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Yamareco

記録ID: 511444
全員に公開
アルパインクライミング
剱・立山

剱岳 源次郎尾根から登り北方稜線へ下る

2014年09月11日(木) ~ 2014年09月15日(月)
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
23:10
距離
16.4km
登り
2,128m
下り
2,954m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

★上の地図のGPS軌跡において、最初と最後の軌跡はありません。具体的には、室堂T〜別山乗越および、ハシゴ谷乗越の登りの途中〜黒部ダムの区間の軌跡が取得できませんでした。一般ルート部分ですし、あるものとして理解願います。また、今回のルートの核心部の1万分の一地形図をPDFで添付しましたので、参考にしていただければと思います。しかし上の標高のグラフも変ですね!

●1日目(9.12 金)
09:10 室堂ターミナル 出発
09:50 雷鳥平テン場 -10:00
11:30 別山乗越 -11:40
12:06 剱沢テン場 テント設営
12:50 偵察出発
 (剱沢雪渓はアイゼンセットしないで下降できた)
13:30 源次郎尾根取付き
16:00 剱沢テン場 幕営

●2日目(9.13 土)
04:04 剱沢テン場 出発
 (剱沢雪渓はカチカチでアイゼンセットしないと下降できなかった)
05:00 源次郎尾根取付き(アイゼン外し) -5:13
10:00 喫ピーク -10:25
10:35 喫と曲のコル
11:10 曲ピーク
11:15 懸垂下降ポイントでロープセット -11:30
11:33 コルにて懸垂下降メンバー確保、ロープ回収 -12:15
13:11 剱岳頂上 -13:33
14:10 長次郎のコル
15:40 池ノ谷乗越 -16:00
 (雨のなか池ノ谷ガリーを下降)
16:50 三ノ窓テントサイト 幕営

●3日目(9.14 日)
07:23 三ノ窓テントサイト
07:44 小窓ノ王の肩 -7:55
09:29 小窓(コル) -9:45
09:50 小窓雪渓先端でアイゼンセット -10:00
10:17 鉱山道取付き -10:25
10:44 展望場所
11:06 池の平小屋 昼食 -12:10
12:39 仙人峠 -12:50
13:05 仙人池 -13:30
13:43 仙人峠分岐
14:45 二股吊橋 -14:59
16:00 真砂沢テン場 幕営

●4日目(9.15 月)
05:50 真砂沢テン場
06:03 剱沢雪渓横断(三の沢あたり)
07:33 ハシゴ谷乗越 -7:50
09:00 内蔵助平の鉄橋 -9:10
10:00 内蔵助谷出合 -10:15
11:40 黒部ダム下
12:12 黒部ダム駅 着
-
天候 9.12(金) 晴れ時々曇りガス
9.13(土) 晴れのち雨
9.14(日) 晴れのち曇り
9.15(月・祝) 曇り時々晴れ
-
過去天気図(気象庁) 2014年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
9.11 夜中 大阪→扇沢(クルマ移動) 無料駐車場にて仮眠 
9.12 朝一 扇沢駅→室堂ターミナル
----------------------------------------
9.15 昼すぎ 黒部ダム駅→扇沢 ロイヤルホテルにて入浴後
      大阪までクルマ移動
-
コース状況/
危険箇所等
【室堂T〜別山乗越〜剱沢テン場】
 一般ルートであり、多くのレポートがありますので、他の方のものを参照ください。

