丸一日、ヘロヘロ、フラフラの北アルプス槍ヶ岳
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- GPS
- 1208:00
- 距離
- 22.0km
- 登り
- 2,080m
- 下り
- 2,080m
コースタイム
- 山行
- 14:13
- 休憩
- 1:57
- 合計
- 16:10
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険箇所はなし |
その他周辺情報 | 登山後の立ち寄り温泉「ひがくの湯」 露天風呂のみですが露天風呂が二種類あり、ちょっとびっくりの体験も(^^ 休息の場も様々な趣向があり満足でした。 |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
f さん化石やらトレッキングポールのカバーを見つけるのがてんさい?
f=実は普段、踏まないようにアリさんを見ながら登っているので、そういうのは得意!です♪
そうだー、 byh
装備
個人装備 |
雨具(上下)(1)
フリース(1)
サングラス(1)
トレッキングポール(1)
ヘッドランプ(1)
水1.5L(1)
行動食(1)
手袋(1)
カメラ(1)
帽子(1)
タオル(1)
スパッツ(1)
地図
コンパス(1)
スマートフォン(1)
|
---|---|
共同装備 |
ツェルト(1)
|
感想
いやー、今回の槍ヶ岳日帰り山行は朝3時から19時まで約16時間余り。
ヘビーなヘロヘロ、膝イタタの山行でございました。
9月に槍ヶ岳日帰り山行に行こうと b さん f さんと計画をしておりましたが
腕試しの?北アルプスぶなたて尾根を登る野口五郎山行でなぜか b さんリタイヤ決定?
鈴鹿メンバー3人揃っていけない残念な状況でしたがきっと一人で北アルプスのどこかの山を登っているはずです。
前置きが長くなりました。
今回の山行はまるで修行状態。
真っ暗な朝3時30分のスタートで帰還したのはふたたび真っ暗な18時50分実に16時間、GPS確認で往復約30kmの大変な山行でございました。
先ずは長い長い右俣林道歩き、歩けど歩けど林道は続く。
最初は調子良く先行の登山者を追い抜いていたのだが・・・。
また、時おり白い砂利道にうつる月明かりの葉陰や木々の隙間から時々見えるオリオン座が楽しませてくれました・・・なんてね。
空も大分白んできた頃ようやく林道を抜け白出沢出会、ここからやっと登山道に入るが光が届かず再びヘッデンだけが頼り、木の枝やぬかるみを注意しながら道を急ぐ。
ブドウ谷、チビ谷そして滝谷を越えてひたすら歩く。
長い登山道歩きはザレ話も尽きてしまう。 やはりここは b さん f さんコンビの漫才が欲しいところだ。
途中 f さんがなんとアンモナイト(多分)の化石発見!北アルプスは昔海だったことを改めて知る。 その後ポールのカバーも発見、いつもながら f さんの歩きながらの注意力すごい。
ようやく槍平小屋到着、しかしまだ半分しか来ていない、しかもここからが本番、大休止でエネルギー補給。
スタートするもまたまた長ーい登山道をひたすら歩くのだ。 しかも先ほどより高度も上がり少し傾斜のきつくなった登山道はいがいときつい。
森林限界をl超えて飛騨・千丈乗越分岐に到着、朝の光に輝く北アルプスの山々が綺麗に見える。 f さんも山によって違う色に大感動。
槍ヶ岳の稜線まではこの山行で一番きつい場所、景色に励まされながら一歩ずつ登る。 ようやく到着した稜線、これから登る槍ヶ岳の穂先、そして信州側の景色が広がる。 最後の小屋までの途中にあるテント場を見ながら次回はここにテントを張ろうと話しながら小屋に到着。
少し休んだ後はヘルメットおじさんに変身、山頂への最後の登りに挑む。
近くに居られたハイテンションごの夫婦の方にお決まりの?槍のポーズでヘルメットおじさん3人の写真を撮っていただきスタート。
プチ岩登、高度感のある景色を楽しみながらついでに渋滞を楽しみながら、f さんは仲良くなった?ハイテンションご夫婦のカメラで写真を撮ってあげたり K さんも楽しんで登っており岩稜の山に目覚めるか?
最後の梯子を登り頂上に到着。 360度の北アルプス大パノラマ。 私は3度目の景色だが何度見ても槍ヶ岳からの景色はすばらしい。 ちょっとだけ残念なのはお奥穂高と笠ヶ岳が雲に隠れてしまったことだがそんなことはどうでも良いぐらいの景色。
しかし変な夫婦が神社前の記念写真で訳の分からんことで夫婦喧嘩、順番待ちの我々は呆れて待つばかり、あぁ興ざめ。
ようやく順番が回り気を取り直して先ほどのハイテンションご夫婦に写真を撮って頂いたのでありました。
穂先からの下山後は槍ヶ岳山荘のラーメンでエネルギー補給、いつもながら山のラーメンはなんて美味いんだろうと思う。
そしてふ下山開始。 この後はひたすらの膝の笑いと痛みとの戦い、車に帰りついたのはとっくに日没真っ暗な新穂高温泉でありました。
長く辛い山行でありましたが充実感一杯の槍ヶ岳日帰り登山でありました。
特に飛び入り参加の K さんはマラソンマン、フル等も出場されていますがいきなりヘビーな山、痛い膝を最後まで笑顔を絶やさずお疲れさんでした。
いや〜・・ お疲れさまでしたm(__)m
hさん、いつも私ら素人集団を引率して頂きありがとうございます!
