地元の百名山2座狙い!鷲羽岳●双六岳●三俣蓮華岳●水晶断念●climb23



- GPS
- 20:43
- 距離
- 41.0km
- 登り
- 3,053m
- 下り
- 3,054m
コースタイム
- 山行
- 8:56
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 9:22
- 山行
- 9:50
- 休憩
- 1:26
- 合計
- 11:16
天候 | 初日:快晴→晴 二日目:快晴→曇ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
誘導員の方に「鍋平」または、ロープウェイ乗り場近くの有料駐車場を勧められる。 鍋平へ上がっていく分岐地点の大きな待避所に駐車しました。 下山時には、右俣・左俣の道には、路駐が凄い状態で、ロープウェイ駅周辺では渋滞が発生してました。 下山時は、無料・有料共に空きスペースがたくさんありました。 http://www.hida.jp/kita_alp/sinhotaka_p_map.pdf |
コース状況/ 危険箇所等 |
●新穂高〜小池新道入口(奥丸山分岐) 林道歩きです。(途中、笠新道入口・わさび平小屋あり) ●小池新道入口〜シシウドヶ原 最高に整備された登山道。 石で整備された道は、過去最高に登り易かったです。 まれに浮石はありますが、フィックス感が高く苔むした石が無いのでスリップも皆無でした。下山時は、快適に降りる事ができました。 ●シシウドヶ原鏡平〜鏡平山荘 ざれた箇所もありスリップし易いですが、急登もなくて緩やかに登る。 ●鏡平山荘〜弓折乗越 山荘から多少の急登に入りますが、良く踏まれた快適な登山道。晴れていれば右手に槍ヶ岳が見えるのでテンションUP! 乗越まで稜線に上がるまで我慢して頑張りましょう。 ●弓折乗越〜双六小屋 稜線まで上がるといくつかのピーク(3か4)をUPDOWNします。 稜線を下降して双六小屋が見えた時、オアシスに見えました。 下山時の方が標高差があるのでキツく感じるかもしれません。 ●双六小屋〜三俣山荘 往路(巻道を利用):ここが一番長く感じました。 双六小屋から最初の急登がきつくて体力を消耗する。巻道とはいえ微妙なアップダウンがあり、景色の変化も感じなかった影響かもしれません。 このルートで熊のウンチを発見。この世のものとは思えない位の大きさでした。 こんな標高にも関わらず熊の生息域の広さを感じました。 復路(三俣蓮華岳〜双六岳の稜線歩き):往路とはうって変わり素晴らしいルートでした。この日のHITポイント! 稜線まで上がると、薬師・黒部五郎・水晶岳・鷲羽岳などを見る事が出来る。 歩きながら山体の変化を感じる贅沢なゾーンです。 多少のアップダウンは、あるものの山々を見ていると時間を忘れてしまい、あっという間に通過してしまいました。 個人的には、このルートを推奨します。 ●三俣山荘〜鷲羽岳山頂 九十九折りの急登から始まる、ザレタ登山道です。 マーカーがクッキリ明瞭なので、ルート通りに行けば問題無いと思います。 落石には細心の注意が必要だと思います。 |
写真
感想
今回は、奥黒部の2山(鷲羽岳、水晶岳)を狙いに、一泊二日小屋泊での山行に行ってきました。
金曜日に夏季休暇を頂いて平日スタートする。
平日だし空いてるかと思っていましたが、新穂高に到着した瞬間にその甘い考えは、覆されました。
まず新穂高無料駐車場は、前日PM11時点で既に満車で有料駐車か鍋平へ行くよう誘導されました。(その後、有料も満車になる)
小屋に関しても夕食前には、ほぼ満室の状態でした。
私達は、布団一枚に1人ずつ眠れましたが、翌日(9/13)は布団一枚につき2人で眠る事が決定したそうです。(朝食時に宿泊受付された方が仰られてました)
私達も三連休前に休みをもらい、空いてる登山を考えてましたが、皆さん考える事が一緒でしたね。
