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Yamareco

記録ID: 5314379
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

【谷川連峰】仙ノ倉山北尾根

2023年03月12日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:54
距離
15.6km
登り
1,615m
下り
1,198m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:11
休憩
0:22
合計
9:33
6:03
77
7:20
7:21
3
7:24
7:28
219
11:07
11:08
73
12:21
12:21
4
12:25
12:37
34
13:11
13:12
16
13:28
13:31
125
●仙ノ倉山北尾根に夏道は存在しません。
天候 曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
●関越自動車道・湯沢ICを降り、毛渡橋周辺の駐車スペースまで車で約10分。毛渡橋手前の5台ほどしかないスペースはすでに満車。毛渡橋を渡ったT字路付近、路肩に迷惑にならないよう駐車しました。
コース状況/
危険箇所等
●仙ノ倉山北尾根 難所
‐コブ1528mからP1627mへ 急斜面の登り
P1627mピーク手前のトラバース
P1627mからシッケイノ頭へ 急斜面の登り

個人的には、△離肇薀弌璽垢最大の難所。滑落したら谷底まで止まることはないでしょう。少しでも重量を軽くしようとして軽アイゼンしか携行しなかったせいで、トラバースではとても怖い思いをしました。ピッケル、12本爪アイゼンの携行を強くオススメします。
●*東俣ノ頭と毛渡乗越
2023年03月12日 10:00撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/12 10:00
●*東俣ノ頭と毛渡乗越
●●*エビス大黒・仙ノ倉山
2023年03月12日 10:00撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/12 10:00
●●*エビス大黒・仙ノ倉山
●●●*左奥 シッケイノ頭
2023年03月12日 10:00撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/12 10:00
●●●*左奥 シッケイノ頭
●●●●*奥に苗場山塊
2023年03月12日 10:00撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/12 10:00
●●●●*奥に苗場山塊
【毛渡橋右岸側に路駐】
5時50分、毛渡橋右岸側に路駐。関越道・湯沢ICより約10分。すでに関東ナンバー車がズラリ。
2023年03月12日 06:03撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/12 6:03
【毛渡橋右岸側に路駐】
5時50分、毛渡橋右岸側に路駐。関越道・湯沢ICより約10分。すでに関東ナンバー車がズラリ。
6時05分、登山開始。本日の持ち物はWストック、ピッケル、ワカン、モンベルスノースパイク10です。
2023年03月12日 06:05撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/12 6:05
6時05分、登山開始。本日の持ち物はWストック、ピッケル、ワカン、モンベルスノースパイク10です。
毛渡沢の下流を眺めます。このときは不安いっぱい。「果たして、シッケイノ頭は無事に登れるだろうか…」
2023年03月12日 06:05撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/12 6:05
毛渡沢の下流を眺めます。このときは不安いっぱい。「果たして、シッケイノ頭は無事に登れるだろうか…」
序盤のルート。まずは雪で埋まった林道歩き。雪面がゆるいためワカン&Wストック。
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序盤のルート。まずは雪で埋まった林道歩き。雪面がゆるいためワカン&Wストック。
6時57分、杉林を抜けると、左奥に仙ノ倉山が見えてきます。誰もおらず、私のワカンの音だけが響きます。
2023年03月12日 06:57撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/12 6:57
6時57分、杉林を抜けると、左奥に仙ノ倉山が見えてきます。誰もおらず、私のワカンの音だけが響きます。
さらに進むと、小屋場ノ頭が大きくなる。まずは急登であのピークまで登ります。
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さらに進むと、小屋場ノ頭が大きくなる。まずは急登であのピークまで登ります。
【群大ヒュッテを通過】
7時21分、群大ヒュッテを通過。4.2kmの林道歩きが、ようやく終わります。
2023年03月12日 07:21撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/12 7:21
【群大ヒュッテを通過】
7時21分、群大ヒュッテを通過。4.2kmの林道歩きが、ようやく終わります。
群大ヒュッテからは左に折れ、橋を渡ってバッキガ平へ。先行するstkさんと少し言葉を交わしました(^^)/
2023年03月12日 07:23撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/12 7:23
群大ヒュッテからは左に折れ、橋を渡ってバッキガ平へ。先行するstkさんと少し言葉を交わしました(^^)/
小屋場ノ頭までのルート。ステップが切ってある急登がひたすら続く。途中からアイゼン&Wストック。
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小屋場ノ頭までのルート。ステップが切ってある急登がひたすら続く。途中からアイゼン&Wストック。
【整然かつ完璧なトレース】
GPSを頼りに林道を外れて杉林へ。しばらく進むと、急斜面にひとすじの整然として完璧なトレースを発見。
2023年03月12日 07:32撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/12 7:32
【整然かつ完璧なトレース】
GPSを頼りに林道を外れて杉林へ。しばらく進むと、急斜面にひとすじの整然として完璧なトレースを発見。
【難なく尾根に取り付く】
ワカン大のステップが切ってあり、難なく尾根に取り付く。多数の登山者に踏み固められ、まるで階段のよう。
2023年03月12日 07:33撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/12 7:33
【難なく尾根に取り付く】
ワカン大のステップが切ってあり、難なく尾根に取り付く。多数の登山者に踏み固められ、まるで階段のよう。
【樹林帯・視界利かない】
とにかく急登が続きます。赤ペンキを散見。樹林帯の中を登るため、先がどうなっているのかよく分かりません。
2023年03月12日 07:35撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/12 7:35
【樹林帯・視界利かない】
とにかく急登が続きます。赤ペンキを散見。樹林帯の中を登るため、先がどうなっているのかよく分かりません。
右手側、すぐ目の前に長釣尾根、その奥には日白山が見えます。「先週はあそこを歩いたんだね…」
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右手側、すぐ目の前に長釣尾根、その奥には日白山が見えます。「先週はあそこを歩いたんだね…」
【ワカンから軽アイゼンへ】
