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Yamareco

記録ID: 508494
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

丸一日、ヘロヘロ、フラフラの北アルプス槍ヶ岳

2014年09月13日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
1208:00
距離
22.0km
登り
2,080m
下り
2,080m

コースタイム

日帰り
山行
14:13
休憩
1:57
合計
16:10
3:30
78
新穂高温泉
4:48
4:55
57
白出沢出会
5:52
6:00
35
滝谷出会
6:35
6:45
86
槍平小屋
8:11
8:16
85
飛騨・千丈乗越分岐
9:41
9:45
28
飛騨乗越
10:13
10:17
24
槍ヶ岳山荘
10:41
11:00
25
槍ヶ岳山頂
11:25
11:50
9
槍ヶ岳山荘
11:59
11:59
66
飛騨乗越
13:05
13:10
78
飛騨・千丈乗越分岐
14:28
14:50
48
槍平小屋
15:38
15:40
84
滝谷出会
17:04
17:10
150
白出沢出会
19:40
新穂高温泉
3年前に単独で挑戦した槍ヶ岳日帰り登山、その話をしたら一度挑戦したいと言っていた山仲間の flatplane さんそしてたまたま電話してきた会社のKさんと3人で行って参りました。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
尾張旭市から東海環状道 経由 東海北陸道にて飛騨清見から新穂高温泉へ
コース状況/
危険箇所等
特に危険箇所はなし
その他周辺情報 登山後の立ち寄り温泉「ひがくの湯」
露天風呂のみですが露天風呂が二種類あり、ちょっとびっくりの体験も(^^
休息の場も様々な趣向があり満足でした。
予約できる山小屋
槍平小屋
3:30AM新穂高温泉スタート
ゲートのBOXに登山届けを提出後に1時間余りの林道歩き。
長いながい林道歩きの楽しみは月明かりの葉陰?
ようやく到着した登山口です。
2014年09月13日 04:47撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
1
9/13 4:47
3:30AM新穂高温泉スタート
ゲートのBOXに登山届けを提出後に1時間余りの林道歩き。
長いながい林道歩きの楽しみは月明かりの葉陰?
ようやく到着した登山口です。
さらにヘッデンの明かりを頼りに1時間あまりの登山道を歩き滝谷に到着。
谷の先には険しい滝谷ドームが見える。
まだまだ先は長いのだ。
2014年09月13日 05:55撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
9/13 5:55
さらにヘッデンの明かりを頼りに1時間あまりの登山道を歩き滝谷に到着。
谷の先には険しい滝谷ドームが見える。
まだまだ先は長いのだ。
ひたすら歩く登山道
2014年09月13日 06:06撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
9/13 6:06
ひたすら歩く登山道
約3時間で槍平小屋に到着!
ここでちょっと大休止(10分)
2014年09月13日 06:35撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
1
9/13 6:35
約3時間で槍平小屋に到着!
ここでちょっと大休止(10分)
登山道で f さんが発見したアンモナイトの化石です・・・・多分?
f さん化石やらトレッキングポールのカバーを見つけるのがてんさい?
f=実は普段、踏まないようにアリさんを見ながら登っているので、そういうのは得意!です♪
2014年09月13日 07:21撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
6
9/13 7:21
登山道で f さんが発見したアンモナイトの化石です・・・・多分?
f さん化石やらトレッキングポールのカバーを見つけるのがてんさい?
f=実は普段、踏まないようにアリさんを見ながら登っているので、そういうのは得意!です♪
なだらかな高度が大分上がってきました
2014年09月13日 07:32撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
9/13 7:32
なだらかな高度が大分上がってきました
森林限界を超えると朝日を受けた笠ヶ岳の姿が眩しい。
2014年09月13日 08:07撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
2
9/13 8:07
森林限界を超えると朝日を受けた笠ヶ岳の姿が眩しい。
飛騨沢乗越と千丈乗越分岐に到着
この急登を登りきれば槍ヶ岳は直ぐだ。
さあ、これからが正念場
2014年09月13日 08:11撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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9/13 8:11
飛騨沢乗越と千丈乗越分岐に到着
この急登を登りきれば槍ヶ岳は直ぐだ。
さあ、これからが正念場
こちらは千丈乗越方面、西鎌尾根稜線です。
2014年09月13日 08:11撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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9/13 8:11
こちらは千丈乗越方面、西鎌尾根稜線です。
夏に咲き乱れたチングルマはヒゲで楽しませてくれます。
2014年09月13日 08:41撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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9/13 8:41
