有明山、燕岳、餓鬼岳(中房温泉→有明山→中房温泉→燕岳→餓鬼岳→安曇野)
- GPS
- 56:00
- 距離
- 30.1km
- 登り
- 2,731m
- 下り
- 3,505m
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
【 コメント 】
・ 北アルプスでは例年より10日程早く進んでる紅葉が終わる前に、数年前から予定していた餓鬼岳&燕岳&有明山の山行計画を、この度遂行しました。
・ 都合と天候等がマッチした10月中旬、朝一番の電車で出発、昼から有明山をピストン、中房温泉に泊り、翌朝燕岳を登り、餓鬼岳山荘までの行程。翌日餓鬼岳登山後、信濃大町方面へ下山する計画を実行しました。
《 1日目 》
・ 新宿から特急あずさ3号空いてる自由席に乗車、穂高駅下車、空いてる路線バスで約1時間で紅葉見頃の終点の中房温泉に到着。
・ 中房温泉の宿に荷物を預け、サブザックを背負って12時過ぎに出発。
・ 有明荘裏のガラ空きの第三駐車場奥の、有明山登山口に到着。
・ 入口にある登山届のポストに計画書を入れ、登山開始。
・ 一昨日の台風後、誰も登った形跡がなく、熊出没注意とのことでしたので、ズズ等の音を出しながらの登山開始。
・ すぐに三段の滝分岐ヶあり、帰りに立ち寄ることで、先に進む。
・ まもなく手をついて登るほどの急登となりましたが、30分程で終わり、一旦平坦になった後、普通の急登が続く。
・ 登山道はさほど荒れてなく要所要所にはピンクのテープがありましたので、最後まで一切迷うことはありませんでした。
・ 部分的に狭く急な斜面の岩場があり、鉄筋ステップやクサリがありますが、一部ない個所もあり、注意しながら進む。
・ やがてアップダウン後、トラバースを越えると稜線に出ましたが、残念ながら視界不良で、展望得られず。
・ 更に進むとピカピカに光った大きな鳥居が現れ、有明神社に到着。
・ 神社と社のある先の三角点のある場所が最高地点の北嶺のようです。
・ 山頂付近のガスが晴れないので中岳の先まで進み引き返し、往路を忠実に戻る。
・ 下山時は、木の根っこが多い個所があり、スリップに注意して軽快に下る。
・ 三段の滝への分岐を右折、すぐに滝前に到着。
・ 終盤近くなった紅葉を見ながら滝前で一服。 直ぐ先にある“たる沢の滝”を撮影後、中房温泉の宿に到着。
《 2日目 》
・ 前日、有明山登山後、中房温泉の宿に泊り、温泉に浸ってベストコンデションで本日の餓鬼岳までの縦走登山を開始。
・ 昨夜、雨が降ったようですが、今朝は快晴、天気予報も晴天で、展望が期待できる中、昨晩受取った弁当を食べてから、明るくなった5時50分に出発。
・ すぐに燕岳登山口に到着、登山届をポストに入れ、登山開始。
・ 平日でも人気のある山だけあって、10名位が準備をしていました。
・ 低目の気温ですが無風状態なので、防寒着を脱ぎシャツ一枚で丁度良い感じで、やや急登をひたすら登り始める。
・ 昨日の有明山の急登からすれば非常に楽な登りで、しかも歩き易く、第一ベンチから合戦小屋まで、適度の間隔で休憩ベンチがあるので、すごく歩き易いコースに感じました。
《 2日目後半〜3日目 》
・ 燕岳山頂からは稜線の北側でやや強風。 非常に寒いので防寒防止を被り登頂後、いよいよかなり先の餓鬼岳目指して出発。
・ この先は新雪に残された足跡が約二人分しかなく、遥か彼方を目を凝らして見てみても、人影は見られず、静かな山歩きを続ける。
・ 新雪は2〜3cmで、吹き溜まりで10cm位でしたが、歩行に障害はなく、予定のペースで餓鬼岳迄行けました。
・ 途中、北側日影の部分で、数ヵ所木製階段があり、雪の積もった下り個所は慎重に下りましたが、その他の個所は僅かの雪で問題なく進む。
・ 稜線の東側では無風で日射が強く暑くなり、防寒帽子を脱ぎ、ジャンバーを緩めて、適度な体温調整をしながら、展望を楽しみながら縦走。
・ 幾つかのピークをアップダウンし、ようやく前方に餓鬼岳小屋を発見。
・ 小屋に到着、受付を済ませ、空身で直ぐ裏山の餓鬼岳へ登る。
・ 山頂には3人登頂、展望写真を撮ったりした後、夕食の5時が近づいてるので、下山。
・ 今夜の登山客は全部で、6名。 一部屋だけのこじんまりした昔ながらの山小屋で、約10名で満員になる広さ。
・ 炊き込みご飯とおでんのおかずを食べた後、お膳を片付け、全員で寝具を敷き就寝準備。
・ 深夜、雪が降り、朝外へ出ると、3cm程積もっていましたが、歩行には影響ない範囲でした。
・ 早朝4時半過ぎに起き、寝具を片付け、5時から全員そろって朝食。
・ 食事後、ようやく黎明の東の空を写真撮影、上空では雲が早いスピードで飛び交うが、風下側では雲が消え去り、真っ赤に登る朝日を撮影することが出来ました。
・ 更に手袋をしていても手が凍えそうになる寒さの中、モルゲンロードになる瞬間を待ち、撮影。
・ 冷え切った体を一旦小屋に入って温まった後、再度餓鬼岳山頂へ登頂開始、10分弱で登頂しると眼下にオレンジ色の朝日に映えた稜線が目に飛び込んできたので直ぐに撮影。
・ 強風で寒いのですぐさま下山、小屋でお湯を購入(500ml200円)し、勇気のいる昔ながらの○○トイレを済ませ、白沢登山口へ向けて下山開始。
・ 一人の雪足跡があり、トレース風にやや急な連続した下りのジグザグした登山道を下る。
・ 数ヵ所、梯子やロープなどがあり、30分程下ると次第に積雪もなくなり、歩き易くなり、風もないので暑くなり、ウインドブレーカ1枚、更にシャツだけにして下り続ける。
・ 先行者を追い越し、なおも続く坂道を下り続け、最終水場を過ぎ、魚止めの滝、紅葉の滝辺りでは紅葉真っ盛り状態で、綺麗な紅葉を撮りました。
・ ようやく、白沢登山口に到着し、下り坂の歩き易い舗装された林道を快適に歩き、予定の時間より早目に無人駅の信濃常盤に到着。
・ 途中、あずみの自然公園入口に寄ったり、山栗を拾ったりして、電車の時刻に丁度良い時刻に到着。
・ 松本で特急に乗り換え、ガラ空きの始発特急に乗車、予定の時間に新宿到着。
・ 天候に恵まれ、紅葉と初冠雪にも遭遇出来、無事に有意義な素晴らしい山旅が出来たことなどに、感謝します。
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