大滝橋-畦ヶ丸-鳥ノ胸山-中山-(道志みち)唐沢橋バス停
- GPS
- 07:23
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 1,412m
- 下り
- 1,075m
コースタイム
天候 | 曇り時々雨、一時晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復)唐沢橋バス停15:25-15:50旭日丘バス停(15:43)-16:20JR御殿場線御殿場駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
大滝橋バス停からすぐ、大滝沢を渡った後登る岩が濡れていて、滑ります。 畦ヶ丸山頂と避難小屋の間に、クマと見られる獣糞がありました。 大界木山の先、浦安峠へ下り始めて2〜3分のところ、道なりから外れて、ほぼ直角に右折するところがあります。非常に見落としやすいところです。 浦安峠から雑木ノ頭までの道は、高低差もなく、歩きやすい快適な道です。 ただし、クマ棚や新しい糞があったので、熊除け鈴は必携です。 鳥ノ胸山の山頂付近の傾斜はきつく、特に道志側からの登りは植林の中の単調な登りになるので、覚悟が要りそうです。 |
その他周辺情報 | 鳥ノ胸山の道志側の降り口、中山バス停のところには、道の駅があるので、バス待ちの時間調整に便利です。 大滝橋バス停の登山口には、登山届けのポストはありません。 |
写真
感想
丹沢の登山道がついている未踏峰で、もっとも標高の高い鳥ノ胸山(とんのむねやま)1207.8mが今日の目標。
道の駅どうしからなら1時間半くらいで登れるようだが、横浜からは公共交通機関での道志へのアクセスが悪いので、折角だから、縦走するルートを考えた。
畦ヶ丸は、善六ノタワ周りで西丹沢自然教室まで降りてきたことがあるが、大滝橋からの東海自然歩道のコースは歩いていないので、大滝橋出発とする。
新松田からの始発のバスに乗れば、道志の中山バス停にくる夕方1本だけのバスには、間に合いそうだ。休憩なしのコースタイムより10分ほど速く歩けばよい。
ただし、大界木山から浦安峠へのみちはバリエーションルートになっていて、他の方のレコで道迷いが多発していそうなので、ここであまりロスしないようにしなくてはいけない。
朝の天気予報では、雨になるようだったが、出かけるときに降っていなかったので、出発した。途中で激しく降られたら、引き返してもいいし、という気持ちで行った。
登り始めてしばらくすると、ポツポツと来て、一軒屋避難小屋に着いたときには、カッパ着ないとだめかなというほどになって、小屋の中でおにぎり休憩をした。
食べ終わってみると大分小降りになっているので、そのまま出かけた。このとき測量の方が一人登ってきたが、この日山の中であった唯一の人であった。
その後、ときどき小雨に降られたり、ガスがかかったりしたものの、陽が差す時間もあり、足元以外は大して濡らさずに済んだ。天気に関しては、強行して正解だったかも。
畦ヶ丸から大界木山までは、前に山中湖から歩いたとき、富士山を背にしていたので、西向きに歩くときは富士山を所々見ながら歩くので良いだろうなと思っていたが、今日は完全に雲の中で、一回も顔を見せることはなかった。
大界木山の先の浦安峠への下降点は、先人のレコで予習していたので、札を見失わないようにゆっくりと歩き、無事に発見できた。
そして、道迷いの非常に多いと言われている右への分岐。5分くらいと書かれていたものがあったので、時計で時刻を確認しながら下っていると、それらしきところには出た。でも、まだ2分程度しかたっていない。まだそこが現れるのは早いだろうし、右に折れる道は心細い踏み跡、まっすぐの道はそれまでと同じくらいはっきりした踏み跡。おそらくはここではなく、もう少し先に迷いの分岐が出てくるのだろうと思ったが、下って行って、登り返すのもなんなので、ちょっと右へ様子を見に行ってみようと、入っていった。どんどん入っていっても、道はなくならないし、かえってはっきりしてきたので、こちらが正解だったのかと納得した。分岐で右の道の写真は撮っていたが、間違えやすいまっすぐの道を撮っていなかった。また戻ってくるようなつもりがあったからかもしれない。大分下ってからの確信だったので、とても戻れなかったが、あそこの分岐には、何か分かりやすい表示が必要だと思った。次に通ることがあったら、何か残していこうと思う。
浦安峠から少し登ると、雑木ノ頭までは標高1100m辺りを歩く快適な道である。ここはまた歩きたいと思う道である。
平指山の手前で、クマ棚を見つけた。写真でしか見たことがない。それまでもクマ棚の下を歩いていたことはあったのかもしれないが、あまり真上を見ながらは歩かないので、気がつかないのかもしれない。今回は、道の真ん中に、不自然にクヌギの若い枝が落ちていたので、ピンときた。
しばらく行くと、まだ新しい獣糞があったので、クマのものに違いないのだろう。
畦ヶ丸の山頂と避難小屋の間にも白いカビ?が生えている同じような糞(こちらは木の実の粉が満遍なく混ざっていた)があったので、あちらもクマのものだったようだ。そのときには、イノシシかなとも思ったが、外れだったようだ。
中山バス停には予定よりも大分早くついたので、道の駅をぶらぶらした後、元気もあったので、バス通りを歩くことにした。
地図にもバス停の路線図にも次のバス停が書かれていなくて、次のバス停までの距離も分からないが、一本しかないバスなので、逃すと困るので、バス停ごとに時刻表を確認し、次のバス停まで到達できなかったときに、戻ってこれるようにした。
道の駅の近くで、民家のおばさんにここが自由乗降区間であることを聞いたが、歩いていくごとに、自由乗降区間を外れたりしているのではないか、見通しの悪いところでバスに追いつかれて、うまく止まってもらえないのではないかとの心配も出てきて、結局、バス到着の10分前のところまで歩いて、バス停で待つことにした。
曇っていたが、少しばかり青空ものぞいて、丁度良い気温の快適な歩きとなった。
前回の袖平山から、あまり間を置かずに山に来たが、今回もたくさんのきれいな紅葉を眺められた。帰りのバスから見た道志や山中湖の紅葉、高指山の枯れ草の山腹も見事だった。富士急バスは貸切状態で、旭日丘での乗り継ぎに無線連絡してもらい、予定より早いバスに乗せてもらうことができ、運転手さんの心遣いにとても良い気分で帰ってくることができました。
紅葉からスギ花粉が飛ぶ雪解けまでが、丹沢のベストシーズンですね。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する