夏に咲き乱れたチングルマはヒゲで楽しませてくれます。
大分登りました。
振り返るといつのまにか笠ヶ岳は雲に隠れてしまいました。
2014年09月13日 09:11撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
1
9/13 9:11
大分登りました。
振り返るといつのまにか笠ヶ岳は雲に隠れてしまいました。
後どのくらいかと見上げれば青い空
我々は青色吐息なのだ。
2014年09月13日 09:32撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
9/13 9:32
後どのくらいかと見上げれば青い空
我々は青色吐息なのだ。
双六岳、黒部五郎岳
2014年09月13日 09:33撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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9/13 9:33
双六岳、黒部五郎岳
3000mを越えました。
2014年09月13日 09:38撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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9/13 9:38
3000mを越えました。
稜線に到着、槍ヶ岳も迎えてくれました。
2014年09月13日 09:41撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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9/13 9:41
稜線に到着、槍ヶ岳も迎えてくれました。
青空に映える槍ヶ岳の穂先
2014年09月13日 09:41撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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9/13 9:41
青空に映える槍ヶ岳の穂先
信州側、常念岳に喜作新道
殺生ヒュッテ奥はヒュッテ大槍
2014年09月13日 09:43撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
2
9/13 9:43
信州側、常念岳に喜作新道
殺生ヒュッテ奥はヒュッテ大槍
笠ヶ岳方面
2014年09月13日 09:44撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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9/13 9:44
笠ヶ岳方面
さてと、いざ槍ヶ岳山頂へ。
先ずは槍ヶ岳山荘へ
2014年09月13日 09:55撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
1
9/13 9:55
さてと、いざ槍ヶ岳山頂へ。
先ずは槍ヶ岳山荘へ
前穂高岳が顔を出しています。
2014年09月13日 10:13撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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9/13 10:13
前穂高岳が顔を出しています。
さて、いよいよ槍ヶ岳に登ります。
2014年09月13日 10:13撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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9/13 10:13
さて、いよいよ槍ヶ岳に登ります。
先ずは登頂前の儀式から
ハイ、槍のスタイルで記念写真
f=辛かったであろう登山後もkさんムッチャ笑顔♫
2014年09月13日 10:16撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
7
9/13 10:16
先ずは登頂前の儀式から
ハイ、槍のスタイルで記念写真
f=辛かったであろう登山後もkさんムッチャ笑顔♫
h=ハイ、ピース、ピース♪
k=エッ、オレもすんの?? byf
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h=ハイ、ピース、ピース♪
k=エッ、オレもすんの?? byf
さて、あの穂先にいくでー!
k&f=「へーい!」
2014年09月13日 10:17撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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9/13 10:17
さて、あの穂先にいくでー!
k&f=「へーい!」
h=ちょっと届かんなぁ〜、kdさん、ちょっとしゃがんで!!
k=エ〜ッ!、hさん重たくネッ!? byf
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h=ちょっと届かんなぁ〜、kdさん、ちょっとしゃがんで!!
k=エ〜ッ!、hさん重たくネッ!? byf
途中の渋滞待ちで記念写真
flatplaneさんと Kさん。
2014年09月13日 10:22撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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9/13 10:22
途中の渋滞待ちで記念写真
flatplaneさんと Kさん。
k=うっ・・ハシゴまで届かん・・どないしょ??
その先は、軽やかにハシゴを登るhさん byf
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k=うっ・・ハシゴまで届かん・・どないしょ??