8時01分、標高1000m付近。急勾配に耐えきれず、ワカンから軽アイゼンに変えます。モンベルスノースパイク10。
2023年03月12日 08:01撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/12 8:01
【ワカンから軽アイゼンへ】
8時01分、標高1000m付近。急勾配に耐えきれず、ワカンから軽アイゼンに変えます。モンベルスノースパイク10。
【森林限界が近づく】
森林限界が近づき、視界が開けてきました。頭上には急斜面がまだまだ続き、ガマンの時間です。
2023年03月12日 08:04撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/12 8:04
【森林限界が近づく】
森林限界が近づき、視界が開けてきました。頭上には急斜面がまだまだ続き、ガマンの時間です。
さらに後方を撮影。赤丸、バッキガ平にて休憩していたstkさん達が急斜面を登ってきます。
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さらに後方を撮影。赤丸、バッキガ平にて休憩していたstkさん達が急斜面を登ってきます。
小屋場ノ頭が近づくと勾配がゆるやかとなり、尾根が西へとカーブ。北毛渡ノ頭を背にします。
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小屋場ノ頭が近づくと勾配がゆるやかとなり、尾根が西へとカーブ。北毛渡ノ頭を背にします。
進行方向、小屋場ノ頭が見えてきました。山頂部は細長い形をしています。「今日のトレースもいくつもある…」
2023年03月12日 08:28撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/12 8:28
進行方向、小屋場ノ頭が見えてきました。山頂部は細長い形をしています。「今日のトレースもいくつもある…」
【小屋場ノ頭を通過】
8時30分、小屋場ノ頭を通過。標高1182m。歩き始めてすでに2時間30分が経過。少し補給しました。
2023年03月12日 08:30撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/12 8:30
【小屋場ノ頭を通過】
8時30分、小屋場ノ頭を通過。標高1182m。歩き始めてすでに2時間30分が経過。少し補給しました。
小屋場ノ頭の山頂部は割と広く、展望も開けています。奥に横たわる稜線が核心部。ここから仙ノ倉山は見えない。「いや〜、まだまだ遠い…」
2023年03月12日 08:32撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/12 8:32
小屋場ノ頭の山頂部は割と広く、展望も開けています。奥に横たわる稜線が核心部。ここから仙ノ倉山は見えない。「いや〜、まだまだ遠い…」
●*小屋場ノ頭にて撮影
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●*小屋場ノ頭にて撮影
●●*万太郎山・東俣ノ頭
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●●*万太郎山・東俣ノ頭
●●●*P1627とシッケイ
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●●●*P1627とシッケイ
●●●●*平標山 周辺
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●●●●*平標山 周辺
●*平標山・一ノ肩
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●*平標山・一ノ肩
●●*重箱ノ頭・矢場ノ頭
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●●*重箱ノ頭・矢場ノ頭
●●●*二居俣ノ頭・日白山
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●●●*二居俣ノ頭・日白山
●●●●*タカマタギ
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●●●●*タカマタギ
ここからいよいよ要注意エリア。まずは1460m肩へ向かう。ナイフリッジ、そしてやや急斜面を通過する。
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ここからいよいよ要注意エリア。まずは1460m肩へ向かう。ナイフリッジ、そしてやや急斜面を通過する。
【小屋場から1460m肩へ】
8時39分、小屋場ノ頭を後にします。ここからはstkさん達に先行してもらいました。
2023年03月12日 08:39撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/12 8:39
【小屋場から1460m肩へ】
8時39分、小屋場ノ頭を後にします。ここからはstkさん達に先行してもらいました。
【ナイフリッジを進む】
8時58分、小鞍部から軽く登ると、ナイフリッジが始まりました。距離にして200mくらい続きます。
2023年03月12日 08:58撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/12 8:58
【ナイフリッジを進む】
8時58分、小鞍部から軽く登ると、ナイフリッジが始まりました。距離にして200mくらい続きます。
ただしトレースができあがっており、まるで怖くありません。「何だかバケツに足を突っ込む感覚…」
2023年03月12日 08:59撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/12 8:59
ただしトレースができあがっており、まるで怖くありません。「何だかバケツに足を突っ込む感覚…」
●*大ベタテノ頭・万太郎山
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●*大ベタテノ頭・万太郎山
●●*進路 ナイフリッジ
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●●*進路 ナイフリッジ
●●●*北西へ延びる尾根
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●●●*北西へ延びる尾根
●●●●*右奥に日白山
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●●●●*右奥に日白山
●*二居俣ノ頭・日白山
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●*二居俣ノ頭・日白山
●●*後方 小屋場ノ頭
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●●*後方 小屋場ノ頭
●●●*巻機・北毛渡ノ頭
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●●●*巻機・北毛渡ノ頭
●●●●*茂倉岳・谷川岳
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●●●●*茂倉岳・谷川岳
進行方向、ナイフリッジが続きます。小さくアップダウンしながら、ジワジワ高度を上げます。
2023年03月12日 09:05撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/12 9:05
進行方向、ナイフリッジが続きます。小さくアップダウンしながら、ジワジワ高度を上げます。
【斜面下は樹木が密集】
後方を撮影。斜面下には樹木が密集。「滑落しても木に引っかかりそうです…」
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【斜面下は樹木が密集】
後方を撮影。斜面下には樹木が密集。「滑落しても木に引っかかりそうです…」
