安房山
- GPS
- 08:57
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 1,094m
- 下り
- 1,079m
コースタイム
天候 | 小雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
ここ数日1月とは思えない高い気温続きで、二日前の土曜日には乗鞍高原のツアーコースでさえ雨が降ってしまったそうだ。
今日同行するtooruohさんkimu23desさんとラインで行き先を調整出来たのは、前日の夕方に成ってしまった、
地図を見てもそんなに遠くない様だから、今日は楽勝だななんて甘く考えてたら、寡雪と笹薮それに埋まりきらない薮にもて遊ばれて9時間半のロング山行に成ってしまったw
tooruohさんとkimu23さんは平湯で前泊と気合が入っている(笑)
5時にスタートの予定がgraveltretkのモタツキで三十分遅れに、皆さま朝からすいません。
新しく買ったポータブル電源を使い、湯沸かしポットで沸騰させたチンチンの湯をサーモスに詰めてザックへ。今日のカップラーメンはいただきだw
安房平の湿地を(見たことないけど)左手に見ながら迂回して、県境の安房峠を目指して急登をこなす。
今日はかなりkimu23におまかせで、tooruohさんとgravelは着いて行ってるだけの状態。
県境の安房峠から安房山への尾根に取り付いたが、雪が浅くて藪がうるさい。
この辺りの雪は下地がザクザクに湿った柔らかいもの、その上に昨日の昼から降り始めた湿った新雪が数センチ積もった状態。
登っている県境の尾根は地形が埋まらずにうねりたい放題のため、尾根心を外して急斜面をトラバースさせられる事もしばしば。
雪崩の発生点と思われる雪庇の下は気持ちが悪い、早く通り抜けたいが足が遅い(泣)
地形図標高1900メートルに成る頃には、下地の雪は硬さを増してしっかりとし、その上に乾いた新雪が10センチ程積もったなかなか快適な状態に変わった。
山頂には5時間ほどで到着、電波塔施設の立派さに驚きながら、滑走するシーハイルルートの源頭までシールのまま移動。
gravelのGPSに入れてきたシーハイルルートは源頭から焼岳方向を見て右手の沢型に降りる筈なのだか、tooruohさんとkimu23さんの言うシーハイルルートは左手の沢型に落とすのが正解と言う。
2対1でgravelのルートは却下(泣)され、左の沢型に落して行く。
しばらく快適滑走で標高を落とすと、激しく薮にぶち当たり下降出来ない。
スキーヤーズライトの尾根を2つ3つ乗り越しながら、滑走出来る斜面を探しだす。
なんとか滑走出来る斜面を小舟迄降りきり、シールを貼るタイミングで昼ごはんにした。
今日は3人ともカップラーメンw
tooruohさんのジェットボイルで沸かし直したチンチンの湯で作った物は最高に美味しかっった!tooさんありがとう。
小舟から安房峠への登り返しと、安房峠から安房平への滑走のイベントをこなしてまたシールを貼る、今日3回目のシール歩行だ。
ブンリンのトップレススキンは調子良く快適登高ができる。
国道から駐車地へのショートカットがgravelはだいの苦手で上手く滑れた試しが無い、苦手意識MAXなので腰が引けて余計上手く滑れない。
4回転びました(泣)
自分一人大汗かいて車に戻りました。
みんなありがとう、そしてお疲れさまでした!