【剱沢テン場〜剱沢〜源次郎尾根〜剱岳】
 テン場の標高は2500mで源次郎尾根の取付きの標高は2000mになるので、この源次郎尾根ルートは、ざっと500m下って1000m登ることになります。テン場から40分〜50分ほど下ることにより源次郎尾根の取付きに着けます。早朝は雪渓の表面が凍る場合があるので、アイゼンは必須です。剱沢の源次郎尾根の取付き場所は、平蔵谷の入口の大岩(写真参照)の対岸なので判りやすいです。取り付いてすぐにある岩壁が、このルートの最初にして最難関の岩です。と言っても3級+程度なので、少しでもクライミングされている方には特に問題はないかと思います。我々はテントや食糧装備を持った重装備だったので、一人が最初に空身で登って、ロープを出して登りました。残置ロープもありましたが、ゴムの様に伸びますので要注意です。
 しばらくハイマツなどの樹林の中を木枝を掴んで登るルートを進みます。そのため、ザックの外付けは厳禁です。その後、ときどき岩場になりますが、注意点としては、たとえ踏み跡があっても稜線を外さないことです。右に進もうとする踏み跡が結構ありますが、これを進むと悲惨な目に遭うらしいです。体力的には喫(2709m)までが勝負です。これを越えることができれば、まだまだ先は遠いですが、その勢いで曲(2770m)、さらに剱岳頂上まで達することが出来ると思います。
 喫の下りは急ですがハイマツを掴んで下れば特に危ないというほどの下りではありません。曲の登りも稜線沿いにハイマツと岩のあいだを、木枝を掴んで登ります。これも見た目より急ではありません。曲のピークから少し先に進んだ場所に懸垂下降のためのりっぱな支点があります。大量の捨て縄と、残置カラビナが2個(一つは環付)ありましたので、これをチェック後、利用させてもらいました。ロープは8ミリのツインロープ30mを2本、ダブル使いで、ATCガイドにセットし、ペツル方式(その他情報参照)で懸垂下降しました。これで一番下の安定したコルに到達できます。ロープが細いので上端はオーバーハンドノットではなくナインノットで、結びしろを40cmほど残して結束しました。下端はオーバーハンドノットを使いました。これでも30mロープでちょうど良い長さになります。私が先に下りて、ロープをATCガイドにセットしたままコルにて確保し、メンバーに順に降りてきてもらいました。その先は剱岳頂上まで、一箇所だけ岩場がありますが、踏み跡を歩いて登れます。剱岳頂上は感動的で、振り返ると細長いピークを持つ曲が印象的でした。
 ちなみに今回は他のパーティに待たされることも、待たせることもほとんどありませんでした。この日の源次郎尾根は知る限りにおいて3パーティで10名ほど、いっぽう、別山尾根は平均2時待ちだったそうで、ご愁傷様です。

【剱岳〜北方稜線〜池ノ谷乗越〜三ノ窓】
 北方稜線は技術的にはそんなに難しくありませんが、ルーファイとコンセントレーションが必要になります。浮き石に乗ったり、岩の上の砂で滑ったりしたら致命的です。個人的に北方稜線は4度目になりますが、初見ではルーファイが結構厳しいと思いますので、一度、このルートの経験者と一緒に行くことをお勧めします。ルートは稜線かもしくは稜線の東側をまきます。長次郎の頭を東側に巻いてトラバースする場所あたりが、ルーファイ的に最も難しいと思います。ルートを間違えると行き止まりますので、戻って行き直しましょう。またこれは、戻れない進み方をしないことを意味します。モアイ像を左側に見て進むと、2枚岩のサイトに着きます。ここは万一の場合のビバークサイトなので覚えておくといいでしょう。2枚岩のサイトでは左上に巻く様に登ってから下ります。
 池ノ谷乗越への下りはロープがタテに3本ほど連続して張ってあります。以前はなかったので、右側のチムニーに嵌まりながら降りたのですが、とても安全になりました。池ノ谷乗越では正面にチンネなどが聳え、右は八ッ峰方面への踏み跡があり、左は池ノ谷ガリーです。間違っても八ッ峰方面へ進まないでください。状況にもよりますが、池ノ谷ガリーを40分〜50分ほど降りたら三ノ窓に着きます。後続パーティが来ている場合は、お願いしてしばらく待ってもらったほうがいいと思います。今回は雨が降ってきて、ガリーがさらに弛んで、一抱えもある大岩ですら転がって来て、大変恐かったです。ある程度降りたら、ガリーの右側を進むようにすると、稜線ぽい道に逃げることができますので、これを降りれば三ノ窓に着きます。三ノ窓は尾根の西側にも東側にもテントスペースがあり最低でも6張りぐらいは大丈夫です。雪渓もすぐ前にあり水を確保できます。朝日を享受したいのなら東側にテントを張るといいでしょう。