9時08分、ナイフリッジがまもなく終了。前方、赤丸のstkさんが、1460m肩手前のやや急斜面を登っています。
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9時08分、ナイフリッジがまもなく終了。前方、赤丸のstkさんが、1460m肩手前のやや急斜面を登っています。
さらに右手頭上の稜線上を撮影。小コブ1528mには、6人パーティーの登山者達が小さく動いていました。
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さらに右手頭上の稜線上を撮影。小コブ1528mには、6人パーティーの登山者達が小さく動いていました。
【肩手前・やや急斜面】
9時17分、1460m肩手前のやや急斜面。アイゼン&Wストックのままで登ります。
2023年03月12日 09:17撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/12 9:17
【肩手前・やや急斜面】
9時17分、1460m肩手前のやや急斜面。アイゼン&Wストックのままで登ります。
登るにつれて勾配が大きくなる。上部では笹ヤブが少し出ており、避けながら灌木をつかんで登る。
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登るにつれて勾配が大きくなる。上部では笹ヤブが少し出ており、避けながら灌木をつかんで登る。
斜面の左奥には万太郎山が聳え、沈黙を保っている。
「う〜む、実に冷たい表情だ…」
2023年03月12日 09:28撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/12 9:28
斜面の左奥には万太郎山が聳え、沈黙を保っている。
「う〜む、実に冷たい表情だ…」
【1460m肩を通過】
9時39分、1460m肩を通過。休憩にはちょうどいい場所。stkさん達も一息入れていました。「お疲れ様です!」
2023年03月12日 09:39撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/12 9:39
【1460m肩を通過】
9時39分、1460m肩を通過。休憩にはちょうどいい場所。stkさん達も一息入れていました。「お疲れ様です!」
●*谷川岳・万太郎山
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●*谷川岳・万太郎山
●●*正面に1460m肩
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●●*正面に1460m肩
●●●*小コブ1528m
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●●●*小コブ1528m
●●●●*右奥に苗場山
6
●●●●*右奥に苗場山
【いよいよ核心部へ】
いよいよ核心部へ突入。険しい急斜面およびトラバースが続く。落ちればアウト。
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【いよいよ核心部へ】
いよいよ核心部へ突入。険しい急斜面およびトラバースが続く。落ちればアウト。
【小コブ1528mへ】
9時41分、小コブ1528mへ向かう。stkさん達はピッケル&ストックのスタイル。私はまだWストックで粘ります。
2023年03月12日 09:41撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/12 9:41
【小コブ1528mへ】
9時41分、小コブ1528mへ向かう。stkさん達はピッケル&ストックのスタイル。私はまだWストックで粘ります。
小コブなどと言っても、あなどれません。ヤセ尾根の登りとなり、滑落に注意しながら進みます。
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小コブなどと言っても、あなどれません。ヤセ尾根の登りとなり、滑落に注意しながら進みます。
飛び出したハイマツ、小さなクラックが点在。そうしたものを避けながら、徐々に高度を上げます。
2023年03月12日 09:43撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/12 9:43
飛び出したハイマツ、小さなクラックが点在。そうしたものを避けながら、徐々に高度を上げます。
●*谷川岳・万太郎山
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●*谷川岳・万太郎山
●●*赤丸 先行するstk氏
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●●*赤丸 先行するstk氏
●●●*シッケイは隠れる
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●●●*シッケイは隠れる
●●●●*苗場・神楽ヶ峰
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●●●●*苗場・神楽ヶ峰
●*方丈山・荒沢山・足拍子
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●*方丈山・荒沢山・足拍子
●●*七ツ小屋山・武能岳
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●●*七ツ小屋山・武能岳
●●●*大笹台・万太郎山
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●●●*大笹台・万太郎山
●●●●*鞍部 毛渡乗越
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●●●●*鞍部 毛渡乗越
小コブ1528mへ最後の斜面。まあまあの登り。下山する男性2名とスライド。
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小コブ1528mへ最後の斜面。まあまあの登り。下山する男性2名とスライド。
クラックをいくつも目にします。深さは1mあるかどうか。「雪が少ないです…」
2023年03月12日 09:51撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/12 9:51
クラックをいくつも目にします。深さは1mあるかどうか。「雪が少ないです…」
【小コブ1528mを通過】
9時54分、小コブ1528mを通過。歩を進めるごとに、鋭い3つのピークがゆっくりとせり上がってくる。
2023年03月12日 09:54撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/12 9:54
【小コブ1528mを通過】
9時54分、小コブ1528mを通過。歩を進めるごとに、鋭い3つのピークがゆっくりとせり上がってくる。
そして小コブの南端まで来ると、本ルートの核心部がその全貌を露わにする。「うわっ、ついに出た…」
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そして小コブの南端まで来ると、本ルートの核心部がその全貌を露わにする。「うわっ、ついに出た…」
●*鞍部 毛渡乗越
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●*鞍部 毛渡乗越
●●*エビス大黒・仙ノ倉山
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●●*エビス大黒・仙ノ倉山
●●●*鋭鋒 P1627m
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●●●*鋭鋒 P1627m
●●●●*苗場山・日白山
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●●●●*苗場山・日白山