先週末の雨により雪には期待できないが、安房山にはシーハイルルートと呼ばれるグッドな滑降路があるという。昨日、白骨温泉から十石山へのスキー山行で、その悪雪に打ちのめされてはいたが、安房山の北面という言葉に一縷の希望を抱いてスタートした(大袈裟やな〜)。
昨夜は平湯でも午後から雪が降っていたが、夜半過ぎには止んでいた。気温もこの時期にしては高い(平湯で摂氏3℃くらいだろうか)。あかんだな駐車場過ぎの冬季ゲートからスタートしたが、5cm程の新雪有り。その下は水を含んだ重雪、ただ気温が高かったせいか、ガリガリではない。水分のせいか、新雪との密着も良くてシール歩行は割と快適だった。
安房平は初めてだったので、ちょっと回り込み過ぎてしまったが、送電線を目安にルート修正。安房峠へ登り上げる斜面はヤブやら笹が結構出ていてルート取りに苦労したが、kimu23desさんが頑張って県境尾根に取り付く。ここからは細尾根でルートが限られるが、無理繰りかき分けながら登る。雪が少ないので雪庇もあまり発達していないようなのでトラバースラインも取りながら、山頂へは到着。立派な電波塔施設が出迎えてくれたが、ガスで展望はなかった(残念)。山頂で−3℃位、風はほとんど無く、積雪は15〜20cm位。うっすらとスキーのトレースもあり、訪れる人もあるようだ。
早速の滑降だが、シーハイルルートへの入り口を間違えた、と言うか良さそうな斜面が左手に見えていたのでそちらに誘われて滑り込んでしまった(よくあるパターンw)。今、思えばシーハイルルートの入り口は結構めんどくさそうだったような気がするが(汗)、正規ルートを主張していたgraveltrekさんゴメン。それでも滑り出せば予想外に良い雪、昨日打ちのめされたtooruohでもスキーになる(嬉)。しかし、良いことは続かない。滑って行くと絶望的なヤブ斜面登場www。しかし、我らがgraveltrekさんは右手の尾根を乗越して隣の沢に活路を見出す。薄いがスキートレースもあり、同じような行動パターンになるようだ。乗越た先がシーハイルルートと思われるが、手前半分にデブリがあり、そのデブリを乗り越えると割と快適なオープンバーンになった。上部方面は狭くなっていて確認はできなかったが、シーハイルルートはそこから降りてくるのであろう、がそちらの状況は不明。どこにルートを取っても雪は少ないが、それでもヤブや笹が出ている斜面を右手右手に雪を繋ぎながら、小舟に滑り込むことができた。graveltrekさんには申し訳なかったが、結果オーライとして下さい(このパターン多いな〜)
小舟は風もなく静かで快適なところ、まったりとラーメンタイムを楽しめる。お腹も一杯になったら、安房峠への登り返しだ。峠への沢は雪で埋まり切っていないので、登りやすそうな斜面を国道158に向かって進む。安房峠に着いたら安房平に再び滑降だ。この斜面の雪も中々良かったが、下部はヤブスキーとなる。帰路は安房平を横切って行くことにしたが、二人は水没が心配だな〜と言いながらtooruohの後をついてくるwww。確かに葦が結構出ているので雪は深くはないだろうし、水流が見えるところもあった。まあ、はまっても溺れることは無いだろう?葦を踏みつけながら、往路のトレースに合流したら、ヒールフリーにしてなんちゃってテレマークで国道を滑り降りる。最後の急斜面は少し雪が重かったが、昨日の十石山に比べるとゲレンデであった。
前々から興味のあった山域に行って来られて良かった!楽しかった!いつものことながらgraveltrekさんkimu23desさんありがとう。
1月に中旬にまさかの4月上旬の暖かさに、これは標高の高い乗鞍周辺しかないでしょう〜と計画するもなかなか行き先が決まらず、前日に十石山を登ったtooruohさんの雪の状況などで安房山北面に決定!
雪の状態が良くないので、まだ三人が登った事がない、ツーリング系、探険的な所が
良かったのでどんなところか?ワクワク
昼過ぎから雨が降り出し平湯は雪との情報から明日に期待するもそれほど気温が下がらず空振り
ベタベタの雪の中、安房峠林道ゲートを出発暑い気温2℃
林道に登り上げて安房平への登山道くらいになると少し雪は軽くなってきた。
平湯からみなさん余り安房山へ行かないのは安房平の歩行があるので嫌うらしいですが、鉄塔の電線下だと一度高度を落とすので湿地帯を半時計周りに巻いて行くけど
初めてなので廻り込むが地形が複雑でだいぶ廻り込んでしまった。帰りのルートが正解ルートかな?!
