5時半出発、気温3度です。
6時になってようやく明るくなってきました。
広い戸台川をさかのぼっていきます。
最初の堰堤と2つ目の堰堤までは左側に道があります。
そこから川を横切って右側を進んで行きます。
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10/25 6:03
5時半出発、気温3度です。
6時になってようやく明るくなってきました。
広い戸台川をさかのぼっていきます。
最初の堰堤と2つ目の堰堤までは左側に道があります。
そこから川を横切って右側を進んで行きます。
出発から1時間半、ここまで6km程ありました。
標高差で300m程登ってきました。
角兵衛沢分岐で川を渡ります。
少し下った所で川が2つに分かれていて、その浅瀬を渡りました。
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10/25 7:02
出発から1時間半、ここまで6km程ありました。
標高差で300m程登ってきました。
角兵衛沢分岐で川を渡ります。
少し下った所で川が2つに分かれていて、その浅瀬を渡りました。
いよいよ角兵衛沢を登っていきます。
先ず右方向に登っていきます、この先も大岩下ノ岩小屋まではピンクのテープがあって、迷うことはありません。
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10/25 7:04
いよいよ角兵衛沢を登っていきます。
先ず右方向に登っていきます、この先も大岩下ノ岩小屋まではピンクのテープがあって、迷うことはありません。
1時間半少しで大岩下ノ岩小屋に到着、標高2050m付近まできました。
ここで岩からわき出ている水を頂き15分ほど休憩。
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10/25 8:42
1時間半少しで大岩下ノ岩小屋に到着、標高2050m付近まできました。
ここで岩からわき出ている水を頂き15分ほど休憩。
岩小屋の上部です、もろい岩肌のようです、垂直に切り立っています。
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10/25 8:56
岩小屋の上部です、もろい岩肌のようです、垂直に切り立っています。
岩小屋から中央アルプスが見渡せました。
まだ日が差してきません。
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10/25 8:56
岩小屋から中央アルプスが見渡せました。
まだ日が差してきません。
いよいよ角兵衛沢の本領に取りかかります。
まずは右側を岩沿いに登ります。
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10/25 9:00
いよいよ角兵衛沢の本領に取りかかります。
まずは右側を岩沿いに登ります。
不明確な道はガレ場を左の樹林帯にトラバースしています。
この林の急斜面登っていきます。
そのうちに木がなくなり左側の岩の端を登りますが、枯れたフジアザミが群生していてこの棘がズボンや手袋の上からも刺さって痛い痛い!
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10/25 9:18
不明確な道はガレ場を左の樹林帯にトラバースしています。
この林の急斜面登っていきます。
そのうちに木がなくなり左側の岩の端を登りますが、枯れたフジアザミが群生していてこの棘がズボンや手袋の上からも刺さって痛い痛い!
角兵衛沢のコルが見え始めた頃、ガラ場の真ん中にピンクのテープがあったので、今度は右側にトラバースします。
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10/25 9:41
角兵衛沢のコルが見え始めた頃、ガラ場の真ん中にピンクのテープがあったので、今度は右側にトラバースします。
2350m付近からみる中央アルプス。
正面に南アルプススパー林道
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10/25 9:50
2350m付近からみる中央アルプス。
正面に南アルプススパー林道
急なガラ場、歩きにくいし体力が消耗していく。
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10/25 9:50
急なガラ場、歩きにくいし体力が消耗していく。
右側を登ってすぐにこんなザラ場が待っていました。
蟻地獄です、滑って全く登れなくなりました。
仕方ないのでさらに右側の岩との少しでも登れそうな場所をさがして登ります。
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10/25 9:58
右側を登ってすぐにこんなザラ場が待っていました。
蟻地獄です、滑って全く登れなくなりました。
仕方ないのでさらに右側の岩との少しでも登れそうな場所をさがして登ります。
角兵衛沢の頭まであと少し、もう面倒くさいので真ん中をガラガラしながら登ります。
雪山ならいくら急でもリズムをもって登れるのに、ここはペースがとれません、崩れ落ちる石で踏ん張りがききません。
こんなきつい登りは初めてでした。
恐るべし角兵衛沢!