急斜面を登るstkさん達をズーム。アイゼンを利かせて、一歩一歩確実に高度を上げている。「攻めてるなぁ…」
2023年03月12日 09:58撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/12 9:58
急斜面を登るstkさん達をズーム。アイゼンを利かせて、一歩一歩確実に高度を上げている。「攻めてるなぁ…」
P1627mへのルート詳細。ピッケル必携。頂上部でのトラバースが核心部中の核心部。
2023年04月15日 14:43撮影
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4/15 14:43
P1627mへのルート詳細。ピッケル必携。頂上部でのトラバースが核心部中の核心部。
長釣尾根からの遠景写真。P1627m手前のトラバースに恐怖感。足を滑らせたら即アウト。
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長釣尾根からの遠景写真。P1627m手前のトラバースに恐怖感。足を滑らせたら即アウト。
10時00分、小コブを後にしてP1627mへ向かう。まずはWストックのまま、小鞍部へと下る。緊張感が高まる。
2023年03月12日 10:00撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/12 10:00
10時00分、小コブを後にしてP1627mへ向かう。まずはWストックのまま、小鞍部へと下る。緊張感が高まる。
小鞍部にてピッケルに変更。急斜面を見上げると、stkさん達が小さい。すでにトラバースに入っているらしい。
2023年03月12日 10:02撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/12 10:02
小鞍部にてピッケルに変更。急斜面を見上げると、stkさん達が小さい。すでにトラバースに入っているらしい。
おもむろに斜面を登り始める。ピッケルを丁寧に雪面に突き刺し、先行者のトレースを忠実に辿る。
2023年03月12日 10:09撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/12 10:09
おもむろに斜面を登り始める。ピッケルを丁寧に雪面に突き刺し、先行者のトレースを忠実に辿る。
斜度は45度くらいあるだろうか?足元はモンベル・スノースパイク10。あいにく12本爪は持ってきていない。
2023年03月12日 10:11撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/12 10:11
斜度は45度くらいあるだろうか?足元はモンベル・スノースパイク10。あいにく12本爪は持ってきていない。
後方、登ってきた斜面を撮影。つい先ほどまで立っていた小コブが徐々に小さくなってゆく。
2023年03月12日 10:12撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/12 10:12
後方、登ってきた斜面を撮影。つい先ほどまで立っていた小コブが徐々に小さくなってゆく。
10時14分、P1627m頂上部が近づく。すると一時的に勾配が緩み、ホッと安堵する。ところが…
2023年03月12日 10:14撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/12 10:14
10時14分、P1627m頂上部が近づく。すると一時的に勾配が緩み、ホッと安堵する。ところが…
【北尾根 最大の難所】
10時18分、右へと外傾した斜面が現れ、トラバースが始まる。ピッケルは左手側となり、操りにくい。
2023年03月12日 10:18撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/12 10:18
【北尾根 最大の難所】
10時18分、右へと外傾した斜面が現れ、トラバースが始まる。ピッケルは左手側となり、操りにくい。
【トラバースに恐怖感】
温が上がり、すでに雪面がゆるんでいる。グサグサ雪にアイゼンが横滑りする。
「怖い。怖すぎる…」
2023年03月12日 10:19撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/12 10:19
【トラバースに恐怖感】
温が上がり、すでに雪面がゆるんでいる。グサグサ雪にアイゼンが横滑りする。
「怖い。怖すぎる…」
所有するブラックダイヤモンドの12本爪と比較。スノースパイク10は爪が小さく、また形状もシンプル。ここで差が生まれた。
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所有するブラックダイヤモンドの12本爪と比較。スノースパイク10は爪が小さく、また形状もシンプル。ここで差が生まれた。
●*難所トラバース区間にて
7
●*難所トラバース区間にて
●●*赤線 歩いたルート
7
●●*赤線 歩いたルート
●●●*谷川岳・万太郎山
7
●●●*谷川岳・万太郎山
●●●●*エビス大黒
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●●●●*エビス大黒
そもそもパッケージに「軽アイゼン」と書いてある。「いまごろ気づいても遅い。甘く考えていたアンタが悪い…」
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そもそもパッケージに「軽アイゼン」と書いてある。「いまごろ気づいても遅い。甘く考えていたアンタが悪い…」
勾配が緩くなり、怖かったトラバースもどうにか終わりに近づく。前方にピークが見えてきました。
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勾配が緩くなり、怖かったトラバースもどうにか終わりに近づく。前方にピークが見えてきました。
【P1627mを通過】
10時28分、P1627mを通過。奥には最後の難関「シッケイノ頭」が控え、緊張感は解けない。
2023年03月12日 10:28撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/12 10:28
【P1627mを通過】
10時28分、P1627mを通過。奥には最後の難関「シッケイノ頭」が控え、緊張感は解けない。
【シッケイノ頭 登場】
そしてピークから少し進むと、目の前にシッケイノ頭がヌッと現れる。「う〜む…」
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【シッケイノ頭 登場】
そしてピークから少し進むと、目の前にシッケイノ頭がヌッと現れる。「う〜む…」
●*谷川・万太郎・東俣ノ頭
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●*谷川・万太郎・東俣ノ頭
●●*小出俣山・エビス大黒
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●●*小出俣山・エビス大黒
●●●*難所 シッケイノ頭
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●●●*難所 シッケイノ頭
●●●●*平標山・一ノ肩
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●●●●*平標山・一ノ肩
●*一ノ肩と平標新道
2023年03月12日 10:30撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/12 10:30
●*一ノ肩と平標新道
●●苗場山・霧ノ塔
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●●苗場山・霧ノ塔
●●●*東谷山・日白山
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●●●*東谷山・日白山
●●●●*棒立山・飯士山
