百々山三部作・完(香草〜寺尾〜野影)と春の花
- GPS
- 06:03
- 距離
- 17.0km
- 登り
- 788m
- 下り
- 824m
コースタイム
- 山行
- 5:49
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 6:04
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
バイクをぷらっとホーム津浪に駐輪 復路 広島電鉄バス 74-7系統三段峡線 澄合バス停乗車 津浪バス停下車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
香草ルート 砂防ダム作業道を詰めて最後の砂防ダムの手前を左に歩いて登山道へ。 登山道は最初はある程度わかりやすいが、標高400m辺りから非常に分かりにくくなる。沢沿いに沿って進む感じ。 寺尾集落跡手前の砂防ダム辺りからは藪も加わりかなり困難。谷を歩くより高巻きした方がやや楽。 百々山周辺 山頂に至る道は二通り。わかりやすいのは寺尾集落記念碑からの道。多少倒木あるが明瞭。ウラジロガシへもこちらから。 もう一本は最奥民家北の杉林に入る。左手に墓地、右手に笹藪が現れたら笹藪に隠された踏み跡を辿る。笹藪を越えたら道は細いが明瞭。 津浪から千本に抜ける破線道 津浪側は道が消滅。 千本側は最初倒木あるものの明瞭だが、途中から道が消滅。 沢を進むと倒木多く滝もあり危険なので左岸を高巻き気味に進み、歩きやすいところを探しながら。 砂防ダムが現れたら砂防ダムの右岸に道あり。倒木と藪で難儀するが民家の裏に出てくる。 |
その他周辺情報 | ぷらっとホーム津浪 木曜定休。道の駅っぽいお店。軽食など。 鯛焼屋よしお 行列のできるたい焼き。水曜定休。 一尾180円。 昨年店舗移転。 月ヶ瀬温泉 第2・4木曜定休。 450円。泉質良し。 |
写真
感想
三年連続三回目の春の百々山。
この山域で歩けそうなとこはほぼ歩くことができました。ようやく卒業できそうです😁
これまでの記録
百々山(どうどうやま。津浪ルートは行けますよ)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2993619.html
【レアな出会い】百々山(丁川↑津浪↓)〜津浪丸山(東↑西↓)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4071654.html
誰も登らない津浪ルート、メジャーな丁川ルートときて最後に選んだのは2018年に一件のみ記録のある香草ルート。なかなか荒れてるらしい。
砂防ダム作業道から山道に接続でき、これはイケると思ったら、道が消滅。なんとか寺尾郷跡に着いてもやっぱり藪。田畑跡に踏み込むと湿地と藪でロクな目に遭わないのは他所で経験済なので高巻きして突破。
難ルートのご褒美はベニマシコ。またも女の子。モテモテ😎ということにしておこう。
寺尾郷は廃村だが、山仕事の別邸か、2軒ほど維持されており、この日も庭仕事をしておられる方が。香草から登って来ましたと言ってもあまり驚かれなかったのはちと残念😅
山頂周りで気になってた通行不能との記録のあった西側ルートも通行可能なのが確認できたし、ウラジロガシに挨拶できたしこれで思い残すことはないかな。
下山は野影(千本)方面へ。カオナシさんから「山越えて野影に降りて安野まで歩いてた」とのコメント頂いてたので辿ってみました。
残念ながら津浪側の道は確認できず。しかし、野影(千本)側はいい感じの道が!
行けるかと思いきや、倒木の嵐の中、道も消滅。800mに1時間近くかけ這々の体で下山には成功したものの、二度と歩かん😖
津浪から寺尾への道が綺麗に残ってたのはやっぱり奇跡だったのか。
バスにギリギリ間に合って助かった。
下山後はホソバナコバイモやアズマイチゲを楽しみ、たい焼きと温泉でリフレッシュ。
来年はどうしようかな。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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最近、百々山レコもでてきましたが、直近6件のレコの3件が・・・
行きますね。?
「野影」に抜けたのね。
私の知る限り、昭和29年に布駅―加計駅が開通してから、通らなくなった道。
それまでは、布駅まで加計、香草、津浪の方は、ここを通っていたようです。(69年前)
太田川沿いの道は車用。崖で、土砂崩れや崩落が激しい。国道191号沿いに民家は少ない。
昭和30年代では入野山から澄合に抜ける道は山師が通っていたような???
