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/11 9:28
深い場所もあったが、胸まで浸かるところはできるだけ巻くようにした。(s)
流れが早かったがここは水流の中をよじ登った。(s)
2014年09月11日 09:32撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/11 9:32
流れが早かったがここは水流の中をよじ登った。(s)
二つ目のえん堤も右岸から巻いた。(s)
2014年09月11日 09:41撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/11 9:41
二つ目のえん堤も右岸から巻いた。(s)
右手にピンクテープ。おそらくここを登ると石鎚スカイラインにでる。貴重なエスケープルート。(s)
2014年09月11日 09:49撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/11 9:49
右手にピンクテープ。おそらくここを登ると石鎚スカイラインにでる。貴重なエスケープルート。(s)
番匠谷分岐。右が番匠谷。左へ進む。(s)
2014年09月11日 09:54撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/11 9:54
番匠谷分岐。右が番匠谷。左へ進む。(s)
遡行中、最も美しいと思った箇所。四人して撮影に夢中になる。(s)
2014年09月11日 10:13撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/11 10:13
遡行中、最も美しいと思った箇所。四人して撮影に夢中になる。(s)
はしゃいでる人がいる。(s)
2014年09月11日 10:17撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/11 10:17
はしゃいでる人がいる。(s)
どうしてこうなった。(s)
2014年09月11日 10:18撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/11 10:18
どうしてこうなった。(s)
犬吠谷分岐。右が犬吠谷。左へ進む。(s)
2014年09月11日 11:09撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/11 11:09
犬吠谷分岐。右が犬吠谷。左へ進む。(s)
すぐに魚止ノ滝。魚だけでなく我々も止められた。(s)
2014年09月11日 11:14撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/11 11:14
すぐに魚止ノ滝。魚だけでなく我々も止められた。(s)
魚止ノ滝。
仁淀ブルー源流、
面河ブルーだ。(t)
2014年09月11日 11:11撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/11 11:11
魚止ノ滝。
仁淀ブルー源流、
面河ブルーだ。(t)
ここは左岸を高巻く。(s)
2014年09月11日 11:18撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/11 11:18
ここは左岸を高巻く。(s)
Tさんが木渡りに挑んでいる。どぼんしてくれたら面白かったのになあ。(s)
2014年09月11日 11:29撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/11 11:29
Tさんが木渡りに挑んでいる。どぼんしてくれたら面白かったのになあ。(s)
南沢分岐。ここもバリエーションの一つ。(s)
2014年09月11日 11:57撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/11 11:57
南沢分岐。ここもバリエーションの一つ。(s)
ここいらあたりまではだいたい想定内の時間で進んでいた。100選の中でも難関滝の一つ、ご来光の滝が目前に迫り胸が騒ぎ出す。が、僕はこの時点でかなり疲労していて先が不安になるばかりだった。(s)
2014年09月11日 12:10撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/11 12:10
ここいらあたりまではだいたい想定内の時間で進んでいた。100選の中でも難関滝の一つ、ご来光の滝が目前に迫り胸が騒ぎ出す。が、僕はこの時点でかなり疲労していて先が不安になるばかりだった。(s)
ご来光の滝に到着。(s)
2014年09月11日 12:54撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/11 12:54
ご来光の滝に到着。(s)
この滝は右岸から高巻く。(s)
2014年09月11日 13:27撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/11 13:27
この滝は右岸から高巻く。(s)
その途中に案内が書かれた木があった。奥へ進むと本谷に降り立つ。尾根を登っていくと愛媛大学の避難小屋。(s)
2014年09月11日 13:41撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/11 13:41
その途中に案内が書かれた木があった。奥へ進むと本谷に降り立つ。尾根を登っていくと愛媛大学の避難小屋。(s)
本谷に降り立つ。疲れてなかなかスピードが上がらず最後尾からついていく。普段から走っているのになさけないことだ。(s)