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●●●●*棒立山・飯士山
●*小屋場ノ頭・巻機山
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●*小屋場ノ頭・巻機山
●●*後方 トラバース区間
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●●*後方 トラバース区間
●●●*万太郎・小出俣山
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●●●*万太郎・小出俣山
●●●●*エビス大黒
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●●●●*エビス大黒
急斜面のてっぺんをズーム。先行するstkさん達は、すでに最終地点を登っていました。「速いです…」
2023年03月12日 10:32撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/12 10:32
急斜面のてっぺんをズーム。先行するstkさん達は、すでに最終地点を登っていました。「速いです…」
シッケイノ頭へのルート詳細。中腹でトラバース、その後はひたすらの直登です。
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シッケイノ頭へのルート詳細。中腹でトラバース、その後はひたすらの直登です。
長釣尾根からの遠景写真。シッケイノ頭は、急斜面を登りきったさらにもう少し先になります。
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長釣尾根からの遠景写真。シッケイノ頭は、急斜面を登りきったさらにもう少し先になります。
【シッケイノ頭へ向かう】
10時33分、シッケイノ頭へ向かいます。まずは小鞍部へ軽く下る。ピッケル&アイゼンのままです。
2023年03月12日 10:33撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/12 10:33
【シッケイノ頭へ向かう】
10時33分、シッケイノ頭へ向かいます。まずは小鞍部へ軽く下る。ピッケル&アイゼンのままです。
小鞍部1608mから右手側、ダイコンオロシ沢の谷間を眺める。奥には日白山が立ち上がる。緊張感が高まる。
「さて、行きましょう…」
2023年03月12日 10:34撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/12 10:34
小鞍部1608mから右手側、ダイコンオロシ沢の谷間を眺める。奥には日白山が立ち上がる。緊張感が高まる。
「さて、行きましょう…」
小鞍部からはクラックやヤブを避け、3〜4分ほどトラバース。何も難しいところはない。
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小鞍部からはクラックやヤブを避け、3〜4分ほどトラバース。何も難しいところはない。
斜上しながら急斜面を見上げる。もうstkさん達の姿は無い。あらためてピッケルを握り直す。
2023年03月12日 10:36撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/12 10:36
斜上しながら急斜面を見上げる。もうstkさん達の姿は無い。あらためてピッケルを握り直す。
【想定よりも急勾配】
斜上から直登に変わる。想定したよりも急勾配なのに驚く。何処でポタポタ水滴がしたたる。
2023年03月12日 10:37撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/12 10:37
【想定よりも急勾配】
斜上から直登に変わる。想定したよりも急勾配なのに驚く。何処でポタポタ水滴がしたたる。
アイゼンの利きは悪くない。蹴り込んでから2cmほど後方にズレ、そのあとグッと雪面を捉える。だが、ピッケルは手放せない。
2023年03月12日 10:39撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/12 10:39
アイゼンの利きは悪くない。蹴り込んでから2cmほど後方にズレ、そのあとグッと雪面を捉える。だが、ピッケルは手放せない。
後方の眼下を撮影。先ほど通過した小鞍部はかなり下。P1627mにて慣れたためか、高度感は少ない。
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後方の眼下を撮影。先ほど通過した小鞍部はかなり下。P1627mにて慣れたためか、高度感は少ない。
10時41分、まだ急斜面は続く。雪解けが進み、ある箇所では灌木が出ている。ピッケルを刺しながら、慎重に登り続ける。
2023年03月12日 10:41撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/12 10:41
10時41分、まだ急斜面は続く。雪解けが進み、ある箇所では灌木が出ている。ピッケルを刺しながら、慎重に登り続ける。
【灼熱の急斜面】
それにしても暑い。ジリジリと太陽が照りつける。Tシャツ2枚しか着ていないが、頭から汗が流れる。
2023年03月12日 10:46撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/12 10:46
【灼熱の急斜面】
それにしても暑い。ジリジリと太陽が照りつける。Tシャツ2枚しか着ていないが、頭から汗が流れる。
10時51分、徐々に勾配がゆるみ、無事に難所を通過したことを知る。「あぁ、よかった…」
2023年03月12日 10:51撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/12 10:51
10時51分、徐々に勾配がゆるみ、無事に難所を通過したことを知る。「あぁ、よかった…」
【シッケイノ頭を通過】
10時56分、シッケイノ頭通過。標高1737m。難所はすべて終了。緊張感から解放され、ザックを下ろします。
2023年03月12日 11:00撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/12 11:00
【シッケイノ頭を通過】
10時56分、シッケイノ頭通過。標高1737m。難所はすべて終了。緊張感から解放され、ザックを下ろします。
「おかげで助かったよ…」
ピッケルを手にし、じっと見つめ感謝する。ピッケルが無かったら、ここまで来れなかったでしょう。
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「おかげで助かったよ…」
ピッケルを手にし、じっと見つめ感謝する。ピッケルが無かったら、ここまで来れなかったでしょう。
シッケイノ頭さえ通過すれば、もう難所はありません。広大な雪原では、実に美しい風景を堪能できます。
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シッケイノ頭さえ通過すれば、もう難所はありません。広大な雪原では、実に美しい風景を堪能できます。
【仙ノ倉山へ…】
11時02分、仙ノ倉山へ向かいます。ピッケルからWストックに持ち替え、雪原へと歩き出します。
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【仙ノ倉山へ…】
11時02分、仙ノ倉山へ向かいます。ピッケルからWストックに持ち替え、雪原へと歩き出します。
途中、雪のブロックが積んである場所がありました。ここでテント泊したようです。
2023年03月12日 11:05撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/12 11:05
途中、雪のブロックが積んである場所がありました。ここでテント泊したようです。
仙ノ倉山がゆっくりと近づいてきます。これまで辿ってきたルートとはまるで異なり、実にたおやかな稜線。
「何と美しいのだ…」