私今日は全身筋肉痛で、何やるのも「アイタタタ・・」です。
私がこんなんなんで、kdさん「ご無事ですか??」
初自力3千m登山が「槍日帰り」!とは!!
なんて運よく(悪いとも言う・・)hさんに山コールをされたのでしょう!!
これに懲りずに次回から、トリオ改めカルテット、よろしくお願いしますm(__)m
それにしてkdさん、どんなにシンドくても、どんなに痛くても常に「笑顔!」
下りに高山病の「頭痛、吐き気」で約4時間位を常に無言で「しかめっ面」だった私とは大違いでした。さすがアスリートであり、人生の先輩でした!
私も今回初槍でしたが、最近鈴鹿とは違うアルプスの登山道にだんだん慣れて来て、思いのほか楽でした。ただピークアタックはさすがに「中級」「ヘルメット推奨」だけあり、登りの疲れが吹き飛ぶスリリングな楽しい時間でした。
下りは高山病との闘いでフラフラな状態で下りた為、足腰に結構ダメージが出ました。次回は「頭痛薬」を忘れず持って行きます。
最後に下山後のhttp://shinhotaka.com/higaku.html「ひがくの湯」
映画「岳」の撮影隊や、NHKも使っているそうですが、ここは皆さんにお勧めです。なぜか?
・温泉が安い「700円」登山口の日帰り温泉は800円でした。
・かけ流し温泉、蛇口まで温泉
・温泉自体が露天なんだけど、更にサプライズ露天「登山者の湯」あり
今回はなんと「リンゴの湯」!!入ってのお楽しみ
・うまか棒食べ放題
・サロンパスや医薬品が無料
・ボランティア活動中等々
まさに「おもてなし」を絵に描いて、写真撮って、造った!って言う感じの所で、細かい私も、さすがに「恐れ入りましたm(__)m」
hさん、fさん、そしてkbさん、
槍の登頂おめでとうございます!
しかも日帰り。すごすぎます!
やっぱり私にはこの行程は無理です・・・。
私は向かいの蝶ヶ岳から
今登ってるんだろうなぁ、と槍を見ておりました。
(ただ正午前には見えなくなった・・・)
いつか私も挑戦したいと思いますが
その前にヘルメットですね!
本当にお疲れ様でした。
やっぱ登ってましたね。
それも予想通り近所のお山でした
天候に恵まれてすばらしい景色で本当に良かったですね。
蝶ヶ岳からの穂高や槍の展望はホント最高ですね。
私たちが山頂に立ったのは10時台でしたので景色はほぼバッチリでした。
今度は一緒に登りましょう。
なんといってもテン場良いですよ。
それと今度は4月の蝶ヶ岳いかがですか、f さん行く気満々みたいです。
kです。槍ヶ岳、初登頂できました。ありがとうございました。
年齢が上がるにつれ、時間の進行がびっくりするぐらい早くなりましたが、槍ヶ岳山荘が見えてから稜線までの長かったこと、本当に辛かったです。
お二人がいなかったら、山頂には立てませんでした。
山荘で一休みして、頂に向かいましたが、体力消耗のせいなのか、空気がうすいせいなのか、高山病の症状の一つなのか、恐怖感もなく頂上に立てました。
初めての槍ヶ岳山頂、すごくうれしくて、誰もいなければ飛び跳ねていたと思います。
気持ちのいい晴天。360度のパノラマで見上げる上には何もない、絶品の頂上感を味わえました。
下山は、膝が痛くなりご迷惑をおかけしました。水を持ってもらったり、励ましてもらったり何とか帰ってこれました。
到着は、私のせいで真っ暗な時間となってしまいましたが、これに懲りずに、また誘ってください。
本当にありがとうございました。
本当にお疲れ様でした。
いきなり目一杯きつい山行につれてってしまいまして
申し訳ありません。
ハンド計算では片道10kmでしたがGPSの記録では15kmになってました。
でもさすがKさん。 マラソンで鍛えた体力と根性はすごいです。
また懲りずにご一緒しましょう。
今度は近場の鈴鹿の冬山ですね。
いや~ スゴイですよkさん。
高度差と言い、距離と言い・・・
もうマジで、怖いもん無し
もう膝は回復されましたか??
次回またよろしくお願いします
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