新緑の奥武蔵（二子山〜武川岳〜妻坂峠〜ウノタワ）

2023年04月29日(土) [日帰り]

• GPS: 08:11
• 距離: 16.2km
• 登り: 1,506m
• 下り: 1,472m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:21
• 休憩: 0:44
• 合計: 8:05

8:02 芦ヶ久保駅
8:15 8:16 あしがくぼの氷柱
8:52 8:54 冨士浅間神社
9:44 9:45 二子山雌岳
9:53 9:54 二子山
10:02 10:02 道標 22-9 横瀬町
10:28 10:28 道標 22-8 横瀬町
10:43 10:45 焼山
10:57 10:57 焼山峠
11:23 11:24 蔦岩山
11:41 12:10 武川岳
12:32 12:33 妻坂峠
13:53 14:01 大持山の肩
14:10 14:10 横倉山
14:25 14:25 ウノタワ
15:03 15:04 ウノタワ入口
15:31 15:31 横倉林道起点
15:57 15:58 名栗蛇滝
16:14 名郷

天候

晴れしだいに曇り
気温12℃〜18℃
稜線は風があり涼しいが風が当たらない場所は暑い

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 自家用車

飯能駅で待ち合わせ

行き（電車）
飯能7:13→芦ヶ久保7:55

帰り（バス）
名郷16:20→飯能17:20

コース状況／危険箇所等

・芦ヶ久保駅から二子山〜武川岳
二子山雌岳、焼山、鳶岩山への登りは非常に急登。
道は分かりやすく標識やピンテも豊富。

・妻坂峠〜大持山の肩〜ウノタワ
妻坂峠への降りはかなりの急斜面。
大持山の肩へは1時間半も登りが続く
ウノタワへの降りも急な箇所があり、とにかくアップダウンさせられる。
道自体は分かりやすい

・ウノタワから横倉林道起点〜名郷バス停
ウノタワからの下りは落ち葉で踏み跡が分かりにくく、足元も緩く滑り易い。ピンテや標識を頼りに進む。
下部は沢沿いの道となる。
林道に出てからは特に問題となる箇所は無い。
名郷バス停は本数が多く無いので遅れないようにしたい。

