木曽駒ヶ岳「千畳敷駅〜駒ヶ岳〜宝剣岳〜千畳敷駅」

2014年09月27日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 8.9km
• 登り: 1,450m
• 下り: 1,450m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:30
• 休憩: 1:20
• 合計: 4:50

6:00 スタート地点
6:30 6:50 千畳敷駅
7:25 7:30 乗越浄土
7:45 7:50 中岳
8:10 8:40 木曽駒ヶ岳
9:20 9:30 宝剣山荘
9:40 9:50 宝剣岳
9:50 9:50 サギダルの頭
10:30 10:30 極楽平
10:50 10:50 千畳敷駅
10:50 ゴール地点

天候

快晴！！
登山口（6時の段階で16℃）山頂の気温は6℃

アクセス

利用交通機関：

自家用車

▼駐車場
菅の台BC駐車場（約1000台の駐車スペース/駐車料金 1回500円/トイレあり）
中央自動車道 駒ヶ根IC→菅の台P(2��3分)
住所：長野県駒ケ根市赤穂759-489
電話 : [phone]
※菅の台BCからはマイカー規制により、バスで移動。
〜しらび平駅(バス利用30分 片道820円)
〜千畳敷駅(ロープウェイ利用8分 片道1210円)

※バス・ロープウェイは時期によって運行間隔・時間が異なります。
　詳細は以下のURLで確認してください。
┗・菅の台BC発　始発05：15（当日は始発の30分前から運行しました。）
　⇒4時30分前から登山客が並び出しましたが、バスは続々と来ます。
　　山道のため、全て着席となり安心です。
┗・千畳敷駅　発　最終17：00
http://www.chuo-alps.com/ropeway/fare/index.html

コース状況／危険箇所等

▼登山ポスト
千畳敷駅に設置されています。

▼電波
Docomo⇒○　Au⇒×

その他周辺情報

▼温泉
駐車場から5分にある「露天こぶしの湯」を利用。
【住所】長野県駒ヶ根市赤穂759-489
【電話】0265-83-3107
【URL】http://www.chuo-alps.com/kobushi/index.html
【料金】610円※ロープウェイの乗車券を持参するかＪＡＦ会員だと50円割引
サービスや設備は満足でしたが、南アルプスの展望を謳っておきながらほぼ見えず、
泉質も塩素臭が強く残念でした。

▼飲食店
駒ケ根名物の「ソースかつ丼」がウリの「明治亭　駒ケ根本店」を利用。
【住所】長野県駒ヶ根市赤穂898-6
【電話】0265-83-1115
【URL】http://tabelog.com/nagano/A2006/A200602/20000038/
満足すぎるボリューム！食べきるのが大変でした・・・。

写真

前夜入りし、4時に起床。
きっぷ売り場にも列が出来ておりました。

4時30分前頃から登山客が並び出しましたが、バスは続々と来ます。山道のため、全て着席となり安心です。

バスを降りると、係員から整理券が配られます。
ロープウェイは毎回60人の乗客を乗せ、9分おきに出発しています。僕らの番号は120番。仲間が1名121番となってしまいましたが、融通を利かせてくれました。

ロープウェイで一気に2600mの世界へ。
降りると目の前には、高山植物ならではの紅葉が広がっております。神秘的な大自然の姿に、心を奪われます。

千畳敷カールの説明が書かれた看板を発見。
今から約2万年前に、氷河のゆったりとした流れにより浸食されて形成されたカール（半円形の窪地）で、畳を1,000枚敷いた広さがあることから「千畳敷カール」と呼ばれているようです。

振り返ると剣ヶ池と雄大な南アルプスを一望することができます。

千畳敷カールを進むと、乗越浄土までは急坂の登り（八丁坂）が始まります。

距離も短いためあっという間に登れますが、
普段運動不足の方や道を譲ることを知らない観光客も多いため渋滞します。

乗越浄土に着くと視界が一気に開けます。目前には宝剣岳があり、近隣の山々を見渡すこともできます。

乗越浄土到着。この日は天気が良かったためか、
何度となくヘリコプターによる荷揚げ作業が行われておりました。

中岳に到着。中岳から木曽駒ヶ岳へは一旦下り、再び登ります。

駒ヶ岳山頂に到着。
コースタイムは1時間50分とのことですが、撮影しながらのんびり登っても1時間20分でした。比較的長めに書かれているようです。

山頂からは御嶽山を眺望でき、「噴火の予兆があるらしいよ」と会話していた2時間後に噴火…。下山後に知りました。

破線ルートを歩いてみたかったので、中岳からは巻道を進みます。

危のマークが付く道となりますが、
注意して歩けば特に問題ありませんでした。

宝剣山荘にてしばしトイレ休憩。

中央アルプスのシンボルとしてそびえ立つ宝剣岳を目指します。

お分かりいただけただろうか。真ん中に写る赤い人影を・・・。
高度感がハンパないっ！！

宝剣岳山頂。
乗越浄土から宝剣岳山頂にかけては鎖場の続く難路であり、滑落事故には特に注意が必要です。初心者にはお勧めしません。

山頂のシンボルである尖った岩には一人で立つのがやっとの狭さですが360度の大パノラマを楽しめますが、撮影待ちの渋滞でした。登った仲間曰く、相当怖かったそうです・・・。

大きな岩がせり出してる所を発見！
もし岩ごと落ちたらどうしよう・・・という恐怖を感じながらも
足を運ぶ。

その後下って見上げてみるとこんな感じ。
こんな風になってると知ってたら・・・乗りませんでした。
※友人はこの時はまだ知りません。

三ノ沢岳分岐のレリーフ。
ここまで来るともう安心。

極楽平から千畳敷駅までの登山道より。
小さいカール状地形に、紅に黄金色に染まって鮮やかな山肌。
紅葉と緑のハイマツ、そして白い岩石がみごとなコントラストを描き出します。

赤く 燃え上がるようなナナカマドの実

千畳敷駅すぐの駒ケ岳神社。無事下山のお礼の参拝。

11時に到着した際は特に列がありませんでしたが、
11時30分には行列ができておりました。
混雑時には2時間以上待つ場合もあるようですので、早めの登山をオススメします。

駒ケ根名物の「ソースかつ丼」がウリの「明治亭　駒ケ根本店」に訪問。満足すぎるボリューム！食べきるのが大変でした・・・。

感想

iamclimber

高山を求めて木曽駒ケ岳へ。
事前に情報を調べてると、紅葉がシーズンを迎えるとかなんとか。
紅葉を目当てに計画立てたわけではなかったので、駐車場で翌朝目を覚ました時に、
あまりの人の多さにげんなりし、今日この山を選んでしまったことに少し後悔。
しかしいざ千畳敷駅に着いた時には、そんな思いはこれっぽっちもなくなりました。
あまりのスケールのでかい紅葉を目の当たりにし、また高山植物による紅葉は、普段目にするものと少し違っており、ただただ感動しました。

山頂からは御嶽山を眺望でき、「噴火の予兆があるらしいよ」と会話していた2時間後に…噴火。下山後に知りました。
自然への敬意と畏怖を感じる1日となりました。
1人でも多くの方が無事であることを願います。