その先は、軽やかにハシゴを登るhさん byf
ハシゴ待ちのひと時。クールガイhさんと、どんなに苦しくとも笑顔を絶やさない!kさん♫ byf
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ハシゴ待ちのひと時。クールガイhさんと、どんなに苦しくとも笑顔を絶やさない!kさん♫ byf
hさん=はいKさん、上見て!!
kさん=エ〜ッ!!怖いやん!!止めてヨ〜 byf
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hさん=はいKさん、上見て!!
kさん=エ〜ッ!!怖いやん!!止めてヨ〜 byf
クサリ場を登ります
はい、k さん、f さん笑顔でね。
2014年09月13日 10:24撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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9/13 10:24
クサリ場を登ります
はい、k さん、f さん笑顔でね。
三人で記念写真
頂上ではやりのポーズはなし、普通に撮っていただきました。
2014年09月13日 10:48撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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9/13 10:48
三人で記念写真
頂上ではやりのポーズはなし、普通に撮っていただきました。
頂上は大混雑、おまけに撮り合いっこしている夫婦がケンカを始める!! コラーッ!みんな待っとんじゃい!そんなんは、家帰ってから永遠にやっとれ〜(怒)・・と後ろの人が言っていたbyf
そうだー、 byh
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頂上は大混雑、おまけに撮り合いっこしている夫婦がケンカを始める!! コラーッ!みんな待っとんじゃい!そんなんは、家帰ってから永遠にやっとれ〜(怒)・・と後ろの人が言っていたbyf
そうだー、 byh
左端は双六岳右は三俣蓮華岳、下って登った処が鷲羽岳、
奥の突起は水晶岳です。 
更に右に行けば赤牛岳の頂点が見えます。
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左端は双六岳右は三俣蓮華岳、下って登った処が鷲羽岳、
奥の突起は水晶岳です。 
更に右に行けば赤牛岳の頂点が見えます。
すごい山並みですね。
一番手前の稜線は硫黄尾根、中奥は左から鷲羽岳、ワリモ岳そして突起は水晶岳(黒岳)、左の奥は薬師岳と思います。
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すごい山並みですね。
一番手前の稜線は硫黄尾根、中奥は左から鷲羽岳、ワリモ岳そして突起は水晶岳(黒岳)、左の奥は薬師岳と思います。
手前から大喰岳、中岳、南岳の3000m越えの稜線
奥ははっきりしませんが大キレットを越えて中央が北穂高岳、左に前穂高岳、右には山頂に雲を被った奥穂高岳その右にはジャンダルムから続く険しい稜線です。
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手前から大喰岳、中岳、南岳の3000m越えの稜線
奥ははっきりしませんが大キレットを越えて中央が北穂高岳、左に前穂高岳、右には山頂に雲を被った奥穂高岳その右にはジャンダルムから続く険しい稜線です。
ガラ携で撮っているので、雄大さが全然伝わらなく悔しいけど、八ヶ岳の大同心より大きい?岩!!やっぱクライムされるの?!
1
ガラ携で撮っているので、雄大さが全然伝わらなく悔しいけど、八ヶ岳の大同心より大きい?岩!!やっぱクライムされるの?!
約20分間の滞在で下山開始
2014年09月13日 10:59撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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9/13 10:59
約20分間の滞在で下山開始
山頂登頂後はやはりラーメンで決まりです。 1000円也
f=おいしかったです♪
2014年09月13日 11:34撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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9/13 11:34
山頂登頂後はやはりラーメンで決まりです。 1000円也
f=おいしかったです♪
下山です。
今度はこのテン場に泊まってみたい。
30張りほどのスペースがあるようです。
2014年09月13日 11:53撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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9/13 11:53
下山です。
今度はこのテン場に泊まってみたい。
30張りほどのスペースがあるようです。
登山道に咲くトウヤクリンドウ
2014年09月13日 12:02撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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9/13 12:02
登山道に咲くトウヤクリンドウ
盛りを過ぎたイワツメグサ
2014年09月13日 12:03撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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9/13 12:03
盛りを過ぎたイワツメグサ
大分高度を下げました。
もう膝はみんな大笑い状態です。 ヘヘヘ