そして安房峠への登り、行きは電線より右側の沢を登り上げたけど、雪が少ないので藪に行く手を遮られてジグを多く切らないと行けそうな所がなかった。
道路に登り上げると今度は安房山への県境の尾根も雪が少なく、笹、藪が多く苦労し尾根を登れない所もあり、雪崩れた跡の斜面をトラバースする場面もあった。
なんとか山頂に到着するが木が有り、天候もあるがほぼ視界なし
鉄塔が3本立っている所が安房山だったんだと改めて認識
2000mを越えると雪はそれなりに有り、例年に比べれば少ないだろうけどスキーをするには十分な積雪です。
お楽しみ滑走は痛恨のミスで計画ではシーハイルルートの北面の予定でしたが2対1でこっちでしょう〜と間違えた沢へ降りてしまいましたが、運よく窪地を逃げながら右へルート変更して進んだら、シーハイルルートへ戻って小船へ帰還した。
シーハイルルートの北面は下部は結構オープンバーンで立木がなかったので雪崩が良く発生している所なのかなと思った。上部はミスをしたので見れなかったけど次回へ持ち越しですね。ドカ雪あとは気を付けた方がいい斜面かもしれません。
小船で久しぶりのカップラーメン美味しい。腹ごしらえして安房峠への登り返し30分くらい?!
安房峠から安房平へ沢も意外と良くスキーは楽しめた。
安房平の歩きは片足シールで歩いたけど、平なら全然ありな歩き方。
シール側(右)で蹴って、左で滑るので左足がパンパンになるけど少しくらいの距離なら早い歩き方だと思った。
後は消化試合、林道は意外とスキーは走り駐車場への急斜面が一番つらい滑りとなったけど無事帰還出来て良かった。
同行してくれたお二人に感謝です。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
裏と表が有るんですか?tooさんとkimさんは裏を知ってたんですね〜(笑)
僕は性格が良いので表しか知りませんでした。
どちらも積雪不足のくせして、先日の雨で湿雪雪崩を起こして居てデブリだらけだし、藪だらけという笑える山でした。
毎週月曜日に山行ってますから、いつでもご参加下さいお待ちして居ます。
graveltrek
羨ましいです(笑)。悔しいです(笑)。もっと勉強して、雪の状態予測の精度、あげていきます!。
gravelさん、ご教授下さい。
実は自分も貼り流しを検討していたのですが、やはりトラブル減って良いことづくめなのでしょうか。
メリット、デメリット教えて頂けると助かります。
それと、トップレスも。これは知りませんでした。
あと、シールの幅ですが、どうもエッジ部分までギリギリカットで調整されてませんか?
そのように見えますが、気のせいかもしれません。
ただ、ギリギリカットの方がカニ歩きやトラバースでシールの効果が発揮されて良いと言っている方もいるようなので気になりました。
雪質は人を選ぶから日ごろの行いが大切なんじゃヨ〜!ハハハ〜w
冗談はさておき明日から雪が降るらしいのでご心配なく(笑)
>貼り流し メリット、デメリット
テールの貼り流し族はまだ少数派ゆえ、変人扱いされ目を合わせて貰えないとか無視されると言うデメリットが有る!しかしちゃんと貼り付けた貼り流しテールはちょっとやそっとじゃ雪を嚙み込まないから、テール側から剥がれると言う事はないんじゃw
以前テールフック至上主義族じゃった頃には、知らぬ間にテールフックがずれてそのストラップに引かれるおかげで雪を嚙み込んで剥がれたりしておった〜。
貼り流しはおすすめじゃ〜!!