【三ノ窓〜小窓ノ王の肩〜小窓〜小窓雪渓〜鉱山道〜池ノ平小屋】
 もし初見なら、このあたりも難しいルーファイが強いられます。三ノ窓のテントサイトから小窓尾根の端にそって下ると、斜上するルートが見えます。これが俗称”ミサイル発射台”と呼ばれている登りで、小窓ノ王の肩で小窓尾根を東側へ乗越します。一見、難しそうに見えますが、そんなことはありません。小窓ノ王の肩に着いて振り返ると、それはもうエゲツナイ(スバラシイと言う人も)池ノ谷ガリーが一望できます。あんなガレた急坂、よく降りて来たな!!!・・・という感じです。
 その先は小窓尾根の稜線のすぐ東側を平行して北上しますが、ドーンと降りたり、またトラバースしたりして進みます。このあたりの岩の表面は凍っている場合があるので注意が必要です。ほどなく幅10m弱ほどの急な雪渓をトラバースします。ステップが出来上がっている場合は、アイゼンなしも通過できますが、ステップが浅かったり、早朝で凍っていたりする場合はアイゼン装着が必須です。ここで滑ったら即死です。夏の早い時期には、もう一箇所、こういった雪渓のトラバースがありますが、今年は融けていました。
 小窓尾根から離れて”くの字”に曲がって北東方向に下るようになると、樹林のトンネルを木枝を掴むように急に下り、池平山とのコルである小窓に着きます。お天気が良ければ、とても居心地のいい場所です。すこし降りて小窓雪渓のふちまで行ってアイゼンを装着します。小窓雪渓は急ではないのでアイゼンなしでも下れますが、アイゼンがあったほうが速いです。スタート地点で時間をチェックしておきましょう。普通のスピードで15分ぐらい下ったら左側(北側)に鉱山道の取付きの赤いペンキマークがあるはずです。標高でいえば2120mあたりです。万一見落とした場合でも、標高が2100m以下まで雪渓を下ってはいけません。登り返してチェックしましょう。鉱山道の取付きでアイゼンを外し、小窓雪渓を右下に見ながら、ほぼ平らな鉱山道を東進します。岩棚が雪渓側に傾斜している部分もあるので、砂などで滑らないように注意してください。ほどなくつづらで登ります。池平山から南東に伸びる尾根を乗越すためで、頂点には展望場所があります。ここから池の平小屋が遠望できます。しっかりした道を北東に30分ほど歩けば池の平小屋に着きます。ここでバリエーションは終了です。正面に裏剱の山並みが迫り、眼下には池塘が広がる、とても素敵な場所です。我々はここで1時間の大休止をとりました。

【池ノ平小屋〜仙人峠〜真砂沢ロッジ・テン場】
 一般ルートであり、多くのレポートがありますので、他の方のものを参照ください。ただ、南股ぞいの登山路は以前から一部が崩落していて壁に鎖がセットされてありますが、結構注意して進まないと危ないです。また、真砂沢ロッジのテン場はいろいろな話?がありますが、開放的でいい雰囲気のテン場です。(個人的にはやはり避けたいですが・・・)

【真砂沢ロッジ〜三ノ沢〜ハシゴ谷乗越〜内蔵助平〜黒部ダム駅】
 一般ルートであり、多くのレポートがありますので、他の方のものを参照ください。ただ、内蔵助谷の登山路の崩落地は相変わらずで、ロープを張ってあるものの、ザレて相当に危ないです。感動の黒部ダム駅に着いて、ハサイダーでカンパイしました。
-
その他周辺情報 ●ペツル方式の懸垂下降セット方法は
(今回はマルチでないので、2.の部分だけ)
http://www.alteria.co.jp/sport/technique/Rock-Climbing-Rappelling-Multi-Pitch/