2023年03月12日 11:07撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/12 11:07
仙ノ倉山がゆっくりと近づいてきます。これまで辿ってきたルートとはまるで異なり、実にたおやかな稜線。
「何と美しいのだ…」
【雪原 山上のオアシス】
高1700mに広がる広大な雪原。その奥に聳えるピラミダルな仙ノ倉山。まるで山上のオアシスのようです。
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【雪原 山上のオアシス】
高1700mに広がる広大な雪原。その奥に聳えるピラミダルな仙ノ倉山。まるで山上のオアシスのようです。
●*中央にエビス大黒ノ頭
2023年03月12日 11:12撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/12 11:12
●*中央にエビス大黒ノ頭
●●*雪原の奥に仙ノ倉山
2023年03月12日 11:12撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/12 11:12
●●*雪原の奥に仙ノ倉山
●●●*平標山と一ノ肩
2023年03月12日 11:12撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/12 11:12
●●●*平標山と一ノ肩
●●●●*奥に苗場山塊
2023年03月12日 11:13撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/12 11:13
●●●●*奥に苗場山塊
●*谷川・万太郎・東俣ノ頭
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●*谷川・万太郎・東俣ノ頭
●●*小出俣山・エビス大黒
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●●*小出俣山・エビス大黒
●●●*超然とした仙ノ倉山
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●●●*超然とした仙ノ倉山
●●●●*進路 トレース
2023年03月12日 11:28撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/12 11:28
●●●●*進路 トレース
雪原はだだっ広く、そして上空では遠くへ飛行機がゆっくりと飛んでいきます。「今日はいい日です…」
2023年03月12日 11:17撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/12 11:17
雪原はだだっ広く、そして上空では遠くへ飛行機がゆっくりと飛んでいきます。「今日はいい日です…」
バックカントリーの男性2名とスライド。何かを相談中。イイ沢の谷間を滑降しようとしているようです。
2023年03月12日 11:17撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/12 11:17
バックカントリーの男性2名とスライド。何かを相談中。イイ沢の谷間を滑降しようとしているようです。
雪原から少し登り1800m肩へ乗り、そこから急斜面を登って仙ノ倉山へ至ります。意外に時間がかかりました。
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雪原から少し登り1800m肩へ乗り、そこから急斜面を登って仙ノ倉山へ至ります。意外に時間がかかりました。
11時15分、1800m肩に上がりました。正面には仙ノ倉山ピークへの最後の急斜面が待ち受けます。
2023年03月12日 11:45撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/12 11:45
11時15分、1800m肩に上がりました。正面には仙ノ倉山ピークへの最後の急斜面が待ち受けます。
【三ノ字ノ頭 の位置 
ところで、私が所有する「苗場・谷川・岩菅集成図」によると、「三ノ字ノ頭」はこの1800m肩付近を示します。
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【三ノ字ノ頭 の位置 
ところで、私が所有する「苗場・谷川・岩菅集成図」によると、「三ノ字ノ頭」はこの1800m肩付近を示します。
【三ノ字ノ頭 の位置◆
一方、ヤマレコのデータ検索をすると、その位置は仙ノ倉山北峰を示しています。三ノ字ノ頭の位置は諸説あり。
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【三ノ字ノ頭 の位置◆
一方、ヤマレコのデータ検索をすると、その位置は仙ノ倉山北峰を示しています。三ノ字ノ頭の位置は諸説あり。
1800m肩付近、どこかの山岳会の人たちとスライド。仙ノ倉山北面直下の下山で、ピッケルを使っていました。
2023年03月12日 11:54撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/12 11:54
1800m肩付近、どこかの山岳会の人たちとスライド。仙ノ倉山北面直下の下山で、ピッケルを使っていました。
【仙ノ倉山の直下】
仙ノ倉山の北面直下の登り。なかなかの急斜面。「思ってたよりもキツい登りです…」
2023年03月12日 11:55撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/12 11:55
【仙ノ倉山の直下】
仙ノ倉山の北面直下の登り。なかなかの急斜面。「思ってたよりもキツい登りです…」
●*茂倉岳・谷川岳・万太郎
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●*茂倉岳・谷川岳・万太郎
●●*阿能川岳・小出俣山
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●●*阿能川岳・小出俣山
●●●*正面に仙ノ倉山北面
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●●●*正面に仙ノ倉山北面
●●●●*右奥に平標山
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●●●●*右奥に平標山
●*檜倉山・平ヶ岳・朝日岳
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●*檜倉山・平ヶ岳・朝日岳
●●*一ノ倉岳・谷川岳
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●●*一ノ倉岳・谷川岳
●●●*万太郎山・東俣ノ頭
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●●●*万太郎山・東俣ノ頭
●●●●*阿能川・小出俣山
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●●●●*阿能川・小出俣山
●*苗場山・霧ノ塔・雁ヶ峰
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●*苗場山・霧ノ塔・雁ヶ峰
●●*高津倉・当間・飯士山
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●●*高津倉・当間・飯士山
●●●*巻機・柄沢・平ヶ岳
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●●●*巻機・柄沢・平ヶ岳
●●●●*谷川岳・武尊山
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●●●●*谷川岳・武尊山
急斜面にあえぎながら、後方を振り返る。赤丸、つい13分前にスライドした山岳会パーティーが、あんなに小さい。