2014年09月11日 13:44撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/11 13:44
本谷に降り立つ。疲れてなかなかスピードが上がらず最後尾からついていく。普段から走っているのになさけないことだ。(s)
少し下流に進むと中沢が見えてくる。この木はちょっと登った地点にあった。左側に「中沢」、右側に「西沢」と書いてある。(s)
2014年09月11日 14:11撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/11 14:11
少し下流に進むと中沢が見えてくる。この木はちょっと登った地点にあった。左側に「中沢」、右側に「西沢」と書いてある。(s)
はじめの壁だけ直登する。(s)
2014年09月11日 14:13撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/11 14:13
はじめの壁だけ直登する。(s)
高さのある滝は左岸から巻く。(s)
2014年09月11日 14:17撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/11 14:17
高さのある滝は左岸から巻く。(s)
中沢はスラブになっており、安全を期して左岸のヤブをゆっくりだが進むことにした。遠くに南尖峰が見える。相変わらず遠い。(s)
2014年09月11日 14:33撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/11 14:33
中沢はスラブになっており、安全を期して左岸のヤブをゆっくりだが進むことにした。遠くに南尖峰が見える。相変わらず遠い。(s)
たまに沢にとびでて状況を確認するが登りにくそうなスラブが続く。時間短縮ならこちらかもしれないが、県外にきて滑落でもしたら元も子もないので藪こぎを堅持。(s)
2014年09月11日 15:59撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/11 15:59
たまに沢にとびでて状況を確認するが登りにくそうなスラブが続く。時間短縮ならこちらかもしれないが、県外にきて滑落でもしたら元も子もないので藪こぎを堅持。(s)
振り返るとガスが湧き上がって来ている。
もう少し待ってくれと願う。(t)
2014年09月11日 16:08撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/11 16:08
振り返るとガスが湧き上がって来ている。
もう少し待ってくれと願う。(t)
ある程度高度をかせぐと石鎚の南壁を観賞できるようになる。映画の一場面を見ているような錯覚を覚えた。(s)
2014年09月11日 16:09撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/11 16:09
ある程度高度をかせぐと石鎚の南壁を観賞できるようになる。映画の一場面を見ているような錯覚を覚えた。(s)
それにしても急斜面の藪こぎはしんどい。背丈がないのが救いか。この状態がだいたい500メートルは続く。(s)
2014年09月11日 16:30撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/11 16:30
それにしても急斜面の藪こぎはしんどい。背丈がないのが救いか。この状態がだいたい500メートルは続く。(s)
第二幕岩の向こうに南尖峰。
その下には笹のルンゼがある。
粛々とヤブコギを続ける。(t)
2014年09月11日 16:54撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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9/11 16:54
第二幕岩の向こうに南尖峰。
その下には笹のルンゼがある。
粛々とヤブコギを続ける。(t)
ついに南尖峰が間近に迫ってきた。トラバースしながら稜線に向かって進んでいく。時間にゆとりもなくなってきて気持ちも焦ってきていた。(s)
2014年09月11日 17:03撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/11 17:03
ついに南尖峰が間近に迫ってきた。トラバースしながら稜線に向かって進んでいく。時間にゆとりもなくなってきて気持ちも焦ってきていた。(s)
南尖峰に圧倒される。
パタゴニア「フィッツロイ」みたい。(t)
2014年09月11日 16:49撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
9/11 16:49
南尖峰に圧倒される。
パタゴニア「フィッツロイ」みたい。(t)
この笹トラバースはかなりの斜度で滑落注意。(s)
2014年09月11日 17:08撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/11 17:08
この笹トラバースはかなりの斜度で滑落注意。(s)
最後は稜線に突き抜けるように直登していく。メンバーの体力も限界に近づいてきていたはず。沢登り好きTさんの突進力がすごい。Nさんは防虫ネットをかぶっている。(s)
2014年09月11日 17:14撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
9/11 17:14
最後は稜線に突き抜けるように直登していく。メンバーの体力も限界に近づいてきていたはず。沢登り好きTさんの突進力がすごい。Nさんは防虫ネットをかぶっている。(s)