●帰路に寄る温泉は、くろよんロイヤルホテルがオススメ。720円でした。温泉は近くの葛温泉からひいてきている単純泉で、露天風呂や温度が低めの檜風呂があります。なによりも穴場で空いているのがいいです。
http://www.kuroyon-royal.jp/contents/spa/spa.html
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予約できる山小屋
剱澤小屋
ファイル
(更新時刻:2014/09/18 20:40)
扇沢の無料駐車場の一番奥に駐車できた。ここが一番便利なのだ。
2014年09月12日 06:19撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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9/12 6:19
扇沢の無料駐車場の一番奥に駐車できた。ここが一番便利なのだ。
金曜日(平日)にもかかわらず、始発のトロリーバスは満員だ。
2014年09月12日 07:24撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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9/12 7:24
金曜日(平日)にもかかわらず、始発のトロリーバスは満員だ。
ケーブルカーへの乗り継ぎ。
2014年09月12日 08:02撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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9/12 8:02
ケーブルカーへの乗り継ぎ。
扇沢ターミナルの階段踊り場にある掲示板は必ずチェックしよう。
2014年09月12日 09:05撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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9/12 9:05
扇沢ターミナルの階段踊り場にある掲示板は必ずチェックしよう。
たまどののわきみず。
2014年09月12日 09:07撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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9/12 9:07
たまどののわきみず。
いいお天気だ。
2014年09月12日 09:08撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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9/12 9:08
いいお天気だ。
みくりが池に立山三山が写る。
2014年09月12日 09:21撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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9/12 9:21
みくりが池に立山三山が写る。
いい感じ。
2014年09月12日 09:26撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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9/12 9:26
いい感じ。
お天気がいいので、雷鳥坂も苦にならない(かな?)
2014年09月12日 11:14撮影 by  DSC-TX10 , SONY
9/12 11:14
お天気がいいので、雷鳥坂も苦にならない(かな?)
つるぎごぜん小舎の日本手ぬぐいが、かわいいんだって?
2014年09月12日 11:30撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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9/12 11:30
つるぎごぜん小舎の日本手ぬぐいが、かわいいんだって?
剱沢キャンプ場は、早くも多くのテントが・・・
2014年09月12日 12:00撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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9/12 12:00
剱沢キャンプ場は、早くも多くのテントが・・・
テント設営後、源次郎尾根取付きを偵察に剱沢を下る。
2014年09月12日 13:10撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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9/12 13:10
テント設営後、源次郎尾根取付きを偵察に剱沢を下る。
剱沢を30分ほど下る。
2014年09月12日 13:10撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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9/12 13:10
剱沢を30分ほど下る。
平蔵谷入口の大岩は判りやすい目印となる。その対岸が、源次郎尾根の取付きだ。
2014年09月12日 13:23撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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9/12 13:23
平蔵谷入口の大岩は判りやすい目印となる。その対岸が、源次郎尾根の取付きだ。
平蔵谷はまだまだ深い雪がつながっている。
2014年09月12日 13:28撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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9/12 13:28
平蔵谷はまだまだ深い雪がつながっている。
源次郎尾根の取付き。鼻のような岩が目印。偵察終了。テン場に戻る。
2014年09月12日 13:28撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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9/12 13:28
源次郎尾根の取付き。鼻のような岩が目印。偵察終了。テン場に戻る。
翌朝は、2時起き。朝食とって、テントを撤収して、4時出発。
2014年09月13日 03:27撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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9/13 3:27
翌朝は、2時起き。朝食とって、テントを撤収して、4時出発。
最初にして最難関の岩壁の写真を撮るのを失念!気合が入りすぎていたのか? ゴムのような残置ロープも撮っておきたかったのに・・・
2014年09月13日 06:10撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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9/13 6:10
最初にして最難関の岩壁の写真を撮るのを失念!気合が入りすぎていたのか? ゴムのような残置ロープも撮っておきたかったのに・・・
ハイマツの枝を掴んで登るが、重装備で荷物が大きいので四苦八苦する。
2014年09月13日 06:14撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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9/13 6:14
ハイマツの枝を掴んで登るが、重装備で荷物が大きいので四苦八苦する。
たしかここは、2番目に厳しい場所だったかと・・・?
2014年09月13日 06:33撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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9/13 6:33
たしかここは、2番目に厳しい場所だったかと・・・?
稜線を外さないように登って行く。