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急斜面にあえぎながら、後方を振り返る。赤丸、つい13分前にスライドした山岳会パーティーが、あんなに小さい。
12時06分、仙ノ倉山北面を登り続けます。笹ヤブが出始めており、2度ほど踏み抜きました。
2023年03月12日 12:06撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/12 12:06
12時06分、仙ノ倉山北面を登り続けます。笹ヤブが出始めており、2度ほど踏み抜きました。
12時22分、仙ノ倉山の北峰を通過。バックカントリーの人たちが数名おり、シッケイ沢へ滑降する準備中でした。
2023年03月12日 12:22撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/12 12:22
12時22分、仙ノ倉山の北峰を通過。バックカントリーの人たちが数名おり、シッケイ沢へ滑降する準備中でした。
【仙ノ倉山に到着・暴風】
12時27分、ついに仙ノ倉山に到着。暴風が吹き、ランチどころではありません。「写真を撮って退散です…」
2023年03月12日 12:27撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/12 12:27
【仙ノ倉山に到着・暴風】
12時27分、ついに仙ノ倉山に到着。暴風が吹き、ランチどころではありません。「写真を撮って退散です…」
●*仙ノ倉山より山座同定
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●*仙ノ倉山より山座同定
●●*巻機・小沢岳・平ヶ岳
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●●*巻機・小沢岳・平ヶ岳
●●●*一ノ倉・谷川・俎
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●●●*一ノ倉・谷川・俎
●●●●*阿能川・三尾根岳
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●●●●*阿能川・三尾根岳
●*七ツ小屋・武能・朝日岳
9
●*七ツ小屋・武能・朝日岳
●●*一ノ倉・至仏・万太郎
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●●*一ノ倉・至仏・万太郎
●●●*東俣ノ頭・川棚ノ頭
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●●●*東俣ノ頭・川棚ノ頭
●●●●*エビス大黒ノ頭
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●●●●*エビス大黒ノ頭
●*大源太・三国山・稲包山
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●*大源太・三国山・稲包山
●●*丸山・佐武流・ナラズ
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●●*丸山・佐武流・ナラズ
●●●*平標・苗場・霧ノ塔
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●●●*平標・苗場・霧ノ塔
●●●●*日白山・当間山
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●●●●*日白山・当間山
平標山へのルート。この区間は雪消えが早く、いくらか夏道が出ていました。丸山のピークは通過せず、北斜面をトラバースします。
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平標山へのルート。この区間は雪消えが早く、いくらか夏道が出ていました。丸山のピークは通過せず、北斜面をトラバースします。
【平標山へ向かう】
12時42分、Wストック&アイゼンのまま、平標山へ進みます。まずは眼下の丸山へ向かいます。
2023年03月12日 12:42撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/12 12:42
【平標山へ向かう】
12時42分、Wストック&アイゼンのまま、平標山へ進みます。まずは眼下の丸山へ向かいます。
【丸山はピークを通過せず】
丸山のピークは通過せず、北斜面をトラバースします。雪面がゆるみ、3度踏み抜きました。
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【丸山はピークを通過せず】
丸山のピークは通過せず、北斜面をトラバースします。雪面がゆるみ、3度踏み抜きました。
丸山を越えると、平標山が見えてくる。雪はだいぶ消え、夏道があちこちで出ている。依然、暴風吹き荒れる。「風で涙が出てきます…」
2023年03月12日 13:05撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/12 13:05
丸山を越えると、平標山が見えてくる。雪はだいぶ消え、夏道があちこちで出ている。依然、暴風吹き荒れる。「風で涙が出てきます…」
中間の鞍部まで来ると、雪は殆ど消えていました。
「仙ノ倉山北尾根とは、まるで違った風景です…」
2023年03月12日 13:16撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/12 13:16
中間の鞍部まで来ると、雪は殆ど消えていました。
「仙ノ倉山北尾根とは、まるで違った風景です…」
平標山直下、木製の階段を登ります。ここでは一時的にアイゼンを外しました。
2023年03月12日 13:19撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/12 13:19
平標山直下、木製の階段を登ります。ここでは一時的にアイゼンを外しました。
【平標山を通過】
13時29分、平標山を通過。もうこの時間には誰もいません。やはり暴風のため、休憩ナシです(T_T)
2023年03月12日 13:29撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/12 13:29
【平標山を通過】
13時29分、平標山を通過。もうこの時間には誰もいません。やはり暴風のため、休憩ナシです(T_T)
下山ルートはヤカイ沢を選びます。この先はおそらくアイゼンは不要と思い、ワカンに履き替えました。
2023年03月12日 13:34撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/12 13:34
下山ルートはヤカイ沢を選びます。この先はおそらくアイゼンは不要と思い、ワカンに履き替えました。
●*丸山付近にて撮影
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●*丸山付近にて撮影
●●*上ノ倉山・佐武流山
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●●*上ノ倉山・佐武流山
●●●*進行方向 平標山
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●●●*進行方向 平標山
●●●●*雁ヶ峰・高石山
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●●●●*雁ヶ峰・高石山
●*平標山南面より撮影
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●*平標山南面より撮影
●●*中央奥に平標山
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●●*中央奥に平標山
●●●*小出俣・吾妻耶山
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●●●*小出俣・吾妻耶山
●●●●*黒金山・大源太
