自力で登って降りる!木曽駒ヶ岳(福島Bコース)、木曽前岳、宝剣岳、伊那前岳
- GPS
- 41:26
- 距離
- 22.3km
- 登り
- 2,220m
- 下り
- 1,928m
コースタイム
- 山行
- 0:585
- 休憩
- 0:99
- 合計
- 0:00
- 山行
- 0:263
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 0:00
天候 | 1日 雨→曇り→晴れ(ただしガス) 2日 快晴→曇り 二日目は日射が強く、気温が低いはずなのに暑かった |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー
帰り 北御所登山口→ 高速バス 駒ヶ根IC→新宿 |
コース状況/ 危険箇所等 |
YH(大原上)〜コガラ登山口…舗装路 登山口手前に「入会地 無断立ち入り禁止」の看板がありちょっと二の足を踏む コガラ登山口〜七合目避難小屋…樹林帯。特に危険なし。 地図には四合目に水場の印があるが、実際は四合目半。この後の八合目の水場はどこにあるかわからなかった。途中補給前提で水を減らしている場合は四合目半で汲んでおくのが無難。 七合目避難小屋〜八合目…核心部。でっかい石を積み重ねたような露岩帯があり、テトラポットのような隙間があるのでそこだけ注意。 八合目の水場もどこにあるかわからず(導水パイプの途中、三叉になって剥き出しで垂れているところがあったが、そこなの?)。 八合目〜九合目…ガレ場、ザレ場 九合目〜木曽前岳…木曽前岳は同じような高さの小ピークが2、3あるのでどこまで行くか一寸戸惑う。 九合目〜木曽駒山頂…最後のちょっと厳しい登りだが、危険はないはず 木曽駒〜中岳〜宝剣山荘…ゆったりまったり。 宝剣山荘〜宝剣岳…鎖場連続。泊まりの人は小屋に荷物をデポしてったほうが無難。 宝剣山荘〜伊那前岳…特に危険なし 伊那前岳〜七合目…七合目で折り返すように曲がるが、漫然と進んでるとハイマツ帯へ入り込む妙な踏み跡に迷い込む。 七合目〜六合目…紅葉の中を下る痺れるルート 六合目〜蛇腹沢登山口…落ち葉が重なってクッションになって比較的歩きやすい。 清水平でおいしい水が汲めるので補給はここで。 蛇腹沢登山口〜北御所登山口…未舗装林道 |
その他周辺情報 | 下山後、こまくさの湯で汗を流せる。 食事もできるのでお勧め。 こまくさの湯以外にもB級グルメ代表の「ソースかつ丼」の専門店やファーマーズセンター内に地ビール工場直営レストランなど美味しそうな店が豊富。 |
写真
感想
延期に延期を重ね、ようやく出発した木曽駒ヶ岳。 ところが出発直前に天気予報がどんどん悪くなり、前日泊のYHから登山口に向かう間に雨が降ってくるという最悪の天候に。 思わず空に向かって悪態をつきましたが、次第に天候は回復に向かい、ガスはかかっているものの青空が広がるように。
今回、ロープウェーを使わないルートという事で福島Bコースを使いましたが、フィールドアスレチックのような露岩帯あり、紅葉の中の道あり、ガレ場ザレ場ありと標高差があるだけあって変化に富み面白さ満点でした。 特に九合目から見上げる木曽駒〜宝剣はゾクゾクするほどでした。 しかも今回木曽駒頂上手前までトレランの人に一回抜かれたっきり誰にも会わず、ほぼ独り占め! 平日であることを差し引いても紅葉シーズンにこの空きようは静山派にお勧めです。
ところで周りの峰もできるだけ登ってしまおうという事で木曽前岳も登ったのですが、同じような高さのピークがいくつもあり、先へ先へと進んでいくうちに予想外に時間を食ってしまいました。 コースタイムは休憩扱いですが、祠のあるピークまで進んで引き返したのであって休んでいるわけではありません。
木曽駒頂上ではガスにまかれ展望は望めませんでしたが、達成感は格別でした。
数日前のガスなし快晴のときに来ていたらもっと…とは思いますが…。
この後、中岳も巻かずにピークを踏み、宝剣岳へ向かいます。 山荘に荷物を預け空身で登りましたが、とにかくおっそろしい場所でした。鎖場は何とか超えたものの、天辺のトンガリ岩はさすがに自分の技術と精神力で何とかなる範囲を超えていて手を出すことはかないませんでした。 まあ行っていたら今こうしてヤマレコを書いてはいないでしょう。
12時間近く歩き続けたため、食事の後歯を磨いたらあっという間に寝落ちしてしまい、翌朝5時までぶっ通し10時間の爆睡を貪ってしまいました。
2日目、天気予報では曇りのち雨と最悪の予報でしたが、この日は良いほうに裏切られ、雲ひとつない快晴!
甲斐駒から昇る朝日を堪能し、昨日は見ることができなかった御嶽山が朝日に染まるシーンも見ることができました。 もっとも彼の地で起きた惨劇を考えると心の底から楽しめなかったというのも正直なところですが…。
朝食後、伊那前岳を通り北御所に降りるルートで下山します。 伊那前岳までは南アルプスに向かって雲の上を歩いて行くような、この世のものとは思えない空中散歩気分を堪能しました。 もっともこの浮つきのせいか七合目でとんでもないルートロストをし(右手に妙な踏み跡がありそちらへ向かってしまった)、数十分ロスしてしまいました。 何とかリカバリーできたものの、普通に考えれば起きるわけのないミスをまたやってしまったのは反省点です。
しかし、それ以降は問題なく、歩きやすい道を問題なく下っていけました。 美味しい湧水も堪能し、下山後は時間の都合で南アルプスでも三つ峠でも大菩薩でも味わえなかった温泉を堪能!帰りのバスまで時間もたっぷりあったことからお土産品の買い物も堪能し、大満足の二日間となりました。
*GPSは登山口から木曽前岳までずっと電波を補足できていなかったようです。 電源はついていたので、原因は不明…。
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