2014年09月13日 07:36撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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9/13 7:36
稜線を外さないように登って行く。
剱沢がかなり下に見えるようになってきた。
2014年09月13日 07:41撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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9/13 7:41
剱沢がかなり下に見えるようになってきた。
右に踏み跡があるが、悪魔の誘いだ。これを振り切って、階段状の稜線を登る。
2014年09月13日 07:57撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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9/13 7:57
右に踏み跡があるが、悪魔の誘いだ。これを振り切って、階段状の稜線を登る。
重装備がカラダに堪える。
2014年09月13日 08:43撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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9/13 8:43
重装備がカラダに堪える。
我々の背中の景色は絶景だ。
2014年09月13日 09:55撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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9/13 9:55
我々の背中の景色は絶景だ。
もう喫ピーク真近。
2014年09月13日 09:58撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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9/13 9:58
もう喫ピーク真近。
喫ピークにて休憩。あー辛かった。次はあの曲だ。コルまで結構下るな〜。
2014年09月13日 10:26撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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9/13 10:26
喫ピークにて休憩。あー辛かった。次はあの曲だ。コルまで結構下るな〜。
八つ峰はガスがかかって神秘的だ。
2014年09月13日 10:27撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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9/13 10:27
八つ峰はガスがかかって神秘的だ。
曲への登りの途中で、喫を振り返る。急坂には見えない。
2014年09月13日 10:53撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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9/13 10:53
曲への登りの途中で、喫を振り返る。急坂には見えない。
曲ピークの直前。右側の斜面が切れ落ちていて、高度感が満点だ。
2014年09月13日 11:07撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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9/13 11:07
曲ピークの直前。右側の斜面が切れ落ちていて、高度感が満点だ。
曲の懸垂下降ポイントの支点。しっかりしている。
2014年09月13日 11:14撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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9/13 11:14
曲の懸垂下降ポイントの支点。しっかりしている。
標高差は下の安定したコルまで約27〜28m。30mのロープ(2本のダブル使い)がちょうどよい。
2014年09月13日 11:36撮影 by  DSC-TX10 , SONY
2
9/13 11:36
標高差は下の安定したコルまで約27〜28m。30mのロープ(2本のダブル使い)がちょうどよい。
コルにてロープをATCにセットしたまま確保し、メンバーを降ろす。軍手はモノタローのケプラー製(厚手)500円ちょっと。
2014年09月13日 11:38撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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9/13 11:38
コルにてロープをATCにセットしたまま確保し、メンバーを降ろす。軍手はモノタローのケプラー製(厚手)500円ちょっと。
本チャンの懸垂下降は、ゲレンデでするよりシビレル。
2014年09月13日 11:54撮影 by  DSC-TX10 , SONY
4
9/13 11:54
本チャンの懸垂下降は、ゲレンデでするよりシビレル。
曲の先にあるガレ場を登る。
2014年09月13日 12:23撮影 by  DSC-TX10 , SONY
2
9/13 12:23
曲の先にあるガレ場を登る。
この先、剱岳ピークまではおおむねこんな踏み跡を登る。
2014年09月13日 13:01撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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9/13 13:01
この先、剱岳ピークまではおおむねこんな踏み跡を登る。
よい子はこんなルートに来ちゃあ、だめだめよ!
2014年09月13日 13:11撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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9/13 13:11
よい子はこんなルートに来ちゃあ、だめだめよ!
がんばれみんな!剱岳ピーク直下だ。
2014年09月13日 13:14撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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9/13 13:14
がんばれみんな!剱岳ピーク直下だ。
感動の剱岳ピーク登頂! しかし、まだこれからだ。
2014年09月13日 13:17撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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9/13 13:17
感動の剱岳ピーク登頂! しかし、まだこれからだ。
悪い子だけが行く、北方稜線!?
2014年09月13日 13:21撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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9/13 13:21
悪い子だけが行く、北方稜線!?
剱岳を振り返る。後悔してももう遅い?
2014年09月13日 13:41撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1
9/13 13:41
剱岳を振り返る。後悔してももう遅い?
これから進む剱岳北方稜線最上部。
2014年09月13日 13:43撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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9/13 13:43
これから進む剱岳北方稜線最上部。
稜線を進んだり、東側を巻いたりして進む。
2014年09月13日 13:56撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1
9/13 13:56
稜線を進んだり、東側を巻いたりして進む。
足場の斜めの岩から滑らないようにトラバース。