その他周辺情報

宮沢湖温泉 喜楽里別邸　大人1,100円　23時まで営業

写真

4/29 7:57

飯能駅に車を置きnameless7cと合流、芦ヶ久保駅まで西武秩父線で移動した。
西武秩父線乗ったの何年ぶりだ…？5〜6年？
とにかく久しぶりだ。

飯能駅で待ってる間も外のバスロータリーも電車の中も芦ヶ久保駅もとにかく登山者だらけ！
GW始まった感あるな

4/29 8:05

今日は芦ヶ久保駅から二子山〜武川岳〜ウノタワと繋げ、奥武蔵の未踏ルートを一気に埋める計画だ。

自分（kukaminn）もnameless7cも久しぶり二子山で全然覚えてないから逆に新鮮な感じになってる…

4/29 8:09

途中地面を這っていた大きなミミズ！
nameless7cに比較用タバコ箱を置いてもらったw

4/29 8:13

ここを左に曲がれば沢コースだが、今回はnameless7cが未踏の浅間神社を経由する尾根コースで行く
（正面の線路をくぐる）

4/29 8:14

この先にキャンプ場がある為か綺麗に整備された道。
前に来た時こんな綺麗な道だったかな…？
鳥居を潜ってすぐ右手に折れ急登が始まった

4/29 8:20

眼下に見えるのはキャンプ場への道だ。

4/29 8:20

すぐ暑くなり薄着に着替える。
今日はもっと寒いと思っていたので冬用パンツ履いて来たが初夏みたいな暑さで参った。

4/29 8:30

中々調子が良さそうなnameless7c。
コロナ罹患して激痩せしてから登山能力が上がってるよな〜
やはり自重を軽くするのが1番なのか…

4/29 8:50

浅間神社手前の急登！
コレは中々…

ここら辺は薄っすら覚えてるな

4/29 8:51

お、神社見えた

4/29 8:52

枝を掻き分けるnameless7c

4/29 8:53

浅間神社に挨拶をして通過

4/29 8:53

神社の裏手からは秩父市街の眺めあり

4/29 8:54

さて、先に行きますか

4/29 9:01

只管登りが続く。
二子山迄はこんな感じなのかな。
自分は前にこのルート歩いてるはずなのに全然覚えてないわ

4/29 9:06

標識は結構頻繁にある

4/29 9:07

熊注意の案内何回目だ？

4/29 9:36

二子山が近づくに連れ岩場が増えて来た

4/29 9:44

お、二子山雌岳到着！
ここで沢コースからの道と合流。
二子山は双耳峰、次はもう一つの耳である雄岳へ

4/29 9:47

雌岳からの下りは中々激しい

4/29 9:47

ここら辺までで5人ほど登山者とすれ違っているが、皆降りの登山者だった。
みんな何処から登って来たのだろうか。

そして今雄岳への登りで先行者男性が一人。
初めて同じ方向へ歩く人発見！

4/29 9:48

雄岳への急登を行く先行者男性。
結構なお年に見えるが安定した登りを見せる

4/29 9:51

振り返ると二子山雌岳

4/29 9:53

二子山雄岳到着！
先行の男性以外登山者は居なかった

4/29 9:53

雄岳の標識
標高882mか、あまり高く無いんだな

4/29 9:56

山頂の少し先にある展望岩場に来た

4/29 9:57

武甲山近いな〜
でも山頂付近は雲被ってるなあ。
青空も消えかけてる。
予報では今日は夜まで晴れる筈なんだがなあ

4/29 9:58

正面のとんがったピークが武川岳か？
まだまだ遠いなあ〜💦
（コースタイム2時間ほど）

4/29 10:02

山頂まで引き返し武川岳への分岐（右手降り方向）へ進む

4/29 10:01

いきなり結構降らされるな

4/29 10:03

二子山山頂付近は岩がゴツゴツしてる

4/29 10:12

一旦斜度は緩んだ。
稜線上風が当たる場所は涼しくてサイコーなんだが、風が当たらない場所はムシムシするな

4/29 10:20

二子山の双耳峰がバッチリ見えてる

4/29 10:24

薫風って言うのか、新緑のシャワーと気持ち良い風が素晴らしい

4/29 10:37

次第に斜度は急に…

4/29 10:39

かなりの急登！
かつて反対側から歩いた事のあるnameless7cが「そういえばこんな感じだった…」と。

4/29 10:40

短いが激しい急登が終わり視界が開けた

4/29 10:41

次なるピーク、焼山到着。
武甲山が良い眺め。

疲れたのでここで持って来たドーナツを齧りながら小休止。
休憩中後ろから二人組男性がやってきた。

4/29 10:41

山頂の雲は取れたみたいだな

4/29 10:45

レンゲツツジ？
色鮮やか

4/29 10:46

焼山からの下りも結構急斜面

4/29 10:56

林道に合流する様だ

4/29 10:57

通行止めの林道。
ここは左に進む

4/29 11:02

ここを右に上がり林道とはサヨナラ

4/29 11:06

また急登に突入
ここら辺は足元が悪くて登りにくかった

4/29 11:19

すっかり日が陰るが、お陰で急登も汗だくにならずに来れた。
急登が終わり一旦平坦な道に。

4/29 11:22

武川岳手前のピーク、蔦岩山到着。
山頂ではソロ男性が昼飯タイム

4/29 11:23

あれが武川岳か？

4/29 11:29

また晴れ間に。
木漏れ日の登山道が気持ち良い

4/29 11:40

緩い登りを経て武川岳到着

ここまで芦ヶ久保駅から3時間半かかった

4/29 11:41

ここまで20人ほどすれ違ったが、武川岳山頂は10人以上が休憩しており賑やか。
休憩中にも更に10人ほどがやって来た。
人気の山なんだなあ

4/29 11:41

武川岳の標識と記念撮影

4/29 11:51

まだ先は長いがここで昼休憩とする。
nameless7cがコーヒーを挽いてくれた

4/29 12:10

20分で休憩を終え先へ
次はいよいよ急登の妻坂峠だ

4/29 12:12

ミツバツツジが各所で咲き誇る

4/29 12:13

初めは緩やかな降りだが…

4/29 12:18

次第に斜度は急に…

4/29 12:24

先が見えないほどの急坂！
nameless7c曰くここからが妻坂峠への降りの本番との事