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10/25 10:05
角兵衛沢の頭まであと少し、もう面倒くさいので真ん中をガラガラしながら登ります。
雪山ならいくら急でもリズムをもって登れるのに、ここはペースがとれません、崩れ落ちる石で踏ん張りがききません。
こんなきつい登りは初めてでした。
恐るべし角兵衛沢!
右手に鋸岳のピークが見えました。
見下すように聳えています。
心が萎えそうになりました。
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10/25 10:05
右手に鋸岳のピークが見えました。
見下すように聳えています。
心が萎えそうになりました。
体力消耗しました、回復に休憩せざるを得ません。
かなり時間がかかったかと思いや、ガラ場を登りだして1時間10分でした。
でも3時間くらい急登を登っているような感覚です。
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10/25 10:19
体力消耗しました、回復に休憩せざるを得ません。
かなり時間がかかったかと思いや、ガラ場を登りだして1時間10分でした。
でも3時間くらい急登を登っているような感覚です。
左も厳しい山容の岩山
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10/25 10:18
左も厳しい山容の岩山
角兵衛沢のコルからは鋸岳への急なナイフリッジを登ります。
右側に落ちたらと思うとぞっとします。
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10/25 10:27
角兵衛沢のコルからは鋸岳への急なナイフリッジを登ります。
右側に落ちたらと思うとぞっとします。
戸台を出発して5時間、やっと鋸岳山頂です。
この時間なら第二ピークを経て熊穴沢から下れそうです。
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10/25 10:36
戸台を出発して5時間、やっと鋸岳山頂です。
この時間なら第二ピークを経て熊穴沢から下れそうです。
山頂から甲斐駒、北岳、間ノ岳、塩見の左に荒川右に赤石、そして仙丈と一望出来ました。
北岳、間ノ岳山頂は白くなっていますね。
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10/25 10:36
山頂から甲斐駒、北岳、間ノ岳、塩見の左に荒川右に赤石、そして仙丈と一望出来ました。
北岳、間ノ岳山頂は白くなっていますね。
甲斐駒方面から左に見ていくと・・・
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10/25 10:37
甲斐駒方面から左に見ていくと・・・
日向八丁尾根の向こうに八ヶ岳連峰が見えます。
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10/25 10:37
日向八丁尾根の向こうに八ヶ岳連峰が見えます。
さらに左、遠く頸城山系、北アルプスがすべて見渡せます。
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10/25 10:37
さらに左、遠く頸城山系、北アルプスがすべて見渡せます。
穂高連峰、乗鞍岳、手前は鋸から編笠山、白岩岳から入笠山
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10/25 10:37
穂高連峰、乗鞍岳、手前は鋸から編笠山、白岩岳から入笠山
中央アルプスの向こうに乗鞍、白煙の御嶽
手前の谷は戸台川、伊那市がくっきり。
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10/25 10:37
中央アルプスの向こうに乗鞍、白煙の御嶽
手前の谷は戸台川、伊那市がくっきり。
登ってきた角兵衛沢と戸台川、南アルプス林道。
紅葉がきれいです。
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10/25 10:42
登ってきた角兵衛沢と戸台川、南アルプス林道。
紅葉がきれいです。
第二ピークまでは険しい稜線が続いていますが、この後稜線はほとんど歩きません。
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10/25 10:43
第二ピークまでは険しい稜線が続いていますが、この後稜線はほとんど歩きません。
30分ほど休憩していよいよ核心の第二ピークを目指します。
ここから狭い稜線を下って右にハイマツの先あたりが小ギャップの降り口です。
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10/25 11:04
30分ほど休憩していよいよ核心の第二ピークを目指します。
ここから狭い稜線を下って右にハイマツの先あたりが小ギャップの降り口です。
すぐに小ギャップの降り口、8m垂直に降りて、15m鎖場を登ります。
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10/25 11:07
すぐに小ギャップの降り口、8m垂直に降りて、15m鎖場を登ります。
向こうが15mの崖、頂上まで鎖があります。
ここを越えて裏側に下っていくようです。
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10/25 11:07
向こうが15mの崖、頂上まで鎖があります。
ここを越えて裏側に下っていくようです。
さあ、垂直な岩の壁を下りましょう。
足場が無いところもあってヒヤヒヤしましたが、ここは鎖に命を託します。
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10/25 11:08
さあ、垂直な岩の壁を下りましょう。
足場が無いところもあってヒヤヒヤしましたが、ここは鎖に命を託します。
下ってきた先を見上げるとこんな感じです。
垂直です、この鎖が無ければロープでの懸垂降下しか無理でしょう。
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10/25 11:10
下ってきた先を見上げるとこんな感じです。
垂直です、この鎖が無ければロープでの懸垂降下しか無理でしょう。
今度はこの15mも岩場を登ります、いたる所で凍結していてここも鎖に頼りっきりでした。
ここを登って稜線を越えていきますが、迷いました。
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10/25 11:10
今度はこの15mも岩場を登ります、いたる所で凍結していてここも鎖に頼りっきりでした。
ここを登って稜線を越えていきますが、迷いました。
稜線を越えて鹿の窓手前て振り返ります。
手前のピーク下に鎖がありますが、足場がほとんどありません、ここをトラバースして、下に見える道に降りてくるところが一番緊張しました。無理矢理下りましたがヒヤヒヤしました。
それとも他の方法があったのでしょうか?