2014年09月13日 14:21撮影 by  DSC-TX10 , SONY
2
9/13 14:21
足場の斜めの岩から滑らないようにトラバース。
登って来た源次郎尾根が一望できて感無量。
2014年09月13日 14:31撮影 by  DSC-TX10 , SONY
3
9/13 14:31
登って来た源次郎尾根が一望できて感無量。
モアイ像の右側(東側)をトラバースする。
2014年09月13日 14:36撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1
9/13 14:36
モアイ像の右側(東側)をトラバースする。
ルートがかすかに確認でき、ルーファイしながら進む。
2014年09月13日 14:49撮影 by  DSC-TX10 , SONY
2
9/13 14:49
ルートがかすかに確認でき、ルーファイしながら進む。
二枚岩へルートが続いている。
2014年09月13日 14:55撮影 by  DSC-TX10 , SONY
4
9/13 14:55
二枚岩へルートが続いている。
このトラバースも高度感満点だ。しびれる。
2014年09月13日 15:04撮影 by  DSC-TX10 , SONY
6
9/13 15:04
このトラバースも高度感満点だ。しびれる。
二枚岩だ。
2014年09月13日 15:08撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1
9/13 15:08
二枚岩だ。
二枚岩のあいだは、絶好のビバークサイトになっている。
2014年09月13日 15:12撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1
9/13 15:12
二枚岩のあいだは、絶好のビバークサイトになっている。
正面に、チンネ、三ノ窓の頭、八ッ峰の頭の岩の塊が現れた。この手前直下が、これから降りる池ノ谷乗越だ。
2014年09月13日 15:27撮影 by  DSC-TX10 , SONY
3
9/13 15:27
正面に、チンネ、三ノ窓の頭、八ッ峰の頭の岩の塊が現れた。この手前直下が、これから降りる池ノ谷乗越だ。
浮き石だらけなので慎重に下る。
2014年09月13日 15:27撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1
9/13 15:27
浮き石だらけなので慎重に下る。
池ノ谷乗越へクライムダウンするメンバー。ロープが3本ほどタテに繋いであったので、かなり助かったが、強い雨が降り出した。
2014年09月13日 15:45撮影 by  DSC-TX10 , SONY
3
9/13 15:45
池ノ谷乗越へクライムダウンするメンバー。ロープが3本ほどタテに繋いであったので、かなり助かったが、強い雨が降り出した。
池ノ谷乗越に着いた。これから進む左側の池ノ谷ガリーはガスで真っ白だ。大丈夫か?おれたち・・・。雨はガリーを弛ませ、恐怖の下りとなった。
2014年09月13日 15:38撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1
9/13 15:38
池ノ谷乗越に着いた。これから進む左側の池ノ谷ガリーはガスで真っ白だ。大丈夫か?おれたち・・・。雨はガリーを弛ませ、恐怖の下りとなった。
翌朝の三ノ窓のテントサイト。昨日の夕方とは打って変わって快晴となった。
2014年09月14日 06:53撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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9/14 6:53
翌朝の三ノ窓のテントサイト。昨日の夕方とは打って変わって快晴となった。
富山湾の向こうに能登半島まで一望できる。
2014年09月14日 06:53撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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9/14 6:53
富山湾の向こうに能登半島まで一望できる。
テン場のすぐ前にある三ノ窓雪渓。
2014年09月14日 07:15撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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9/14 7:15
テン場のすぐ前にある三ノ窓雪渓。
俗称”ミサイル発射台”を登る。一見、難しそうだが、一汗かく程度。コルとなる小窓ノ王の肩で小窓尾根を東側に乗越す。
2014年09月14日 07:28撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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9/14 7:28
俗称”ミサイル発射台”を登る。一見、難しそうだが、一汗かく程度。コルとなる小窓ノ王の肩で小窓尾根を東側に乗越す。
小窓ノ王の肩から、池ノ谷ガリーを振り返る。すさまじいガレ場。昨日よく降りてきたなとつくづく感じる。
2014年09月14日 07:37撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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小窓ノ王の肩から、池ノ谷ガリーを振り返る。すさまじいガレ場。昨日よく降りてきたなとつくづく感じる。
小窓ノ王の肩の雰囲気。
2014年09月14日 07:45撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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小窓ノ王の肩の雰囲気。
しばらく小窓尾根の稜線下を並行に進む。
2014年09月14日 07:56撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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9/14 7:56
しばらく小窓尾根の稜線下を並行に進む。
尾根から離れて、ガッツリ下る。落石注意。
2014年09月14日 08:18撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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9/14 8:18
尾根から離れて、ガッツリ下る。落石注意。
朝一などでは岩の氷面が凍っている場合が多く、よく滑って危ない。
2014年09月14日 08:59撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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9/14 8:59
朝一などでは岩の氷面が凍っている場合が多く、よく滑って危ない。
小窓(コル)から小窓雪渓に降り立つ。
2014年09月14日 09:49撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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小窓(コル)から小窓雪渓に降り立つ。
小窓雪渓はそんなに急ではないので、アイゼンなしでも歩けるが、遅くなる。
2014年09月14日 10:00撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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9/14 10:00
小窓雪渓はそんなに急ではないので、アイゼンなしでも歩けるが、遅くなる。
普通のスピードで雪渓を降り始めて15分ぐらいで鉱山道の取付きに着く。左側のペンキマークを見落とさないように注意して下ること。
2014年09月14日 10:14撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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9/14 10:14
普通のスピードで雪渓を降り始めて15分ぐらいで鉱山道の取付きに着く。左側のペンキマークを見落とさないように注意して下ること。
鉱山道の取付きにてアイゼンを外し、小窓方面を振り返る。