4/29 12:28

木々が切れ大持山から武甲山への稜線が見えた。
また青空も見えて来て良い感じ

4/29 12:29

1番の急坂区間を終え振り返る。
「この先岩場数箇所あり」の看板。

4/29 12:30

武川岳前後に幾つか熊のフンがあった。
熊出没注意の看板に偽りは無さそうだ。

4/29 12:31

妻坂峠到着。
武甲山登山の際反対側から降って来たことはあるが、武川岳方面から来たのは初めてだ。

4/29 12:32

こちらを進めば武甲山の一ノ鳥居方面。
こっちも急なんだよなあ

4/29 12:38

次の分岐である大持山の肩までは1時間半の登り。
武川岳までで結構体力を消耗している身にとっては中々大変そう

4/29 12:46

奥武蔵の新緑を満喫
風が気持ち良い

4/29 13:09

道の脇からガサゴソ音がするので覗いてみると若い鹿が二頭

4/29 13:10

かなり近いのに逃げず食事をしていた

4/29 13:10

少し遠くから一頭が登山道に出て来た

4/29 13:10

こちらを覗いている

4/29 13:14

ここから大持山の肩の間に団体さんが2組もすれ違う。
他の登山者も含めこの区間で40人近くすれ違った。

4/29 13:39

まだ咲いているヤマザクラもあった

4/29 13:50

大持山の肩到着。
妻坂峠から1時間20分かかった。

4/29 13:57

今日は雲多いけど、冬の空気が澄んだ時にくれば眺め良さそうだな

4/29 14:04

休憩もそこそこ、ウノタワへの下り開始

4/29 14:06

カタクリの花？
所々見かけた。

4/29 14:13

最初の急坂を降った後は暫く平坦な道が続いた

4/29 14:19

中々眺めの良い稜線だ

4/29 14:21

ウノタワ直前、また大きく降る

4/29 14:23

ウノタワ到着

4/29 14:23

鳥首峠⇄ウノタワ間は歩いた事あったから、コレにて赤線が繋がった！

4/29 14:24

前に来た時は秋だったが、新緑の季節も良いな。
nameless7cは冬に来てみたいらしい

4/29 14:25

ウノタワ伝説の看板

4/29 14:25

また季節を変えて来てみたいな

4/29 14:30

さて、ここから名郷に降るのは自分もnameless7cも初めて。
バスの時間には余裕で間に合うと思うが…

4/29 14:37

足元は緩く落ち葉で踏み跡も分かりにくいが、地形的に先は見えるしピンテもあるので迷う事は無さそうだ

4/29 14:41

苔むした静かなルートで雰囲気は良い

4/29 14:42

まだウノタワから500mしか進んでいないのか

4/29 14:45

林道までは1時間ほど降る様だ

4/29 14:48

4/29 14:54

水音がしだしたと思ったら沢が脇を流れ始めた

4/29 14:56

度々標識がある。

ここでもう一本の沢と合流

4/29 14:58

夏でも涼しくて気持ちよさそうな道だな

4/29 15:00

巨岩が増えてきたな

4/29 15:02

堰堤が見ると登山道も終わりだ

4/29 15:03

林道が見えた。
バス停まで60〜80分か…

4/29 15:04

ウノタワ入口まで降りて来た

4/29 15:15

林道は歩行する分には問題ないが車両通行は無理だな

4/29 15:32

横倉林道終了。
ここからは普通の林道歩きだ

4/29 15:31

こちらは妻坂峠から直で降りてくるルート。
nameless7cは歩いた事があるらしい

4/29 15:35

入間川起点の碑

4/29 15:55

藤の花が其処彼処に咲いていた

4/29 15:59

前にnameless7cが歩いた時は台風被害から回復し切れていなくてここら辺も車両通行止めだったらしい。
今は新しい橋もいくつかかかり車両も問題なく走れる様に。

4/29 16:01

4/29 16:09

キャンプ場の横を只管歩く。
キャンプ場は中々混雑していた。

4/29 16:13

走って抜いて行った登山者を見てバスの時間を確認すると16:38だと思っていたバスは16:20発だった！
慌てて走って名郷のバス停を目指す。

4/29 16:15

バスが来る5分前にバス停に着く事が出来た。
この後バス停に停る度どんどん登山者が乗って来てぎゅうぎゅうの満員になったが幸い自分たちは座って飯能駅まで帰れた。

4/29 17:35

あまりにも腹が減りtimesでソフトクリームを食しエネルギー補給

4/29 19:26

宮沢湖温泉喜楽里別邸にて汗を流し、晩飯も。
GWのせいかかなりの混雑だった。

4/29 20:20

既に20:20。
温泉を後にし飯能駅で解散。
お疲れ様でした。

撮影機器：

iPhone 12 128GB SoftBank Apple

感想

kukaminn

先週、先々週と数年ぶりに奥武蔵や奥多摩を歩いて登山初心者の時の気持ちを思い出していたが、ついでにまだ歩いていないルートの事も思い出してしまった。

かつて奥武蔵の先輩であるnameless7cに激しくおすすめされた武川岳、二子山から南の武川岳へと連なる稜線をまだ歩いていない。
またかつて疲労撤退し果たせなかったウノタワ〜大持山間の稜線歩き。
この二つを一気に繋げてしまおうというのが今回の計画だ。

彼にとっては既知の道ばかりだからあまり盛り上がらないかも…と思いつつnameless7cを誘ってみるとまさかのOKの返事。
晴れ予報の土曜日に飯能駅に集合し、西武秩父線で芦ヶ久保駅に向かった。

nameless7cも自分も芦ヶ久保駅で降りるのも二子山へ登るのも数年ぶりでハッキリ言って全然覚えていなかったが、それが逆に新鮮だった。

適度に暖かく風もあり非常にハイキング日和。
奥武蔵名物のアップダウンの連続と急登を存分に楽しみ（？）新緑と戯れた。

武川岳まではまだ元気もあったが、妻坂峠の激降りと大持山の肩への長い登りは結構消耗したし、ウノタワからの下りも長かったが楽しみつつも思いっきりロングハイクが出来て非常に満足。

暑くなる前にまた何度か奥武蔵に来てみようかな。