オクホでバースデーを
コースタイム
- 山行
- 4:50
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 5:10
- 山行
- 11:40
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 12:25
※ザイテングラート〜穂高岳:登山渋滞発生
※穂高山荘〜取りつき口:登り30分待ち
※奥穂高岳山頂:写真撮影待ち30分
※取りつき方面への下山:下山制限指示によりガレ場にて1時間待ち
※上高地終バス:大量のバス待ち渋滞により終バス終了後もピストン運転
乗合でタクシーチャーターした方が早いし安く済むかと思います。
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山届:上高地BT ・上高地BT〜本谷橋:平坦で歩きやすい ・本谷橋〜涸沢:坂道ペース配分注意 ・涸沢〜穂高山荘〜奥穂高岳:岩登り落石滑落注意 ※奥穂高取りつき開始と下山開始までに1時間前後の待ち時間有り※ |
その他周辺情報 | ・さわんど温泉梓湖畔の湯(10:00〜20:00) http://www.sawando.ne.jp/kohan/index.html 疲れた身体に染みました… |
写真
装備
備考 | ・欲張って色々なレトルト食材を持ちすぎて重かったです… ・白いご飯はやっぱり最高でした!! |
---|
感想
○導入
・未だ未踏破な初アルプスそしてテント泊デビューとして、
相方さんからお誘いを受けた涸沢及び奥穂高へ行って参りました。
・丁度去年の夏の暮れに地元の登山ショップで頂いた、
穂高90th記念冊子を見ていて「いつか行けたらいいなぁ…」と、
でも「私には無理だろうなぁ…とりあえず富士山からかな」と、思っていた正に、
「雲の上の山」でした。
・また、梓川は故人の名前の由来であった大事な川だったので、
この目でしっかりと見てみたいと言う想いもありました。
○感想
・梅雨〜夏場の悪天候続きで本来富士山の前になる予定だった夏アルプスデビューがこんな時期にまでズレこんでしまいました…。
・50lザック初デビューでしたが……お、重い…。
平坦区間は何とかなったのですが本谷〜涸沢が死ぬ思いでした。
帰りは帰りで重さが脚に来ました。
テントにポール鍋等は相方さんが全部持っていてくれてのコレだったので、
私にはテントソロは無理なんだと言う事がよく分かりましたorz
そして荷物をテントに置いて身軽で挑んだザイテングラートでも、
富士山八合目〜頂上で感じたのと同じ状態、
標高とガレ場登攀による息ぎれと疲労小休憩の繰り返しが出たので、
(富士山の例があったので酸素を持ってきて正解でした)
何となく自分の限界を悟った気がしました。
限界を知った上での、
それを少しでも改善出来るようなトレーニングや、
限界内で出来る最大限の事を上手く組み合わせて今後に生かせたらいいなと思います。
・各登山道渋滞の為に下山が大幅に遅れ根性で下山を試みていた訳ですが、
何とかギリギリ終バスに間に合いそうな時間帯、
上高地BTまであと僅か!!な徳澤園を出て暫くしたところで涸沢でも見かけた猿三匹(子連れ)そして
熊
熊と逢いました…。
遭ったと言っても後ろを向いていた相方が気づいただけで私は見ておらず、
(後ろに熊がいると言って確認するのは怖くて出来ませんでした)
以前蛭ヶ岳へ行く時天王寺尾根ののぼり早朝帯に木の上にいた熊になら遭遇した事がありましたが、
あれは少し離れた場所でしたからね。
あの時はソロだったから怖かったけど。
小熊との事だったので近くに親熊がいる可能性があり身の危険を感じました。
後ろを向いてはいけないと言いますが、
既に熊に背を向けている状態で遭遇している私はどうすれば良いのでしょうか。
日没近く周りには人影がありません。
前進するしか方法は思いつきませんでした。
帰りのタクシーの運転手さんの話曰く、
徳澤園周辺は熊がよく出没するそうで、
(ぬた場観察が好きな私、熊の新しい足跡を周辺で確認していました。)
登山道へ「ぽっと出」したところを人間が目撃するパターンが多いそう。
人間を見ると大抵の熊は逃げてしまうそうです。
確かに私達の事は追って来ませんでした…。
ひやりとした経験でした。
今後は日没近かったら無理せずテン場でビバーク(?)も考えようと思います。
テン場は通り道にいくつかありましたからね。
・山小屋泊飛ばしてのテント泊デビューでした。
少し余裕のあるスペースがあった為か、
中で本を読んだり大好きなお菓子を食べたり(笑)
大好きな暖かい紅茶を片手にニットとダウンに包まれてほっこりしながら満天の星空を眺めたり…、
とても楽しく自由な山でのひとときを楽しむ事が出来ました。
テント泊って、いいですね!!
・富士山には富士山の良さが、
アルプスにはアルプスの良さがあるなぁと思いました。
日本で3番目に高い場所から見る広大に広がる山々は富士山頂では味わう事が決して出来ない眺めで圧巻でした。
登山目標だった富士山を一番難しいルートで日帰り踏破して、
次の目標を考えていたところでしたが、
穂高から初めて槍ヶ岳を目にして、
鋭く尖った山頂を目の前に言葉が何も出てこないぐらいその姿に感動して、
決めました。
何年先になってもいいから、いつか、槍ヶ岳に、登れたら、いいなぁ……と。
2年目の登山の節目として、
そして、間近に迫っている私の誕生日記念としても、
良い思い出となった奥穂高岳でした。
やっぱり、山は、いいですね!!
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