野影には親戚の家があります。滝と梅の写真の間の左手にあった廃屋がおばさん家です。
いとこは存命ですが70歳をすぎて、もう帰らないんだろうな? と、しみじみ。
安野駅からも遠かった思いがあります。山の方が近かったの かも?
寺尾には廃村後にも3軒残っていると聞いてます。2軒になったのかな?
このコメントのエビデンスをとるに、可部線について調べたら、いろいろ面白いことあったので、今日の日記に書きますね。
ついでに番宣しときます。?
コメントありがとうございます。
詳しい歴史解説ありがとうございました。
野影から布まで抜けようと思うとさらに滝山越えになりますね。大縦走だ😳
可部線や191号線整備のストロー効果で山間の集落から川沿いへの人口移動も行われたのも納得です。
寺尾、まだ住んでらっしゃるのですか!
2軒はぱっと見で人がいるなとわかったのですが、もう一軒あるのかも。加計の町に出るのも一苦労。登山道が綺麗なら歩くのとそれほど時間が変わらないかも😨
番宣よろしくです😁
好奇心・探求心?体力、そして精神力素晴らしいですね〜
ベニマシコカワ(・∀・)イイ!!
花びらが開いたたくさんのアズマイチゲ♪\(^o^)/
コメントありがとうございます。
大街道歩きに比べると歴史的遺物はほとんど無いですが、地域を繋ぐ古道歩きは道の付け方なんかにも一工夫や苦労が感じられて楽しいです。カオナシさん解説によると歩かれなくなって70年も経つとそういうのも消えてしまうのが寂しい限り。
下山時滝が出た時は撤退もよぎりました。藪なら漕げるが懸垂下降はできません😁
アトリ科は嘴がガッチリした鳥が多いのですが、ベニマシコは優しい感じの丸顔なのがいいですね😊
アズマイチゲ、ありがとうございました。
他に観に来られてる方はもうちょっと開いてくれるんだけどとおっしゃってましたが、このくらいの開き加減の方が立体感があって好みです。
いいタイミングでした。バスに乗り遅れなくて良かったです😎
ピポちゃんが可愛すぎ♪
私の場合、男子はまだなので憧れています。
この冬の雪は重かったのでどこも倒れたての倒木が多い様子
今までなんなく歩いたところでも春は塞がっているので要注意ですね。
民家が見えてほっとする里山、よくわかります。
なのに廃屋でそこへの細道消失・・笹はいいけど棘々が・・
(鎌が要りますね💧)
牛頭から小河内の雰囲気みたい😅
修道の看板にあるカヤネズミ、うちにも来るんですよ。
草むらからチャボの食べこぼし狙って😉
コメントありがとうございます。
ピポちゃんのかわいさはシンプルなお顔立ちにも秘密がありそうです。
つぶらな瞳に小さめの嘴。シマエナガ系ですね😊
男女比に差があるわけではないと思うのですが、私も男子はご無沙汰です。
確かにフレッシュな倒木や落枝が多かったです。加えて林縁の藪。管理が放棄されると一気に荒地植物の餌食になっちゃいます。鎌かナタも装備リストに入る日も来そうです😎
看板の細かいとこまで見ていただきありがとうございます。カヤネズミ、きらら浜自然観察公園で飼育されてるのを見た事ありますが、小さくて可愛い😍
でも、行動はやっぱりネズミなんですね😅
全国的に減少してるので、ちょびっと餌をあげるのも自然保護に繋がりそうです。
最近気になっている百々山!そして延々藪漕ぎ!お疲れさまでした!冬枯れの時期は楽かと思いきや、倒木が多くて結構大変ですね💦
在りし日を想像しながら歩くのは楽しそうです。私もいつか歩きたいけど、その際はどのルートを選択すべきか…もみじさんのレコと睨めっこしてます😁
コメントありがとうございます。
古い破線道は跡形もなくなってる場合がほとんどなので、少しでも痕跡をたどれただけでも良しとしましょうか
やっぱり谷筋の道は無くなってしまうのが速いように思います。
山を越えてわかったことは、曲がりくねった太田川沿いを歩くよりは山越えの方が速いということです。登りは確かに大変なように思いますが、昔の人は今の登山のように速く登らなきゃということもなかったでしょうから。
百々山を登られるのにとりあえず今回のルートはお勧めしません。
敢えて苦難の道を歩きたいなら別ですが
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