山行中いろいろな方と会話させと頂きましたが、遠く県外の方が多かったです。
福岡県、静岡県、和歌山県など、自分達はまだ恵まれていると思いました。
今回の1番の不安材料は、相棒の体力でした。
今年は、少年野球の会長をしているなどで、山には行けない状態が続いていたので、不安視してましたが、ペースを落とす事無く良く頑張ってくれました。
当初の予定では、二日目に水晶岳まで狙うつもりでしたが、二日目の早朝に相棒のヘッドライトの電池切れが発覚。(二日目の早朝にヘッドライト点灯で出発したにもかかわらず、途中で無灯になる。確認したところ、電池残量無しのランプが点灯中…
先日購入したばかりだが、推測されるのは電池を入れっぱなしにしていたので、何かに当たりスイッチが入っていたのかもしれません。)
わたしも新品電池を一式しかない為、下山時に日没するリスクも考えられる事からヘッドライトを二人で一個では危険と判断して今回の水晶岳は、鷲羽岳山頂で泣く泣く諦める事にしました。
しかし、急遽代替案として浮上した、「三俣蓮華岳〜双六岳」の稜線にて絶景を見れた事もあり大満足な山行でした。
今回のBig3を上げるとすれば、「鷲羽岳山頂からの景観」「三俣蓮華岳〜双六岳」「鏡平池からの槍ヶ岳」の3つですね。
水晶岳は、来年あたりに「雲の平」から目指す事を相棒と約束して下山しました。
今回の反省点は、小屋泊での飲み会を楽しみにしていたので、アルコール(ワイン・ビール)をたくさん担ぎ上げた事で体力的に疲弊してしまった事です。2人ともザックのベルトが肩に食い込み、アザになっていました。ほどほど気を付けないといけないですね。
コメント
この記録に関連する登山ルート

平日にもかかわらず、駐車場が満車とは、まいりましたね^^;
私も以前、そこに泣く泣く停めました。
水晶は残念でしたが、山小屋泊は、私も一度経験したいでーす(^_−)−☆
それでは、いまからゆっくり写真を楽しませてもらいまーす(o^^o)
harukacci さん
こんにちは
早速のコメントありがとうございます。
水晶は、来年アタックする楽しみが残るので良かったです。
またツボ君と頑張ります
あの山域は、「本当に山の好きな人」がたくさん来られています。
小屋の中でも延々と山の話でした
自分も山好きだと思っていましたが、足元にも及びません。
terachanさん、こんばんわ。
3連休の前日に休みを取っても、駐車場が満車とは^^;
やはり、皆さん同じ作戦を考えるんですね〜
そういう自分も絶対考えそうですが
・・それにしても絶景じゃないですか、これ、たまりませんね。スケールでかい。
ジビエの鹿肉シチューのクセってどんな感じなんでしょう?臭みでしょうか?
2日で40キロとは、ほんとご健脚ですね
相方さんも、ペース合わせて頑張りましたね!
肩にアザができるほど、酒を担いでいくとは好きなんですね〜^^;
それでは、大変お疲れさまでした。
doritos さん
こんにちは〜
>3連休の前日に休みを取っても、駐車場が満車とは
まさかの新穂高激混み状態でした。
お逢いした登山者の話を要約すると、今年の8月の荒天で満足いく登山が出来ていない事から、みなモンモンとしていたそうです。9月に入り天気も安定してきたことから、この3連休にプラスαの休暇を取られたみたいです。
僕も含めて皆考える事は同じですね。
>それにしても絶景じゃないですか、これ、たまりませんね。スケールでかい
本当に最高でした。
双六までは、多かった登山者も三俣まで来ると一気に静かになり、本当に山が好きな人のエリアだと感じました。山ガール的な女性は、皆無で本気モードの女性を多く見受けられました。天候に恵まれたのもありますが、景観的にも素晴らしくて北アルプスの中にもこんな場所があるのかと改めて奥行きの深さを感じました。
>ジビエの鹿肉シチューのクセってどんな感じなんでしょう?臭みでしょうか?