2014年09月14日 10:23撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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9/14 10:23
鉱山道の取付きにてアイゼンを外し、小窓方面を振り返る。
ちょうど対岸には滝が見える。
2014年09月14日 10:32撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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9/14 10:32
ちょうど対岸には滝が見える。
鉱山道とは、このモリブデン鉱石の鉱山だ。戦時中、飛行機のエンジンのクロモリ鋼に用いられたという。
2014年09月14日 10:51撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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9/14 10:51
鉱山道とは、このモリブデン鉱石の鉱山だ。戦時中、飛行機のエンジンのクロモリ鋼に用いられたという。
池ノ平小屋が見えてホッとする。生きて人里に帰ってきた気分だ。
2014年09月14日 11:02撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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9/14 11:02
池ノ平小屋が見えてホッとする。生きて人里に帰ってきた気分だ。
小屋で用意している裏剱のピーク案内。
2014年09月14日 11:33撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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9/14 11:33
小屋で用意している裏剱のピーク案内。
いい雰囲気の池ノ平。
2014年09月14日 12:00撮影 by  DSC-TX10 , SONY
9/14 12:00
いい雰囲気の池ノ平。
重装備の疲れがドッとやってきて、1時間の大休止となった。
2014年09月14日 12:01撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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9/14 12:01
重装備の疲れがドッとやってきて、1時間の大休止となった。
小屋のすぐ下にある池塘群。ここもいい雰囲気。
2014年09月14日 12:13撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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9/14 12:13
小屋のすぐ下にある池塘群。ここもいい雰囲気。
仙人峠に荷物をデポして、仙人池へも寄ってみた。
2014年09月14日 13:08撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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9/14 13:08
仙人峠に荷物をデポして、仙人池へも寄ってみた。
仙人新道を下って二股吊橋。この先の登山路は相変わらず崩落がちで、鎖場となっている。
2014年09月14日 14:52撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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9/14 14:52
仙人新道を下って二股吊橋。この先の登山路は相変わらず崩落がちで、鎖場となっている。
真砂沢ロッジのテン場に着いた。今宵の夕餉は、バラ寿司にソウメンスープだ。
2014年09月14日 18:48撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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9/14 18:48
真砂沢ロッジのテン場に着いた。今宵の夕餉は、バラ寿司にソウメンスープだ。
翌朝の真砂沢ロッジのテン場。なかなか開放的な雰囲気だ。(が、オレはオバケは苦手だ・・・)
2014年09月15日 05:42撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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9/15 5:42
翌朝の真砂沢ロッジのテン場。なかなか開放的な雰囲気だ。(が、オレはオバケは苦手だ・・・)
三ノ沢あたりで剱沢雪渓を横切る。スノーブリッジ的に不安な部分はない。
2014年09月15日 05:57撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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三ノ沢あたりで剱沢雪渓を横切る。スノーブリッジ的に不安な部分はない。
対岸に渡った後の急登。ロープを掴んで登るが短い。
2014年09月15日 06:02撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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対岸に渡った後の急登。ロープを掴んで登るが短い。
ハジゴ谷乗越へ向う上部。ハシゴがかなり壊れていた。
2014年09月15日 07:13撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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ハジゴ谷乗越へ向う上部。ハシゴがかなり壊れていた。
ハジゴ谷乗越のコルに着いた。ここから1分登れば展望場所がある。
2014年09月15日 07:33撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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9/15 7:33
ハジゴ谷乗越のコルに着いた。ここから1分登れば展望場所がある。
展望場所から内蔵助平に広がる原生林を眺める。ここの紅葉はすごいだろうな!
2014年09月15日 07:35撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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展望場所から内蔵助平に広がる原生林を眺める。ここの紅葉はすごいだろうな!
内蔵助平の分岐の先にある鉄橋。山奥の雰囲気が充満している。
2014年09月15日 09:11撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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内蔵助平の分岐の先にある鉄橋。山奥の雰囲気が充満している。
内蔵助谷の登山路の崩落地点は相変わらずだ。
2014年09月15日 09:56撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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9/15 9:56
内蔵助谷の登山路の崩落地点は相変わらずだ。
黒部ダム下に着いた。久々に見る人工物という感じがした。しかしここから標高差200mのトドメの登りが待っている。
2014年09月15日 11:39撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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9/15 11:39
黒部ダム下に着いた。久々に見る人工物という感じがした。しかしここから標高差200mのトドメの登りが待っている。
トロリーバス黒部ダム駅へはここから入る。
2014年09月15日 12:12撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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トロリーバス黒部ダム駅へはここから入る。
撮影機器:

感想

 源次郎尾根と剱岳北方稜線のバリエーションルートをテント装備で縦走してきました。目的は会の中堅メンバーのレベルアップで、技術面と経験値をあげることの2つの意味を持たせたスキルトランスファーです。

 技術面では、安全で確実な懸垂下降をトレーニングして、これを本チャンの細いロープで重い荷物を担いだ状態で実施することです。ペツル方式を採用し、事前に裏六甲の蓬莱峡にて説明し何度もやってもらいました。重い荷物を担いで懸垂下降する場合、バックアップが確実にかつ安定して効かないと恐くて下降できません。これまでのレッグループでバックアップをとる方式は、片側の足が引っ張られてバランスが悪くなります。この意味もあって、ビレイループからバックアップをとるペツル方式をしっかりマスターしてもらいました。

 経験値を上げるという意味では、とにかく一度、今回のバリエーションルートを経験してもらうという意味がありました。とりわけ剱岳北方稜線はルーファイが難しく、もし初見で来るのなら、かなりのものが要求されます。一度でもこのルートを経験しておれば、今後、彼らがCLとして後輩を連れてくることも出来るでしょう。CLをほとんど経験しないで、いつも誰かに連れていってもらってる様なメンバーは、たとえ何十年、山を経験していても、所詮、初心者の域を出ません。残念ながら当会にもそんな先輩がいっぱいいます。いわゆる自立していない登山者です。今回のメンバーにはそうなってほしくないので、これを言い含めた上で企画しました。

 山岳指導員として・・・などと言うのもおこがましいですが、日頃から指導と言うことの難しさを感じています。会には良い先輩もいますが、悪い先輩もいます。悪い先輩はプライドだけが高くて、実力や経験が伴っておらず、デタラメを言います。そのデタラメを教えられた後輩は戸惑ってしまいます。その戸惑いを今回もいくつか訂正させていただきました。ただ、今回のようなモチベーションの高いメンバーを引き上げていくのは、とてもやりがいがあります。また、かなりの手応えもありました。楽しいだけの山行も、私自身、大好きですが、たまにはこういった指導的な山行もいいものだと感じた次第です。

やってみせ、
言って聞かせて、
させてみせ、
ほめてやらねば、
人は動かじ。(人は育たじ。)

まさに山本五十六のこの言葉通りなのですが、最近、体力的に、最初の”やってみせ” がなかなか出来なくなってきているのが、歯がゆいところです。(悲笑)

(以上、三田市民病院待合室にて)
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コメント

4回も行くなんてどれだけワルイ子なのかしらん
こんばんは!
この先キケン、といわれると行ってみてたくなるkanosukeです。
「よいこ」ではないのでいつか行くつもりで、
そのときはソロでと妄想してますが、
ルーファイが難しいというのは聞いてましたが、なんとかなるだろうって思ってましたけど、クマさんが言うと説得力があります。

クマさんのレコはポイントが的確ですね。

これまでいろんなレコやガイド記事もたくさん読んでてすでに脳内では踏破しちゃったつもりでしたが、
実際には地図や写真ではわからない微妙なルート取りとか、今回クマさんたちが雨の中池ノ谷ガリーを下ったように、天候によってはかなり危険な状況もあるだろうし、ちょっと甘く考えてたような気がします。
イケルと思えるにはもう少し先でしょうか
しかしこういう写真を見せられちゃうとウズウズしてきますね〜

知り合いがクマさんたちの次の日に源次郎尾根を登ったそうですが、事故で大渋滞だったそうです。
1日早くここを突破してよかったですね。
この3連休はどこも殺人的に混んだみたいですが、さすがに北方稜線はすいてたみたいですね。

もしまた指導的な山行がしたくなったらおつきあいしますよ
え?間に合ってる?
2014/9/19 21:55
Re: ウズウズしているカノスケどんへ
まいどです。

今回、我々は、あわよくば、池の平小屋まで行く予定だったのですが、
パーティではとても無理でした。三ノ窓でせいいっぱいでした。
我々の翌日に源次郎尾根で事故があったんですか?
それは知りませんでした。
少なくとも尾根ルートでは、そんなに危ない場所はないのですがね・・・

カノスケどんはメンバーに気を使うタイプなので、
ソロで行った方がいいと思いますし、大丈夫だと思います。
その際、2点だけ約束してください。
 ・天候の良いときに突入してください。天候が悪くなると急に難易度があがります。
 ・時間に余裕を持って、少々の行き直しでもあせらないようにしてください。
これで、悪い子に太鼓判を押します。

クマ
2014/9/20 20:55
ワルイ子に入りました
10ヶ月後の2015年7月26日、池の平小屋から剱岳に抜けました。
その後過去の記録を見返し、くまさんのレコが読んで面白く、ガイドとして素晴らしいと感じました。自分で行ってみて初めてよく分かります。これで次は逆コースも大丈夫と思います。
2015/8/4 17:20
Re: ワルイ子に入りました
あらら、ニシデンさん、
ワルイ子にようこそ!歓迎します。
レコにお褒めの言葉までいただき、
まことにありがとうございます。
しかし、いったんこの道に入ったら最期、
その人跡未踏な雰囲気のトリコになってしまい、
もう足抜けできないカラダになってしまいます。
くれぐれもご注意ください。
いや、もう手遅れのようですね。
いずれ、ちょーワルイ子コースのチンネなど
いかがなものでしょうか?
流星号も2999にしたいクマ
2015/8/4 23:48
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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