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10/25 11:22
稜線を越えて鹿の窓手前て振り返ります。
手前のピーク下に鎖がありますが、足場がほとんどありません、ここをトラバースして、下に見える道に降りてくるところが一番緊張しました。無理矢理下りましたがヒヤヒヤしました。
それとも他の方法があったのでしょうか?
危険箇所を過ぎてほっとしたら すぐに鹿の窓が現れました。
先程の緊張が解けずまだドキドキしています。
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10/25 11:21
危険箇所を過ぎてほっとしたら すぐに鹿の窓が現れました。
先程の緊張が解けずまだドキドキしています。
鹿の窓をくぐると一気に下ります。
ここも鎖が無いと絶対無理な危険箇所ですね。
くぐった先はほとんど足場のスペースがありません。
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10/25 11:23
鹿の窓をくぐると一気に下ります。
ここも鎖が無いと絶対無理な危険箇所ですね。
くぐった先はほとんど足場のスペースがありません。
ここから垂直のもろい岩場を鎖を頼りに降ります。
鹿窓ルンゼの下降が始まります。
これも結構長い鎖です。
だれーもいませんので一気に下ります。
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10/25 11:24
ここから垂直のもろい岩場を鎖を頼りに降ります。
鹿窓ルンゼの下降が始まります。
これも結構長い鎖です。
だれーもいませんので一気に下ります。
ずるずると降りると一緒に落石も・・
この直後、いきなり上から拳大の石が降ってきました。
ひえー・・・・怖い!!
逃げるように下りました。
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10/25 11:24
ずるずると降りると一緒に落石も・・
この直後、いきなり上から拳大の石が降ってきました。
ひえー・・・・怖い!!
逃げるように下りました。
周りの岩場はすべてもろく、何時落石があってもおかしくありません。落石が当たらなくて良かった・・・。
鎖が切れたこのあたりには北に岩をトラバースする道が見えますが、これは行ってはだめなのでさらに下っていきます。
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10/25 11:27
周りの岩場はすべてもろく、何時落石があってもおかしくありません。落石が当たらなくて良かった・・・。
鎖が切れたこのあたりには北に岩をトラバースする道が見えますが、これは行ってはだめなのでさらに下っていきます。
左下に崖をトラバースするところが見えました。
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10/25 11:27
左下に崖をトラバースするところが見えました。
鹿窓があんなに小さく見えます。
右手側(西側)を下ってきました。
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10/25 11:30
鹿窓があんなに小さく見えます。
右手側(西側)を下ってきました。
さらに下ってバンドを発見。
ここは西側の草壁の一番したの道です。
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10/25 11:34
さらに下ってバンドを発見。
ここは西側の草壁の一番したの道です。
これがバンドです。岩に赤い矢印が薄く見えました。
ちょっと見たらここをどうやって進むの?と思いましたが、近くにいけば道もはっきりして特に危険を感じませんでした。
このバンドを進み大ギャップのルンゼを横切ります。
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10/25 11:34
これがバンドです。岩に赤い矢印が薄く見えました。
ちょっと見たらここをどうやって進むの?と思いましたが、近くにいけば道もはっきりして特に危険を感じませんでした。
このバンドを進み大ギャップのルンゼを横切ります。
ルンゼを横切ったら目の前の崖を直登するような草道を登ります。少し登った所からみる第三高点と第二高点の大ギャップにある鹿の窓もどきです。
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10/25 11:39
ルンゼを横切ったら目の前の崖を直登するような草道を登ります。少し登った所からみる第三高点と第二高点の大ギャップにある鹿の窓もどきです。
急登な草地は先日の雨のせいかいたるところで凍結していました。
足の置き場に気をつけて登ります。
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10/25 11:44