>あと、シールの幅ですが
エッジだけを出しても、エッジを隠してもどっちも大差ないと思うとるw
トリミングする時の時の運に身を任せる事じゃの〜w
と言いながら、エッジまで隠れる位の方がもしかしたら良いんじゃね〜〜??と思いはじめちょるわしがここにおるの〜ww
竜馬とか?
昨日も今日も良い天気ですね。仕事しているとイライラします(笑)。
仕事している場合じゃないです。
情報、ありがとうございます。
貼り流し、やっぱりそうですよね。ずっとそう思ってるんです。あえて工夫するなら、テールに短い紐とか縫いつけておいて、そこを引っ張れば剥がれるようにするともっと良いかもと思っています。
シール幅も、板の幅の-10mm位までが推奨されてますが、この根拠がエッジのメタル部分を効かせることなのかなあと思っていましたが、エッジよりシールの方が良いかもしれませんよね。
最近、太板購入検討している中で、シール幅がちょっと足りないケースが多く、この辺、気になってました。
ちなみに、トップレスはどうなんでしょう?
トップもテールもレスの実績は長いんでしょうか。
>いったい、だれキャラですか?
急になにかに憑依されたんで良く分かりませんw
>テールに短い紐とか縫いつけて
たぶんそれはやったら駄目な奴、要らぬ物は一切無い方が良いと思います。貼り付ける時にとにかく気を使って、強く貼り付ける事を意識しましょう。
>シール幅も、板の幅の-10mm位まで
それは初耳です、エッジのみを出す位か全部隠しちゃうかの2択だと思いますよ。10mm出しちゃうとトラバース気味の登り勾配でスリップするロスが大きくなりすぎます。
>トップレスはどうなんでしょう?
レコには書いて有りませんが、今回の1400mm長さの前に1050mm長さを使いましたが、使い物に成らなくて返〇しました。
板の滑走面積に対するシールの面積の比率が結構重要かと、考えに至りましたね今回。
トップレススキン自体まだ歴史が無い様です、1400mmのトップレススキンだと他のフロントフック付と較べて重量のアドバンテージが少ないので考え物です。まぁ新しい物好きって事でw
装備は、いつも色々トライされてて面白いですね。
テールに紐とか布って駄目なんですかね。短くて薄ければ、引っ掛かったり、雪が入り込まないような気がしますが。服のタグみたいな感じです。駄目ならとれば良いだけなので、1回やってみても良いかもしれませんね。もし、貼り流し、採用してみたら試してみます。
シール幅は、-10mmだと左右5mmですね。自分もこれは広すぎると感じているのですが、-10mmなら許容内として、板より少し幅の狭いシール買ってカットしている人がいるようです。
トップレスの利点は、あんまりないということなんですね。今のところ。はがれにくいならば良いと思ったのですが。ポモカのトップの金具は良く曲がったり、たまにプラが割れたりするのであんまり好きではないんです。
シールの長さは、たしかにそうですね。どこかで、板の長さの半分とかで利用している人いましたが、レース用だったかな?かなり技術必要だと感じましたが。
シール自体にエッジみたいなのあると面白いかもしれませんね。切断断面にカーボンとかくっつけるとか。前には滑らなくなりますけど。
でもやっぱり、電動アシストシールが欲しいです。きっとバッテリー重いですけど・・・。
>竜馬憑依ですね。間違いありません。
どちらかと言うとNHKの番組「とつげきカネオくん」に出てくるチドリのノブに憑りつかれた感じですかねw
>テールに紐とか布って駄目なんですかね。短くて薄ければ、引っ掛かったり、雪が入り込まないような気がしますが
凍るからね、氷がつくと厄介ですよね
>-10mmなら許容内として、板より少し幅の狭いシール
許容範囲広ければ同じような太さの板に使い回しできそうなもんですが、実際は上手くいきませんね。板のサイドが出過ぎると登れません。
>電動アシストシール
電動アシストし過ぎる自転車持ってますんで、シールまではちょっとw
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する