2014年09月13日 12:25撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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9/13 12:25
大分高度を下げました。
もう膝はみんな大笑い状態です。 ヘヘヘ
空は夏の空が少しだけ戻ったような。
2014年09月13日 12:59撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
9/13 12:59
空は夏の空が少しだけ戻ったような。
ヤブイチゴ?
2014年09月13日 13:15撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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9/13 13:15
ヤブイチゴ?
サラシナショウマ
2014年09月13日 14:24撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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9/13 14:24
サラシナショウマ
2014年09月13日 14:24撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
9/13 14:24
槍平小屋まで帰ってきました。
足は棒、膝は大笑い
f=&頭ガンガン+吐き気+アレ・・
2014年09月13日 14:26撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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9/13 14:26
槍平小屋まで帰ってきました。
足は棒、膝は大笑い
f=&頭ガンガン+吐き気+アレ・・
3名中2名が〇〇撃ちで減量作戦、残りの行程に向かうのだ。
f=倒れるかと思いました・・ナゼかは・・
2014年09月13日 14:49撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
9/13 14:49
3名中2名が〇〇撃ちで減量作戦、残りの行程に向かうのだ。
f=倒れるかと思いました・・ナゼかは・・
膝は痛いが身も軽くなり木道を歩く足取りも軽い・・・訳はないね。
f=ナイで〜す!!
2014年09月13日 14:54撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
9/13 14:54
膝は痛いが身も軽くなり木道を歩く足取りも軽い・・・訳はないね。
f=ナイで〜す!!
カメバヒキオコシ?
2014年09月13日 14:59撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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9/13 14:59
カメバヒキオコシ?
赤い実をつけたゴゼンタチバナ
2014年09月13日 15:04撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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9/13 15:04
赤い実をつけたゴゼンタチバナ
登山道の傍らにある小さな岩穴を探すとヒカリゴケ。
滝谷から少し山に入ったところには看板がある場所もありますよ。
2014年09月13日 15:13撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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9/13 15:13
登山道の傍らにある小さな岩穴を探すとヒカリゴケ。
滝谷から少し山に入ったところには看板がある場所もありますよ。
秋らしい真っ赤な実
2014年09月13日 15:14撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
9/13 15:14
秋らしい真っ赤な実
滝谷に到着
2014年09月13日 15:39撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
9/13 15:39
滝谷に到着
滝谷の橋を渡る f さん。
足が弱っているから慎重に(^^;
f=「ママ怖いよぉ〜!!」と叫んでいました!
2014年09月13日 15:43撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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9/13 15:43
滝谷の橋を渡る f さん。
足が弱っているから慎重に(^^;
f=「ママ怖いよぉ〜!!」と叫んでいました!
やっと林道に到着したが、ここからがまた長いのだ。
林道を歩く間に日没。
途中穂高平小屋から登山道に入りショートカットするが膝がヘロヘロ状態での再びの山道はきびしかったかも。
2014年09月13日 17:09撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
9/13 17:09
やっと林道に到着したが、ここからがまた長いのだ。
林道を歩く間に日没。
途中穂高平小屋から登山道に入りショートカットするが膝がヘロヘロ状態での再びの山道はきびしかったかも。
ようやく到着。
既に周りは真っ暗けでありました。
f=ヘロヘロで写真が曲がってます!!kさんやっぱ「笑顔♫」
2014年09月13日 18:53撮影 by  Canon PowerShot G12, Canon
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9/13 18:53
ようやく到着。
既に周りは真っ暗けでありました。
f=ヘロヘロで写真が曲がってます!!kさんやっぱ「笑顔♫」
撮影機器:

装備

個人装備
雨具(上下)(1) フリース(1) サングラス(1) トレッキングポール(1) ヘッドランプ(1) 水1.5L(1) 行動食(1) 手袋(1) カメラ(1) 帽子(1) タオル(1) スパッツ(1) 地図 コンパス(1) スマートフォン(1)
共同装備
ツェルト(1)

感想

いやー、今回の槍ヶ岳日帰り山行は朝3時から19時まで約16時間余り。
ヘビーなヘロヘロ、膝イタタの山行でございました。

9月に槍ヶ岳日帰り山行に行こうと b さん f さんと計画をしておりましたが
腕試しの?北アルプスぶなたて尾根を登る野口五郎山行でなぜか b さんリタイヤ決定?
鈴鹿メンバー3人揃っていけない残念な状況でしたがきっと一人で北アルプスのどこかの山を登っているはずです。

前置きが長くなりました。
今回の山行はまるで修行状態。
 真っ暗な朝3時30分のスタートで帰還したのはふたたび真っ暗な18時50分実に16時間、GPS確認で往復約30kmの大変な山行でございました。
 先ずは長い長い右俣林道歩き、歩けど歩けど林道は続く。
最初は調子良く先行の登山者を追い抜いていたのだが・・・。
 また、時おり白い砂利道にうつる月明かりの葉陰や木々の隙間から時々見えるオリオン座が楽しませてくれました・・・なんてね。
空も大分白んできた頃ようやく林道を抜け白出沢出会、ここからやっと登山道に入るが光が届かず再びヘッデンだけが頼り、木の枝やぬかるみを注意しながら道を急ぐ。
ブドウ谷、チビ谷そして滝谷を越えてひたすら歩く。
 長い登山道歩きはザレ話も尽きてしまう。 やはりここは b さん f さんコンビの漫才が欲しいところだ。
 途中 f さんがなんとアンモナイト(多分)の化石発見!北アルプスは昔海だったことを改めて知る。 その後ポールのカバーも発見、いつもながら f さんの歩きながらの注意力すごい。
 ようやく槍平小屋到着、しかしまだ半分しか来ていない、しかもここからが本番、大休止でエネルギー補給。
 スタートするもまたまた長ーい登山道をひたすら歩くのだ。 しかも先ほどより高度も上がり少し傾斜のきつくなった登山道はいがいときつい。
 森林限界をl超えて飛騨・千丈乗越分岐に到着、朝の光に輝く北アルプスの山々が綺麗に見える。 f さんも山によって違う色に大感動。
 槍ヶ岳の稜線まではこの山行で一番きつい場所、景色に励まされながら一歩ずつ登る。 ようやく到着した稜線、これから登る槍ヶ岳の穂先、そして信州側の景色が広がる。 最後の小屋までの途中にあるテント場を見ながら次回はここにテントを張ろうと話しながら小屋に到着。
 少し休んだ後はヘルメットおじさんに変身、山頂への最後の登りに挑む。 
 近くに居られたハイテンションごの夫婦の方にお決まりの?槍のポーズでヘルメットおじさん3人の写真を撮っていただきスタート。
 プチ岩登、高度感のある景色を楽しみながらついでに渋滞を楽しみながら、f さんは仲良くなった?ハイテンションご夫婦のカメラで写真を撮ってあげたり K さんも楽しんで登っており岩稜の山に目覚めるか?
最後の梯子を登り頂上に到着。 360度の北アルプス大パノラマ。 私は3度目の景色だが何度見ても槍ヶ岳からの景色はすばらしい。 ちょっとだけ残念なのはお奥穂高と笠ヶ岳が雲に隠れてしまったことだがそんなことはどうでも良いぐらいの景色。
 しかし変な夫婦が神社前の記念写真で訳の分からんことで夫婦喧嘩、順番待ちの我々は呆れて待つばかり、あぁ興ざめ。
 ようやく順番が回り気を取り直して先ほどのハイテンションご夫婦に写真を撮って頂いたのでありました。
 穂先からの下山後は槍ヶ岳山荘のラーメンでエネルギー補給、いつもながら山のラーメンはなんて美味いんだろうと思う。
 そしてふ下山開始。 この後はひたすらの膝の笑いと痛みとの戦い、車に帰りついたのはとっくに日没真っ暗な新穂高温泉でありました。
 長く辛い山行でありましたが充実感一杯の槍ヶ岳日帰り登山でありました。

特に飛び入り参加の K さんはマラソンマン、フル等も出場されていますがいきなりヘビーな山、痛い膝を最後まで笑顔を絶やさずお疲れさんでした。

いや〜・・ お疲れさまでしたm(__)m
hさん、いつも私ら素人集団を引率して頂きありがとうございます!

私今日は全身筋肉痛で、何やるのも「アイタタタ・・」です。
私がこんなんなんで、kdさん「ご無事ですか??」
初自力3千m登山が「槍日帰り」!とは!!
なんて運よく(悪いとも言う・・)hさんに山コールをされたのでしょう!!
これに懲りずに次回から、トリオ改めカルテット、よろしくお願いしますm(__)m

それにしてkdさん、どんなにシンドくても、どんなに痛くても常に「笑顔!」
下りに高山病の「頭痛、吐き気」で約4時間位を常に無言で「しかめっ面」だった私とは大違いでした。さすがアスリートであり、人生の先輩でした!