急登な草地は先日の雨のせいかいたるところで凍結していました。
足の置き場に気をつけて登ります。
鋸岳が見えました。
岩だらけですね。
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10/25 11:47
鋸岳が見えました。
岩だらけですね。
草地を登ってから稜線にでて、ごろごろした岩場を登った先が第二ピークです。
達成感より精神的な疲労でぐったりです。
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10/25 11:55
草地を登ってから稜線にでて、ごろごろした岩場を登った先が第二ピークです。
達成感より精神的な疲労でぐったりです。
第二ピークから甲斐駒北岳方面
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10/25 11:55
第二ピークから甲斐駒北岳方面
仙丈、仙丈小屋と大平山荘が見えました。
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10/25 11:56
仙丈、仙丈小屋と大平山荘が見えました。
越えてきた鋸岳第一ピーク。
20分ほど休憩します。
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10/25 11:56
越えてきた鋸岳第一ピーク。
20分ほど休憩します。
さて何となく膝ががくがくするも下ります。
山頂から一旦山梨側に出て、また稜線に出たところにダケカンバに標識があり信州側に中の川乗越へ下ります。
これもまた非常に急な下りです。
0
10/25 12:20
さて何となく膝ががくがくするも下ります。
山頂から一旦山梨側に出て、また稜線に出たところにダケカンバに標識があり信州側に中の川乗越へ下ります。
これもまた非常に急な下りです。
左端に道があります、そちらから下ります。
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10/25 12:27
左端に道があります、そちらから下ります。
正面に甲斐駒を見ながら(いや滑ってばかりで見ている余裕はありません)下ります。
それでもまだ砂利のような道なのですべり降りる事も出来て楽でした。
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10/25 12:27
正面に甲斐駒を見ながら(いや滑ってばかりで見ている余裕はありません)下ります。
それでもまだ砂利のような道なのですべり降りる事も出来て楽でした。
下り終えて中の川乗越から降りてきた第二ピーク方面を見上げる。(写真ではルンゼ右端を下って来ました)
よくもまあこんな急な下りを降りてきたもんだ。
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10/25 12:34
下り終えて中の川乗越から降りてきた第二ピーク方面を見上げる。(写真ではルンゼ右端を下って来ました)
よくもまあこんな急な下りを降りてきたもんだ。
しかしここからが大変だった。
下りと行っても道はわからず、とりあえず真ん中を降りていきますが、ガラガラと崩れ落ちる石に足を取られて何度こけたことでしょう。
その度に膝ががくがくしてきます。痛くならないだけましかも。
こんなところでけがでもしたらと思うと気が抜けません。
ふと日暮れまでに熊穴沢の合流まで行けるのか心配になってきました。
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10/25 12:53
しかしここからが大変だった。
下りと行っても道はわからず、とりあえず真ん中を降りていきますが、ガラガラと崩れ落ちる石に足を取られて何度こけたことでしょう。
その度に膝ががくがくしてきます。痛くならないだけましかも。
こんなところでけがでもしたらと思うと気が抜けません。
ふと日暮れまでに熊穴沢の合流まで行けるのか心配になってきました。
標高差400m程を道無きガラ場を左側に向かって下り、ようやく道を発見。
足の踏ん張りが無くなってきて、やばいかなと思っていた頃でした、また迷子になったような不安がもたげてきた時でした。
ピンクのテープを見つけたときは本当に嬉しかった。
一旦林に入ってもすぐガラ場に出て下ります。
この道がまた急です。
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10/25 13:21
標高差400m程を道無きガラ場を左側に向かって下り、ようやく道を発見。
足の踏ん張りが無くなってきて、やばいかなと思っていた頃でした、また迷子になったような不安がもたげてきた時でした。
ピンクのテープを見つけたときは本当に嬉しかった。
一旦林に入ってもすぐガラ場に出て下ります。
この道がまた急です。