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●●●●*黒金山・大源太
平標山から南下し、1850m付近よりコースを外れてヤカイ沢へ。トレース多数。ヤカイ沢では左岸側を歩く。
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平標山から南下し、1850m付近よりコースを外れてヤカイ沢へ。トレース多数。ヤカイ沢では左岸側を歩く。
【ヤカイ沢ルートで下山】
13時30分、平標山から下山開始。まずは「平標山ノ家」方面へ向けて南下します。
2023年03月12日 13:30撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/12 13:30
【ヤカイ沢ルートで下山】
13時30分、平標山から下山開始。まずは「平標山ノ家」方面へ向けて南下します。
その後、眼下に平標山ノ家が見えてきた頃、標高1850m付近から右に折れ、ヤカイ沢へ向かいます。
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その後、眼下に平標山ノ家が見えてきた頃、標高1850m付近から右に折れ、ヤカイ沢へ向かいます。
大黒山を正面に、南から西へとカーブしつつ、トレース多数の太い尾根を下る。途中から尾根を外れることになる。
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大黒山を正面に、南から西へとカーブしつつ、トレース多数の太い尾根を下る。途中から尾根を外れることになる。
【ようやく遅めのランチ】
13時59分、しばらく下ると暴風が収まり、ようやく遅めのランチ。「バス時間まで余裕があります…」
2023年03月12日 13:59撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/12 13:59
【ようやく遅めのランチ】
13時59分、しばらく下ると暴風が収まり、ようやく遅めのランチ。「バス時間まで余裕があります…」
ランチ後、標高1650mあたりから尾根を右へ外れ、ヤカイ沢へ向かいます。人影はまったくありません。
2023年03月12日 14:29撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/12 14:29
ランチ後、標高1650mあたりから尾根を右へ外れ、ヤカイ沢へ向かいます。人影はまったくありません。
15時21分、トレースを辿ってヤカイ沢左岸を下り、岩魚沢林道に合流。ワカンのまま歩き続けます。
2023年03月12日 15:21撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/12 15:21
15時21分、トレースを辿ってヤカイ沢左岸を下り、岩魚沢林道に合流。ワカンのまま歩き続けます。
15時49分、平標登山口バス停に到着。15時50分のバスにピッタリ間に合う。「計算どおりです…」
*バス時刻表はその後改正
2023年03月12日 15:49撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/12 15:49
15時49分、平標登山口バス停に到着。15時50分のバスにピッタリ間に合う。「計算どおりです…」
*バス時刻表はその後改正
「おぉ、お疲れ様です!」
なんと平標登山口バス停にて、stkさん達と遭遇。バス到着までしばし談笑。
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「おぉ、お疲れ様です!」
なんと平標登山口バス停にて、stkさん達と遭遇。バス到着までしばし談笑。
【JR越後湯沢駅】
16時30分、スキー客で激混みのバスに揺られて越後湯沢駅到着。さらにJR上越線に乗って土樽駅へ。
2023年03月12日 16:53撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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【JR越後湯沢駅】
16時30分、スキー客で激混みのバスに揺られて越後湯沢駅到着。さらにJR上越線に乗って土樽駅へ。
17時13分、土樽駅に到着。そこから車道を歩いて駐車場へ。ここで初めてstkさんがレコユーザーであることを知りました。
2023年03月12日 17:21撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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17時13分、土樽駅に到着。そこから車道を歩いて駐車場へ。ここで初めてstkさんがレコユーザーであることを知りました。
【駐車場・下山終了】
17時28分、駐車場に到着し、無事に下山終了です。「長い1日だった。充実の1日だった…」
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【駐車場・下山終了】
17時28分、駐車場に到着し、無事に下山終了です。「長い1日だった。充実の1日だった…」
●*奥に谷川連峰主稜線
2023年03月12日 11:29撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/12 11:29
●*奥に谷川連峰主稜線
●●*エビス大黒ノ頭
2023年03月12日 11:29撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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●●*エビス大黒ノ頭
●●●*聳え立つ仙ノ倉山
2023年03月12日 11:29撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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●●●*聳え立つ仙ノ倉山
●●●●*雪原のオアシス
2023年03月12日 11:29撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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●●●●*雪原のオアシス
撮影機器:

装備

個人装備
半袖シャツ 長袖インナー ズボン 靴下 グローブ 雨具 ネックウォーマー ザック 輪カンジキ モンベル スノースパイク10 昼ご飯 行動食 飲料 水筒(保温性) 地図(地形図) ヘッドランプ GPS 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ピッケル カメラ

感想

5年ほど前、古本屋で雑誌『岳人』のバックナンバーを購入したら、たまたま「岳人100ルート」という特集が掲載されていました。そこに「仙ノ倉山北尾根ルート」が紹介されており、その時からこのルートに興味を持っていました。

このルートについてあれこれ情報を調べ、そして「無理なら途中で引き返せばいい…」という気持ちで登山口へ向かいました。実際、険しいルートでしたが、この日の雪の状態はよく、トレースが明確で、さらにstkさん達に先行してもらったのは幸運でした。

そうした運に恵まれなかったら、途中で引き返していたに違いありません。


【参考サイト】
●stkさんのレコ『仙ノ倉山北尾根』
 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5261123.html

【参考文献・その他】
●『岳人』2014年7月号No.805 岳人100ルート 上信越・谷川連峰
●『山スキー百山』スキーアルピニズム研究会 山と渓谷社
●『苗場・谷川・岩菅 集成図』 1965年版
●山と高原地図『谷川岳・苗場山・武尊山』 昭文社

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