笹のルンゼを振り返る。
ここを観て観たかった。(t)
2014年09月11日 17:17撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
9/11 17:17
笹のルンゼを振り返る。
ここを観て観たかった。(t)
ようやく稜線まできた。小休止。土小屋までいくエスケープルートを考えるも、石鎚スカイラインが20キロ近くあるらしくやめ。日が落ちるまでに弥山までいき、あとはヘッデンを使って一般ルートを下山することに決めた。(s)
2014年09月11日 17:33撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
9/11 17:33
ようやく稜線まできた。小休止。土小屋までいくエスケープルートを考えるも、石鎚スカイラインが20キロ近くあるらしくやめ。日が落ちるまでに弥山までいき、あとはヘッデンを使って一般ルートを下山することに決めた。(s)
奥がカニの横ばいか。歩いてみたくもあるが、時間的に難しいので次回の楽しみに。(s)
2014年09月11日 17:40撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/11 17:40
奥がカニの横ばいか。歩いてみたくもあるが、時間的に難しいので次回の楽しみに。(s)
南尖峰に到着するが、登山道が消失して停滞する。北面を少し登り、その先に天狗岳に続く道があることを確認。同行者の支持に従い、木の枝、クラックを支点にしてクライミング。今回唯一ロープをだしたところだった。(s)
2014年09月11日 18:01撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
9/11 18:01
南尖峰に到着するが、登山道が消失して停滞する。北面を少し登り、その先に天狗岳に続く道があることを確認。同行者の支持に従い、木の枝、クラックを支点にしてクライミング。今回唯一ロープをだしたところだった。(s)
ここで手が攣ったのか、
右手が全く開かなくなる。
指が使えないのであれば、戻るも進むも無い。
振り返ると日没前の東稜を
ガスが吹き抜けていく。
軽い絶望感が湧き上がった。(t)
2014年09月11日 18:02撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/11 18:02
ここで手が攣ったのか、
右手が全く開かなくなる。
指が使えないのであれば、戻るも進むも無い。
振り返ると日没前の東稜を
ガスが吹き抜けていく。
軽い絶望感が湧き上がった。(t)
暫くマッサージを繰り返すと、
次第に手に感覚が戻り始める。
ぐれさんに支えて貰いながら、
なんとか夕暮れの南尖峰に到着。
2014年09月11日 18:16撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
9/11 18:16
暫くマッサージを繰り返すと、
次第に手に感覚が戻り始める。
ぐれさんに支えて貰いながら、
なんとか夕暮れの南尖峰に到着。
稜線の向こうに日が暮れて行く。
余裕のあるシチュエーションで観たかった。(t)
2014年09月11日 18:16撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
9/11 18:16
稜線の向こうに日が暮れて行く。
余裕のあるシチュエーションで観たかった。(t)
夕暮れの天狗岳。(s)
2014年09月11日 18:17撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
9/11 18:17
夕暮れの天狗岳。(s)
天狗岳にて。(t)
2014年09月11日 18:25撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6
9/11 18:25
天狗岳にて。(t)
なんとか日が落ちるまでに弥山に到着した。(s)
2014年09月11日 18:35撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
9/11 18:35
なんとか日が落ちるまでに弥山に到着した。(s)
弥山ではしっかりと休息をとる。小屋の中は暖かい。裏参道は木のはしごが頼りなく、夜に歩く道ではないと思った。加えてヘッドランプの光量が少なく、予備の電池も使えず同行者に頼ることになった。(s)
2014年09月11日 18:53撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
9/11 18:53
弥山ではしっかりと休息をとる。小屋の中は暖かい。裏参道は木のはしごが頼りなく、夜に歩く道ではないと思った。加えてヘッドランプの光量が少なく、予備の電池も使えず同行者に頼ることになった。(s)
この少し手前だったか、
足を滑らせて滑落しかけた。
笹が生えていたので難を逃れた。(t)
2014年09月11日 20:06撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
1
9/11 20:06
この少し手前だったか、
足を滑らせて滑落しかけた。
笹が生えていたので難を逃れた。(t)
朝方、戻って来られるか心配した鳥居。
実に16時間はかかった。
長い山「行」だった。(t)
2014年09月11日 22:59撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
5
9/11 22:59
朝方、戻って来られるか心配した鳥居。
実に16時間はかかった。
長い山「行」だった。(t)

