蔵王山
- GPS
- 02:59
- 距離
- 3.9km
- 登り
- 270m
- 下り
- 270m
コースタイム
天候 | 雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
既に第一駐車場は満車で第三駐車に回されたが、すんなり停められた。 外のチケット売り場には行列が出来ていたので、2階のチケット売り場で印刷したクーポン券を見せて購入。 ロープウェイは15分おきの出発らしく、1時間半くらい並んだ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
猛吹雪により視界不良 |
その他周辺情報 | 源七の湯 550円 023-693-0268 AM10:00〜PM9:00 |
写真
感想
2年ぶりのワカン装着に手間取る。あまりしっくりこない。家で手順を確認しておくべきだった。
2年前は猛吹雪で登山口すら分からなかったが、今回は見上げると先行者がはっきりと見える。樹氷の間をすり抜けながら登って行く。
急登を登り切り地蔵岳に出たと同時に強風に変わった。この辺りから杭を頼りに進んでいく。強風で指先の熱が一気に奪われる。
猛吹雪に耐えながら一歩一歩ゆっくりと進む。隊の列が乱れる。遅れた仲間を待っている間にヤマレコで現在位置を確認すると熊野岳への分岐を過ぎており、避難小屋へ向かってしまっていた。あまりの寒さに面倒臭がって現在位置を確認せず、前を歩く登山者について行ったのが原因だ。このまま避難小屋を目指し、ぐるっと周回しようかとも思ったが、悪天候のため断念し道を引き返した。
雪で埋もれているのだろうか、分岐点には目印は無かった。杭は避難小屋へと打たれているため間違い易い。
分岐からは再び急登だった。踏み跡は吹雪でかき消されている。ゆっくりと葛折りに登って行く。時折、振り返り仲間を確認する。テッペンまではあと少しだ。
僕らは先行のグループと入れ替わりで頂上に立ち、貸切だった。辺り一面真っ白な景色であったが、僕らは登頂を喜んだ。
天候が良ければ刈田岳までピストンを予定していたが、今回は無理せず引き返した。
下山し始めてからは更に風が強くなり、視界も悪くなった。杭はかろうじて見える。
無事にロープウェイ山頂駅に到着した時には心から安堵した。
短い山行ではあったが、仲間と登ったこの山行を何度も思い出すだろう。
2023.2.4 猛吹雪の蔵王
この日、刈田岳から蔵王ロープウェイへ向かうグループが馬の背で遭難しました。
無事に救助されましたが、改めて冬山登山の怖さを知りました。
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