臭みは、思ったほどありませんでしたが、感じる人は感じると思います。
肉の食感は、スネ肉みたいな感じでジューシー感はありません。
>2日で40キロとは、ほんとご健脚ですね
>相方さんも、ペース合わせて頑張りましたね!
>肩にアザができるほど、酒を担いでいくとは好きなんですね
相棒も良く頑張ってくれました。
今考えると、酒を置いて行ったら普通に水晶まで行けたかもしれませんでした。
小屋で購入しても良いのですがワインも飲みたかったので…
水晶は、来年に取っておきます。
こんばんは
先ほどはコメントありがとうございました♪
>このルートで熊のウンチを発見。この世のものとは思えない位の大きさでした。
そうそう。写真は撮ってませんが、確かにスゴイ量でしたよね?一頭の量ではない位でした
【三俣蓮華〜双六】をさらに歩いたんですね
お連れの方が三か月ぶりの登山なのに40kmオーバーはスゴイですね
でもそれだけ素晴らしい景色が疲れを吹き飛ばしてくれたのかな
本当にお疲れ様でした〜
zenith さん
こんにちは〜
返信頂いて光栄です。
ブログは、2〜3年前くらいから頻繁に拝見させて頂いてて、その情報をもとにいくつか山行プランを立てさせて頂きました。この場をかりてですがありがとうございます。
早速、ブログも拝見させて頂きました。
見慣れているせいか、やはりブログの方がzenith さんらしくて良いですね。
>写真は撮ってませんが、確かにスゴイ量でしたよね?
熊のウンチは、本当にビックリしましたね
1頭であの量は、考えられませんでした。
>お連れの方が三か月ぶりの登山なのに40kmオーバーはスゴイですね
zenith さん 仰られる通り、相棒は景観に恵まれたのでアドレナリンが出っ放し状態でした。普段以上の体力が生み出されたものと考えられます。
あの山域は、それ位に魅力のあるエリアなんだと感じました。
これからもブログを楽しみにしておりますので、今後ともよろしくお願いします。
平日にもかかわらず、金曜は折立Pも混雑してましたよ。私は(金)太郎(土)三俣(日)黒部湖畔ビバークの三泊で、鷲羽〜ワリモ〜水晶〜レッドブルの稜線は静かな山歩きで最高でした。
sinmyo 様
こんにちは〜
御無沙汰しております。
赤牛まで行かれたのですか?
う 羨ましいです。
三俣も土曜日は、まだ静かでしたが中日の日曜は、混みあっていたでしょうね。
僕もせめて二泊出来る環境であればもう少し幅が広がるのですが、下の子供が小学生でまだまだ制約されます。
またレコUPされたら読ませて頂きますね。
terachanさん、こんにちは
お逢いしたあの日に鷲登って、新穂高まで降りたんですね
素晴らしい体力!
次回は雲ノ平・水晶も堪能してきてください
アルコールの量
私も小屋泊の時はワイン・ビール担ぎあげてましたが、最近はテン泊装備なので
無理なんです
歩いて来た山並みを見ながらのお疲れ
またどこかの
その時は、カップとおつまみ持参で宴会にお邪魔致します
elyさん
こんばんは
御丁寧にコメント頂きましてありがとうございます。
私たちも本来は、テント装備で2泊予定で考えてましたが、諸事情で1泊しか出来ない為に止む無く小屋泊にしました。
昨年テント一式揃えて、今年の夏に子供と立山の雷鳥沢でキャンプしましたが、あまりの重さに大苦戦でした。
そんな苦労も理解しているので、elyさんのテントを担いで3泊4日は頭が下がる思いです
北アルプスは地元なので、どこかでお逢いした時は宜しくお願いしますね
一緒に飲みましょう
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