感想

コースタイムは、距離及び高度並びにコース状況から試算したのち、「山と高原地図」と「ヤマケイ沢登り (入門&ガイド)」の参考タイムと比較して定めた。どちらかと言えば早足な方なので、これより早く回れるのではないかと考えていたが、現実はそうではなかった。全区間において参考タイムより掛かってしまった。ゆっくり歩いたつもりはないが、御来光の滝まで濡れない範囲でやりたいことはひと通りしながら進んだので思いのほか時間を掛けてしまったようだ。
御来光の滝がターニングポイントであったが、前進を決意。この時点で下山のナイトハイクが決定したが、中沢ルンゼを登攀せずほぼ高巻きヤブコキしたためかなりの時間を要した。そのため稜線歩きが時間的にはなかなか際どかった。
山陰の山での経験を登山の参考としたが、石鎚山は垂直距離が山行に大きく影響したような気がする。垂直移動速度を考慮したつもりだが、その影響は想定以上だった。特に下山時は、まったく水平距離が伸びないので狐に化かされているのではないかと感じた。

時間的には、設定ミスだった。
体力的には、ちょっとオーバーワークだった。
危険度的には、体力や時間を優先したため、攻めたりず。
総括は、それぞれの引き出しが活かされたソロではできないパーティー登山ならではのいい山行だったと思う。

わぁ、tさんのカバンて、魔法のカバンみたいね。何でも出てくるもの。

なんだかんだで、nさんが一番元気だった。

野性的なものか?経験的なものか?要所要所でのsの発言や行動には核心をついているものがある。

 前日にテント泊をしてからの12時間バリエーションルートの沢登り。前日の行動がキモだと思ったが、思ったより悪い状態でスタートすることになった。睡眠時間は2時間。それにしても早々から疲労を感じたのは三日前のランニングが影響しているかもしれない。全行程を通して低速運転を強いられた。
 実力者の三人がいるので、下調べなど頼ってしまったのはいつも通り。単独じゃいけないルートだ。沢歩きのときは沢靴を使うことはまれで、ひさしぶりの沢靴は装着方法も不確かでその場で習うことになった(一同苦笑)。
 思い返しても自分のふがいなさばかりが目立つが、唯一役に立ったのは南尖峰でのルート取りだ。壁を少し登り、木の枝にロープを巻きつけた。多分僕はこれをするために石鎚に招かれたんだろうと思う。

「石鎚の沢やりませんか?」
一年前のsappanさんの一言から
今回の山行は始まった。

かなりの長丁場になるのは覚悟していたが、
終わってみれば過去最長の行動時間となった。
途中途中で小さなトラブルが重なり、
少しづつ予定時間がずれ出した。

御来光の滝までは元気だったが、
中沢の果てしなく続くヤブコギには辟易した。
後半は虫たちも歓迎してくれた。

オーバーワークでみんな疲れていた。
判断力もかなり低下してきていたのではないかと思う。

遭難とはこんな状況、状態から
起こるものなのだろうと感じた。

とても一人では乗り切れなかった。
しかし、頼もしいメンバーのお陰で、
不安は無かった。
石鎚山も我々を無事に帰してくれた。
入山前の天気予報では降雨だったが、
最後まで晴れていてくれた。

下山後のコーラは、震えるほど美味しかった。

色々と反省点の多い山行ではありましたが、
同時にとても良い山でもありました。
面河本谷の景観は素晴らしかった。
中沢の詰めの笹ルンゼと南尖峰にも感激。
また、歩いてみたいと思います。
今度は1泊の計画で。

最近沢ばかりでろくに歩いてなく体力が心配だったが、このメンバーで珍しく遠征。それも狙ってた面河、膝の不調も心配だけどもしもの為の痛み止めを握り締め頑張りました。
面河渓谷の美しさに心を奪われる、沢に思いっきり歩くのは諦めデジイチ片手に写真を思う存分撮りまくる。(これも反省点の1つか・・・)その為、消極的な歩きをしてしまったけど今回は良い写真も撮れたしこれで満足。
ただ記憶に1番残ってるのはひたすらかき分けた笹藪たち。あれはしんどい。。

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コメント

はじめまして
はじめましてNeuronと申します。このコースは結構時間がかかりますよね。笹の急斜面トラバース、写真をみるとちょつと怖いですね。7月に行った時、愛大小屋にエスケープしましたが、無茶しなくてよかったですぅ。
2014/9/17 18:16
Re: はじめまして
>Neuronさん
 Sです。いつもは大山付近を歩いているもんで、いろいろと衝撃的でした。どこかで一泊したらまた面白いルートどりができるかもなあと思ったりしました。どうやら東の方から縦走して西に突き抜けることもできるらしいですね。
 山スキーの方などは中沢を滑っていかれるんでしょうか。また機会があれば南沢なども登ってみたいです。冬季もきてみたいもんです。
2014/9/18 9:48
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