そこから250mほど降りてきてようやく森林に入ります。
ここは1850m付近、やっと日帰りできる確信が出て安心しました。
1
10/25 13:36
そこから250mほど降りてきてようやく森林に入ります。
ここは1850m付近、やっと日帰りできる確信が出て安心しました。
振り返ると第二ピーク、紅葉と青空がきれいです。
ここからはようやくガラ場ともおさらばかなと思うと嬉しくなりました。
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10/25 13:38
振り返ると第二ピーク、紅葉と青空がきれいです。
ここからはようやくガラ場ともおさらばかなと思うと嬉しくなりました。
下っていくと走れる程の道もありました。
でもそんなところは少なかった。
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10/25 13:55
下っていくと走れる程の道もありました。
でもそんなところは少なかった。
時々ガラ場横を下ったり、横切ったりしていきます。
勾配も少しは緩くなってきました。
0
10/25 13:57
時々ガラ場横を下ったり、横切ったりしていきます。
勾配も少しは緩くなってきました。
紅葉を楽しみながら下る心の余裕が出てきました。
0
10/25 14:16
紅葉を楽しみながら下る心の余裕が出てきました。
良いですね、ちょうど1700m付近が紅葉の中心かな。
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10/25 14:20
良いですね、ちょうど1700m付近が紅葉の中心かな。
戸台川が見えました。
しかし崖のようになっています。
ここでどう下るのか迷いました。
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10/25 14:28
戸台川が見えました。
しかし崖のようになっています。
ここでどう下るのか迷いました。
沢の西側の崩れやすい崖をトラバースしながら下ります。
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10/25 14:36
沢の西側の崩れやすい崖をトラバースしながら下ります。
戸台川に出ました、鋸岳と右奥に甲斐駒の白い頂きが見えます。
日が短いので、もう夕日が山に当たっているようです。
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10/25 14:55
戸台川に出ました、鋸岳と右奥に甲斐駒の白い頂きが見えます。
日が短いので、もう夕日が山に当たっているようです。
夕日に紅葉が鮮やかです。
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10/25 15:06
夕日に紅葉が鮮やかです。
夕日に照らされる山々を楽しみながら戸台川を下ります。
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10/25 15:06
夕日に照らされる山々を楽しみながら戸台川を下ります。
行動時間11時間で帰ってきました。
広い駐車場には朝と同じ車が3台だけ、
結局誰とも会わずの山行でした。
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10/25 16:29
行動時間11時間で帰ってきました。
広い駐車場には朝と同じ車が3台だけ、
結局誰とも会わずの山行でした。
初めまして
お疲れ様でした。
13年前の7月下旬に同じルートで周回し、12時間05分掛かりました。
当時は角兵衛沢案内板がなく、戸台川を対岸に渡る地点を探すのが大変でした。
山行前に読んだガイドブックには、小ギャップへの下りには鎖もロープもないと書かれていましたが、行ってみると真新しいロープが張られていました。鹿の窓をくぐった先の下りも鎖でなく、ロープでした。
第一高点から第二高点へは私も50分でしたが、昭文社の登山地図では今も昔も2時間30分となっており、実情とかけ離れているように思います。
takayama2561さん、「
コメント有り難うございました。
私には今回初めての鋸岳でした。
ヤマレコを読んでいたら思ったほど大変じゃないのかなと思っていました。
甘かったかなと思っています。
takayama2561さんの登った時期とは違って、今はそれなりに鎖もしっかりしていますが、
それでも自分にとってはきつい山でした。
それにあのガラ場の登り下りは効きますね。
落石も頻繁にあり、特に鹿の窓ルンゼでの上からの落石には肝を冷やしました。
もっと時間の余裕を持って望めば良かったかなと反省です。
ジャンや大キレットとは違う危険の種類の山だったと思っています。
しばらくは楽しい山行で心のリハビリをするつもりです。
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