私も今回初槍でしたが、最近鈴鹿とは違うアルプスの登山道にだんだん慣れて来て、思いのほか楽でした。ただピークアタックはさすがに「中級」「ヘルメット推奨」だけあり、登りの疲れが吹き飛ぶスリリングな楽しい時間でした。

下りは高山病との闘いでフラフラな状態で下りた為、足腰に結構ダメージが出ました。次回は「頭痛薬」を忘れず持って行きます。

最後に下山後のhttp://shinhotaka.com/higaku.html「ひがくの湯」
映画「岳」の撮影隊や、NHKも使っているそうですが、ここは皆さんにお勧めです。なぜか?
・温泉が安い「700円」登山口の日帰り温泉は800円でした。
・かけ流し温泉、蛇口まで温泉
・温泉自体が露天なんだけど、更にサプライズ露天「登山者の湯」あり
 今回はなんと「リンゴの湯」!!入ってのお楽しみ
・うまか棒食べ放題
・サロンパスや医薬品が無料
・ボランティア活動中等々
まさに「おもてなし」を絵に描いて、写真撮って、造った!って言う感じの所で、細かい私も、さすがに「恐れ入りましたm(__)m」

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コメント

お疲れ様でした!
hさん、fさん、そしてkbさん、
槍の登頂おめでとうございます!
しかも日帰り。すごすぎます!
やっぱり私にはこの行程は無理です・・・。

私は向かいの蝶ヶ岳から
今登ってるんだろうなぁ、と槍を見ておりました。
(ただ正午前には見えなくなった・・・)

いつか私も挑戦したいと思いますが
その前にヘルメットですね!

本当にお疲れ様でした。
2014/9/14 22:41
Re: お疲れ様でした!
やっぱ登ってましたね。
それも予想通り近所のお山でした
天候に恵まれてすばらしい景色で本当に良かったですね。
蝶ヶ岳からの穂高や槍の展望はホント最高ですね。
私たちが山頂に立ったのは10時台でしたので景色はほぼバッチリでした。
今度は一緒に登りましょう。
なんといってもテン場良いですよ。
それと今度は4月の蝶ヶ岳いかがですか、f さん行く気満々みたいです。
2014/9/15 9:43
ありがとうございました。
kです。槍ヶ岳、初登頂できました。ありがとうございました。
年齢が上がるにつれ、時間の進行がびっくりするぐらい早くなりましたが、槍ヶ岳山荘が見えてから稜線までの長かったこと、本当に辛かったです。
お二人がいなかったら、山頂には立てませんでした。
山荘で一休みして、頂に向かいましたが、体力消耗のせいなのか、空気がうすいせいなのか、高山病の症状の一つなのか、恐怖感もなく頂上に立てました。
初めての槍ヶ岳山頂、すごくうれしくて、誰もいなければ飛び跳ねていたと思います。
気持ちのいい晴天。360度のパノラマで見上げる上には何もない、絶品の頂上感を味わえました。
下山は、膝が痛くなりご迷惑をおかけしました。水を持ってもらったり、励ましてもらったり何とか帰ってこれました。
到着は、私のせいで真っ暗な時間となってしまいましたが、これに懲りずに、また誘ってください。
本当にありがとうございました。
2014/9/15 15:00
Re: ありがとうございました。
本当にお疲れ様でした。
いきなり目一杯きつい山行につれてってしまいまして
申し訳ありません。
ハンド計算では片道10kmでしたがGPSの記録では15kmになってました。
でもさすがKさん。 マラソンで鍛えた体力と根性はすごいです。
また懲りずにご一緒しましょう。
今度は近場の鈴鹿の冬山ですね。
2014/9/15 17:48
kさんお疲れさまでした!
いや~ スゴイですよkさん。
高度差と言い、距離と言い・・・
もうマジで、怖いもん無し ですね~

もう膝は回復されましたか??
次回またよろしくお願いします
2014/9/15 22:24
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積雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
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技術レベル
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無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
新穂高〜上高地
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5

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